ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

温かさ、優しさを感じてもらえるような外観の住まいが完成しました。

外構・造園が完成すると建物が落ち着きます。

落ち葉の清掃や草取りが少なくて済むような仕様としました。

毎日を楽しんでお住まいいただけることを願って居ります。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

30日は上棟式です。

クライアントさん、職人さんに気持ちよく上棟を迎えていただくために、天気が気になります。

さて、私どもの上棟酒は皆さまに運が開けるようにと「開運」と決めております。

化粧紙も紅白のおめでたいデザインでとても気に入っております。

味も好評です。

ところが、のしで隠れてしまいとても残念に思っておりました。

今回は、住まいの形をかたどったのしを作りました。

如何でしょうか?

南山の家

●設計事例の所在地: 
愛知県日進市
●面積(坪): 
43
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

三角形で斜面地というかなりイレギュラーな敷地。ここに家族4人(建設当初は夫婦のみ)のコンクリート打放しの住宅を作った.周囲から際立つことがないように可能な限り敷地の形状に沿うように建物を配置した。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「主人は好きな車を買うために働いていると言っているので屋根付駐車場は作って
あげたいと思います。

駐車場は屋根付1台+2台
リビングダイニング
和室 
寝室 
書斎 
アトリエ(彫金)
子供部屋(始めは1部屋その後2部屋に増やせるように)
納戸

できればこれでお願いしたいと思っています。
難しいでしょうか?
この大きさだとどれくらいの予算が必要になりますか?」

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「HPに載っている家や実際にお伺いしてみた印象がとても良かったので、全く迷いなく宇野さんにお願いしようと思いました。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

変形の傾斜地にご希望の機能を叶えながら予算内に納めるのは難しかったです。

依頼者の声: 

「当初はエレベーターは考えていなかったのですが、宇野さんの提案で設置したところ、今は子供ができ、荷物の持ち運びなど大変助かっています。またコンクリート打放しということで寒さなども心配でしたが、半地下にしたり、コンクリートの内部に断熱材を打込んでいただいたおかげで大変住み心地の良い家になったと思います.また薪ストーブもオリジナルでデザインし作っていただき、毎年冬になるのが楽しみです.コンクリート打放しは壁のひび割れが原因で数年はメンテナンスが必要とお聞きしていました.おっしゃられる通り築後3年ほどは漏水などもありましたが、こまめなメンテナンスをしていただき、今では漏水もなくなりました。今は子供の予定通り2人になり楽しく暮らしています。」

その他の画像: 

玄関アプローチ

斜面下からの全景

南側テラス

テラスと植栽

階段室

リビング

キッチン

パティオから浴室洗面を見る

夜景

廊下、本棚

竹ノ山の家1

●設計事例の所在地: 
愛知県日進市
●面積(坪): 
45
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

崖地に建つ鉄骨造3階建ての家。目の前に広がる山を愛でるために全面ガラス張りの家。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

景色を楽しめるシンプルな家。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「素晴らしいデザインと実際の建物もとてもていねいな作りで上品な印象でした。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

崖地ということで基礎工事など予想以上に工費が懸念されました.しかし、事前の調査など綿密に行なうこととこまめな予算書の制作と説明により、実現することができました。

依頼者の声: 

「ハウスメーカーの提案は崖の下によう壁を作る案で、全くこの敷地を生かせる提案ではありませんでした。宇野先生に相談したところすぐに今の家のプランを提案されました。私たち夫婦はそれを見て大変感動したのを覚えています。素人には到底考えられないものだったからです.すぐにその案で進めることをお願いしました。基礎などのことでスムーズには行きませんでしたが、建物は予想以上に美しく、住み心地もとてもよく、季節毎にうつろう景色を見ながらとても楽しく暮らしています。」

その他の画像: 

遠景

玄関ホール外観

玄関ホール

ダイニングから玄関ホールに上がる階段

リビングからダイニング、キッチンを見る。

キッチン

テラス

洗面所から浴室を見る。

書斎

夜景

I-1068、木造、パネル工法(2x4含)の間取り設計(神奈川県)

ユーザー neomarin の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
平塚市
依頼内容: 

■依頼したい仕事:間取り設計
■建設予定地:神奈川県平塚市***********
■土地:282m2
  ◆地 目/宅地
  ◆都市計画/市街化区域
  ◆用途地域/第 1 種低層住居専用地域
  ◆建ぺい率/50%
  ◆容積率/80%
  ◆設 備/公営水道・公共下水・都市ガス・
東京電力
  ◆現 況/更地
  ◆引渡し/相談
  ◆備 考/①******地区地区計画
②埋蔵文化財包蔵地内
■建物についての希望
  木造、パネル工法(2x4含)、外壁:タイル、屋根:陶器瓦、3LDK、平屋
  広さは上記仕様との兼ね合いで調整。オール電化(電気温水器とIH)、太陽光不要。
  断熱気密はZEHレベル。
■予算
  ・本体工事(税込):1500万
  ・付帯工事(税込):200万
  ・契約外別途:70万
  ・土地諸経費込:1870万
  ・外構工事:150万
  ・カーテン、家具、照明、エアコン工事:275万
  総工費:4065≒4100万円
 
■建築家に依頼したいと思った理由:妻がプロに頼めというから、、、。
■その他:現在、土地は申し込み済。契約前に地盤調査します。結果は10月3日に判明。
       地盤改良が必要になれば本掘のリスクが生じるため、土地はキャンセルします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





I-1067、アメリカンヴィンテージ風の家(岡山県)

ユーザー さんけつ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
岡山県
現住所‐郡市区町村: 
岡山市
依頼内容: 

アメリカンヴィンテージ風の家
現在建て替えを検討中で、土地は25坪程です。
雰囲気はアメリカンヴィンテージ、おしゃれなカフェのような家が希望で、木を使って長く住めば住むほど、家族の思い出と共にどんどん味が出てくるような家を建てたいです。
今は夫婦と子どもの3人家族、狭い土地ですができれば駐車場2台分、リビングからフラットに続くウッドデッキ、土間があれば…と、
あくまでも理想ですが…。
予算は設計料や解体費等も全て含めて1,800~2,000万くらいでお願いしたいです。
一生に一度の大きな買い物のため、私たち家族にお力を貸していただけませんか?よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りで、工事関係者が集まって、
工事のいろいろを調整しました。

こちらの家。
地下1階がRC造で、地上2階が木造という
混構造なんです。

道路と敷地で2m弱の高低差があるので、
半地下を創って、造成費用を抑えながら
家を計画しているんです。

こういった混構造で注意が必要なのは、
RC部分と木造部分の調整です。

特に、RC部分は、工事に取り掛かるまでが重要。
家全体の納まりや、電気や設備のルート等含めて
全てを調整しておかないといけません。

あとで、孔開けるわけにはいきませんからね。

木造の時にも、当然そういった調整はするのですが、
混構造の時は、なおさらです。

実は、このところの雨で、工程が遅れ気味。
ただ、そのおかげで、昨日、工事に取り掛かる前の
全体調整を行うことができました。

逆に、きちんと調整できたこともあって
これからは、とってもスムーズに工事が進んでいくと思います。

いろんな道のプロがいます。

そのプロが持つノウハウやスキルを生かしながら、
ベストな工事をしてもらう。

当たり前のようですが、それが大切です。
そうやって進めてもらえるよう、調整します。

最近は、肩肘張らず、自然体で関わります。
きっと、今までの経験のおかげなんでしょうね。

いい家創りのために。

守山の家S邸、4世代の大家族が暮らすための家!!

●設計事例の所在地: 
愛知県名古屋市守山区
●面積(坪): 
239.68㎡(72.63坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

光と風が気持ちいい和モダンな家。住み慣れた築80年の家を取り壊し4世代の大家族が暮らすための家です。自然素材の程よい呼吸が感じられ、木の香りが漂う明るく快適な空間となっています。既存の建物の素材も活用しながら、先祖代々続いていく流れを大切にし歴史を繋いでいます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

既存の建物の耐震が心配。
四世代が独立した部屋を確保したい。
既存の建物の一部を活用したい。
在来の木造建築で、壁は土壁工法としたい。
長期優良住宅とし、耐震性や断熱性能のしっかりした家にしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ホームページを見て声を掛けていただき、お会いして話をさせていただいたところ、真面目な人で、こちらの要望をしっかり聞いていただけるので安心してお任せしても大丈夫だということでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

先祖が残してくれた家には思い入れがあり、この家族だけの歴史がそこあります。新しい家にその時の流れを断ち切ることなく新しい時代を過ごせる住まいを、この先また何世代も続いていける家族のための空間を創ることが大きなテーマとなりました。
既存の建物には東西に貫く長い地棟があり、それを切断して新しい家の吹き抜け空間に利用しています。それは上部のロフトを支える梁としての役割も果たしています。その吹き抜けの天井材には既存の床天の板を化粧して使用しました。玄関の式台は既存の構造材である梁を薄く化粧して使用しています。
外部のアプローにある大きな岩とそれに寄り添うワクラの木は元々そこにありました。今までこの家族を見守り、多くの来客を出迎えてきたであろうこの岩と木が真新しい玄関先でその歴史を引き継いでいます。また外部の土間の一部に既存の瓦を仕込んでいます。
今までこの家族とともにあった先祖の思いの詰まった既存の家の全てとはいかないまでもパーツをリノベーションすることで少しでも思いを次の世代へ繋ぐことができると思います。だからこそ場の空気感に奥深さや温かさがあり、家族が楽しく過ごしている風景がいつまでもここにある、そんな思いを共有しながら創造した住まいです。
そして光や風を取り入れ、木や土壁等の自然素材の程よい呼吸が感じられるの気持ちのいい空間となっています。
依頼主の希望で長期優良住宅の認定を取得し、耐震性や断熱性能、構造躯体の耐久性が高く維持管理が容易にできるよう一般住宅より優れた性能を持っていて、よりよい居住環境が確保されています。

依頼者の声: 

つい先日こんな声をいただきました。
以前から既存の建物の耐震が少々心配でした。それと四世代が独立した部屋を確保したいと願っていて建て替えを検討していました。
在来の木造建築で、壁は日本の四季にマッチした土壁工法としたい。
既存の建物(柱・梁・板等)の一部を活用し、庭(岩・木等)はそのままの形で残したい。
そんな要望を抱いて家族で住宅展示場巡りをしましたが、一長一短で特に決めてはありませんでした。ただ焦ることもないと思っていました。

程なく、長男夫婦がインターネットを検索していたら偶然にアンドウ設計事務所というところを見つけ、掲載内容(メセージ・仕事の進め方・作品紹介)から判断して一度お話を伺ってみてはどうかとなりました。
後日、安藤設計士さんにご足労いただき家族一同、色々とお話をさせていただきました。真面目な方で、こちらの要望をしっかり聞いていただきましたので安心してお任せしても大丈夫だと思いお願いすることにしました。

一ヶ月後、新築の計画図が出来上がりました。その内容は、木柱を基本に我々の要望が概ね網羅され大いに満足できるものでしたので、改めて安藤設計士さんにお願いして良かったと思いました。その後、打ち合わせを重ね3~4回の変更をお願いして最初のプランから約四か月後に設計・工事監理業務委託の本契約を経て本設計をしていただきました。

工事開始から安藤設計士さん立会いのもと、施工業者と毎週工事の定例打ち合わせが行なわれました。その際、作業工程表の基に進捗状況の確認や報告を受けたり、こちらの要望をその都度確認できました。設計士・施工業者・建築主の三者が、工事状況を共有することにより、事前に工法等の勘違いも是正できて非常に安心しました。
その結果、新居完成までに工事打ち合わせ会議記録簿が、資料を含めて4冊にもなりました。

本契約後、安藤設計士さんの設計された住宅を見学する機会がありました。
程なく施工業者の材料置き場で、新居に使用される大黒柱・通し柱等の主要建材を見て柱の太さに圧倒され耐久性を大いに確信することが出来ました。
多種の見学により、使用されると推測される資器材から新居の全体像を想像することが出来て新鮮な気持ちになり、改めて安藤設計士さんのこだわりを垣間見ることが出来ました。

風呂、キッチン、トイレ等の各メーカーのショールームの予約及び見学にも立ち会っていただきました。また、床暖房及び太陽光発電については適宜適切なアドバイスをいただき快適な居住環境が整い感謝しています。
  
新居は、和風モダンでしかも威風堂々とした素晴らしい家になったと大いに感じています。リビングは吹き抜け空間になっており、自然光が降りそそぎ明るくて開放感が増し部屋続きのキッチンと同様に家族の憩いの場所となっています。採光や風の取入れと床材の質感と相まって夏は涼しく、冬は暖くて最高です。
新築家屋ですが所々に、既存建物の丸太・梁・天井板を化粧して使用してあり、御先祖様が建てられた家への思い入れが、少しでも残して継承することになり心から感謝しています。
  
安藤設計士さんのモットーの一つである十数年先を見越した設計で、私達の夢が実現しました。天然の素材を使い、ぬくもりのある落ち着いた居住空間、四世代が一生涯満足できる家が完成して家族一同感謝しています。(満足度200%) 

その他の画像: 

ファサード
細長の織部の陶板と漆喰調の白壁のコントラストに栗板の木塀が加わり柔らかい表情になって
います。このようなさわやかな塀に囲まれている住宅です。

アプローチ
エントランスへと続く深岩石のスロープ、既存の瓦が仕込んであるところは来客用の駐車
スペースとなっています。そのバックにあるランダムな木柱は目隠しを兼ねています。
木格子はそれ自体デザインの一部となっていて17mに及ぶバルコニーの手摺です。

西面
日本瓦と土壁風の外壁で落ち着いたスッキリとしたフォルムとなっています。

アプローチからエントランス
深岩石の床と元々からそこにあった緑の岩とそれに寄り添うワクラの木が出迎えてくれます。

リビング
広い吹き抜け、高い窓と下の大開口窓から光と風が入り、外庭の緑と一体となってより豊かな
空間となっています。

リビングとダイニングキッチン
吹き抜けのリビングの奥にはダイニングキッチンがあります。たたみの部屋とも連続していて
広々とした空間を太い大黒柱がしっかり支えています。

大家族が集うダイニング
リビングの奥のダイニングでは北庭が見え、天井から自然光が降り注ぎ快適な食卓となって
います。

リビングと和室
リビングと和室は開け放して広い空間に、必要に応じて引き込みの襖戸で仕切ることもできま
す。

和室の縁側
障子の柔らかい光が溢れています。障子を開ければ美しい庭が広がり季節の移ろいを感じるこ
とができます。

広々とした栗板のデッキ
広いデッキはリビングから段差0となっていて、内外一体空間としてより広がりを感じること
ができます。

窯元の家N邸

●設計事例の所在地: 
岐阜県土岐市
●面積(坪): 
新設部分105.60㎡(32坪) 既設112.62㎡(34.13坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

漆喰の壁、軒の深い木造屋根等、和の要素は残しつつ、堅苦しくないお洒落で個性的な雰囲気の和モダンな外観、塀は陶器の織部の細長い陶板をアレンジしています。伝統的な日本家屋の形をしていながら、現代にもマッチしたデザインの住まいです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

窯元という仕事柄、食事を土足でできるよう台所と食卓の床は土間となっていて
住宅のプライベートな部分が仕事と混在してとても落ち着かない。
冬は底冷えで寒く、夏は暑い。
お母屋の床と土間との段差が大きくとても不便。
新しい住まいは仕事とプライベートを上手く仕切り落ち着いた快適な住まいにしたいという希望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

近くの人だということで生活内容が説明しやすいということ、相手の立場に立ってしっかり考えてもらえる人、そんな印象を持たれたそうです。それで最初のたたき台のプランをして動線もよく内容を気に入っていただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

プライベートを確保するため台所と食卓やリビングを上履きとましたが、仕事のことも考え直接仕事場の方へ行けるドアを設け段差も小さくすること、来客が来た時わずかに気配が感じられるよう小さな窓を設けました。
内装も家具も、木を基調とし、珪藻土の壁を設けるなど、自然素材で程よい呼吸をする品性のある空間としています。
基本的には依頼者の思いを積み重ねて住まいの形にしていきました。
築35年の母屋との融合もあって、その既設部分も耐震補強をし、全体に耐震性を持たせています。
この住まいは窯元という伝統を大事にしているクライアントの生活背景や和の良さをふんだんに取り入れつつも、現代のライフスタイルに合う様にアレンジした、個性的で和モダンな家となっています。

依頼者の声: 

4年経った先日こんな声をいただきました。

既設の住まいは木造の母屋と鉄筋コンクリートの増築部がありましたが、台所は鉄筋コンクリート造の方にあり窯元という仕事柄、食事や休憩を土足でできるよう床は土間になっていました。仕事面ではよかったのですが、住宅のプライベートな部分が仕事と混在していてとても落ち着いて居られない状況でした。それと土間と母屋の床の段差が異常に高いためとても不便なのと、冬は土間のため底冷えがあり夏は暑いという環境でした。
新しい住まいは仕事とプライベートを上手く仕切り落ち着いた快適な住まいにしたいという希望を抱いていました。

まず誰に依頼しようかということで、その方面で知っている方に同じ町の人で安藤さんという方がみえると聞き、早速お話を伺うため来ていただきました。いろいろ話をさせていただき、近くの人だということもあり生活内容が説明しやすいということ、相手の立場に立ってしっかり考えてもらえる人、そんな印象を持ちました。それで最初のたたき台のプランをしていただいたところ内容がよかったので依頼することにしました。

工事中、都合がつけば定例打ち合わせにも参加しました。
工事の進捗状況がよくわかったのと、その都度いろんな相談に乗っていただけたことは本当にありがたく感じました。

木造で増築ですが、無垢の木や土壁で落ち着いた快適な住まいになったと思います。既設の母屋も耐震補強も含め天井裏を広いロフトにするなど改造してもらい、新設との融合も自然なことのように全体の動線がとてもよく考えられていると感じています。
全体的に和モダンな雰囲気で特にリビングは木工家の早川さんに造っていただいたテーブルと壁のカウンターがベストマッチしていて、アイランドキッチンからリビング全体や掃き出し窓の外の庭が見えるのがとても気に入っています。
仕事とプライベートな仕切りもリビングやキッチンは上履きになったことで、プライベートな落ち着きは確保できつつそれでも仕事の関係上人の気配はわずかに感じられるなど微妙な関係性を確保できたと今も感じています。物理的にもわずかな段差で行き来ができるようにしてもらいました。
在来で造っていただいた浴室は洗場も使いやすく坪庭の照明を灯すと雰囲気がよく露天風呂感が味わえてとても快適です。

もう4年以上経ちますがその間、どんな些細なことでも電話一本で駆けつけてもらえます。
いろんな相談事にも乗っていただけるので、心強いと思います。そんな風にアフターもしっかりやっていただけるので、本当に感謝しています。

その他の画像: 

格式ばって重厚過ぎず、でも品があり落ち着いた佇まいです。
木格子の戸には、陶器の手掛が組み込んであり、窯元ならではのアイデアが生かされています。
夜は白塀の隙間から、住まいの光がもれて来て、幻想的な佇まいに変わります。

木や珪藻土を基調としたぬくもりを感じる雰囲気のリビングダイニングとなっています。
奥の壁に面して取り付けられた長い木のカウンターは、飾り棚だけでなく机としても利用が
出来ます。また、カウンターに面している白壁には掛け障子がありますが、それを外すと
開放できる窓が現れ風が通ります。その障子はインテリアのアクセントとにもなっており、
部屋全体に趣のある上品さが漂い、優しい雰囲気が部屋にもたらされています。

リビングから続いて設けられている和室スペースです。
敷かれているのはシンプルな縁なしの畳、壁は珪藻土、天井には簾にも利用されるイネ科の
葭を使っています。リビングと比べても違和感の無いよう、かっちりとした和室ではなく、
和の良さを生かしたモダンな畳の間としています。
伝統的な床の間の代わりに設けているのは、引き戸の収納がある飾り台。
また、カーブを描いた変則的な壁の後ろから障子を見せています。
天窓からは自然光が差し込み、全体的に明るい空間としています。

石を敷き、風情のある和風の中庭です。ガーデン部分の囲いには、既存の瓦を利用しており、
歴史を繋いでいます。栗板を使用した縁側を設け、ここに腰かけて日向ぼっこをしたり、
お茶を飲みながら季節の移り変わりを感じたり、小さいながらもこの中庭はホッとする
住まいの癒し空間となっています。漆喰の壁で囲まれているため、他人の目を気にする必要も
ありません。

木のぬくもりと、石のバランスが美しい和モダンのバスルーム。バスタブに面する開口からは、中庭を見ることができます。これによって、まるで和風旅館や温泉に来ている気分にもなれそうな、最高のリラックス空間となりました。木板の素材には、針葉樹のサワラを使っています。
和モダンの家にマッチした上品でお洒落なバスルームです。

夕暮れ時に猫も縁側でリラックスしています。

羽黒の家

●設計事例の所在地: 
愛知県犬山市
●面積(坪): 
34
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

森の銅板の小屋。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

依頼者の最初のメールを原文のまま掲載します。
「生活のテーマは、地球や人に優く、自然と共存したいです。その他、細かい希望が沢山ありましたが、宇野様のHPを拝見させて頂いたら、上記以外の希望はどちらでも良いと思うようになりました。今までいろんな雑誌やインターネットで建築家や施工会社を探していましたが、現実はこんなものなのかな…と、高額な買い物をこんなストレスを感じながら買わなければならないと思うことばかりでした。私は、素直な気持ちで家を建てたいです。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

具体的な要望は少なく、土地探しからだったので予算的な調整に苦心しました。
ひとつ希望があったのは、銅を使ってほしいというものでした。銅を小波に加工して屋根と壁
に使いました。

その他の画像: 

外観

アプローチ。

玄関アプローチから玄関テラスを見る。

玄関アプローチ。

玄関テラス

リビングからキッチンを見る。

バルコニー

トイレ

キッチン

洗面所

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