ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、GWの真最中なのですが、

暦通りで動いている役所関係への行脚となりました。

最初は、とある市役所へ。

以前より準備していたのですが、

農地転用と建築許可の申請の提出日だったんです。

こちらの家創りは、市街化調整区域という

基本的には家を建てることができないエリアなのですが、

やんごとなき理由で、建築することを許可してもらう

という手続き。

しかも、そこが現状農地なので、宅地に替える申請も

一緒に実施するんですよね。

市、県と事前に調整を重ねてきてるので、

順調に申請の手続きをしてきました。

ただ、一点だけ、愛知県への相談事項が出てきたため、

その打合せのあと、愛知県(岡崎)へ急きょ移動。

相談は、10分程度で完了。

問題なく手続きを進めていける流れとなりました。

そのあと、再びですが、市役所へ戻って、

愛知県との相談結果を報告しました。

これで、スムーズに流れていくと思います。

何だか合理的でないような気がするかもしれませんが

こういった時の対応は、人任せや電話で済まさず、

実際に脚を運ぶことで、その後の流れが変わってきます。

そういった勝負所は、丁寧に進めていくように心がけています。

夕方には、とある家創りの敷地を視察へ。

日当たりは抜群なのでよいのですが。。。

道路との間に、この段差!

しかも。

第一種低層住居専用地域!!(法規制が一番厳しいエリア)

さらに!

道路の幅員が狭い。

お客様のご要望を考えると、なかなか難しい。

少しじっくりと考えないといけないようです。

家創りをスタートさせるために、

今日のように、事前の調整や検討が必要な場合があります。

そういった手続きを、単独で専門の方にお願するのは、

なかなか一般の方には難しいと思います。

そんな時は、建築家に相談してみるといいかもしれませんね。

私であれば、私の周りにいる、様々な専門家の知恵と力を

借りながら、ワンストップでスムーズに家創りへつなげていけると思います。

家創りは難しいのではなく、

愉しんでいただきたいです!

そんな愉しい家創りサポートしています。

美山のK邸改修

●設計事例の所在地: 
京都・美山
●面積(坪): 
46坪(この内今回工事対象部分は24坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築100年以上の茅葺き民家の改修である。
周辺建物でも工業製品化された外壁材が多く使われる中、この家では腰壁を無垢板張りに塗装、腰上の壁を漆喰塗りにするなど、周辺の景観に対する配慮も行った。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「長年風雨の影響を受けているため、構造部分の腐食も確認できていたため、構造部分にも手を入れること。
また田舎では、昔から様々な儀式祭礼が家で行われてきたことにより、玄関のある南側にハレの間として和室が配置されたため、生活のスペースは北側に配置されており、どうしても暗くなってしまう。
このため、今回の工事部分である北側はできるだけ明るくしてほしい。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

増築等はなく、既存空間の改修工事である。
昔の民家は現在のような基礎ではなく、いわゆる玉石基礎となっており、自然石を地面に据え、その上に柱を立てている。
このような構造のため、長い年月を経て部分的に基礎が下がると、当然その上に載っている柱梁も下がってしまう。
そして、その都度補修改修をしていないため、ズレの上に増改築を繰り返している状態となっていた。
限られた予算の中で、どこまでを補正して改修を行うかが難しい計画であった。

長年風雨の影響を受けているため、構造部分の腐食も散見し、部分的には構造材の取り替えや現代工法での基礎のやり直し等、大掛かりな工事となった。

新たに手を加えた部分は、建物全体に対して、主に北側の部分である。
この茅葺き民家はこの地域の民家のほとんどがそうであるように、南側に玄関があり、玄関から北側の台所まで続く土間の片側に厩(うまや/多くの民家で既に部屋として改修されている)と呼ばれる部屋がある。
そして、その反対側には、田の字型に建具で仕切られた4室があり、南側2室を仏間・次の間、北側2室を居間・寝室という構成になっている。
これは、昔から様々な儀式祭礼が家で行われてきたことにより、玄関のある南側にハレの間として和室が配置されたためであり、現在でも法事などの法要は家で行うことが多いため、南側2室の和室は改修されないまま残されていることが多い。
こういったことから、プライベートな空間は北側に追いやられ、日常の大半を過ごす空間があまり陽の入らない暗い空間になりやすい。
今回は昔からの柱梁を尊重しつつ、壁・天井は白を基調とした配色とし、床は落ち着いた空間となるように茶とした。

古民家の良さの1つは、間仕切りで空間を仕切っているため、場合に応じて大きな空間にもできることである。
今回は和室には障子戸、その他の部屋にはレースカーテンを用いて空間を仕切り、古民家の良さを損なわないような構成とした。

また、予算が限られていたため、今回工事で手を加える天井・壁等は最小限とし、30年程前の改修の際に余っていたサッシを利用する等工夫をした。
そのような限られた予算の中でも、少しでも暮らしやすくするため、可能なところには断熱材を入れ、空間の質を損なわないように、要所では漆喰塗りを施すなどの配慮をし、とりわけ屋外部分は、腰壁を無垢板張り、その上を漆喰塗りにするなど、周辺の景観に対する配慮も行った。

その他の画像: 

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

PHOTO:Masato Mitsuya

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

ハイサイドライトは、私も住宅設計においてよく用いる開口部の手法で、その効果としては大きく二つあります。
一つ目は採光で、フラットな天井際に横長のスリット状のハイサイドライトを設けると、自然光が天井面に当たって広がり、空間全体を柔らかい光に包み込む効果があります。

また、天井が高い空間ではハイサイドライトにより、奥まで自然光が差し込む効果があります。
二つ目の効果は、プライバシーの確保です。
住宅地の場合、周囲は隣家が接近し、道路側も人通りがあるため、他人の視線が気になります。
そのため、人間の目線よりも上部に開口部を設けることで、隣家の開口部との干渉を避け、外部からの視線を気にする必要がなく、落ち着いた空間を確保出来ます。

ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

住宅に採光を考える時、普通、メンテナンスし易い位置に作ります。
しかし、周囲に建物が密集している場合は、採光を上部から採ら
なければなりません。屋根にトップライト(天窓)を作ることが、
一般的になりましたが、日本では、古くから壁の高い位置に、
ハイサイドライトを設けて、いろりの換気や採光をしていました。
トップライトは、太陽光を制御するには、工夫が必要ですが、
ハイサイドライトは、壁に設ける配置を考えれば、必要な採光が
得ることが出来ます。また、高窓の開閉は、電動でコントロール
出来るコストの掛からないサッシも出来てきました。
ハイサイドライトは、部屋の通風をコントロールするには、
優れた方法です。トップライトと異なり、庇の使用により雨の対応も
出来ます。コストも、普通の窓と同じです。ただ、メンテナンスの方法を
考慮する必要があります。
写真は、一箇所は電動で開閉するサッシです。メンテナンスも
屋根側から出来ます。

密集地のハイサイドライト

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、午後から結構な時間をパソコンに向かって、

デスクワークをしていました。

GWということもあって、

誰からも電話が入らないので、

ビックリするほど、集中できてよいですね。

実は、明日プレゼン予定の家創りがあるのですが、

そのための資料を最終でチェック+取りまとめをしました。

とっても伸びやかに展開する、ユニークは平屋になりそうです。

プレゼン資料は、数日かけて作成します。

図面はもちろんですが、それ以外に、パースを創ったり、

基本的な考え方や、間取りの説明なんかまで、

盛りだくさんなんです。

ただ。

実は、プレゼンする時は、細かなお話はしなかったりします。

プレゼンの時は、細かな内容ではなく、

大きな方向性として、お客様のこだわりに、

どんな方向性がお勧めなのかを中心にお話します。

資料を家に持って帰っていただいた時、

改めて見かえしたりしますよね。

その時に、細かな部分への想いを読み解いていただければ

よいかなと思っています。

プレゼンの時だけでなく、後でも愉しい。

二度愉しめるといいなと思って、資料を一生懸命

創ったりしています。

夕方からは、狭小間口の家創りで、計画案を考案。

厳しい条件の中で、いかに光を取り入れるのか。

細い間口を感じさせず、いかに広がりを感じてもらうのか。

いろいろ試行錯誤しました。

あれこれと計画案を作成して、

最終的には、二つまでに絞りこんだところで終了。

また、後日、まとめることになりそうです。

こういった、厳しい狭小住宅は、ほんと燃えます!

夕方に、少し外出する予定があったのですが、

その時の空の写真です。

夕焼けのオレンジが、とってもきれいでした。

大好きな画家マークロスコを思い出させてくれる、

きれいなグラデーションに、ほんと癒されました。

GWもエンジン全開で愉しんでいきます!

小料理「こゆり」

●設計事例の所在地: 
長野県千曲市
●面積(坪): 
10坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

ハウスメーカーで建てたお母屋の横に奥さんのお店として小料理屋さんをオープンさせました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

予算は1000万円 カウンターと小上がりの個室を備えた家庭的なお店をつくりたい

依頼者があなたに依頼した決め手: 

工務店から独立した設計事務所だったから
いろいろと相談できると思ったから

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

予算を抑えるため、2間×5間の箱型のシンプルな構造としました。カウンターをメインにして1人で切り盛りしてもできるように給仕の仕方など何度も打ち合わせをしました。

その他の画像: 

外観

道路より高い土地に高齢になっても住み続けられる住宅設計・三村邦彦建築設計事務所 三村邦彦さん


 
道路より高い土地は一般的には、眺望が良く、道路側からの視線が緩和され、開放的な生活がし易いというメリットがあります。
 
道路より高い土地について、三村邦彦建築設計事務所 三村邦彦さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 三村邦彦建築設計事務所 三村 邦彦 の写真
藤沢市鵠沼海岸7-12-13
0466-31-1770

 

貴社が道路より高い土地を手がけたきっかけがありましたら教えて下さい。

 
独立前の設計事務所勤務時代に、傾斜地のマンション等の実績が多く、道路より高い土地等、条件が悪い敷地に対しても、特段意識しないで手がけていました。
 

道路より高い土地のメリットを教えて下さい

 
一面が開放された地階や地下車庫を提案・計画し易く、高さ制限・斜線制限の厳しい条件の敷地の場合、地階、又は、半地下とすることで高さを抑え易い。
土地を新たに購入する際は、道路とフラットの土地に較べ敷地単価が低くなり、値段交渉材料となる場合もあり得ます。
 
一般的には、眺望が良く、道路側からの視線が緩和され、開放的な生活がし易い。
 

 
 

道路より高い土地のデメリットを教えて下さい

 
擁壁を築造するとなると費用が多大になり、住宅の建築費用が圧迫する場合があります。
 
道路斜線が厳しくなる。
玄関へのアプローチに高低差が生じる。
 

道路より高い土地に建物を設計する際に注意しているポイントを教えてください。

 
道路との高低差による動線ストレスを緩和し、高齢になっても住み続けられる住宅設計を心掛けています。
 
又、既存擁壁がある場合は、申請・許可等を含む現況調査を充分行い、それによる申請等に障害の有無を初期段階で把握。
 

 
 

鎌倉市 津西の家は古い擁壁で悩まれていたそうですがどのように解決されたのでしょうか?

 
古い擁壁を新たな擁壁に築造すると多大な金額となるので、道路面と同じ高さの地下車庫・地下室としてその部分の新たな擁壁を省く設計としました。
 
それ以外の部分については擁壁上の土を取り除き、既存擁壁の荷重負担を低減し、部分改修することで既存擁壁を引き続き利用しました。
 

 
 

湘南みずきの家・西鎌倉二世帯住宅・藤沢市 鵠沼4世帯住宅などは地下室を上手に利用して高低差を解決されているのですね。
貴社は地下室も得意なのでしょうか?

以前は3軒に1軒以上は地下利用の住宅でした。

「湘南みずきの家」の施主様は、地下利用を前提にあえて道路より約2.5m高い分譲地を選択されました。
 
鵠沼4世帯住宅は、風致地区で設計条件が厳しく不整形な高低差のある60坪弱の土地を購入し、「4世帯住宅を建てたい」と聞かされた時は、駅から遠く、多少の不便でも、もっと広く平坦な土地探しを薦めましたが、この土地の欠点でもある約3mの高低差を利用して、容積緩和が受けられる総地階とし、要望である3台分の駐車場、大型バイク2台、自転車5台を収容しました。
 

 

道路より高い土地の設計を貴社に依頼するメリットを教えて下さい。

 
「道路より高い土地」に限らず様々な悪条件の敷地を克服してきた経験を基に、コストを意識した多種多様な建築計画を提案できます。
道路斜線・北側斜線がNGになる場合でも、天空率といった手法でクリアすることを提案できるので、プラン計画の可能性が広がります。
 

土地を購入する前の相談にも乗っていただけますか?

 
土地購入検討から値段交渉→申込み→契約→引渡し時には、毎回同席し、アドバイスいたしますので、ご安心して手続き出来ます。
 
又、購入検討の土地に、ご要望・予算をとり入れた住まいがどのように建築できるかが、大きな問題なので、間取りプラン・外観計画は勿論。
住むまでに土地・建築費以外に必要となる費用(各種登記税金、ローン手数料・解体・仮住まい・引越・カーテン費用、火災保険料その他諸々)を含んだ費用集計表を提示・提案しますので、土地購入の決断がし易いようにご協力いたします。
 

道路より高い土地に建物を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

 
ローコストに建築する場合でも、基礎・擁壁の基本性能を下げることができないので、工事費を初期段階で掌握し、費用的に実現不可にならないようにコスト意識を持ちながらプラン検討することが大事です。
 

三村邦彦建築設計事務所 三村邦彦さんの道路より高い土地・設計事例

   

画像 建物の名称 紹介文
藤沢市 鵠沼4世帯住宅

この土地の大きな欠点でもある約3mの高低差を利用して、容積緩和が受けられる総地階とし、
要望である3台分の駐車場、大型バイク2台、自転車5台を無理なく収容できた点。
東住戸地階は隣地の承諾により敷地境界沿いにドライエリアを設ける事により、地階でありながら、

西鎌倉二世帯住宅

道路と敷地の高低差を利用し、広大な半地下と2台分の駐車場を確保しました。

鎌倉市 津西の家

『緑豊かな風景をできるだけ室内に取込むにはどうしたらいいか』ということで、それを可能にする構造、開口、プランニングを考えました。
地階玄関は1階北側にする考えもあったが、隣接のアパートの南面を避け、玄関収納を大きくとれ、駐車場へのアプローチがよい地階にし、

湘南みずきの家

高低差のある敷地と「北米伝統デザイン」のマッチングと内部空間の構成。

 

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

ハイサイドライトは今まで数々の物件で取り入れてきました!
メリット、デメリットの両方から話してみたいと思います。

メリットですが…
開閉できるできないによって変わってきますが、天井付近にたまった暖かい空気を出せる役割があります。
床付近の窓と合わせると換気に大いに役立ちます。
また…何と言っても光を取り入れる役割が大きいということでしょうか!
近隣との目線が合わない…空だけ…緑だけ…等々借景を活用できたりもします。

デメリットといえば…
まずは開閉方式ですね…はめ殺しの場合は問題ありませんが!
最近はワイヤー、チェーン等々色々と工夫できるので場所、用途に応じて選んでいったら良いと思います。
そして…第一にやはりみなさんが思う…掃除のことですね(笑)
これはどうしても付きまとうので対策を考えておかなければなりません。
最近は工夫された便利なグッズも多々出ていて、とても活用できます!
あまり怖がらなくても良いのではと思いますよ…

総合するとメリットの方が際立つと思うので採用してみてはいかがでしょうか(*^^*)

I-0849、平屋で家を建てたい(福井県)

ユーザー ヨネ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福井県
現住所‐郡市区町村: 
敦賀市
依頼内容: 

滋賀県長浜市に平屋で家を建てたいと思います。
 
24坪の広さに3LDKが希望です。
長期優良住宅、省令準耐火の対応にしてもらいたいです。
 
現在、ハウスメーカー、工務店を回っていまして思った以上に値段がかかるので建てるかどうか迷っているところです。
 
建築家に頼むと外構など全て含んで総額いくらぐらいで建てることが出来るか知りたいです。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





I-0848、崖条例の調査(千葉県)

ユーザー てつ848 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
佐倉市
依頼内容: 

不動産屋に崖条例ないと言われたが、隣の敷地の崖が条例に引っかかるんじゃないかと思うんです。そうすると建物に規制がかかるような気がします。調査等出来るんでしょうか?
調査出来るとしたらいくらかかる回答お願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





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