I-0803、傾斜地をうまく活かした中は楽しく外はかっこいい住宅(神奈川県)

ユーザー peaseeds の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
平塚市
依頼内容: 

傾斜地をうまく活かした中は楽しく外はかっこいい住宅を建てたいです。(シンプルモダンとかナチュラルモダンとか言われるジャンルが好みです。)土地は240坪で、2段になっており、上段は盛土、下段は切土、その間は両端のみ擁壁が作られており二つの擁壁の間は法面になっています。斜面の降りる方向に眺めがいいので、上段をエントンランスとして、家の中で段差を楽しむような空間を作りたいです。ハウスメーカーでは傾斜地に建てることにあまりいい顔をしてくれないので、柔軟な対応を期待して依頼しております。土地は広いのですが、駐車スペースと菜園スペースに場所を取りたいので、延べ床面積30坪(3ないし4LDK)程度で、予算は1900万(ダメもとでも書いてみます)で引き受けてくださる方がいらっしゃいましたら、お願いしたいです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

現在では、深い軒を持つ建物は、寺社仏閣や公共建築しか見られなく
なりました。軒は、建物に陰影を付け、デザインには重要です。しかし、
建築基準法等の規制により、軒は、斜線制限や床面積の算入
(1mを越える軒は面積に算入)、また、敷地面積の有効利用のため、
軒は小さくなる傾向があります。
深い軒は、建物にとって、様々なメリットがあります。軒は、外壁を
風雨から守り、耐久性を増します。さらに、軒が深いと窓ガラスの汚れが
少なくなり、メンテナンスに有効です。また、窓を開けて置いても、
雨の吹き込みがありません。軒は太陽光をコントロール出来ます。
90㎝以上外壁より軒が出ている場合、日本の夏には、室内の直射光を、
防ぐことが出来ます。より深い場合、西日の制御にも有効です。さらに、
軒が深い場合、寺社、仏閣のように、横トイを省略出来ます。
(雨だれが外壁を汚さない)
しかし、軒が深いと、台風、突風等の風の影響も受けやすくなります
ので、注意が必要です。下記の写真の建物は、軒を鉄骨で補強して
あります。深い軒は、建物に有効に働きますが、構造や耐久性に
大きく関係しますので、専門家と相談してから採用してください。

片流れの屋根の軒

I-0802、約8坪の事務所&ショールーム(東京都在住・建設予定地は千葉県)

ユーザー sngrlty2016 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
小平市
依頼内容: 

千葉県駅至近4車線国道沿い間口約7m奥行約5m弱の更地、商業地域建ぺい率80%素人計算で約8坪の事務所&ショールームを計画してます。予算は全て込み300~500万以内。当方グラフィック&プロダクトのデザイナーですが、建築は素人なので専門家の提案をお願いしたく。木造軽量鉄骨等工法こだわりませんが、大型クレーン搬入工事でのコンテナプレハブは無理な状況と確認済みです。1F建て軒高な全面ガラス張り・・イメージは膨らみますが予算厳守にて、どこをどう削ぎ落としても魅力的な建物になるかの提案と予算協力していただける方と。小屋で自作もと検討しているくらいですが、まずは建築デザイン(=予算)の真髄発揮できる方にて。本年度Tokyo
Designers
Week他出展、建築コンぺ出品等可能な斬新アイディア提案歓迎。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、江南市にある「きごころホーム」さんの

オープンハウスへお邪魔してきました。

自然素材をふんだんに使った、

優しい風合いの家でした。

写真は、書斎コーナー。

ほどよい高さにある細長い窓から、光が差し込んでくるので、

心地よく、自分の時間を過ごせそうです。

玄関の近くにある、お子さんの収納コーナー。

学校から帰ってきたら、ランドセルを置いたりする場所。

壁に設置したライン状の木部は、写真を飾ったりもできるし、

ここにS字フックを設置すれば、いろいろモノをぶら下げておけるんです。

とってもいいアイデアでした。

キッチンには、奥さまがインターネットで探されたという

かわいらしいペンダント照明がぶら下がっています。

照明器具自体も素敵なのですが、

その照明が造り出す陰影が、とてもきれいでした。

独特なセンスで、いろんなアイデアがいっぱいの

愉しく、ワクワクできる家に仕上がっていました。

明日も開催しているようですので、

近くの方は、見学してみてくださいね。

実は。

オープンハウスも目的だったのですが、

主目的は、お客様との打合せだったんです。

こういったオープンハウスの場で打合せできると、

とってもいいんです。

たとえば。

いいアイデアは、取り入れたりできますし、

窓の大きさや高さ、天井の高さなんかも

設計内容と比べてどうなのかを

体感しながら、打合せできます。

そうなんです。

先日ブログで書きましたが、

体感はとっても大事なんです。

とってもいいタイミングでよかったです。

いろんな家創りの形があります。

こちらのお客様も個性的な家になりそうで、

今からワクワクします。

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)

軒が深いと外装(壁や窓)は雨や雪に晒されにくくなり、傷んでしまうのを軽減できます。これは外装が自然素材の場合には特に有効です。玄関や通路部分に深い軒を設ければ、出入りの際に濡れずに済み、使い勝手が向上します。
また、軒の出を調整することで、夏の日差しは遮り冬の日差しは室内に取り込む、といった日照のコントロールができます。
そして、軒があることで建物に陰影が生まれ、堂々として深みのある外観になります。

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)

小さな家は一般的に、

・狭い敷地でも建築可能。
・工事期間が短い。
・小規模な方が坪単価は上がるが、工事費の総額は抑えられる。
・維持管理や将来のリフォームに掛かる費用を抑えられる。
・空調(冷暖房や換気)の効率が良い。

といったメリットがありますが、他にも、

・室内のどこにいても家族の気配が感じられ、コミュニケーションが取りやすい。
・山小屋やテントにも似た “適度な囲われ感” があり、居心地が良い。

といった、言葉やスペックでは表せない “感覚的なメリット” があります。
ただし、小さな家を細かく仕切ったり盛りだくさんの要望を詰め込み過ぎると、窮屈で使い勝手の悪いものになりかねないので、設計には注意が必要です。

(写真は「コンパクトにのびのび暮らす」をテーマにした、『家のたね』 というコンセプトモデルです。ご興味のある方は、当方HPをぜひご覧下さい。)

I-0801、非現実的なリゾートのような胸が弾む家(神奈川県)

ユーザー 純平 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
川崎市
依頼内容: 

土地が間口10.5m奥行18m 約57坪
予算3500万以内
 
上記の条件で非現実的なリゾートのような胸が弾む家は作れますでしょうか?
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家のリノベーションの現場へ行ってきました。

解体がずいぶんと進んでいました。

リノベーションの場合は、解体が済んでからが

とっても大事です。

骨組みが見えるようになると、いろんなことが分かるからです。

もちろん、天井の点検口から見たりして、

設計時点でも、ある程度までは、想定するのですが。

やはり、完全に解体された方が、全体を見れますからね。

想像以上に、筋交いがしっかり入っていて、

とてもしっかりした造りなので、一安心。

土台周りも問題なし。

柱を抜こうとしていたところは、

予想通りに状況でしたので、補強をすることで、

柱を取ることができることがハッキリしました。

その他、想定していなかったところもありましたが、

大工さんといろいろ打合せして、安全側の補強をする

方針で決定してきました。

リフォームで、いくら見た目をきれいにしても、

それだけでは、家族の安全を確保できませんよね。

しかも。

建築について経験と知識がないと、こういった

補強の計画はできないんです。

パートナーの選定には、十分注意してくださいね。

キッチン周りの壁に採用されている、タイルです。

近いうちに解体してしまうのですが、

ところどころに、装飾的なタイルを使って、とてもかわいらしかったです。

ただ、こちらに住まわれるお客様は、かわいいというより

モダンで大人っぽい雰囲気がお好きなので、フィットしません。。

時代を感じるキッチン。

「TOYO」のロゴが入っていました。

トーヨーキッチンなんでしょうね、きっと。

現在のトーヨーキッチンからは想像できないデザイン。

でも、当時は人気のデザインだったかもしれませんね。

実は、こちらのキッチン。解体してしまいますが、

結構きれいに使っていたようで、まだ使えそうなくらい。

ただし、開き戸だったりと、使い勝手もよくないため、

最終的には、廃棄することになりそうです。

リノベーションは、この解体の時期が一番のポイントです。

状況によっては、追加の工事が必要になることもあります。

リノベーションをしようとされてる方は、

ぜひ、予算を少し余分に見ておいてほしいなと思います。

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

町の小さな美術館は、気兼ねなく楽しめる。
子どもも楽しめる企画展は嬉しい限り。
 
             ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「曲面天井の和・洋・趣味空間」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2016/11
40代のご夫婦おふたりのための家。
ものづくりの「技」が光る美しい建ものだった。
 
             ◇ ◇ ◇
 
伝統的な知恵や、職人技がたくさん散りばめられた建ものだった。
そんな知恵や技によって実現する遊び心や彩には、格別な豊かさがあった。
 
まずは外観。
土壁のような落ち着いた色の壁は、美しい左官仕事が光る
天然石の塗り壁だという。
建もの正面の2階部分には、小ぶりの無双窓がちょこん。
壁に馴染むようでいて、でもその控えめな窓がとても印象的だ。
 
メインの生活空間は2階に集約されている。
居間、台所、食堂、ワークスペース、寝室が一続きだ。
その2階で印象的なのは、何より船底天井だ。
色合いの違う板材が、バランスよくセンスよく並び張られている。
その彩豊かな天井は、半分が曲面になっているのだ。
梁が隠れるようにと、梁をふわりと包み込む形で張られた船底天井。
色合いの変化やその曲面は、布が渡されているようにさえ感じられた。
ふわりの大きな天井は、そのままテラスに面した大開口に流れ、
大開口からは、遠くまで見渡せる景色が広がっていた。
素晴らしかった。
 
大人ふたりだけの生活だと、その2階だけでも十分といいたいところだけれど、
この建ものの豊かさは、1階に二間続きの和室があるところだ。
4畳半がふたつ。
天井は網代天井。漆塗りの床あり。
濡れ縁が設けられた大開口からは、小さなお庭を楽しむことができる。
元々敷地にあった庭木をそのまま生かしたお庭で、
梅や松がいい風合いでそこにあった。
こんな手の込んだ和室があろうとは、
2階のモダンさからは想像もしていなかったから、
あっと驚き、そしてしみじみと、豊かだなあとため息が出た。
 
職人さんは、大変さを感じながらも、とてもやりがいを持って
この家づくりを楽しまれたのだろうと思う。
そういう豊かさが、そのまま日々の暮らしの豊かさであるようだった。
こんな家づくりをする建築家を選ばれたご夫婦のセンスとゆとりが
とても素敵だと思った。
 
             ◇ ◇ ◇ 
 
豊かなのは、建ものだけではなくて、
ご夫婦は、趣味も豊かに楽しんでいらっしゃるようだった。
そんな趣味のための工夫も組み込まれていた。
 
玄関脇には、土間続きの小さな部屋が設けられていて、
ガラス戸を閉めると防音室になる。
計画ではギター室だったこの小部屋、どう転がったか
愛犬たちの部屋になってしまっていたけれど、
将来ギター室に戻ることがあっても、解放的な籠り部屋はなかなか楽しい。
そして、愛犬たちの部屋のままであっても素敵だ。
土間であり、防音室であり、ガラス張りであるなど、
むしろ愛犬部屋として計画されたといっても疑わない。
よかったね、幸せなワンワン2匹。
 
お風呂もひと工夫がある。
ご主人はサーフィンもされるとのこと。
外にもシャワーがひとつ取り付けられていて、
そして1階に設けられた浴室には、外の濡れ縁からも直接入ることができる。
 
そしてキッチンには、ご主人が自ら捌くという大きな魚にも対応できる大きなシンクが。
これがまた、とても使いやすそうだった。
 
             ◇ ◇ ◇ 
 
延べ床面積39坪。
お二人住まいには持て余すほど広いようにも感じる。
けれど、居間、台所、食堂、ワークスペース、テラス、と、
どこにいてもお互いを感じながらそれぞれの時間を楽しめるような
独立性と一体感がある2階、そしてあっと驚く特別な1階の和室
という構成は、大人ならではの豊かさがあって、
それはそれは素敵だった。

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

南が道路で開けている立地、と聞くと理想的な住まいが建つような気がします。
しかし、南面の間口が狭い土地になると、南面には車を留めて、玄関を設けると、残ったスペースで主要な窓も南に設けることになり兼ねません。そうなると窓の外には車が見え、道路を行き来する人の視線が気になり日中もカーテンを閉めたまま、と言った暮らしが想像できます。

少しでも道路から下がる事が出来れば庭が取れ、塀を設けと言った事が可能ですが、都心の建て込んだ住まいではその余裕もありません。

逆に北に道路がある立地の場合はどうでしょう?
採光を得るために主要な開口は道路に背を向ける形になるので、道路を行き来する人の視線が気にならずに生活できます。又建物を目一杯北に寄せた配置にすれば南側の空間が庭として活用できます。

住宅ではありませんが、写真館などでは撮影のために光量の安定した北向きの窓が喜ばれます。
店舗併用の住宅をお考えの場合は、このような敷地を選択肢におかれても良いのではないでしょうか?

写真は、北に道路がある写真館のリノベーション事例です。
北向きの大きな窓が自然光でのスタジオ撮影に役だっています。

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