中に入ると開放感や広がりが感じられる幼稚園・プライム一級建築士事務所 西島正樹さん


 
幼稚園は、周囲の町に対しては、しっかりと内側が守られつつ、中に入ると開放感や広がりが感じられることが大切です
 
幼稚園についてプライム一級建築士事務所 西島正樹さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真
新宿区新宿5-15-1-2F
03-3354-8204

 

貴社が幼稚園を手がけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい。

 
最初に幼稚園を設計したのは、大阪で、教会所属の小さな園でした。
きっかけは、神戸で教会堂の設計競技に最優秀となったことをこの園の方が聞き、ご連絡いただいたことからはじまりました。
 

幼稚園設計の際に注意しているポイントをいくつか教えてください。

 

1. 外部と内部の関係

まず、幼稚園は、周囲の町に対しては、しっかりと内側が守られつつ、中に入ると開放感や広がりが感じられることが大切です。
 
外と中との関係でいうと、保護者との子どもの受け渡し位置はどこか、上下足は、どこで行うか、園全体で集中した玄関を設けるか、各保育室前で履き替えるか、等、園の考えを確認し、しっかりと空間に落とし込むことが大切です。
 

2. 平面計画

子どもは幼稚園ではじめて、家から出て、大きな空間ですごすことになりますから、まず、確かに自分は守られているという安心感が感じられることが大切です。
また日々成長し、新しい世界へと思いを広げていく子どもの心と呼応して、広がりの感じられるような空間が求められると思います。
 
また、衛生面での配慮が必要です。
たとえば、採光については、幼稚園は午前を中心に使われる施設なので、南または東からの自然光をうまく取り入れられるように配置にします。
また、良好な通風が得られるような工夫も大切です。
 

3. 子どもの空間ならではの注意点

子どもの身長をしっかりと把握し、たとえば天井高や階段のサイズなど、子どもの目線や体格に合った空間にする必要があります。
 
また、多数の子どもを限られた人数の保育士でみる必要があり、少しでも子どもがけがをしそうな部分があると、保育士の精神的な負担は非常に大きくなります。
結果としていい保育が出来なくなりますので、安全であることはもちろんのこと、安全と感じられる建築にすることが大切です。
 

 

近隣の幼稚園と差別化するためになにか心がけていることはありますか?

 
特に差別化するという意識は持っていません。
敷地の環境を観察し、園の保育方針をお聞きし、実際に保育している様子を拝見し、もっともその場にふさわしい幼稚園の建築を実現していこうと、いつも考えています。
その結果、自ずと、そこにしかない園が完成するのだと思います。
 

 

幼稚園の園舎にはなにか基準があるのでしょうか?

 
建築基準法を守るとともに、「幼稚園設置基準」という文部科学の省令に則る必要があります。
 

認定こども園とは何ですか?

 
これまでは、小学校就学前の子どもについては、幼稚園と保育所という2つの施設の流れがありました。
幼稚園は3歳から5歳までのこどもを対象に、教育的な面を重視してきました。
保育所は0歳から5歳までにわたる子どもを預かり、保育に重点を置いてきました。
認定こども園というのは、その2つを総合的にまかない、さらに、保護者に対する子育て支援も行ううという目的のもと、新たに法的に位置づけられた施設をさします。
 

補助金申請の手続きなども手伝っていただけるのですか?

 
建築に関わる部分はお手伝いします。
ただ、園の運営や財務状況等、法人の内情に深く関わる情報もあるため、その部分は、法人の方で進めて頂いています。
 

プライム一級建築士事務所 西島正樹さんの幼稚園・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
熊本・北部幼稚園

熊本市はじめての認定こども園。園庭と一体となったのびやかな保育空間をめざしています。
一つ一つ家のように独立した保育室を、5mの奥行きの久がつなぐ構成によって、半屋外空間を多様に展開しました。

松山・勝愛幼稚園

園児500人、保育室17室、水路をはさんで2つの園庭を持つ大きな幼稚園です。

 

I-0788、用途変更して簡易宿泊施設を運営したい(大阪府)

ユーザー masato の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
大阪市
依頼内容: 

はじめまして。
突然、メールにて失礼いたします。
実は、JR環状線「**」駅前で古いビル(昭和39年新築)ですが
建物がしっかりしておりまして、用途変更して
簡易宿泊施設を運営したいのですが
前の売主様にお聞きしたところ
図面などの資料は、その時の売主様からは頂いていないとの
事でした。(延べ床768.40㎡)
確認通知は出ていましたので、その時に設計していたと
知りました。
もし、可能でありましたら、図面の複製など出来ませんでしょうか。
それと、用途変更の確認申請もお願いできないかと思います。
何とぞ、よろしくお願い申し上げます。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-0787、平屋でいいので新しい家に住みたい(千葉県)

ユーザー ないです の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
佐倉市
依頼内容: 

私のお母さんが、平屋でいいので新しい家に住みたいと、言つているので、相談をしたいのですが、
お母さんは、苦労したので一度は新しい家に住みたいといっています、お金は貯金があるので建てたい、年は90歳です、今までは私が住宅ローン借りて建てた家です、そこに建てたいのですが,崖条例に、問題があると言われて,迷っています,なんで今まで40年間異常なく住んでいたのに、これが最後の親孝行かもしれません。責任は、私が、すべて持ちますのでよろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、いろんな家創りのことで、

法的な解釈にについて、確認サービスさんへ

事前相談に行ってきました。

建築基準法という法律があるのですが、

法文をどうとらえるかで、ずいぶんと違った解釈になったりします。

それを補足する意味で、各市町村が細かな規定を

決めているのですが、それでも、まだ曖昧なところがあったりするんです。

それを、どう扱うのかは、確認申請を審査するところに

確認するのが、一番です。

後で、大変なことになるといけないので、

必ず、不安に思ったことは、事前に相談して、解決しておくようにしています。

当たり前なのかもしれませんが、きっちりしておきたいですよね。

地面にロープが敷かれています。

これ。

実は、これから着工予定の小さなオフィスの外形なんです。

地盤調査をするために、家の外形を出しておいたんですね。

実は、地盤調査の様子を確認しようと思って、現地に行ったのですが、

時すでに遅し。

すっかり撤収していました。

でも、早くに撤収したということは、地盤が良かった証拠。

(地盤が弱いと、調査時間は長くなりますので)

明日には速報値が出てきますが、愉しみにしておきます。

といいつつ。

地盤補強の費用も仮で予算取りしてありますので、

有る程度までは、地盤補強があっても、問題はありませんが。

地盤はきっちりしておきたいですからね。

夕方からは、街中にある、住宅展示場へ。

昨日は、勉強に行ったのではなく、打合せ。

詳細な内容は別として、とある家創りの件で、

顔合わせのような感じでした。

いろいろお話できて、よかったです。

家創りには、いろんなプロセスがあります。

ひとつひとつのプロセスを、確実に、きっちりと押さえながら、

一歩ずつ進んでいくことが大事です。

その積み重ねによって、自然な流れで、

納得の家創りが実現していくんだと思います。

一歩ずつ。着実に。

もちろん。愉しくですね!

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

★20160317更新
■菅谷の家地盤改良~現場打合せスタート
■CM保育室リノベーションクライアント検査~取扱説明
■南品川のフラワーカフェ計画物件にアップ

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

いよいよ菅谷の家が本格的にスタート(≧∇≦)
まずは地中…建築の基礎となる地盤改良!
近隣の方々にもご挨拶!
渡辺建工さんと図面を見ながら基礎関係とこれからのスケジュール確認!
さあ…いよいよ始まります(≧∇≦)

50代からの成功リフォームキャンペーン

50代からの成功リフォーム

下記のキャンペーンは終了しました。ありがとうございました。
 
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キャンペーンの応募方法

 
1、建築家依頼サービスに建築家に依頼したい仕事の内容を投稿してください。
 
2、返信を頂いた建築家の中から1社以上と面談してください。
  
3、お客様の声を会員専用ページから投稿してください。
  投稿した記事の中に必ず面談した建築家の名前を明記してください。
 
4、nakazato@kentikusi.jpまでメールであなたのニックネーム・賞品のお届け先・ご本名をお知らせください。
 
 

 

キャンペーン企画詳細

 
開催期間:2016年03月17日~2016年3月23日
 
賞品:書籍「50代からの成功リフォーム」
 
賞品のお届け:郵送でお届けします。
 

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りの現場へ。

家は、ほぼ完成しています。

後は、外周りの工事を残すのみ。

敷地も大きいので、少しずつですかね。

内部のワンショット。

とっても広いLDK。

ウォルナットの風合いが、何とも大人っぽい印象ですね。

お客様をお招きする和室とリビングは隣接しています。

(チラッと見えていますね)

トップライトから、気持ちいい光が差し込んできます。

キッチンです。

白く爽やかなキッチン。

しかも、こちらにもトップライト!

明るいキッチンで、気持ちのいい時間を奥さまに過ごしていただきいたいですね。

実は、こちらの家。

限定ですが、オープンハウスを開催することに!!

後ほど告知しますので、詳しくはそちらをご覧ください。

その後、別の家創りの現場へ。

こちらは、ちょうど駐車場の床の仕上げをしたところでした。

とてもきれいに仕上げてくれていました。

こんな風に、竣工間際は、出来上がった感じで、

好きなのですが、それ以上に、

少しずつ仕上がりながら、変化していく姿も大好きです。

その変化も含めて、お客様と一緒に愉しんでいけるような

家創りをし続けていこうと思います。

愉しく。愉しく。

ユーザー 芦田成人 建築設計事務所 蘆田 成人 の写真

先日、見積もりが始まった「翼を広げる家」

今日は地盤調査に先立ち、地縄張りを行いました。

四角い建物では無く「への字型プラン」です。直角では無く少し開いた形状の建物の地縄張りは苦労することを予想していましたが意外に2時間ほどの作業で済みました。

高価な機械は無いので、ローテクで如何に手早く作業を進めるかを考えた挙句、最初の一手、矩(かね)の手が勝負でした。

矩の手とは直角の事です。先ほど直角では無い、と言った所なのに何故なのか?

要するに、最初のポイントを出すのはどこか一辺なので、その一辺を出すために矩の手が必要になった訳です。そこから角度を振るために三角形を作っていくと振った先のポイントが求められる。

要するに、紙の上でコンパスを使って描くのと同じことを実寸でやっているだけのことです。

で、何故この建物が「への字型」なのかですが、採光と景色を求められる南側は住宅が建ち並んでいます。しかし、唯一、敷地の頂点となる側に抜けがあります。隣地の庭になっているスポットで木が植えらているために空間が抜けているのです。その抜けている部分を目指し、開口を向けるために様々な検討をした結果、四角い形状ではなく、「への字型」になった訳です。こうすることで隣家との適度な距離を保て、どの家とも、まともに窓が向き合いません。道路には背を向け雑音を排除しようと練った訳です。

四角いだけが家と言う訳ではありません。敷地の持つポテンシャル、周囲の環境を読み解くこと、住まいづくりにはこれが不可欠なんです。

和田の家

●設計事例の所在地: 
愛知県江南市
●面積(坪): 
31.9坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

和モダンな平屋の家です。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

和の佇まいとプロポーションを平屋という形でまとめました。

その他の画像: 

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