ゼロエネルギー住宅とは消費するエネルギーと作り出すエネルギーの差し引きがゼロの住宅を言います。地球温暖化の対策のために、住宅で消費するエネルギーを減らし、自然エネルギーを利用することや、エネルギー制御を組み合わせたものです。セロエネルギー住宅とするには、経済産業省の定義によりますと、①断熱性能が基準値以下の性能を満たす、②自然エネルギーを利用と制御をする、③エネルギーの計測と蓄積、④太陽光発電システム等創エネシステムを備えているの4点になります。このような住宅を建築するには費用がかかることもあり補助金制度があります。補助金額や詳しい内容につきましてはHPなどで確認をお願いいたします。
このような住宅を建てたい時には、専門内容を含むため、設計の初期段階より設計者などに検討してもらうようにしてください。
昨日の午後は、とある家創りのため、 お客様へプレゼンをさせていただきました。 その中の一案が、ちょうど、こんな雰囲気なんですよ。 ちょっとだけパースをお見せすると、こんな感じです。
なぜ、壁が立ち上がっているのか。 見た目がいいからではありません。 もっとちゃんとした理由があるんです。 室内から南側の景色を整える。それももちろん、ひとつです。 もっと大きいのは、周辺からのプライバシーの確保なんです。 御家族の時間を、ゆっくりとくつろいで過ごすには、プライバシーは必要ですので。 目隠しになりながらも、きちんと光が差し込むことを理解していただくために、模型をお持ちしました。
いろんな角度から、実際に外に置いて見ながら、光の差し込み具合を確認しました。 これは、CGではなく、模型だからこそ理解できることなんです。 模型は、ほんといいですね。 今日のプレゼンでも、模型を見ながらでしたので、ある意味、家のイメージをしやすかった側面のあったと思います。 実は、プレゼンも大事なのですが。。 もっと大事なのは、このプレゼンを踏まえて、出てくる、ご要望なんです。 おぼろげなイメージのままでは、思いつかなかったことも、実際にカタチができると、思いついたりします。 それを取り入れてブラッシュアップしていくことで、よりよい内容に近づいて行くからです。 結果、いい家創りにつながっていくんです。 こちらのお客様の家創り。一緒に創っていけるといいなと思います。 愉しみですね。
LDK全景。
DK部分は土間コンクリートの床L部分はビンテージ加工のフローリング貼となっています。
土間コンクリートの床は寒さを懸念されがちですが、断熱性能、気密性能をしっかり確保する事でフローリング貼と変わらない、快適な生活環境を作れます。
西山の住まい|https://www.taira-arch.com/house-in-nishiyama/
木造2階建ての住宅です。
玄関からダイニングキッチンまで土間コンクリート床でつながったお宅です。1階はLDK、トイレ、洗面、浴室で構成し、ワンルーム感覚で開放的な構成としています。2階は子ども部屋2部屋、主寝室+WIC、納戸の構成です。
ダイニングキッチン西山の住まい|https://www.taira-arch.com/house-in-nishiyama/
防火区画とは建物内部をいくつかに区切って、火災時に燃え広がらないように耐火構造の壁・床・防火設備等で区切るものです。区画には4種あり、面積区画、高層区画、竪穴区画、異種用途区画と呼ばれる区画があります。
面積区画とは耐火建築物の建物の床面積を1500㎡以内ごとに区切るものなどあります。高層区画とは11階以上の床面積を100㎡以内ごとなどに区切ります。竪穴区画とはエレベーターや階段、PSなど上下階に一体となった空間を他と区切るものです。異種用途区画とは飲食店と住宅など用途が違う場合は原則区切ることとなります。上記区画において、建築物の耐火性や内装不燃などにより、面積が変わることがあります。
防火区画の概要につきましては、上記でご説明をいたしましたが、内容が比較的ややこしく、、建物ごとに検討を要するものなので、設計時に専門知識をもった建築家などが検討をします。
住宅につきましては、200㎡を超える3階建ての戸建住宅やマンションを除いては、特例などもあり、防火区画を検討する建物は少ないように思います。
昨日は、朝一番で、とある家創りの敷地へ。
ちょうど、既存建物の解体が完了したとのことで、
現状を把握するのが目的です。
南側に隣接する家の接近具合や、それを踏まえた光の取り入れ方、
方角や、高さや形状を検討しました。
当初計画していた内容から、大きく変更することなく、
家創りを進めていけそうです。
夕方には、事務所へ戻って、デスクワーク。
先日敷地を視察した、とってもロケーションのいい敷地。
そのロケーションを最大限引き出せるようにいろいろ考えます。
しかも。。
こちらの敷地は、法規制がとても厳しいエリアなんです。
建ぺい率、容積率、高度斜線、北側斜線、日影の規制、
風致地区等など。
全てを満足させつつ、ロケーションを生かしつつ、
計画していきました。
今回は、珍しく、日影の規制がかかるため、
いろんな形状で、日影を検討して、比較しました。
思っていたより、日影の規制が厳しくならないようなので、
いい形で計画ができそうです。
こういった、がんじがらめの規制がある中で、
最善な家創りとして、どんなカタチがあるのか。
規制が厳しいほど、建築家としての力量が問われるので、
とっても燃えるんですよ。
概ねの方向性を示す計画案をとりまとめることができました。
次回の打合せが愉しみです。
さて。
今日は、以前より作成していた家創りの資料をもとに
お客様へプレゼンです!
ワクワクしていただけるよう、愉しんできます!
トップライト部分の不具合を確認したく急遽ご訪問させて頂きました!奥様は午後から歌のレッスンらしく…なんだか音楽の話で盛り上がり終了!青空にR壁が映えてました(^^ゞ
高低差のある家を二世帯住宅に建て替えを検討しております。現在地下1階(車庫、倉庫)、地下2階(アパートのワンルームみたいな部屋)、1階、2階(普通の2階建て)となっており、昭和51年築です。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
外装工事のせいで家中暗くて過ごしにくいけれど、こんな時こそ楽しく明るく過ごしたい。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「築山を抱く コの字型の平屋」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/43心豊かな立体空間。 ◇ ◇ ◇ ぐっと心を掴まれるような建ものだった。どんな人が設計したのだろうと、それが早く知りたくて、見終わるやすぐ、番組HPを見てみた。そして、納得した。 この建築家の作品を見るのは、この感想を書き始めてから3つ目になるのだった。これまで見た2つの作品は、とても心に残っていた。どちらの作品もスキップフロアーが印象的で、とにかくワクワクした。そして、何より本当に心地よさそうな空間だった。今回の作品もまた、しかり。 「立体的でスキップフロアーのある家」というのが建主からの希望だったという。建主もこの建築家の作品のその立体感に惹かれたのだ。 今回の作品を見て改めて、その立体感の魅力を感じた。自然の中で居場所を見つけるような楽しさや、そこで感じる心地よさ、心の動きのようなものを、この建ものでは感じることができる気がした。大きな石に上ったら、ちょっと見晴らせた嬉しさとか、窪みに入ってみる落ち着きとか、そういうこと。この建築家の作品に、私もいちいちワクワクしたのは、そういう感覚を作品から感じとれていたからかなと、今回の建ものを見て、改めて思った。 ◇ ◇ ◇ この建ものは、106坪という広さ、隣は公園という敷地に建つ。もともとは傾斜のない平かな土地。そこに築山を作り、建ものはそれを抱くようにコ字型をしている。そして、築山の傾斜に合わせたスキップフロアーになっている。 隣の公園との境、道路との境界に塀などを設けておらず、この築山が平屋の建もののプライバシーをしっかりと守る。 この築山というアイディアが、ガーン!と衝撃的で、ものすごく素敵だった。道路や公園から見ると、景色や空気を遮断しない温かさがあるし、建ものの中に入れば、その築山に守られている安心感がどっしりとある。それはもう、塀1枚とは違うどっしりだ。そして、その築山から滑り込むように、「外」が建ものに入り込んでくる。中庭をぐるりと囲む縁側が外と内をつなぐ。平屋なので、どの部屋からも庭に手が届き、いつでも自然に庭を見やるような建ものだ。そして寝室へは、一旦縁側に出ないと入ることができない。外を身近に感じ、実際に肌で感じながら暮らす豊かさのある家だ。 建築家の言葉の中には、建主はそんな暮らしを存分に楽しめる人である、とある。素敵な建ものは、素敵な建主があって生まれるのだろう。 ◇ ◇ ◇ 建ものの楽しい立体感も何よりの魅力だった。 コの字の真ん中の一辺はLDK。縁側に沿った細長い空間が、食卓と作業台が一体になった台所と食事スペース、そして飾り棚で区切られた居間スペースとに分けられている。食卓は掘り炬燵形式になっていて、床に腰掛け食卓につく人と、台所作業で立つ人との視線が合うように、台所スペースは一段掘り下げてある。だからもちろん、縁側にいる人とも視線が合う。居間スペースも、一段下がる。4畳分くらいだろうか。低いソファーが据えられていて、ちょっと囲まれた落ち着く小さなスペースだ。ソファーに座れば庭を少し見上げるような形になり、築山はきっと、ぐっと迫力を増す。 コの字のもう一辺は、子供スペース。仕切りのない大空間が3層に分かれて段々に上る。1層目はご主人自作のクローゼットと机置いたスペース、2層目はちゃぶ台を置いた遊びスペース、3層目は畳スペースで来客時には泊まってもらえるようにブラインドでの仕切りを設けている。そして3層目は高さがあるから、その下が物置スペースになっている。今は子供達の秘密基地のような遊び部屋だ。内も外も隔てなく、本当に自由にのびのびと過ごせる素晴らしい空間だと思った。そして何、「立体的」は心がたくさん動く。想像力が掻き立てられる。 106坪の敷地とはなかなかの広さだけれども、その広さが隅々まで生きた、とても豊かな建ものとお庭だった。
道路より高い土地はプライバシーが確保しやすく、水災害時に浸水しないというメリットがあります。 道路より高い土地について加門建築設計室 加門潤一さんに伺いました。
道路との高低差はどの土地にも多少なりともあるかと思いますが、お施主様がどういう経緯でその土地に建築されることになったかが重要です。高低差があればあるほど、建築費用はかかるようになりますが、そこを逆手にとったアイデアや計画をする我々に期待して頂ければと思います。
メリットはプライバシーが確保しやすいことに尽きるのではないでしょうか。道路を行き交う人々からの視線を気にせず、周辺の景観が良ければそれらを楽しむこともできるかと思います。また、建築地が川等に近ければ、水災害時に浸水しないというメリットもあるかと思います。
デメリットは、高低差の程度にもよりますが土留や高基礎等の費用が必要になることや、建物に至るまでに階段が必要になり、バリアフリーの観点からは敬遠される点だと思います。
先に挙げたデメリットをできるだけ感じないような設計を心掛けてます。「東谷の家」でもそうでしたが、土留の費用を抑えるために法面を利用したりしています。
まず、土留費用をいかに抑えれるかを考えました。幸いにも土地に余裕がありましたので、お施主様の理解を得て、法面を広範囲に採用することでそれを実現しました。
具体例がありますので、それらの設計思想をより詳細にお伝えできますし、お施主様に直接質問して頂ける機会も設けてますので、お聞きしたいことがあれば聞いて頂くとより参考になるかと思います。
もちろんお受けしております。検討中のお土地を拝見し、メリット、デメリット等についてお話し、土地購入の際の参考にして頂ければと考えてます。
高低差を利用した設計というのは、平地に建てる場合に比べ、アイデア次第ではより豊かな住宅になると思います。「東谷の家」ではその高低差に車庫という役割を与えました。2階の寝室からは辺りの景色が一望でき、お施主様にとって極上の空間となっております。これから建築される方には、そういうメリットにできるだけ目を向けた設計を行って頂ければと思います。
1.5mほどの高低差がある土地の場合、擁壁を設けた上に建築することがセオリーだと思いますが、それでは擁壁に費用がかかり、建物にかける費用が減ってしまうので、法面(斜面)をつくってブロックにて土留めをすることでコストダウンを図りました。
防火区画とは、火災の発生時に、火災・煙の拡大を一定範囲内に留めることを目的として設置される区画の単位のことです。 防火区画は、耐火建築物・準耐火建築物に対して設置基準が定められており、耐火構造の床・耐火壁・防火設備(防火戸など)などの部材、及び設備を用いて火災を局所的に留める役割をもっています。
防火区画は大きくわけて、以下の4種類があります。①面積区画決められた面積ごとの区画です。水平方向への燃え広がりを防止し、いちどに避難すべき人数を制御しています。一定面積ごとに区画するため、このように呼ばれます。②水平区画水平面を区画するものです。全ての床を耐火構造にすることで、下階での火災の影響を受けないようにします。③竪穴区画階段や吹抜・エレベータシャフト・パイプシャフトのように縦方向に抜けた部分は、煙突化現象によって有害な煙や火炎の熱を容易に上階に伝えてしまったり、また、階段は避難時の重要な経路で、ここが使用不能になることで被害が拡大してしまいます。④異種用途区画同じ建物の中に異なる用途が混在し、それぞれの管理形態が異なる場合(例えば複数のテナントが入るデパートなど)、火災発生の条件がそれぞれ異なるほか、発生に気づきにくいため、用途の異なる部分を区画することで被害の拡大を食い止めるものです。
一例として八広の斎場のホールの写真をアップしてみました!http://www.geocities.jp/ohkokk/yahirosaijou.htmlエレベータ・階段室と式場の間の防火戸の部分です。これは③の竪穴区画になります(^^ゞ
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