昨日、隙間の時間をうまくつなげて、家具をいろいろと見てまわりました。 いくつかの家創りで、家具を買い替えるお客様がいらして、そのお客様にフィットする家具を探すのが目的です。 最初は、キャメル色の本革ソファから。見た目のデザインや革の風合いはよかったのですが、クッションの堅さや革の肌触りが、少し違いました。
こちらは、とあるソファの生地なんです。布から人工皮革、本革までいろいろです。 こうやってぶら下がっていると、小さなサンプルよりイメージがしやすいですよね。
こちらは、イタリア家具です。とてもユニークなカタチ、そして素材です。やはり、発色のよさが魅力でした。 クッションは、座るとゆっくり沈む感じで、なかなかよい。 ですが、少々低めなんですよね。もう少し高いと良さそうです。 有名デザインの椅子というのもひとつの方法ですよね。 有名なだけあって、いろいろと工夫がされています。 ただ、お客様らしさという意味では、選択肢にならないようです。
最後は、エレガント+クラシカルなデザインです。 実は、私自身、モダンでミニマルなデザインが好きなので、こういったデザインの家具を見ることに魅力を感じませんでした。 ただ、お客様に最適なのかどうか?という視点ですと、フラットな感覚で見れますし、実は、こういったデザインが持つ素晴らしさに気がついたりできるんです。 結果、とてもこういった家具だからこそ、いつもとは違う刺激を受けることができました。 ただ、自分が好き!というだけの視点で、家具を見るのではなく、お客様がどんなデザインが好きそうなのかを考えながら、いろいろと探してみる。 それが、自分の幅を広げてくれるんです。 その幅によって、よりよい提案をしていけるようになっていくんだと思います。 お客様らしさ。 それを一緒に探していくプロセスを大事にしていきたいです。 全てはいい家創りのために。
ストリートビューを使った
”お宅拝見!ツアー”
第1回は八女のお宅
「ウータンハウス」
名前の由来は家の中に飾られた
”オランウータン”から
奥様が作られた木彫りの彫刻で
リビングの吹抜けで家族の幸せを見守ってます。
小さい家の費用は?…なかなか難しい質問です(笑)一般の方々は坪数が小さくなれば坪単価に比例して安くできると思うと思います。しかし…それがなかなかそうは簡単にいきません(^^;)
坪単価に比例してそのままの比率で安くなるものもあります…それは仕上げなどの量が減れば減るという項目です。しかし…中に大きかろうが小さかろうが必ず必要なもの…足場などの仮設工事、職人さんの手間代、水廻り製品、現場経費…等です。こういうものは大きい家でも小さい家でも中ぐらいの家でもかかるものはかかります。こういう項目があるため…単なる坪単価計算ではなかなか説明がつきません(>_<)
やはり建築の世界はいつまでたってもアナログな世界です。一つの建築ができあがるまでには…小さくても大きくても人間の手間が色々な面で必要な世界なのです…
西側外観
道路側や隣接する住宅側に対しては、適度に視線を遮るべく慎重に壁を配置し、一方、2階のリビングから駐車場にまで繋がる大きく軽やかな鉄骨屋根による軒空間は、敷地の北側に位置する公園への眺望をつくると共に、内外に連続する生活空間を柔らかく包み込み、敷地周辺の環境を最大限に取り込んだ、豊かな生活の場をつくり出しています。
駐車場の軒下空間
リビングよりキッチンを見る
ダイニングよりリビングを見る
玄関より階段を見る
北西側外観ー道路より見る
敷地脇に細長く連続する緑地を最大限に生活環境に取り来んだ小住宅です。敷地半分を空地として残し庭として整備しています。建物全体は主としてコンクリート造とし、その一部に木造で3階の床を架構した構成です。室内には諸処に設けた吹抜け等や、2階のリビングから張り出したテラス等によって、コンパクトな空間ながら伸びやかな生活空間を生み出しています。
中庭に張り出したテラス
3階床の木のフレーム
キッチンからリビングを見る
螺旋階段から吹抜け越しにテラスを見る
3階個室より、トップライトからの光の落ちる廊下を見る
静岡県伊豆高原の土地(200坪,平坦,溶岩台地)に延べ床15坪程度のロフト付の小さい家の建築を計画しています.建築の基礎を学びつつ,多少でも夫婦(65歳前後)も参加して家を建ててみたいとの夢を持っています.予算は基礎,浄化槽を設置を含み坪単価50万(バス,トイレ,キッチン等は安価なものを購入)程度できないだろうかと夫婦で相談しています.建築後は,庭造り,花き果樹栽培は妻が,デッキ作りは夫が担当して整備する予定です.建築の経験はありませんが,夫婦での2x4材でのウッドデッキ10平方メートル,2台設置,レンガペイビング,バーベキュー炉煉瓦製,水栓作り等の経験はございます.輸入木材製ログハウスのハーフセルフビルドも視野に入れていましたが予算的には坪単価80~100万円程度になりほぼ断念しかけてています.現在居住している家は軒が浅いため,外観が軽い感じがしますし,生活上も雨の振り込みがあるなど不便を強いられました.今回は是非軒が深い家を希望しています.ご相談に乗っていただき、上記のような夢を叶えていただけますれば幸いです. 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
2001年完成のヤマザキアパートメント…15年が経ちます!http://www.geocities.jp/ohkokk/yamazaki.html外部廻りの改修工事のため防水工事業者さんと現地を確認…見積りをお願いしました!15年経ったコンクリートはパラペット付近が汚垂で汚れてますが…私は嫌いではありません!年月を経た汚れは自然そのもので魅力的でもあると感じます!今回は中性化防止と入居者さんたちへ美しい姿を見せるためにもクライアントに薦めました!久しぶりにご家族ともお喋りしてお暇しました…
しかし…都会の下町の中につくった中庭は魅力的で室内からの眺めは相変わらず素晴らしく…お茶を頂きながら暫しお母さんと見惚れてしまいました(笑)まさに都会のオアシスでした(^0_0^)
帰りにすぐ近くの業平の複合ビルhttp://www.geocities.jp/ohkokk/narihira.htmlを外から拝見し…相変わらず凛とした美しい姿に安心して…お鷹の森に向かいました(^^ゞ
昨日は、とてもいい天気でした。 日差しは強くて暑いのですが、日影に入れば、心地よい風が感じられます。 この季節は、ほんと過ごしやすいですね。 昨日の午後は、とある家創りの打合せでした。 じっくりと時間をかけて打合せさせていただきました。 毎週のようにお会いして、ひとつずつ丁寧に検討しながら進めていきます。 弊社の家創りは、毎回の打合せで宿題が出ます。 その宿題をひとつずつこなしていくと、最後には、家の全ての部分を決定していて、お客様らしい家創りになっています。 昨日のお客様は、毎回、ご夫婦で、いろいろ検討していただいていて、次の打合せまでには、回答を用意していただけます。 ほんと、順調に家創りを進めてきています。 弊社の家創りは、建築家である私が、モノを決定することはしません。 モノをセレクトしていただくための情報を提供して、何が、どんなメリット、デメリットがあるのかをお伝えするだけです。 もちろん、お勧めがあれば、それはそれでお伝えします。 ただ、決定していただくのは、あくまでお客様。 お客様が、今後、長い人生を過ごしていく家だからこそ、お客様の「好き!」が詰まっていることが大事だと思っているからです。 その「好き」を丁寧に積みあげていくことで、本当の意味で、お客様らしさをカタチにできるからなんです。 「らしさ」をカタチに。 一生に一度の家創り。 自分らしさを大切にしていただきたいです。 じっくりと。 納得しながら。 着実に。
キッチンよりプライベートスペース方向を見る。簡素な間取りと素材感あふれるシンプルな室内。撮影:堀内広治
マンション1室のフルリノベーションの依頼でした。改修前は、複数の個室に細かく間仕切られていた為、風通しが悪く、特に北側の室は、日中でも薄暗い寒々しい空間でした。明るく風通しのよい空間とすること、自ずとこれが設計の重要なテーマとなりました。これに加え、建築主からの主な要望は次のようなものでした。 ・建築家の設計らしい重厚感のある空間にしてほしい。 ・床は無垢のフローリングにしてほしい。 ・水廻りなどの設備類も一新したい。 ・コストを出来る限り抑えたい。
不要な壁を全て取っ払い、南北両方に窓があるという、この室の最大の特徴を素直に活かしたオープンな空間を提案しました。南北に爽やかな風が走り抜ける、風の通り道のような空間です。コンクリート構造壁と水廻りスペースの間仕切壁以外、天井まで届く壁は一切設けていません。オープンな空間は、引戸や什器、布製パーティションなどによって適度に仕切られ、適度に繋がります。玄関ホールであり、アトリエとしても機能する土間スペースと室内との境界部に設けた風布(布製パーティション)は、依頼主の好きな「青」をテーマにオリジナルにデザインした柔らかい布の壁です。染め時間を変えることで1枚1枚異なる濃淡をもたせた藍染めの長いショールのような布をただ並べただけのシンプルな布の壁は、玄関ホールからの視線を適度に制御するほか、ゆらぎ、ひらめくことで、風という見えない空気の流れを可視化し、涼感や癒しを与えます。
内装については、素材感あふれる重厚な空間をテーマに、墨入モルタル、コンクリートブロック、杉の足場板、鉄粉の錆塗装、ウォールナットの無垢フローリング、バイブレーション仕上げのステンレス板、ラワン合板などなど、個性あふれる素材を適材適所に使い分けています。
コンクリートの構造体には敢えて塗装などの仕上げを施していません。一部、壁紙の下地であったモルタル壁に白いパテの痕も残りますが、これもこの室の歴史=味として敢えて残しています。
良い意味でざっくりとした簡素な間取りと、個性あふれる素材で構成した空間は、余計な飾りを必要としない「素の空間」となりました。
土間スペースより室内を見る。写真手前のブロックと足場板で構成した什器は、靴収納(玄関側)およびTV台(室内側)として機能します。撮影:堀内広治
プライベートスペースよりキッチン方向を見る。奥の褐色の壁は、鉄粉入りの塗料を酸化させた錆の壁です。撮影:堀内広治
プライベートスペースよりリビング方向を見る。通気、採光の為、収納の壁は天井まで敢えて立ち上げていません。撮影:堀内広治
キッチンより室内全体を見る。土間スペースと室内との仕切りは、ブロックと足場板で構成した什器(靴収納+TV台)です。撮影:堀内広治
キッチンより室内全体を見る(風布あり)。風布により土間スペースと室内とを適度に仕切り、適度に繋げています。撮影:堀内広治
土間スペースより室内を見る。土間スペースは、玄関ホールとしてのほか、アトリエとしても機能します。撮影:堀内広治
土間スペースより室内を見る(風布あり)。床は、黒い墨入モルタルの塗り床です。防塵処理によりアトリエにも最適です。撮影:堀内広治
ダイニングより土間スペース方向を見る(夜景)。風布のゆらぎが床面に映ります。撮影:堀内広治
プライベートスペースよりダイニング方向を見る(夜景)。キッチンカウンターやテーブルもオリジナルに製作しています。撮影:堀内広治
道下ひな壇の土地に家を建てたいのですが、地元工務店の方に見てもらったところ、造成費がかなりかかると言われてしまいました。現在100坪600万円ですが田舎のため値段交渉可能です。傾斜を利用した家(しかも道下)の建築実績がおありの方にお話しをお伺いしたいです。予算が少ないため(総額2800万円)土地にあまりかけたくないと思っています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
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早速9組ものエントリーをいただきました。設計事務所の所在地、HPから窺える作風、などから直感で、2組の設計士さんを選び、プランの検討を依頼しました。その内、...
この度は良いサイトに巡り会えて本当に良かったです。たくさんの問い合わせが来て、まだ全ての方とお話しできてないのですが、良い建物ができそうな予感がしています。 ...
新規事業の立ち上げに際して、建築家紹介センターのサービスを利用させていただきました。経験も豊富な建築士の方々より多くの反響を頂き、現在お話を進めさせて頂いている方も含め...