初めまして。 元請会社の『一括下請け 丸投げ禁止』に触れている事が分かって、施工を取りやめ (26年11月)、現在抗争中です。 このプロジェクトは建築士・元請・下請けの3社がグルになり、本来なら建築法に触 れる行為隠し、施主を騙しておりました。 これが分かったのは地鎮祭の3日後で、着工寸前でした。 幸いに、着手金は未だ支払っていなかったので、損害金は発生しておりませんが、 1/4の設計費用はAに支払い済みです。 しかし、2年間の計画が無になった為、逸失利益を損害賠償請求致しました。 抗争中ですが判例がまだ無い為、非常に珍しく、厄介なケースと思います。 《大筋の経緯》 1. 25年7月頃RC6階建て約450坪の賃貸マンションを計画。 2. 一級建築士Aに相談する。 3. Aは某スーパーゼネコンに勤務中であった。 名目上は設計施工の形を取りったが、実際はAが担当して設計をすることで、Aと元請 との間で話が決まった。 この話の内容は、施主には告げてはいない。 4. 26年1月中旬突然独立すると告げられ、業務内容・報酬の記載されているA4の紙 に承諾印を押すよう要請があり1/28押印した。 この時は未だ、ゼネコンに勤務しており、建築士法に違反していることを施主は後か ら知る。(無登録の禁止) 5. 元請との契約書には施工会社の監理者Bの名前が記載されていて、本工事の元請 の施工監理者(現場監督)と紹介を受け、様々な打ち合わせを行ってきた。 しかし、その施工監理者Bは26年9月、別の現場に転勤になることになった。 6. 26年6月4日、Bの後任に一級施工管理技士Cの紹介を受けた。Cは元請の名刺を差 し出したので、施主はCを元請の社員と疑う事は無なかった。 そして、この日はAも同出していた。 7. その後、CはAが同席していないのに、設計の打ち合わせや施工費用の打ち合わせ をしたいと度々施主を訪れた。 8. 施工費が10%以上も増額してしまった為、以前Aと決めたこれだけは譲れない最 少のものまで変えるよう要求してきた。 9. いずれの打ち合わせにも、元請の社員は同席しえおらず、Cのみであった。 10. あまりにも、施主を蔑ろにする為、疑問を持ち始めた。 11. 3回目の打ち合わせが終了したとき、Cは書類の入ったカバンを忘れてれていっ た。 慌てて後を追ったっがいなかった為、Cの名刺に書いてあった元請の会社に電話した ら、「そのような者は当社にはおりません」と電話口で告げられた。 12. 不審に思い、Cのカバンを開けて中身を見た。 その人物はAが2月頃、言っていた下請けの会社の社員だった。 Aは2月頃より、下請けの会社と会い打ち合わせを行っていた。 13. 施主は、頭をひどく殴られたような、酷いショオックを受け、今後どうしたら 良いか咄嗟に判断はつかなかった。 これが世に言う『丸投げか』今までの計画が、無残にも壊れてしまった。 14. Aも元請も下請けも、BもCも施主を騙していたため、誰も施主の見方はいなく なった。 15. 本体ならAは、施主の代理として、施工会社を監理する立場にありながら、施主 を欺き、施主の不利益を増長させて自分の利のみを考えていた。(後日判明したが、 施主の設計料の他に、施工会社から、1千万円もらえることになっていた。) 16. 施主はAに全て施主に秘していた事に責任を取るよう、損害賠償を請求したとこ ろ、「未だ施工前なので、監理業務はしていない為、何んの責任もない」と逃げてお ります。 施主はAが『一番のワル』に思えますが、確かに施工管理は未だですが、今までの計 画段階での責任は追及できないものでしょうか? Aが誠意のある普通の人間でしたら、多分『丸投げ』も出来なかったのではないかと 思えてなりません。 Aが何の罪にもならないなんて、許せないし、非常に悔しい思い出いっぱいです。 一級建築士の立場から、どう判断できますでしょか? 弁護士も、建築に精通しておりませんので、疑問が解決されない状況です。 お忙しいところ、恐縮ではございますが、ご回答を頂ければ幸いです。 宜しくお願い申し上げます。
昨日は、外出したり、出先でデスクワークしたり、事務所へ戻ってデスクワークしたり。 印象としては、デスクワークを意識した一日になりました。 週末や来週の打合せの資料を作成したり、各種申請のための準備をしたり。 特に、打合せするための準備は、とっても大事にしています。 といいつつ、普段出歩いていることがほとんどなので、まとまった時間が取れないのですが、隙間時間を有効に使います! 写真は、とある家創りの構造計算書。耐震等級3をクリアできるよう、いろいろ検討しました。計算結果を出力して、再確認。 しかし。この分量を出力するのは、エコじゃないですね。。
こちらは、とある家創りで、省エネ住宅ポイントを取得するための申請資料と市街化調整区域内で分家住宅を建てるための建築許可申請書。 何だか難しそうですよね。 来週、動きがあるので、事前準備です。 その他、家創りの打合せをするための資料の取りまとめ、実施設計図面のチェック等など。考えてみると、いっぱいありますね。 一人の人間ですので、同時並行ではなく、ひとつずつ、こなしました。 以前、お客様に、こんなことを聞かれたことがあります。 「頭の中が混乱しませんか?」 混乱しそうな印象ですが、全然そんなことはありません。 関わらせていただいている家創りは、個性的なお客様ばかりで、みなさん、全然違うからです。 同じようなプロセスで、同じような家やデザインを創り続けていると、混乱するのかもしれませんが、私は、そういったことがありません。 ほんと、お客様の個性に感謝ですよね。 話は戻るのですが。。お客様との打合せは、とっても大事にしていますが、それ以上に、準備を大事にしています。 「準備8割」という言葉を聞いたことがありますが、私は、「準備9割9分」だと思っています。 それが、愉しんで家創りをしていただくことにつながると思うからです。 全ては愉しい家創りのために。
先日、一日かけて自立循環型住宅の勉強に行ってきました。自立循環とは何ぞや?とお思いになるでしょうが、極力自然エネルギーを活用して居住性を向上させつつ、エネルギー消費量を削減しましょう。ということ。ここ数年考えていることのひとつに、「心地よい」とはどうすればよいのか、ということがあります。それぞれの家族にあった心地よい形や居場所をつくることを考えているのですが、そこには温度や湿度などの環境も当然含まれています。そのような温熱環境についても技術的なデザインをもっと分かりやすく取り入れていこうと思っています。機械や設備に頼らなくても生活の質が向上すれば、それは長く持続できる心地よさにもつながると信じて・・・
中身は450ページもある辞書のような本でして、専門的な技術書になっています、「エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計」と表紙にありますが、450ページあるだけあって、これをひとつやればアラ!不思議50%エネルギー削減できますというわけには行きません。ので地道にこつこつ実践していきます。
そんな中、すでにお住まいの方も今日、今からでも実践できる項目があったので紹介します。水栓です。
写真の左が従来の混合水栓、右が最近出ている(水優先吐水の)水栓従来の水栓だと一番右でレバーを上げると水のみ出てきます。中央辺りでレバーを上げるとお湯も混ざって出ている可能性があるということ、つまり給湯器が着火しているのです。最近では右側に動かず中央のみ水が出るタイプの商品があり、間違ってお湯が出ていることがないというものです。従来型だとなんとなく中央より右にあれば水だろうという合間なものでその合間な時に必要ない給湯器が動いてしまっていたわけです。気付いていましたか?本書では、新築向けなので新しいタイプの水栓を選択することを推奨していますが、これを読んで「常に右!水は右!」を頭の片隅に止めておけばちょっとだけエネルギー削減=ガス代節約できます。
こうした積み重ねがエネルギー削減につながりますし、本書の中ではもっと大切な断熱手法や日射の利用方法など盛り沢山です。ご興味のある方、設備に頼り過ぎない住宅としたい方、省エネ住宅をお考えの方はご相談くださいね。
児童デイサービスの目的 『障害児の生活能力の向上のために必要な訓練を行い、および社会との交流を図ることができるよう、当該障害児の身体および精神の状況ならびにその置かれている環境に応じて適切かつ効果的な指導および訓練を行うもの』 を実現するため、運動を中心に学習を指導する施設として計画されています。ムラのある木目やランダムな照明器具の配置は、児童それぞれの個性を尊重する姿勢を表しています。
NPO法人として、ゆとりのある予算が組めない中、他の施設との差別化をいかに実現できるか、という点を重視されていました。
数社の競合の中、デザイン面を気に入っていただいたこともありますが、最も重要視した点は「施設の目的や施設利用者について、設計者がいかに理解を深めているか」であったと聞いています。
施設利用者のメインエリアとスタッフエリアは、内装デザインのベース色を変えることで、感覚的に異なると意識できるよう意図しました。またムラのある木目やランダムな照明器具の配置は、児童それぞれの個性を尊重する姿勢を表しています。
医院を開業する際に医院併用住宅とすることで、地域への密着度が高く、地域住民にとって安心感にもつながります。また、通勤時間を少なくすることができます。 医院併用住宅について更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんに伺いました。
中学時代の同級生から、「親世代から開業している歯科医院と併用住宅を建て直して、歯科医院+二世帯住宅としたい」という依頼があったのがきっかけです。
患者さんの動線と医院スタッフの動線を明快にして、医院部分の表となるエリア(患者さんが使うエリア)と裏になるエリア(スタッフが使うエリア)を色分けします。住宅のエントランスは医院の裏エリアから連続する動線上に設けられることになるので、その時点で医院部分と住宅部分の基本的な配置が決められます。それら、動線とエリア分けの初期設定を最後までブレないようにすることがポイントだと思います。
住宅ローンは、住宅部分だけしか対象にならないと思います。医院部分は事業資金扱いですので、別融資になると思います。取引金融機関に相談されることをお勧めします。
クライアントの提示する条件や要望に対して、できるだけ多くのプランを提示して検討するということはもちろんですが、その過程で、提示された条件を疑ってみるといったことまで、踏み込んでいけることでしょうか。 プランを検討する中で、与えられた条件が保守的すぎると思われる場合、少しでも革新的な方向に舵をきったものを提示していく・・そんなところが、アトリエならではの取り組み方だと思っています。 例えばシノハラコンプレックスの場合、歯科診療室は道路から離れた、奥まった場所に設けてほしいという要求がありましたが、それでは、子供の頃に記憶された、あの痛くて辛い陰湿な空間イメージそのものを再現することになるような気がして、私の計画では、はじめから外光の入る道路(+駐車場)に面した位置に診療室を設けることにしました。 部屋が明るく、外の景色が見えることで、患者さんの緊張感を和らげることができると思いましたし、歯科用治療機器がロボットアームのようにメカニカルでカッコイイものでしたので、それが外から見えてもいいのではないかと思ったのもその理由の一つです。 幸いクライアントにも納得いただき、結果的にはこれまでにない、少し革新的な新しいタイプの歯科医院にすることができたと思っています。
敷地が商業地域内にあるため、周辺は全て高密度なビルに囲まれているという環境でしたが、さらにこの場所の風景として、周辺と同様に高密度なビルの中に人が暮らすとか患者さんが通院するという姿は避けたいと考えていました。 クライアントからは必要以上に床面積を利用したいという要望もなかったので、1階の歯科医院、2・3階の二世帯住宅のヴォリュームを設定し、その周辺にはできるだけヴォイドとなる空間が意識できるよう形を決めてセットすることにしました。 全体の形は、1階の四角い台座の上に、2・3階の直方体が少しズレながら斜めに置かれているというものになったのですが、二方向が道路であり南側境界からも大きくセットバックさせたため、この建物だけが周りと切り離されて佇んでいるという風景を作ることができました。 周辺の高密度感から開放されたことによって、商業地域の中にホッとするような良好な住環境を作り得たのではないかと思っています。 それから、二世帯住宅である2・3階の直方体ヴォリュームのほぼ中央に、世帯間を最短でつなぎさらに屋上まで移動できる螺旋階段を設置するため、一辺1.8m角の筒状のヴォイドを設けましたが、それは大きな量塊の中に通風を確保するものでもあり、天空から光を取り入れるための有効な外部空間となっています。
敷地から検討できれば、計画全体の道筋もたてやすいので、もちろん対応いたします。
医療施設には、様々な医療機器や道具が設置・導入されますし、レントゲン室のような特殊仕様となる部屋も想定されます。そのようなもののデータはできるだけ早い段階で、全て設計者に提示することをお勧めします。 機器周辺のスペースなど細かい寸法の押えが、機能的な診療室となるかどうかの決め手になりますし、建物の全体計画の善し悪しにも関わってくる可能性があります。
敷地が、JR宇都宮駅近くの商業地域にあり、もっと大規模な計画(賃貸部分を設けるなど)とすることも考えておられましたが、必要最小限の規模とすることになり、周辺の大きな建物に囲まれながらも、敷地全体に余裕を持たせる配置計画となったことが、この環境において魅力的な建物になったように思われます。
二世帯同居の秘訣これは一言で表現するのは非常に難しいお題です。ただ良く耳にする「スープの冷めない距離」とか「つかずはなれずの関係」という言葉は、結構的を得ていると思っています。夫婦同士でも意見の相違や考え方が違うわけですから、その同士が2組になれば当然いろいろな問題が生じてきます。
意見の相違や価値観の違いをどのように解決していくのか、二世帯同居のひとつのかたち、完全分離型の二世帯住宅の場合を取上げて書いてみようと思います。完全分離型とは、玄関、お風呂、台所、リビングなどなど各世帯独立した住戸です。今回紹介する二世帯は分離された二世帯がひとつ屋根の下、おなじ建物のなかに住んでいます。
通常の完全分離の二世帯住宅の玄関は横並びにすることが多いですが、この住まいは、玄関があっちとこっちを向いています。なぜそんな形なのでしょうか?
計画時の家族間の打ち合わせヒアリングで・夜食事に出かけて遅い時間に帰ってくることもある・片方の世帯の来客時に出かける、帰ってくることもある・外出時、帰宅時に顔を合わせることもあり、毎回気分が良いとも限らないという理由から、玄関を別々の位置に設置して欲しいという要望がありました。
はじめはそれほど頻繁に起こらないことを理由に別々の位置に玄関を・・・とも思いましたが、家族間の要望でもあったので別の位置に別の表情の玄関を設置しました。玄関とは外部との接点となる場所であり、プライバシーを守る扉でもあります。プライバシーを守るというと、外部からの保護する、守ることをイメージしますが、二世帯住宅の場合は家族間のプライバシーやそれぞれの世帯の友達や近所づきあいという多様なプライバシーを守る必要も出てきます。正確にはひとつの世帯では気にしないプライバシーを守ることで、二つ世帯が上手く同居することができるようになるのだと気付きました。「玄関版つかずはなれづの関係」がこの二世帯住宅のキモとなりました。 家族間で何回も話し合いを行い、いくつかの計画案を元に生まれたキモでもあります。
二世帯住宅の形は千差万別、どれが正解であるとは言えません。二世帯住宅の秘訣があるとすれば、やはり家族間での話し合いであり、コミュニケーションであると思います。納得の行く話し合い、上手なコミュニケーションができれば二世帯同居は上手くいくでしょう。
カルチャーセンターの9月始まりのチラシが入ったり、夏休みにお休みだった保育園の遊び場が再開したり、私も少し、新学期な気分。今学期もとにかく笑顔でゆきたい。どんなに散らかし、いじける子がいたとて。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「20年ぶりの再開 息子が建てた家」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/31 20年前に番組で紹介された家で大きくなった長男が、その家の前隣に建てた家だ。今回の建主である長男は、お父さんの後を追った大工さん。義理のお兄さんが設計し、建主自らが施工に携わったという。 紹介を見終わった時、この番組で紹介される家にしては印象が薄くて、よくありそうだけどな、と思ってしまった。ただ、のびのびと広くて、でもその広さがとても心地よく生かされていると思った。そして、大工さんの家らしいなとも思った。自分で必要に応じて手を加えながら建物を育てられる自由さがある。 ◇ ◇ ◇ 20年ぶりの再開 息子が建てた家今回のこのタイトルは、すごくぴったりなのだと思う。 番組では、冒頭から20年前の映像が盛り込まれていた。渡辺さんは、あの大空間は圧巻だった、と懐かしそうに話され、お父さん、息子さんとの再開を楽しんでいらした。今回取り上げられた息子世帯の家の原点といえるような実家は、番組内でちらっと映っただけだったけれど、とても印象的なものだった。まさに圧巻の大空間で、家の中に大きなスロープが架けられていて、真っ白な螺旋階段が立ち上っていて、、、、、。これが一般の家庭の生活空間なのだといわれても、なかなかその暮らしのイメージがつかないようでさえあった。葛西潔氏による設計の、「大きい木箱」という作品とのこと。葛西潔設計事務所のウェブページから、作品をじっくりみてみる。(http://www.kasaikibako.com/ookii/ookii.htm)すると改めて、今回の息子世帯の家は、この実家の建物の子供みたいなものだなと思った。いろんなアイディアや感覚が継承されている。大空間、シンボルのような螺旋階段、レベル差のあるLDK、そして、大工さんとしての建主が、生活の中で建物を作り込んでいける自由さ。 空間に対する感覚や家族との時間はこうありたいという思いは、育ってきた家が育ててくれる部分が大きいと思う。私もいろんな感覚の下地は、やっぱり生まれ育った家だと思う。「大きい木箱」で育った少年が建てた家。とてものびのびとした、美しい家だと思う。 ◇ ◇ ◇ さて、この息子世帯の家、広々として開放的な空間が魅力的だ。1階は1部屋になったLDK。2階は寝室が1部屋と、吹き抜けに面した開放的な子供たちのあそびば。 広ーいけれど、1階も2階も、床にレベル差があって、ただ広い、というのではない心地よさがあった。
1階は、玄関からつながる部屋の手前が舞台のように高くなっていて、螺旋階段がオブジェのように、舞台のセットのように据えられている。この舞台は、一段下がったリビングスペース、キッチン・ダイニングスペースをゆるやかに区切るものであるし、また、腰掛けにもなる。リビングのソファーと並んで座ることができるし、キッチン・ダイニングスペースの食卓では、掘り炬燵のように舞台が椅子になる。1部屋だけれど、リビング、キッチン・ダイニング、ホールと大空間をうまく3つに区切ってあって、そして心地よくそれぞれが繋がっている。
2階のあそびばも、奥は舞台になっている。この舞台は天井を低くした風呂場の真上。舞台の下と風呂場の上に、6畳ほどの物置が作られている。舞台は子供にとっては特別な遊び場。滑り台も楽しめる。将来は3人の子供たちそれぞれの個室に作り替える予定とのこと。こうして広々したオープンな一部屋にしてある時期でも、想像力、創造力豊かに、遊び倒せる場所だと思う。 実家の「大きな木箱」あってのお家。そのことを、楽しませてもらった。
住宅の心臓部ともいえる分電盤配線がたくさん重なっている先が「バン」です。
配線の集中する箇所や、配管の通る箇所はなるべく断熱層とは別に設置します。そうすることで、断熱の欠損も少なく、配線や配管の施工もしやすいからです。
K HOUSEは高気密高断熱の仕様で設計をしています。設計上の性能を発揮するには、現場の施工がとても重要です。断熱と気密これはどちらか一方のみができているだけでは、性能を発揮しません。断熱はセーターのような物で、風がなければ暖かいのですが、風が吹くと風が通り寒いです。だからウィンドブレーカーのような物で風を遮断する必要があり、それが気密となります。気密工事は、窓周りや壁や床、天井の端部、コンセントボックスなどの細かな処置と丁寧な施工の積み重ねが大変重要です。
今回は気密性能を確認するために気密測定を実施しました。測定には写真のようなバズーカーのような機器を使います。簡単に説明すると室内の空気を外に送り出すと、隙間から空気が入ってきます。その時の内外の圧力差から隙間面積を割り出します。測定の目標値は1.5cm2/m2 これは1平米あたりの隙間を表しています。小さいほうが隙間が少ないことになります。また以前あった国の省エネ基準では北海道・東北などの地域で2.0cm2/m2なので、それよりも気密性が高いことになります。
さあ、いざ測定...結果は2.0cm2/m2、決して悪い数値ではないのですが、目標値に達していないので現場に緊張の空気が張り詰めます。その後、玄関が木製建具なのですが仮に合板でふさいでいる箇所からの漏気が大きいのを見つけそこをふさぎ、他の小さな気密シートの破れも処置をして計測すると...
相当隙間面積C値1.5cm2/m2 クリアです!監督さん大工さんの表情も晴れやかになりました。気密よしっ!
目に見えるデザインはもちろん、室内の温熱環境もデザイン(設計)しています!!
今日は前回に引き続きの現場でのコンプラストコンクリート打設監理で五反田へ(*^^*)
夕方からの雨が心配ですが…あまり量は多くないので大丈夫でしょう!とりあえず晴れは味方しました(≧∇≦)
今日も世界最高のコンプラストコンクリートを良い状態で現場へ!気合い入れていきます(*^^*)
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
初めてで何から手をつけたらいい状況の中、わざわざ遠方から相談だけのために駆けつけて頂きました。結果的にはリフォームはせず、住み替えという選択肢を選びましたが、...
違うサイトで知り合った建築家さんに、このサイトを紹介して頂き、良い方に出会いました。この度、契約が成立して、いよいよスタートです。...