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今日まで茨城事務所!
菅谷の家確認申請で那珂市役所へ
地区計画申請がおりたので都市計画課で受け取り…建築指導課へ
中身を確認して副を提出して終了!
終了後…茨城県庁へ!
道路の件でちょっとありましたが…無事提出完了!
道路測量のため現場へ…測量後、事務所に戻る!
あとはおりて工事開始を待つのみ…実施設計頑張ります(≧∇≦)

その土地に応じた特色のあるシェアハウス・更田邦彦建築研究所 更田邦彦さん


 
シェアハウスは一般的な共同住宅より賃借人がより多く入居できます。また、その土地に応じた特色のある建物とすることができます。
 
シェアハウスについて更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 更田邦彦建築研究所 更田邦彦 の写真
世田谷区代沢4-40-10サクラB
03-3487-0742

 

シェアハウスとは何ですか?

 
1住戸を複数人で借りて、個室をプライベート空間として使い、それ以外のキッチン、浴室、トイレなどの共用部を共同で使用する住宅のことです。
 
最近では、同じ趣味や意識のある人達が入居しやすいように、シェアするコモンスペース(共用部)に特徴を持たせる事例も増えており、私が手がけた「アビタ鶴川」は、庭に菜園とピザ窯を設けて、「野菜を育てそれを食す」といったことにポジティブな人に入居してもらうことをコンセプトとしています。
 

貴社がシェアハウスを手がけたきっかけを教えて下さい

 
シェアハウスを数多く運営しているある不動産会社の指名コンペで私の案が採用されたことにより手がけることになりました。
 

 

シェアハウスには建築基準があるのでしょうか?

 
一昨年(2013年)の9月に、国土交通省住宅局から「事業者が運営するシェアハウスは寄宿舎とする」という技術的助言が通知されました。
 
「寄宿舎」は特殊建築物であるので、主要な間仕切り壁を燃えにくくする(準耐火構造)等の規制がかかってきたり、さらに東京都の場合は、窓先空地と呼ばれる避難用の空地が求められることになります。
 
しかしそれでは、健全に運営している既存のシェアハウスが排除されたり、一般住宅を転用してシェアハウスとすることが難しくなることから、いくつかの自治体では、寄宿舎に係る 建築基準等を緩和する方向で見直しを行っています。
 
このような経緯から、シェアハウスには一般住宅とも寄宿舎ともは違う建築基準があるということになりますが、詳細については各自治体に確認する必要があります。
 

土地活用としてシェアハウスを建てるメリット・デメリットを 教えて下さい

 
「共同住宅」と比較したメリットとしては、前述した建築基準の緩和措置により、賃借人がより多く入居できるタイプの賃貸住宅になることだと思われます。また、その土地に応じた特色のある建物とすることができるといったこともあげられるかもしれません。
 
デメリットとしては、土地活用というよりも運営面のことになりますが、賃借人の入れ替わりが激しく比較的空室率が高くなるケースがあることや、コモンスペースの使われ方が賃借人の自主運営ではなかなかうまくいかず、オーナーさんや管理会社がそのルールやマナーについて、常にケアしていかなければならないということがあげられると思います。
 

 

シェアハウスの設計で気をつけているポイントを教えて下さい。

 
シェアハウスでは、住人の皆さんに「シェアする」という共通認識はあるとしても、プライバシーは確保されなければならないので、各個室は、扉を閉めればコモンスペースと遮断される(遮音化するのは困難ですが)空間になっている必要があると思います。
また、ダイニングやリビングがコモンスペースの中心的な居場所になろうかと思われますが、そこにダイレクトにプライベートスペースが面することは避けたいと思っています。
 
それは、住人それぞれに生活のリズムがあり、他の住人とコミュニケートする距離感みたいなものが随時変ってくるので、プライベートスペースとコモンスペースの間にそれらの中間領域となるような場や距離を設けておく必要があると思うからです。
そこには、2~3人のためのサブ的コモンスペースが用意されていてもいいのかもしれません。
 
シェアハウスの計画をする際、シェアする場所や事柄に意識が向かいがちですが、プライベートスペースを担保することや、オン・オフのように完全に意識を切替えなくても過ごせるサブ的コモンスペースを設けるといった、個人と他の住人との接点になる部分にも意識するよう気をつけています。
 

 

シェアハウスの事業計画の相談にも乗っていただけるでしょうか?

 
「事業計画」となると範囲が広いのではっきりお答えできませんが、敷地に対する建築規模やそこから想定する個室の数、それに対するコモンスペースの面積や配置など、あくまで建築計画についてならば相談に応じられると思います。
 

シェアハウスを建てたいけどなにから手を付けてよいかわからない方からの相談にも乗っていただけますか?

 
建築的なアプローチにおいてならば相談に応じることができます。
建築の企画案を検討していく中で、ある程度その敷地がシェアハウスに向いているか否かといったことも判断できると思われます。
 

アビタ鶴川は将来的に2軒のテラスハウスに変更できるようになっているそうですね。どのような工夫をしたのでしょうか?

 
コの字型プランのほぼ中央に仕切り壁を設けて分割する際、キッチン、浴室+脱衣室、洗面所、洗濯機置場、トイレなどの水廻りおよび階段がそれぞれに配置されるように計画するのはもちろんのこと、シェアハウス時の個室の仕切り壁を取り除いてダイニング・リビングにコンバージョンできるようにしていること、また、エントランスも別に1箇所設けられるよう(現在の外壁に穴を空けられるよう)想定して、あらかじめアプローチの階段や土間をコンクリートで打設したといったことがあげられます。
 

アビタ鶴川でのライフスタイルで何か特徴となっていることは?

 
アビタ鶴川では、建物内部のコモンスペース全てを土足仕様としたことが、ライフスタイルにおける大きな特徴になっています。
 
それは、コモンスペースの中心となるダイニング・キッチンを、テラス・菜園へとつながる外部に視覚的にも使われ方でも連続させたかったことが大きな理由ですが、そのことで例えば、菜園でトマトを摘んで土足のままキッチンで調理しダイニングで食べる、といったことがここでのライフスタイル(日常)の一つになっているわけです。
 
しかし、日本の一般住宅においては、このライフスタイルはなかなか容認されないことなので、シェアハウスという新たな居住形式が、これまでのライフスタイルを少しだけバリアフリー化させたと言えるのかもしれません。
また、床の素材に用いた大谷石が、内外の空間を自然につなげてくれたことも、そのことに大きく貢献していると思います。
 
このように、シェアハウスの設計をしていると、これまでのライフスタイルを乗り越えられるような発見があり、そんなところに面白さを感じています。
 

 

更田邦彦建築研究所 更田邦彦さんのシェアハウス・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
アビタ鶴川

各個室のプライバシーを保ちつつ、庭を含めてた共用スペースが、それぞれ皆さんの様々な<居場所>となるように考えました。例えばそれは、個室に行くための廊下を単に<廊下>とするのではなく、庭に面してお茶を飲んだり、ちょっとした作業スペースにも使えるような<縁側>のような場所にするといったことでした。

有限会社岡峯設計室

●設計事例の所在地: 
宮崎県宮崎市
●面積(坪): 
38.2坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大坪交番設計業務

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

宮崎県からの依頼で交番の設計を手がけました。
県産材を豊富に使った宮崎の緑豊かな山並みと雄大な海を基に自然を表現

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

県産材を使用した丈夫な建物を木造でということで構造的に工夫を凝らして設計をしました。

その他の画像: 
ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

マンションの1LDKと2LDKを管理組合の同意のもと一体化し、スケルトン改修を行いました。
遊び盛りの2男、1女のために、広く自由に遊び回れること、子供室には秘密基地があり、
基地に上がるハシゴや脱出するうんていなどワクワクするものがあります。
子どもの成長を考えたスペースの使い方、自然材料を使った健康住宅、目が届く安全を考えました。

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こちらは姉妹3人の子供部屋です。多少年齢も離れ就寝時間もまちまちです。布団を並べて一緒に寝たい、出来れば従姉妹の寝る場所もと言うことで、3人の2畳ほど合わせて6畳の服入れの上にロフトをつくりそこがベットコーナー。勉強コーナーも3つに仕切り遮光スクリーンで閉じるようになっています。

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遊び盛りの子のいる子供室には「うんてい」や「のぼり棒」をつけることがあります。ロフトと組み合わせると子供にとっても親にとっても楽しい装置となります。わが家では子供がサッカーをしているので、上半身強化のために鉄棒を設けました。親も運動不足解消に使っています。

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わが家には受験を控えた高校生と中学生の男の子2人がいます。子供室は2階居間隣にありドアはつけていません。10畳ほどの部屋は造付けの服入、本棚、机で2つに仕切られそこにもドアはありません。最小限の仕切としてロールスクリーンはつけていますが中の様子は判ります。子供にとっては居心地が悪いとは思いますがお互いの気配が伝わることが重要だと考えました。しかし不満もあるかなという思いから、子供室上部に5畳ほどのロフトを設けています。空間はつながっていますが、閉鎖的な場所です。ここの場所は自由にさせています。ゲームで遊んだり、漫画本を読んだりしています。

(左写真)手前の子供室、(右写真)手前より奥を見る

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

猛暑が続いています。家の窓からの熱気が大きいことを確認し改めて窓のデザインの奥深さを感じます。緑が少なくなり気温の上昇が続くところでは外部の熱負荷を抑える、例えば南の窓を庇で遮熱したりガラスを高遮熱としたりと窓を工夫することは特に重要に感じます。我が家では、写真のように洗面所のトップライトをホームセンターで買った葦簀をカットし手動で動くようにしました。清涼感もあり、快適な感じになりました。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

事務所兼住まいのある練馬で34.3度を記録したそうです。
今のところ、節電のためエアコンは使用していませが、
使える用意だけはしておこうと考え、内部のクリーニングをしました。
5台のエアコンがあるため、洗浄液垂れ受けの使い廻しが出来るように、
新聞紙を折りたたみクラフトテープで補強し、受けをつくりました。
それを養生テープでエアコンの直下に写真のように固定しました。
養生テープなので粘着後が残らず、使い廻しが可能です。
滞りなぐ作業は終了しました。

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

梅雨が明け、夏の強い日差しが続く毎日です。
「家の作りようは夏をむねとすべし」といいますが、小さな庇でもしっかり
日陰をつくっています。

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