ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

あまりの美しさにパチリ!
空…ケヤキ…桜…
今日はお散歩の方々も沢山です(^・^)

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真

開口部の大きな役割は採光と換気ですが、室内のインテリアとして重要な役割を果たしていることはご存知のことと思います。でも、ただそれだけでは生活が楽しくなりません。

ここでは幅2M程の大きなはめ殺し窓(開閉できない1枚ガラスの窓)に木のカウンターを支柱無しで渡しています。左右のカウンター下の白い箱の中は収納やエアコンが入っています。
ご覧のように、外部の緑を背景にカウンターの上下にはクライアントの趣味の良い小物や植物が置かれています。居住者の趣味の良さが外からでも目にすることができます。
この開口部が北向きで、直射日光が入ることもないことから床から天井まで大きな開口を開くことができました。また、北向きであるメリットとして、日本庭園が北向きで計画される事例があることからもわかるように、景色は逆に美しい日が当った状態が見える事になります。

こういった北側窓の工夫は依頼者からはなかなか出にくいものですので、建築家からアイデアとして提案することで、依頼者が思いもよらないインテリアを実現することができます。
ちなみに、この事例でカウンター下に腰壁をつけてしまった場合、この窓の魅力が無くなってしまうとを付け加えておきます。

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真

建物の中央に中庭をつくると、太陽の光や風など自然の恩恵を得られます。また、吹き抜けをつくると、上下の階の気配がつながることで一体感が得られ、さらに高い天井による開放感が得られます。ではこの両者の利点を兼ねそなえた空間は作れるのでしょうか?答えはYESです。

写真の事例は吹き抜け上の天井を全てガラスにした例です。天井が全てガラスなので、室内はまるで屋外のような明るさです。晴れた日は雲の移ろいで日差しが変わることを実感できます。季節によ日差しの変化まで体感できます。夜は星空を見ることができます。

サッシ部分は幅の広いルーバーになっています。これによって夏の昼間でもわずかに傾斜した日射を反射させ、ダイレクトに強い日差しが室内に入ることを防ぎます。また、壁を白くすることで、光を更に拡散させています。

まさに「室内なのに屋外のような空間。雨の降らない中庭のような空間」となります。唯一無二の空間を手に入れることができるのです。

ただし、単純に見えますが超えるべき技術的ハードルは高いのです。
・結露した水を排水する工夫が必要です。(メーカーが良い製品を用意しています)
・地震時にガラスが落下しないようにする工夫が必要です。(必要な性能を確保しましょう)
・日差しをコントロールするフィンは特注としてデザインしなければ開放感が得られません。(既製品では方位や日射角に対応しきれません。また、ガラスを支える構造材を兼ねることができません)
・窓清掃のために屋上に登れるようにする必要があります。また、作業時の安全対策を考えます。(清掃マニュアルを作るとか、ガラス自体に体重を支えられる強度を持たすとか、えの長い専用の清掃器具をあらかじめ提案する必要があります。)
・照明器具や火災感知器などの納まりに配慮しないと全て台無しになります。
・断熱などに配慮する必要があります。(ペアガラス、サーキュレーションダクト、居住域空調、床暖房など)

いかがですか?このように結構大変です。ですが・・・、効果は絶大です。ある程度の面倒を許容すれば、きっと普通では得られない素晴らしい生活環境を手にすることができます。この事例では築10年経ちますが、良好な状態を保ち続けていますし、クライアント様には感謝していただいております。いつでも相談にのりますのでご連絡ください。
(撮影 吉田明弘)

まるい円盤は、この施設が比較的大きな建物でしたのでスプリンクラーを設置しています。住宅であれば必要ありません。
青空と雲が見えます。この下では通常の植物もよく育ちます。
照明は壁付けのスポットを使用しています。それ以外にガラスを通して外部側に照明を設置しています。

ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

犬や猫などのペットは昔から家族の一員として扱われています。
特に最近は室内で飼うことも多くなったような気がします。
ここでは猫3匹とご夫婦の生活の事例です。
打合せに使われた時間は人間よりむしろ猫についてでした。
外に飛び出さないように配慮しながらストレスにならないつくりが求められます。
猫は外を見たがるので写真のように低い位置に猫専用の窓を付けました。

猫専用の出入口もドアの下についていてトイレに行きたくなったら勝手に行ってくれます。

吹抜けにはキャットウォークがついていて猫が自由に動き回る仕掛けとしました。

でも見下ろすと怖いようで3匹のうち使うのは一匹だけだそうです。
猫の気持ちになって設計したつもりでしたが、こんなこともありますね。
各自色んな場所がお気に入りのようです。

I-0382、3LDK+収納の平屋(熊本県)

ユーザー なお0382 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
熊本県
現住所‐郡市区町村: 
熊本市中央区
依頼内容: 

土地は80坪弱ありますが、家は3LDK+収納の平屋が希望です。(駐車場を広くとりたいので)
新築の予算は1000万円で実現できるのでしょうか?
築45年の家はありますので、予算内であればリノベーションも考えています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 
 





I-0381、高低差のある土地の駐車場拡大及び住居建替え (愛知県)

ユーザー JamesBond の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
春日井市
依頼内容: 

■依頼したい仕事
高低差のある土地(古家あり)の駐車場拡大及び住居建替え
 
■建設予定地
愛知県の尾張地区
 
■土地・テナントの所有・賃貸状況
間口12.5、奥行き20mの250平米(建ぺい率50%、容積100%)。
北側斜線制限あり(10m)。
北西道路(幅6m)で、道路との高低差2.1~2.7m。
現状は90平米弱の2F木造家屋とRC車庫1台分あり。
前面道路側及び南西側に既存擁壁あり。
 
■建物についての希望
ローコスト、省エネ志向(オール電化、断熱など)、極力メンテナンスフリー。
基本的な内容は下記ページの通り。
http://kentikusi.jp/dr/%E5%82%BE%E6%96%9C%E5%9C%B0/%E9%AB%98%E4%BD%8E%E5...
予算次第ではあるが、間口いっぱいに並列駐車できるスペース。(ビルトインガレージとし、擁壁を構造物の基礎とした形が理想)。
駐車場からアクセスできる収納(スタッドレスタイヤやスキー、キャンプ道具一式)。
駐車場から直接家に入れ、将来に備えEVスペースが必要。
1Fは、6畳程度の和室とLDK、風呂、洗面、トイレを置き、家事動線を優先。多めの収納スペース希望。
2Fは主寝室と子供部屋(男2人、女1人)に加えトイレを置きたい。(広い部屋は望まない。)
スペースがあれば屋根裏収納を検討。
太陽光パネル設置の可能性を考慮し、30%勾配の南西側への片流れ屋根。
 
■ご予算
3000万円
 
■希望する地域
? 
 
■建築家に依頼したいと思った理由
4年間ほど時間を費やし、マイホームデザイナーやDIALux、専門書を含む本などにより自己が望む家の在り方について方向性を確立してきましたが、専門家ではないので最終的な判断ができません。また、地場工務店へ相談をしましたが満足のいく回答がなく、コスト的にも住宅建築は大まかに土木と建築で分業となるので圧縮がし辛く、1社で土木・建築共にできる業者の紹介や、工法によるコスト圧縮などの紹介が欲しく今回の依頼に至りました。
 
■その他
生活の3要素である衣・食・住に関わることなのできちんとした(耐震、断熱、家事動線を考慮した)ものを作りたいと考えています。但し、金銭的なストレスは日々の生活から様々な意味でゆとりを奪いますので、理想の家が本末転倒立にならないようにする為に、支払い能力に関係なく極力ローコストな家を考えています。現実的には予算と家の質(外観ではない)がトレードオフ関係にあることも理解していますので、バランスを見ながらの予算配分が必要になることも理解しています。細かな依頼になりますが、ある意味チャレンジング性のある内容だと考えておりますので、賛同して頂けるパートナーがいらっしゃれば幸いです。
 
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 
 





ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

この前、クライアントと飲んでる時にこれから改装をしようとしているある居酒屋さんの話が出ました。
そのクライアントは建築に関わる仕事をされていること、私もよく行くのですがその居酒屋さんの2号店だということで手伝いながらセルフビルドでやろうとしているとのこと(*^^*)
話を聞いているとデザインのアイデアを思い付き私も参加したくなり(笑)…手伝わせてもらうことで話が盛り上がりました!
デザインの提案もするのですが…私も施工にも参加させて頂こうと思ってます。

過去の物件でもセルフビルド、ハーフビルドの現場が何件かありましたが…プロの職人さんがするのと違って、より入手しやすい材料と簡単に施工できる方法をクライアントにご提案してきました。
今回は捨てる材料を無料で頂き…自分たちで作ろうと考えてます。
きちんとやり方を踏まえて臨むことが成功するコツです。
皆さんも是非トライしてみて下さい(o^^o)

那須の週末住宅 (栃木県那須町)

●設計事例の所在地: 
栃木県那須町
●面積(坪): 
57坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地は道路より最大で12m程度上がっている傾斜地でクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林。当面は週末住宅として住まい、将来はこの地に永住するというクライアントの希望を踏まえた住宅です。外観は国立公園内の基準により制限され、屋根は茶系色のフッ素樹脂塗装ガルバリウム鋼板、外壁は杉板張りとなっています。湿度が極端に高い地域のため高床式の基礎として床下の通風を考慮しています。1階は土間・個室・水回りを配し、2階に周囲のロケーションを楽しめるリビング空間。1階土間は薪ストーブを中心にワークデスクも備え多目的に利用できる落ち着いた空間となっています。2階はたくさんの友人を招いてゆったりと過ごせるオープンなリビング空間です。リビング中央の大きな吹抜けは、1階の気配と共に薪ストーブの暖気を伝えてくれます。また1・2階にはそれぞれロケーションを楽しむ屋外デッキを備えています。この家は新たな「土間空間」のあり方を追求した家でもあります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「定年後には永住したいのでその機能を備えていること」
「傾斜地の特性と周囲の自然を楽しみたい」
「親との同居を考えているのでその個室も用意して欲しい」

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「最初の打ち合わせで意気投合しました」
「デザイン性は勿論ですが設計者の人柄も決め手になった大きな要因です」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

別荘としての機能と併せて永住した時のことや親との同居を考えて、家族の気配を感じられるように考えました。家の中心にある土間は上部に吹抜けを持ち上下階の気配を繋ぎます。敷地の形状はほとんど変えずに当初のままの傾斜で、樹木の伐採も最小限に抑えました。高床式の基礎にすることで高い湿度にも対処しています。南側には1・2階共にテラスを設けそれぞれから周囲の自然を存分に楽しむことが出来ます。建物の色は周囲に違和感のないものとし、外壁材は無垢板を使用しています。

依頼者の声: 

「薪ストーブの暖気が家中に伝わり真冬でもTシャツ1枚で過ごせる程快適です」
「大自然を楽しめる家なので気分転換できる週末が楽しみになりました」

その他の画像: 

多目的土間
趣味で使えるワークデスクを備えた第二のリビングのような場所。薪ストーブの炎を眺めながらゆっくりと時間が流れます。

薪ストーブ
冬場の必需品。これ1台で家中がポカポカになります。炎を眺めながら飲むコーヒーやビールは最高です。

2階リビング
周囲の大自然を楽しみながらゆっくりと過ごす場所。構造材の梁が見える天井は経年変化も楽しめます。

ダイニング・キッチン
可変式の大きなテーブルを備えたダイニング。大勢のパーティーも楽しめます。

ワイワイと楽しいパーティー風景

キッチンから南面を見る
南側には屋外テラスがあり、室内に周囲の自然を取り込みます。

2階テラス
周囲の山々や眼下に広がる風景を楽しむ場所。耳を澄ますと聞こえるのは小鳥の声だけ。

西側に見える山々の風景

A house (群馬県邑楽町)

●設計事例の所在地: 
群馬県邑楽町
●面積(坪): 
35.6坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

家庭内のコミュニティが崩壊しつつある現在。クライアント家族から感じ取った形がこの家です。最低限のプライバシーを確保しながら、家の中のどこにいても一声かければ返事が返ってくる…そんな家です。テラス・リビング・ダイニング・キッチンの床はすべてコンクリート。このエリアは家族がいつもいる場所。素材を統一することでウチとソトが一体になります。リビング全体は吹き抜けで、ハイサイドライトからは太陽の恵みと月や星を取り込みます。同時に2階子供ルームやワークスペースとの距離感を縮めて家族間のコミュニティを形成してくれます。
家屋が一つ屋根の下で一緒に住んでいるということ…それを実感することは、今でこそ重要に思えますが、本当はごく当たり前に必要なことではないでしょうか。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

広々とした土間のリビングとキッチンが欲しい。
キッチンに隣接して食品庫が欲しい。
薪ストーブを入れたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「数回の話し合いをするうちに意気投合し任せても良いと思った」
「デザイン性や設計者の人柄が合うと思った」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

玄関を入るとすぐに土間のリビング。土足のまま違和感なく入ることが出来ます。そこには要望のあった薪ストーブを設置し、背後の壁はご夫婦の要望で大谷石を張りました。リビングには大きな窓から明るい日差しを取り込み、夜空の星やお月様まで楽しめます。隣接したキッチンには奥様ご希望のコンクリート製のキッチンカウンターをつくり土間の床と調和しています。リビングの大きな吹抜けは家族の気配を感じる大きな役目を持っています。

依頼者の声: 

「土間のリビングやキッチンがとても明るくて気持ちよく毎日の料理も食事も楽しくなりました」
「大きな吹抜けが薪ストーブの暖気と共に家族の気配を伝えてくれるので、一声かけるとすぐに返事が返ってきます」

その他の画像: 

土間リビング
南側の大きな開口部からたっぷりの日差しが入ります。中央には天然エネルギーの薪ストーブが置かれ、家族のコミュニティツールにもなっています。

キッチン
奥様ご希望のコンクリート製カウンターのキッチン。カウンターは奥行きが広いので忙しい朝にはここで食事もできます。

2階ワークスペース
吹抜けに面してワークデスクを設けています。個室に入らなくてもここで勉強したりできる場所。親子で自由に使える多目的スペースです。

大きな吹抜け
左側は2階子供スペース。可動間仕切りを開けると吹抜けを介してリビングと繋がります。プライバシーを確保しつつ家族の距離をより近いものにしてくれます。家族の気配を感じる重要な役目を持っています。

薪ストーブ
後部の壁は大谷石。薪ストーブの炎と共に温もりを感じさせてくれます。両面ガラスの薪ストーブなので炎の後ろに大谷石も見えます。

ユーザー 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘 の写真

高齢者施設の個室内に設けたトイレに、外部ではなく室内に開けたすりガラスの窓を付けました。(写真奥の左側)高齢者施設に限らず、ワンルームマンションであれば同じ状況をつくることができます。トイレの室内側に窓?なんで?と思われると思いますが、とにかく聞いてください。これが結構評判が良いのです。

一般的に集合住宅の水回りは廊下側に配置されます。結果としてトイレは外壁に面さない状況になります。外部が共用外部廊下であればそちらに開くことが可能ですが、浴室がある場合はやはり無窓室になります。(トイレと浴室を逆転すれば別ですが)結果トイレは昼でも照明に頼る閉鎖空間となりはてます。私は戸建住宅では何か優先するべき絶対的な理由がなければ、必ずトイレは外壁に面するようにして窓を開けますが、集合住宅ではプランニング上どうしても解決が難しい状況になります。

そこでこのように室内に開いた窓を設けてみることにしました。居室は大きなフルハイトサッシ(床から天井まである窓)にしていますので、室内は太陽の光で満たされています。当然この光はトイレにも届きます。トイレの窓は当然磨りガラスですので中は見えません。また、便座に座ると影が見えにくい高さにしてあります。

結果は良好で、明るくて照明をつける必要が無いとか、明るくて気持ちが良いとか言われています。これが洗面所を含んだ場所であれば、朝日を感じながら歯磨きをすることになります。高齢者施設の場合、トイレ内で気分を悪くする方が多いこともあり、使用中の気配を知ることができると、施設の方からは喜ばれています。色々な意味で良いことづくめなのです。

今度やる時は、ガラスを居室側に面一にして、壁面全体にワーロン紙を貼って、どこが窓だか見えないようにするとさらに面白くなると思っています。どなたか実現させてみませんか?
(撮影:北嶋俊治)

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