南立面
夫婦二人で退職後、趣味(ガーデニング、日曜大工etc)を十分楽しめるように広い土地を求め田舎に。家の中でも外でもゆったり楽しめるように、かつ、つながりを感じるように広いテラスを作りました。老後の生活のため平屋を基本にプランニング、2階は予備の和室だけ。
ほんとに気持ちがよくて、この家が今までの中で一番好きな家です。毎日好きなことをして、気持ちよく暮らしています。ちょっと変な話ですけど、私たちがいなくなって子どもが住んでくれたらいいけど、それも多分無理だろうから、誰かが住むのか、潰されるのか、と思うと寂しく感じてしまうぐらい気に入っています。
西立面
居間・食堂
和室・襖の色の3色と照明の提灯で遊び心を表現してみました
南側外観
雪対策として、通常スノーダクトの選択がほとんどですが、敢えて切妻屋根にし、屋根材にコロナルーフを採用しました。コロナルーフの特徴は、ガルバリウム鋼鈑で天然石チップを表面に吹き付けてあるため、雪が積もっても、敷地内に雪が落ちない特徴があり、無落雪屋根と同じような使い方を可能にした点です。そのために、積雪量が、少なく建物の荷重が少なくて済みます。
1階LDK
2階洋室とロフト
1階DK
オリジナル階段
対面キッチン
玄関ホール
1階LD
玄関
エントランス
2階洋室のロフト部分
二世帯同居が可能な場合は二世帯住宅を建てた方が、いろいろなコストを削減することができます。二世帯住宅について三村邦彦建築設計事務所 三村 邦彦さんに伺いました。
母親1人が実家で、長男家族4人が近くのアパートに住んでいる知り合いの家族がいて、実家が古く、間取り的にも、同居が困難で、建築資金も乏しく建替えが難しいと思っていたようなので、アパートの賃料負担程度での二世帯住宅への建替え案をお勧めしました。 その後も、狭小敷地、変形敷地、斜面地で二世帯住宅が難しいと思われるクライアント様からの相談があり、地下利用・天空率等のハウスメーカー・工務店では対応困難な住まいづくりに携わっています。
メリットとしては、経済的に有利になる可能性が高く、子育てを助けてもらったり、孫と接する時間を長く持てる等、数多く考えられます。 デメリットとしては、プライバシーの確保が難しいので、プライバシーを重視する場合は、完全分離型二世帯住宅をお奨めしています。
音に関しては、個人差が大きく、気にしだしたら増長する場合もあるので、音については十分な打合せと遮音対策を行うようにしています。
場合によっては、今までの住環境より狭くなることも考えられますが、部屋の帖数にとらわれず、空間の広がり・快適性・機能性を重視したプラン。愛着を持ち続けられる内・外観デザインにこだわっています。 今までの経験上、同居人数が最大に近い状態時に建築計画に着手する場合が多く、建物も大きくなりがちですが、将来、同居人数が少なくなった場合も視野にいれたプランニング、親世帯部分を賃貸するなど多面的な検討することにより、長寿な住宅となると思います。
イニシャルコストは、別個に建築するときに較べて、確実に工事費を抑えられ、ランニングコストは、ライフラインのメーターが別個でなければ、基本料金を抑えることができ、通信(電話・インターネット・ケーブルテレビ・光回線・NHK受信料)は完全分離型二世帯住宅でも確実に負担軽減できます。
二世帯住宅に限らず、敷地・建物面積が大きくなることにより、住宅用地・家屋としての固定資産税の軽減を受けられない場合があるので注意が必要です。 相続税が課税される場合は、建築資金(ローン含む)の負担額(贈与を含む)によっては、節税対策になる場合があります。 2015年1月から相続税の基礎控除が減り、地価の高い都市部を中心に相続税の課税対象者が大幅に増えるそうですし、2013年度の税制改正で二世帯住宅の同居についての要件が変わったりしていますので、不動産に詳しい税理士など専門家にあらかじめ相談しておくとよしでしょう。
親世帯・子世帯共、相手世帯前では、言いづらい事が少なからずありますが、建築家をアドバイザーとして包み隠さずに解決策を模索し、後悔のないお住まいとなるよう願っています。 二世帯で住むことによって、家族が不穏な関係になることは、絶対あってはならない事です。 二世帯住宅でストレスになる可能性が少しでもあるなら、完全分離型二世帯住宅をお奨めしています。 各世帯がいっしょに住みたいと心から思っている家族同士なら、「喜び・楽しみは2倍、悲しみ・苦しみは半分」とポジテム(前向き)に暮らしていけると思います。
小さな要望・相談にも耳を傾け、潜在的な要望を引き出すと共に、家族の住まいに対する夢や希望の実現のために、十分な打合せを繰返し、ご家族様といっしょに創りあげる納得いただけるベストな設計・監理で、お役に立てると自負しております。
マッシブな形状のご要望に、木製ルーバーの外観でお応えしました。2階リビングで日当たりを十分確保し、高齢親世帯の昇降移動には、ホームエレベーターを設置しました。【建築家紹介サービス利用案件】
道路と敷地の高低差を利用し、広大な半地下と2台分の駐車場を確保しました。
風致地区で、完全二世帯住宅にした場合、手狭になる住空間を地下室、ロフトを活用した4層にする事で補いました。税制優遇等を配慮し、長期優良住宅としました。
狭小+変形敷地を外観に表さないように外観デザインし、建築基準法の道路斜線については、天空率によりクリアしました。【建築家紹介サービス利用案件】
防火地域の下町商店街にあってプライバシーと開放感、そして隅田川の花火とスカイツリーを望む眺望・・・いろいろな挑戦がありました。
関東大震災後に建てられた五軒の共同住宅を切り離して建てられた住宅です。東京大空襲の難を逃れ住み続けられた建築は愛着もありながら、高齢の建て主さんには暗く暑さ寒さも住みづらい建物でした。
建て主の娘さんご夫婦の一押しです。
商店街通りに面した敷地条件から、狭く急な階段の二階が生活空間。この条件はそのままに暮らしやすさの追求と、住みながら自由に居所を選べる間取りが出来ること。
玄関は、お施主さんと娘さんの選ばれた天然杢を使った上がり框と腰掛。座り易く立ち易くがなかなか難しいところです。
一階は駐車場があり予備寝室とお手洗い、そして階段下にまで繋がる収納庫。階段は緩やかな設計です。
オープンキッチンからの眺め。高窓からたっぷり光が入る空間です。
階段室の一部を用いた室内干し空間。
施工中に撮影したものですが、北側から安定した明り取り。面しているのは小学校の体育館だから気兼ねなく設けています。
スカイツリーを望む窓。スカイツリーの展望台がほぼ花火の高さになります。
草木の生い茂った斜面にスキップフロアの住宅を設計しました。
「名古屋市内では比較的広めの敷地で、草木の生い茂った手付かずの傾斜地の土地を購入。ハウスメーカーや設計事務所などいくつもあったてみたが、傾斜地ゆえに高額であったり、遠まわしにできないと断られたり、面白みのないものであったりと苦戦していました。」
「こだわりが強く、妥協したくないうえに、予算の制限、インターネットで見つけたガランドウさん。見学会でいくつものお宅を拝見して納得することができました。」
敷地の確認を依頼されて現場に行くと傾斜した木々の中の高台にスキップした2段の平場を見つけました。ここに家をプランしようとスキップフロアを計画、除草して現れた敷地はほぼイメージどおりでした。
斜面の設計のときにはどこに床を作るかイメージすることが大事になります。この敷地ならではの位置に家を計画するというミッションは、幾度も現場を確認するということを必要としました。現場が始まってからも相当数の現場での確認を行いました。
また、木を切らずに残して建築するということも建物の配置に重要なことになりました。事務所の中で設計するというよりは現場で考える時間を必要としました。建築にあたって現地での説明をたくさんできたことも工事進行をするのに大きな追い風になりました。要望の多くを斜面に乗せることができたと感じています。
建築中には何度も中間報告書をいただくことができたので、私たちが現地に見に行けないときでも進捗状況が把握できたり、もし気になる点が出てきたらすぐにご対応していただけたことは非常に心強かったし助かりました。
また、ガランドウさんが手掛けた新築見学会と、実際に住んで数年経過しているお宅の見学会では、さまざまなアドバイスやアイデアを頂くことができ、ハウジングセンターのリアルな生活がなく自分たちの生活に反映しにくいものとは違い、非常によい参考となりました。
打ち合わせをしていくうちに、どんどん自分たちの求めている本当の良い家が出来上がってくると思います。もちろん、予算の問題も出てくるとは思いますが、ガランドウさんはとても親身になって様々なご提案もしていただけます。」
斜面を生かしてリビングダイニングをスキップフロアでスペース分けしています。リビングの一角には薪ストーブを置く土間があります。
勝手口付近にパントリースペースをとりました。キッチンからはリビングへも洗濯スペース、家事スペースにも行きやすい配置です。
シューズクローク付で収納力をアップ、南に大きな窓をとって明るい玄関にしました。シューズクローク内には手洗い付にしています。
無垢材のカウンターの上に陶器の手洗い器は施主支給でこだわりです。間接照明でインテリアデザインしました。
ミヤンマーチークの無垢フローリングを使用して肌触りのよい質感の内装にしました。
約60坪のフロアを持つ音楽・ダンススタジオを建てたいと考えています。現在は土地は所有しておらず、候補地として福岡市西区の商業地域541.98㎡建ぺい率73%容積率330%高台の宅地の購入を検討しています。特に防音面での心配がありますし、土地の形状に合わせて平屋の建物をできる限りローコストで建築したいと考えています。費用の概算はなるべく早く知りたいと思っています。現在ハウスメーカーにも相談はしていますが、しっくりきません。もし、親身に相談にのってもらえ、提案も頂けるならばと、こちらのサービスも利用してみたいと考えました。
横浜のマンション(パークスクエア三ツ沢公園)(販売:住友不動産・施工:熊谷組)が施工ミスで傾いて、住友不動産が住民に仮住居への転居を要請。補強や建て替えの検討を始めているそうです。 http://www.asahi.com/articles/ASG667HY7G66ULOB02C.html?iref=com_alist_6_01
「住友不動産(東京都新宿区)が2003年に販売した横浜市西区の11階建てマンションで、建物を支える杭が規定に反して強固な地盤に到達しておらず、建物が傾いていることがわかった。同社は「安全だと言い切れない」と判断し、住民に仮住居への転居を要請。補強や建て替えの検討を始めた。」
ニュースによると傾いた原因は杭の長さが短くて支持層に届いていないためのようです http://www.asahi.com/articles/ASG667HY7G66ULOB02C.html?iref=com_alist_6_01
「住民で作る管理組合によると、6棟のうち2棟をつなぐ渡り廊下に「ずれ」が見つかったが、住友側が当初は「問題ない」としたため、住民側が1級建築士に依頼。古い地形を調べて設計図と照合したところ、杭が旧地形の地表に届いていない可能性が浮かんだ。 住民の要請で住友側はボーリング調査を実施。4月になって、約60戸が入る1棟の杭の長さが不足し、強固な地盤部分まで到達していない可能性が高いと判明した。体感はできないが、この棟が部分的に沈下したり傾いたりしているという。」
建築で使われる杭の支持方法には2つの方法があります。支持杭と摩擦杭です。
支持杭とは固い地盤まで先端を到達させて硬い地盤の支持力で建物を支える方法です。私の経験ではマンションなどの大規模建築物はすべてこの方式を使っていました。今回のニュースによるとこの支持杭の長さが足りなかったようです。
摩擦杭とは杭と廻りの地盤の摩擦力で建物を支える方法です。私も木造住宅などの小規模建築物でしか使ったことがありません。
工場で作った杭を現場に打ち込む工法。私が子供の頃は機械でガンガン音を立てながら打ち込んでいましたが、最近は先にオーガーと呼ばれるドリル状の機械で穴を掘ってから杭を挿入する工法になっています。
現場で穴を掘り鉄筋を挿入してコンクリ ートを打設して杭を作る工法
支持層というのはN値50以上の固い地盤が5M以上の厚さになっている地層です。N値というのは地盤の強さを示す数値です。あとで説明するボーリング調査という調査を行って測ります。
今回の建物は杭の長さが足りなかったということですが、一般的に杭の長さは下記のように決定します。
一般的には設計に入る前に数カ所のボーリング調査を行います。ボーリング調査とは地盤の支持層の深さなどを調べるための調査です。地質のサンプルなども採取します。ボーリング調査の結果を見て構造設計者が杭の長さなどを決定し、設計図を作成します。
ボーリング調査で杭の長さを仮に決めますが、実際の杭を打つ段階で最初の数本は試験杭として支持層に達しているかどうか監理者が立ち会います。事前にボーリング調査で採取したサンプルと見比べて支持層に達しているかどうかを確認して、設計図通りで問題ないかどうかを検討します。
例えば支持地盤が傾斜していて、たまたま支持層が浅い位置でボーリング調査をした場合、設計上の長さだと支持層に達していない杭が出てくる可能性はあります。 しかし、ボーリング調査は数箇所しか行いませんので、設計図通りの長さで支持層に達していない杭があっても設計者の責任とは言えないでしょう。
杭の工法の項目で書いたように最近の杭の工法ではいずれにしても先にオーガーなどを使って掘削します。杭業者の方ではオーガーに流れる電流量を測定して支持層に達したことを確認するそうです。
支持層に達していない場合は、構造設計者と相談して支持層まで杭を長くするという対応が一般的でしょう。 杭が長くなった分、工事費は余分にかかりますが、設計図より杭が長くなったのは支持層の問題であって建設業者のせいではありません。どこでもありうることです。 設計通りの長さでは支持地盤に達しないことが分かった時点で監理者・建築主に説明すれば、あとで追加費用として請求することは特に問題なかったと思います。なぜ、杭が支持地盤に達していないままの施工が行われたのか不思議です。
建物名称:中庭を取り入れた住宅 敷地の周囲状況:南側に道路を想定。その他は一般都市部。 道路が南側以外の場合、中庭の位置を変えて対応可能。間取りのポイント:1、プライバシーの高い中庭を取り込んで採光や通風を確保している。2、吹き抜けを設けることで狭さを感じにくくしている。3、水回りをコンパクトにまとめる4、1階と仕事場、2階にLDKのプランとすることも可能。
建物名称:暖かいイエ 敷地の周囲の状況:南側は4m道路に接しているが、道路を挟んで木造2階建て住宅がたち並んでいる。また他の三方も同様に木造2階建て住宅が建ち、周囲を囲まれている。 間取りのポイント:隣地によって囲まれた三方には最小限の窓を設け、前面道路と向いの家の庭を借景として、開放感と光を取込んだ。また階段室にはトップライトを設け、各階に光が届くようにした。
2階LDK天井高さがあり、明るい部屋にするために2階をLDKとしました。壁は健康に配慮した紙クロスと床は床暖房に対応した竹フローリングとしています。バリアフリー対応のためエレベーターを設置しています。ロフトとLDKが一続きとなっています。
車椅子の子供の介護への対応と動線の工夫をしてほしい。明るい部屋。
1階に寝室と浴室など、2階にLDKを配置。大きめの部屋。雨に濡れないように車からの出入りできる位置に玄関を配置。エレベーター。床暖房。
外観
洗面室と浴室
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