<バリアフリーの終の棲家Ⅰ/Suさんの家増改築>諏訪

●設計事例の所在地: 
長野県諏訪郡信濃境
●面積(坪): 
121.28m2 (36.75坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

西側外観。右半分の既存部分に左半分を増築。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

車椅子生活のご主人を楽に介護出来て、広々と暮らせる家。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

車椅子を常時使用するご主人と、介護をなさる奥さまの老夫婦の家です。設計するに際してご主人の症状や奥さまの具体的な介護の動きを理解するため、お宅へ泊り込んで一緒に生活しました。介護、家事のために、徹底的に回遊動線を導入しています。常時車椅子使用のため、段差の解消、スロープの設置を徹底しています。

その他の画像: 

1階リビング・ダイニング

1階デッキ

1階リビングダイニングからキッチン、造り付けカウンター側を見る

1階リビングダイニング。右手上部の障子を開くと2階とつながる。

1階ご主人の寝室、奥様の寝室、WC、お風呂と一直線につながります。WC、お風呂は一番奥 。

1階玄関

1階のバリアフリーに配慮したWCと浴室。

1階のバリアフリーに配慮したWCと浴室。

●<栃の木通りの3層二世帯町屋/Suさんの家>

●設計事例の所在地: 
東京都八王子市
●面積(坪): 
144㎡(43.5坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東面「栃の木通り」側からの外観

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・お父様が半身麻痺の車椅子生活で、それを介護されるお母様の負担を軽くするバリアフリーな住宅。
・夕食時には親世帯が一緒に食卓を囲めるように2階へ上がれるためのホームエレベーターの設置。
・親世帯は隣近所付き合いが深いために、それをお円滑にする作り。
・3階に、仕事部屋にも子供部屋にもなるようなフレキシブルな作りの部屋。
・2階に、客室にもリビングの一部にもなるようなフレキシブルな部屋。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

必要なものは共有しつつも、親世帯と子世帯のプライバシーの確保の程良さ。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

24.8坪の敷地に建つニ世帯住宅です。1階に片麻痺車椅子使用のお父様と介護なさるお母様が住み、1~2階をつなぐホームエレベーターが設置されているバリアフリー住宅です。豊かなむくの木質感と間仕切りの少ない開放感にあふれた空間です。1階周りは、車椅子用スロープが設置してあり段差のない玄関にしました。そこに縁台を設置して、近所の方が1階のご両親世帯にちょこっと立ち寄れる場を作りました。
浴室が1箇所ながら、出入り口を2つ持ち、親世帯から直接浴室にアプローチする動線と、親世帯を通らずに浴室に入れる動線を持っています。
因みに2007年度の「住まいのバリアフリーコンペティション」 東京ガス賞 を受賞しています。

その他の画像: 

2階リビングダイニングから東側バルコニー方向を見る。

3階各室。引き戸を開いた状態

2階予備室からリビングダイニング側を見る。

2階リビングダイニング。右手奥がキッチン

2階リビングダイニング。左手奥がキッチン

1階寝室+リビングダイニング。引き込み戸を開いた状態。

1階リビングダイニングから寝室方向を見る。引き戸を開いた状態。

1階リビングダイニングから寝室方向を見る。引き戸を閉じた状態。

1階寝室から洗面脱衣・WCを通して浴室を見る。

1階リビングダイニングから段差なし玄関、スロープ、造り付縁台を見る。

建築家・設計事務所に設計を依頼するメリット


建築家に設計を依頼しなくても、設計施工を一括で請け負ってくれる業者はたくさんあります。
なぜ、あえて建築家に設計を依頼する必要があるのでしょうか?
このページでは建築家に設計を依頼するメリットをまとめてみたいと思います。

設計の自由度が高い


 
設計施工を一括で請け負う業者の場合、依頼者の要望よりも自社の施工のしやすさが優先されてしまう場合があります。
一例をあげると、住宅を手がけるハウスメーカーの場合、施工の効率を上げるために住宅を商品化して販売する手法をとっています。
たとえば店舗併用住宅をハウスメーカーに依頼すると店舗部分にどうしても柱を設けなくてはならなくなったりする可能性があります。
 
建築家に設計を依頼する場合は、例えば店舗部分は鉄骨造にしてスパンを飛ばして柱をなくして、住宅部分は木造にするなど、自由に設計する事ができます。
 

ちゃんとした設計図と見積書がもらえる


 
設計施工一括で請け負うハウスメーカー・工務店・建設業者の場合、企業秘密などといって詳細な図面をもらえないことが多いようです。
また、見積書も簡単なものしかもらえない場合が多いようです。
 
建築家と建てる家の場合、建築家が詳細な図面を書き、複数の工務店から見積書をとります。
詳細な図面と見積書があることは、工事中にトラブルになった場合も、解決しやすいです。
またメンテナンスの際にも、建物の内容がわかりますので便利です。
 

第三者の建築家に監理してもらえる


 
監理というのは工事が図面通りの行われているかチェックする仕事のことを言います。
 
設計施工一括で請け負うハウスメーカーや工務店・建設業者の場合は、監理も工事を行った会社の社内の建築士が監理をします。
自社の工事を自社で監理するのですから甘くなりがちです。
 
建築家の場合は工事費から利益を得ていない第三者ですから、建築主の立場で厳しい監理を行うことができます。
 

デザイン的・機能的に優れている場合が多い


 
設計施工一括で請け負うハウスメーカー・工務店・建設業者にとって設計は工事を受注するための営業行為の一環に過ぎません。
建築家は設計の専門家が設計を有料で行うのですからデサイン的・機能的にも優れている場合が多いようです。
 

条件が悪くても対応可能な場合が多い 


 
・敷地が狭い
・敷地が変形している
・傾斜地である
・予算が少ない
・敷地に段差がある
 
など条件が悪い場合、設計施工一括で請け負うハウスメーカー・工務店・建設業者では断られてしまう場合があります。 
 
また、敷地に対応させるためには極端に高くなってしまう事があります。 
 
その場合は建築家に依頼することをご検討ください。 
条件が悪くても柔軟な設計を行うことで解決できる場合があります。 
 

しつこい営業はない


 
ハウスメーカー・工務店・建設業者には営業マンがいて営業マンは営業が仕事ですので一生懸命、営業を行います。 
時々、頑張りすぎてお客様に不快な思いをさせてしまう営業マンもいます。 
 
また、営業の最終的な目的は契約することなので、まだ間取りや仕様も特に決まっていないうちから、契約をせかすような営業マンもいます。
 
一般的に、建築家の事務所には営業マンはいません。 
しつこい営業行為を行う建築家はあまりいません。 
 
当サイトの会員建築家にはしつこい営業行為を禁止していますので、ご安心ください。 
 

適正価格で建てる事が可能 


 
一般の方が直接、ハウスメーカーや工務店・建設業者に依頼する場合、間取りや仕様は各社、違うことになります。 
間取りや仕様が違えば見積もりが違うのも当たり前で、どれが割安でどれが割高なのかわかりにくいです。 
 
工事費が安い会社はたいてい建材の質も低く、工事も粗雑です。 
 
建築家と建てる家の場合は建築家が詳細な図面を書いた上で、見積もりを行います。 
それぞれ同じ図面で見積もりを行うので、どの会社が割安なのか、わかりやすく適正価格で建てる事ができます。 
 

建築家に設計を依頼するデメリット

 
興味のある方は建築家に設計を依頼するデメリットのページもご覧ください。
 

岩槻の家

●設計事例の所在地: 
埼玉県さいたま市岩槻区
●面積(坪): 
135.00㎡(40.8坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

親子2世帯で同居する為、2階に水廻り一式を新設して二世帯住宅へリノベーションしたプロジェクトです。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

「玄関を入ってすぐ両世帯への動線を分けたい。
近隣のバイパス道路からの騒音が気になるので、防音対策をしたい。
1階のリビングが前面の商業施設の影響で暗いので、明るい雰囲気にしたい。」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

スペースの有効活用をするため玄関は1ヶ所ですが、階段の向きを変更して玄関から直接それぞれの生活空間へ分離できる動線計画とし、2階にキッチンと浴室を増設して、それぞれの世帯が独立した生活ができるようにしました。

南側の前面道路を隔てて建つ商業施設のため、太陽の光が届きにくい1階のリビングをできるだけ明るくするため、2階の床の一部を半透明素材を利用して光が透ける天井としました。この部分が折上げ天井となることで、明るさと開放感を同時に獲得することにも成功しています。

2階は将来ご家族が増えることも予想されるため、可動間仕切りを多用し、間取りを限定しない自由な空間に作り替えました。
どこにいても複数の窓に視線が抜けて、開放的な空間になっています。
シンプルな空間の中に、さりげなくたくさんの収納を用意して、すっきりした生活空間となるよう心がけました。

その他の画像: 

外装は、屋根と外壁の張替えを実施し、バルコニーを増床しました。
それに併せてルーバーの塀や、鉄骨のゲートなどを付加しました。

玄関ホールで1階と2階への動線を振り分けられるように、階段の向きを変えました。

1階リビングダイニング。
天井の一部を2階の窓から入った光を採り込めるよう、光天井に作り変えました。
窓に対して奥になる壁は全面を収納としながら、間接照明を作って壁面を照らし、暗くならないように配慮しました。

1階寝室。
ゆっくり寝られるよう、天井と壁に防音材を設置し、サッシュを防音化しました。

2階LDK。
2階は全面をスケルトン(骨組み)状態にし、プランを大胆に変更しました。
ここでは、建物の端から端まで見通せる視点が生まれています。
階段室に緑を望む窓を新設し、森の中に暮らしているような雰囲気を作りました。

2階は可動建具で全体をワンルームにしたり、仕切ったりして間取りを自由に変えることができます。

キッチンを組み込んだ収納壁は、家電や食材の他、さまざまなモノを収納できます。

リビングの一画にあるワークコーナー。
階段を挟んで、子供スペースと繋がります。

子供スペースからLDKと主寝室方向を見たところ。
様々な可動間仕切りが仕込んであり、さまざまな使い勝手に対応できるようになっています。

2階主寝室。
4面の壁うち、2面は全面がクローゼットを主とした収納になっています。
間接照明を作って落ち着きのある空間にしました。

K.Design Studio

●設計事例の所在地: 
茨城県水戸市
●面積(坪): 
70
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

畳コーナーよりLDKを望む

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

交通量の多い道路に面しており、騒音・視線の遮断を考慮し、「2世帯が集う明るい寛ぎの空間」が要望でした。
梁・柱だけではなく、なるべく無垢の木を使う事により温かみのある寛げる空間に成っていると思います。

その他の画像: 

その他 完成物件

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開催期間:2013年11月27日~2013年12月4日
 
当選者の決定方法:抽選
 
当選者数:
図書カード:1名様
書籍「よくわかり、すぐ使える成功するための「医院開業」ハンドブック」:1名様
 
当選発表:2013年12月10日
 
当選者の発表方法:当選者に直接、twitterのDMでお知らせします。

I-0092、工事届に必要な書類の作成 (愛知県)

ユーザー 嘉陽 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
丹羽郡
依頼内容: 

工事届に必要な書類の作成
断面図・平面図





I-0091、変化する生活に対応した家(埼玉県)

ユーザー カポック の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
川越市
依頼内容: 

南道路に面した南北に細長い土地で、間口が狭い為ハウスメーカーでは建てにくいのではと思っています。
建設地は埼玉県川越市です。現在は古家があり居住中です。建て替えとなります。
80代の両親と50代の娘で住む家です。将来的に介護や二人暮らし、一人暮らしと変化する生活に対応した家を望んでいます。
両親は同フロアで各居室・LDK・浴室・トイレを行き来できるようにしたいとおもいます。





I-0090、木造(2X4工法)で建て坪88坪の3階建ての会堂(東京都)

ユーザー いわだぬき の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
多摩市
依頼内容: 

木造(2X4工法)で建て坪88坪の3階建ての会堂を考えています。
 
3~4,000万円で可能でしょうか。





船越の別荘

●設計事例の所在地: 
福岡県糸島市志摩船越
●面積(坪): 
20.74坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側海岸線から建物を見あげる。崖の上に引っ掛かるコンクリートの箱。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

糸島市の別荘地に建つ鉄筋コンクリート造2階建の別荘。同じ別荘地内にある別荘の離れとして、執筆活動に専念できるプライベートな隠れ家が望まれた。急峻な崖とその下に広がる一面の玄界灘という自然条件に対して、人為的活動の結果としてのシェルターをどのように対峙あるいは馴染ませるかが設計のテーマとなった。崖の上に引っ掛かるように佇む建物からは、光と風によって時々刻々と移ろう海面の色と表情や漁師たちの活気のある漁の様子、月光の照らし出され雲や霧によって様子を変える対岸の景色など、自然の大パノラマを存分に満喫することができる。

その他の画像: 

崖の上の離れとプライベートな海岸線を屋外階段が結ぶ。

建物の存在感がエントランスとしての空間をつくりだす。

屋根の上から対岸を望む。

車が主役となるビルトインガレージ。

ガレージ脇の屋外階段を抜けて階下の居室へ。垂直に切り取られる玄界灘。

壁面いっぱいに書棚が並ぶ執筆スペース。

海へと突き出す半屋外のテラス。季節感を存分に感じることのできる場所。

玄関脇の活動の場としての屋外テラス。アクティビティに応じた多様な屋外空間が計画された。

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