●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
土地形状を大きく変えないために、斜面途中のほぼ平らな部分を建物の地盤面に設定し道路側の土地隆起部分に家を渡し、その下をくぐって地盤面の玄関へアプローチするという手法を選びました。
道路側からのプライバシーは、地盤面を上部に設定したためうまく確保でき、季節による街路樹や緑に覆われた丘陵の借景を楽しむことができるようになりました。また大きな開口が有るためにそれを補う高断熱な仕様を確保しています。外壁は土地の性格上汚れやすいため、ガルバニウム鋼板の屋根材を採用しました。