「凹窓ハウス」外観外壁から30cm室内側に入れ込んだ窓は夏の陽射しを遮る効果とデザインを兼ねています。窓ラインにはウエスタンレッドシダー、外壁はモルタルデザイン塗装で昭和建築の外壁のような雰囲気にしています。
快適な住環境とデザインの調和
過去の作品を気に入ってくれた事、メールでの細かなアドバイス。
小さな敷地いっぱいに建てたBOX型住宅です。都市型住宅にありがちな傾向ですが、快適な住環境とデザインとの調和を目指し窓周りの設えを整えてデザインしています。温熱環境計算から導きだした窓面積と周辺環境との調和、整合性を取りながらプランと造形デザインを行っています。夏の花火が見える敷地であることから屋上ウッドデッキを提案して実現しました。
建て主様いわく「自分は心配性で小さな不安でも一つ一つ解決していく性分だから本当に多くの疑問をメールで送りました。森さんはその一つ一つに誠実に敏速に答えてくれとても助かりました」との御言葉をいただきました。カッコイイ住宅を作るのが設計事務所の仕事とはいえ、建て主の不安を解消して安心して新居で暮らしていただく事も重要です。その意味でありがたい言葉を頂き嬉しく思いました。
自転車も置ける玄関ガレージ
外壁
吹抜け上部、南側高窓から陽射しが入るダイニング
ダイニングのキッチン側壁面は外壁と同じウエスタンレッドシダー
ダイニングとガラス框引き違い戸で仕切られたリビング
キッチン、自身始めてのトーヨーキッチンです
屋上
築30年の鉄骨住宅をリノベーション。既存住宅の持っていたポテンシャルを活かしながら新たな命を吹き込みました
寒い!!雨が漏る!!なんとかして!!
過去の実績、人柄
・雨漏り対策→既存屋根の上に新たに屋根を設けガルバリウム鋼板で仕上げました。・寒さ対策→内壁を全て撤去、断熱改修して窓もペアガラス窓に改修・東側の豊かな眺望を活かすため新たに掃き出し窓とスチールバルコニーを新設・内装仕上げは、センスの良いご夫婦が自らコーディネートし易いように白を基調とした色使いで調湿効果の高い仕上げ素材を選定・段差を無くしリビングダイニングから寝室(和室)までフラット床に仕上げました。・気持ちが良いけど大きすぎる天窓を日射遮蔽性能も考慮しながら改修しました。・リビングと寝室の間はフルオープンできる引込み引き戸で開閉できるよう設えました。
「とても気持ちのよい、具体的には暖かく涼しい家になりました」との感想をいただきました。
リビング夜間の雰囲気
リビングと寝室の間に設けた目隠しを兼ねた押入れ。上下に間接照明を入れた照明器具でもあります。
キッチンシステムの方向を変えてリビング側へ向け、天井には麦わらボードを張り弁柄塗装で仕上げています。
新たに設けた掃き出し窓のある和室、窓外にはスチールバルコニーを設けています
旧2階寝室を減築して屋根付のルーフデッキへ改修しました。四角く切り取られた空は美しく、暑い夏でも屋根下で涼むことができます。
子供が家を出て広い家を夫婦二人でどのように暮らしていくか、また寒さ対策への対応を希望されていました。
住環境を大切にしながら、あまり奇抜ではなく品の良いデザインをするところだと思います。でも一番はフィーリングでしょうか。
建て主様は造園業を営む50代半ばのご夫婦です。行動も会話もゆったりとしたご夫婦でスローライフという言葉がよく似合う方でした。そんなお二人のため、緑に囲まれた自然派住宅をご提案しました。・旧和室を玄関と連続した広い玄関土間へ改修→大きな鉢植えを置いても負けない空間・旧ダイニング上の吹抜けに床を設け、上部をロフト付き和室へ改修→ダイニングの寒さ対策も兼ねています。・旧納戸を減築して、さらにコーナー柱を移動してお客さま用駐車スペースを設けました。・旧2階寝室を減築して屋根付半屋外ルーフバルコニーへ改修
竣工後、旦那様からしみじみとお話しいただきました。「森さん、どうして私たちの好みが分かったんですか?設計中打合せしたのは僅か3回だけなのに自分たちの希望を叶えてくれました。私たちが望んでいた家はまさにこんな家なんです。」涙が出るほど嬉しい言葉をいただきました。
外観、1階モルタル部は既存色よりも明るめの色に再塗装、2階木部は既存同色に再塗装しました
老朽化した木製バルコニーを撤去してスチール製バルコニーを新設しました。
旧和室を玄関土間へ改修、玄関から南側庭へ通り抜けられる作りに改修しました。
吹抜けに床を張ってダイニングを再構成しました。旧キッチンからキッチン台を移設してきてこのダイニングに連結したキッチンを新たに設けました。
ダイニングに連結したキッチン、階段下には新たにレンジ台を設けています。
旧吹抜けに床を張って新たに設けた2階和室です。高い天井を活かした障子とロフト、独立柱など空間的に面白い和室となりました。
和室のロフト
旧2階寝室を減築して新たに設けた半屋外ルーフバルコニーです。建て主様により大きな鉢植えなどが置かれると一層生き生きとした空間になるでしょう。
手仕事のみで造り上げた家。
昔懐かしい家に住みたい。
家に対する方向性と縁。
よく話し合い設計を進め、新建材は極力使わず手仕事で造る。施工まで手掛け、一緒に家造りを楽しめる様に配慮。
キッチン流しより、室内の景色。
大自然の圧倒的なスケールの中に構想されたこの家は、鉄筋コンクリートと木造の混構造です。型枠を横使いにした目地をデザイン化したコンクリート打ち放しの外壁と戸袋・窓枠・玄関扉などの米松の木地仕上げとで落着きを出し、和風のたたずまいを意図しました。
敷地は一画が300坪前後のゆとりある別荘地にあり、南側に小高い山(大室山)が見え、北東側には海(初島)を臨みます。現在の住居は過密した工業地帯の中にあるので、ここでは週末住居として自然を充分に味わうための別荘としています。また、幼稚園や保育園の研修所としても使用できるものとなっています。
接客や研修などで大勢の集会ができ、暖炉もある
自然を感じる縁側
南面(道路側)外観
・コンパクトな住宅・当初は子供室はワンルームでよい・かっこ良い住宅
現しの鉄骨とむくの杉板で構成される開放的なスペースを、木造のような小さい鉄骨の骨組みで構成することをテーマとした、狭小住宅です。鉄のシャープな感じを出すためにボルト接合ではなく現場溶接で部材を接合するといった難しい仕事もしています。2層にわたるワンルーム的な空間を熱的負荷から守るために、外壁も屋根も外断熱としています(外壁はガルバリウム鋼板と断熱材の複合板)。鉄骨特有のあっけらかんとした開放感と、「鉄骨と杉のむく板との至福のハーモニー」を感じてください。
北面外観
1階玄関ホール
2階リビングダイニングからバルコニー方向を見る。
2階リビングダイニング、キッチン
2階リビングダイニング、キッチン。右手はリビングダイニング、キッチンと一体になるバルコニー
2階南側バルコニー
2階浴室。ハーフユニットバスを使用。
2階北側バルコニーから浴室方向を見る。
3階吹抜け上ブリッジから子供室方向を見る。欄間部分は全周透明ガラス。
3階ブリッジから吹き抜けを見る。
道路側外観
東松山市内の市街化調整区域で敷地が240㎡と広く、周りはのどかな畑地です。今回は敷地における建物のあり方がいろいろと考えられるので、5案目まで出しました。リビング・ダイニングと直行方向に畳スペースがある、全体をL型平面でまとめた案に決定しました。南に面したリビング・ダイニングの吹抜けに、段板が浮いているような階段と透明感のあるFRPグレーチングのブリッジがかかりました。畳スペースは、大きい引込戸でリビング・ダイニングと完全に分離もできるし、一体化もできます。これは建て主の奥様の提示されたコンセプトです。2階部分はブリッジで分けられた予備スペースが2つと主寝室があります。現在はご夫婦2人ですが、将来家族が増えたら間仕切を設置して子供部屋になります。昼間誰もいなくなるため、防犯上、1階の大開口部には、デザインを考えて、シャッターボックスの付く縦に引き下ろす雨戸ではなく、当事務所でよく採用するすっきりした納まりの横引き通風雨戸を設え、1階小窓は防犯ガラスを採用しています。
たびたびの要望変更にも誠実に対応していただき、シンプルでナチュラルで木質感あふれる家ができて、うれしいです。
1Fリビング・ダイニング
南東面外観-庭を取り囲むL型平面
1Fリビング・ダイニングから玄関方向を見る
作り付けダイニングテーブル側から畳スペース側を見る
キッチン。IHヒーターは使いやすいようにL型配置。
畳スペースから作り付けダイニングテーブル側を見る。畳は縁なし畳
2F将来子供室スペースから吹抜を通してバルコニー側を見る
2F予備スペースから吹抜を通して将来子供室方向を見る
2階新設バルコニー
・1階の工場の音が2階住居部分に聞こえるのを軽減する・暑さ、寒さへの温熱環境向上・小間切れの間取りを大きくフレキシブルに・植物を育てられるバルコニーの設置
1階が鉄骨造の製本工場、2階が木造住居の2階建て工場併用住宅のリフォームです。
計画の骨子は、1階工場の機械レイアウトの大幅な変更、工場を経由する住居部分玄関までの動線を、工場を経由せずに玄関へ達することができるようにすること、及び2階居住部分の大幅な変更です。1階の機械レイアウト変更を行うと同時に、2階への機械騒音を低減するためにしっかりとした吸音工事をあわせて行いました。2階の住居部分は、高齢化したお母様のことも考え階段の勾配を緩やかにしました。小さい部屋の集積で、使い勝手が悪かった平面計画を、引き込み戸を多用して、フレキシブルな使い方ができるように変更しました。このことによって、今までにない開放感を感じることができるようになっています。またお母様の趣味のたくさんの鉢植えを置いておくことができるバルコニーを新設し、2階においてガーデニングライフが楽しめるようになっています。インテリアは、床、天井は桜を使い、壁にはけいそうしっくいを使い、自然素材に囲まれつつ、全体としてはすっきり、かつ、きりっとした表現としています。開放感を出すにあたっては各所の壁を取り除きつつ、残すべき柱は残しながら筋交いの追加も行い構造の補強を行っています。
リフォーム前。左画像は外観。右画像はダイニング
東側外観
新設1階エントランス
新設1階玄関階段脇の飾り棚を見る。飾り棚は内部防犯格子を兼ねる
新設階段
2階リビングダイニング~キッチン側を見る
2階リビングダイニング、キッチンを見る。
2階リビングダイニング~個室1、バルコニー側を見る。
2階個室1~リビングダイニング側を見る。
2階のオープンなキッチン
北東面(小石川植物園側)外観。外壁はガルバリウム鋼板波板によるローコスト化
・健康に良くない材料をなるべく避けること・北側の小石川植物園への眺望を最大限に活かすこと。・木材はなるべくむく材を使いたい・1階に2台のバイクのためのガレージ・1500~1800万円ぐらいの工事費
60㎡の敷地で住宅が建て込み、三方隣家に囲まれていて北側に道路があります。しかしさほど広くないその道路を挟んで小石川植物園と向き合っているので、緑の恩恵に浴することができます。南側には高さ約10mの住宅が迫っており、その上からいかに太陽光を取り込むかが課題でした。
これに対しては、南面に大きなハイサイドライトを設け、ロフト階と2階に光が降り注ぎます。また、北側は植物園の緑を満喫できるよう大開口部を設け強度補強のためにスチールのブレースを入れました。かなりのローコストを要求されていましたので、基本的に壁面素材はすべて構造用合板とし外断熱材としてスタイロフォームを使うという計画でした。しかし、もともとエコロジカルな発想の建て主さんの要望で断熱材をプラスチック系ではないものにできないか、というリクエストが出てきました。そこで、断熱材はコストアップではありますが、エコな材料であるセルロースファイバーの内断熱としました。そして暖房は1階床下と2階バルコニー側に、電気ヒートポンプの温水パネルを設置しました。また、間口4.5mの中に、最大限大きな空間のリビングダイニングを作るため、両側の外壁面のみに柱を立てる構造としました。内装壁材を構造用合板の真壁とすることで構造の柱がリズミカルに顔を出すインテリアが生まれました。
細かい要望に対していろいろと検討していただきありがったです。特に断熱材等の機能素材にこだわりがあったもので。それとあの周辺環境の中で太陽光をたっぷり取っていただいたのには感激です。
大開口部から小石川植物園が見える2Fリビング・ダイニング。階段付近から植物園側を見る
外観、夜景
1F寝室。床は杉むく板のすのこ、すのこの隙間を通して床下暖房パネルの暖気が上がる
吹抜(ハイサイドライト)下のキッチン+作り付けテーブル
バルコニー側からキッチン側を見る。ダイニングテーブルは作り付け
2F~ロフトへの階段
ロフトからハイサイドライトを見る
ロフト階内観。小石川植物園を臨む
植物園に面する大バルコニー。コップが置けるカウンター付き手すり
道路側(南側)外観
パン屋さんの店舗、工場と2世帯住宅を4000~4500万円で作りだすこと。
4代続く老舗のパン屋さんの建て替えです。1階に工場と店舗、2階に主人の老夫婦、3階に4代目の若夫婦家族が暮らす2世帯住宅です。3階には、中高層条例にかからないように建物の高さ10M未満を守りながら、ロフト=中4階のスペースがあります。このスペースを確保するために2,3階の水周りの鉄骨のディテールには様々な工夫がしてあります。 外壁、屋根は断熱材裏打ちのガルバリウム鋼板、内部の床は2,3階ともにムクの杉板、3階天井とデザイン上のポイントとなる壁はOSBです。2階、3階の雰囲気がそれぞれになんとなく伝わる仕掛けがしてあります。
日影規制がかからないように10M以下の高さに、4層のスペースを苦労して作っていただいて感謝しています。2世帯が程よく離れているような作り方がありがたいです。また店舗部分の木質感がパン屋という商売にフィットしていてグッドです。
1階パン屋さんの店舗。カフェカウンターを備える。
親世帯。2階室(2)よりバルコニー、L・D・K方向を見る。室(2)とL・D・Kの境の引き戸の高さは天井まであり、二つの部屋を区切ることなく一体化しています。
子世帯。3階L・D・Kを見る。正面奥のOSBの壁の裏側に中4階への階段。天井のシーリングファンが高い天井高の室温調整に効果的です
子世帯。3階キッチン周りを見る。左側OSB壁の裏側が中4階への階段。正面の白い箱状の家具はキッチン吊戸棚と中4階収納。
子世帯。3階スペース(1)の奥よりバルコニー側を見る。南側の大きい窓の上部天井すぐ下の、横長のスリット状のガラス窓から天井がバルコニーへとつながっていくのが見え、さらに広がりを感じます。
子世帯。3階キッチン、コンロ周りは壁がありますが、アイランド状でキッチンの周りをひと回りできます。左吊戸棚上部が中4階スペース(2)
子世帯。中4階スペース(2)を見る。右手収納はキッチン吊戸棚の上に乗っている。正面の床が一段上がっているのは浴室(UB)を納めるため。現在このスペースは子供部屋代わりになっています。
子世帯。3階室(3)、右奥はたんす置き場。右上方は中4階と通じています。
3階バルコニー
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本日資料を受け取りました。
有難うございました。 6人の建築士の方から資料やご連絡をいただき感謝しています。
内容は、...
こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...
お仕事を依頼した建築家:加藤哲也建築設計事務所 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...