つくばみどりのの家

●設計事例の所在地: 
茨城県つくば市
●面積(坪): 
30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

陰影が美しいリビング

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 土地区画整理事業による、開発エリアに計画をしたコーヒースタンド併設の住宅です。
 サッシには樹脂サッシを使い、床下を利用した第一種換気システムを採用しました。断熱等級は5のZEH水準。快適な居住空間を実現しています。
 住宅部分の外壁にはガルバリウム鋼板、店舗部分の外壁には焼杉を採用し、周囲の街並みに調和するデザインとしています。

依頼者の声: 

大満足の家が出来上がりました。
我が家は店舗併用住宅にしたかったため、建築家さんにお願いしたいと思い、こちらの吉田さんのページを見つけました。実際にお会いし、とても話しやすく、吉田さんにお願いしたいと夫婦ともに同じ意見でした。依頼する上で実際に会ってみての印象やフィーリングは大事だと思います。
家作りは初めてだったので、どう伝えたら良いのかよく分からず…。「こういう雰囲気」という抽象的なイメージを具現化していただき、「これこれ!」と言いたくなるような提案をしていただきました。
打ち合わせでは毎回、こちらの考えを汲み取っていただき、迷っていても急かされることはなく、一緒に考えてくれました。
建築家さんにお願いすると自分たちで決めることが多くて大変というイメージでしたが、提案をいただきながら相談していくので、楽しみながら決めることができました。
内装のかわいさはもちろんのこと、家事の導線や2階の勾配天井、収納などの工夫もたくさんあり、それを押し付けるようなことはせず、さらりと提案してくれます。
巾木や天板の幅は細い方がスタイリッシュというのはなるほどーっと思ったことの一つです。そういった建売りにはない可愛さのポイントが多数あります。
また、減額のアイディアも豊富で、全体の金額を調整することができました。
建築家さんに依頼することは家を「買う」のではなく「建てる」ということだと改めて思いました。
吉田さんの施工事例を見ていいなと思った方は一度ご自宅兼事務所を見させてもらうことをおすすめします。いろいろな建築資材を使っていて、家づくりのヒントとイメージが膨らむと思います。

その他の画像: 
ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

断熱、気密、熱交換型換気

弊社自邸「竹林風洞」の全館空調効果を紹介しています。

「竹林風洞」は全館空調の意図のないまま、約18年前当時の高気密高断熱を目指した結果、壁掛けエアコンの全館空調効果を実現していました。
効果を得る前提は床・壁・天井の高断熱性能、窓など開口部の高気密性能。
そして熱交換型の換気設備です。
高断熱・高気密・熱交換型換気扇が揃えば、全館空調効果を得る準備が整います。

壁掛けエアコンの全館空調効果を高めるポイントは、あと2つ。
一つは屋内空気の流れの確保。
温度調整済み空気の大動脈となる住宅中央部の吹き抜け、単位空間への通り道となる少ない仕切りやドア下のスリットを指します。
もう一つ大きなポイントが、屋内への日射流入を避ける工夫です。

アーキシップス京都 竹林風洞の全館空調と日射遮蔽

熱は窓から侵入する

散々言われることですが、夏の室温を上げる最大の原因は窓からの熱の侵入です。
暑さの70%以上が窓から入ると言われます。
夏の暑さはじっくり暖められた地面と大気、そして降り注ぐ太陽光で構成されます。

その太陽光には大空に拡散される天空日射と、一直線に届く直達日射があります。
つまり夏の太陽光による温度上昇を抑えるには、全天の天空日射と、時間帯によって変わる東西面の直達日射の、両方に対応する必要があります。

窓からの熱=太陽光の侵入を防止する方法は二つ。
天空日射量に対抗できる高機能窓、窓の遮熱性能です。
もう一つが、東西面の直達日射量を遮る平面プランです。

アーキシップス京都 竹林風洞の全館空調と日射遮蔽

竹林風洞の場合

断熱等性能等級4程度の竹林風洞の、壁掛けエアコンの全館空調効果。
そのポイントは窓の取り方にあります。

夏の強烈な直達日射量が多い東西面にほぼ窓がなく、朝陽も西陽も入りません。
南北の背の高い掃き出し窓には外部に庇を設置、庇と庭園部の樹木を通して弱まった光だけが、室内に届きます。
南北の窓にはブラインドを設置して光と熱の侵入をカット。
光量の調整が容易なブラインドで明るさを確保し、熱は排除します。

竹林風洞の設計を開始した当時は、高気密高断熱だけを意識しました。
屋根、壁、床の断熱性能を高めて、窓の気密性能を上げる。
屋内の活発な空気の流通のために吹き抜けを取り入れ、仕切りのない、家全体が大きな一部屋になるようなプランとする。
これら高気密高断熱住宅の基本に忠実に計画した結果、エアコンの効果を最大限にし、全館空調効果となるようです。

アーキシップス京都 竹林風洞の全館空調と日射遮蔽

到達地点は365日快適な家

全館空調は、家のどこでも、365日快適な室内環境を作るための手段です。
6月から9月まで4ヶ月の除湿と冷房、11月から3月まで5ヶ月間の暖房、日本の住宅では12ヶ月のうちの9ヶ月間空調が稼働しています。
住宅は空調効果が最大限になるよう計画されるべきです。

一方で大気が安定する残りの3ヶ月は、開け放した窓から爽やかな風が入り、温帯に位置する国の快適さを十分に享受できます。
空調も、風通しも、光の確保も、同じように大切にしたい。

家のあるべき設備を考えると空調の重要性に気づきます。
空調を考えると、間取りの制約なしに365日家中どの場所も快適な、ダクト方式の全館空調に行き着きます。

一級建築士事務所 アーキシップス京都

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

I-4059、カーポートの設置を検討(埼玉県)

ユーザー 亀次郎 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
埼玉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

カーポートの設置を検討しているのですが、建築確認申請の手続きを代行していただく建築家を紹介してほしい。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、木であること=燃えるという印象を
ひっくり返すよう、燃えにくくする薬剤を注入した
木の外壁があるというお話ししました。

そのおかげで、法的な意味で、採用が難しかった
街中の家に木の外壁を実現できるようになりました。

それと。
木といってもいろんな樹種があって、
国産杉より、レッドシダーの方が寸法が安定していて、
長持ちするとお伝えしました。

今日は、その話にも関係しますが。。
長持ちしにくい国産杉を使った、別の外壁について
お話ししていこうと思います。

古民家なんかでも見かけるかもしれませんが。
黒い木の外壁ってイメージありませんか?

手で触ると、手が黒くなったり。。

それって、もちろん。
火事になった後というわけではありません(笑)

意図的に、焦げたような感じにしているんですよね。

それ。
「焼き杉」といって、名前の通り、杉を焼いて、
焦がして、外壁材に使っています。

なぜ焼いてるの??
そう思いますよね。

触ると黒くなるし、見た目が火事の後みたいだし。

実は。
この「焦がし」に、すごく意味があるんですよね。

木を燃えたとすると、じわじわと炭になりますよね。
そう。焦げた感じです。

それって、表面に炭化した層ができているんです。

その炭化した層があると、その奥に火が回りにくくなるんです。
つまり、炭化した層が、防火性能を高めてくれるんです。

しかも。
炭化した層って頑丈で、劣化がしにくくなるんです。
腐食なんかにも強くなりますから。

なので。
炭化した層が保持できれば、メンテナンスって
よほど必要がなかったりします。

ただ。炭化層も、全く劣化しないわけではないので、
はがれてしまって、下の杉部分が見えてしまうこともあります。

その場合は、再度、焼くわけにもいかないので(笑)
小さい範囲でしたら、黒い塗装してもいいですし、
大きい範囲なら、張替えしてもよいですよね。

そうそう。
この焼き杉って、見た目がかなりインパクトあります。
色というより、表面の見え方でしょうか。

この見え方に、古さを感じたりするとか、
和モダンなデザインにフィットしますが、
モダンなデザインが好き!ということであれば、
もしかすると候補からは外した方がよいかもしれませんね。

それと、最後に。
表面の炭化層を作る方法として、
バーナーを使う方法と、実際に燃やす方法があります。

バーナーの方が、炭化層が薄くなりますので
表面の焦げが好きでなければバーナーで。

長持ちしてほしいとか、その表情が好きなのであれば、
しっかり炭化層を確保する方がよいかなと思います。

ここ最近、特定の範囲で人気の外壁ではあるので、
いろいろ参考で画像探してみてください。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

一般的に「アフターサービス」とは、引渡した後の商品や製品について修理・修繕・メンテナンスのサービスのことをいい、一定の保証期間を設けてその期間内の修理箇所や不具合箇所を無償で請け負うことや保守点検を行うことです。

住宅においてこのアフターサービスは、各種メーカーが各製品に設けている保証期間(1年から数年間)によることが多いのではないでしょうか?

設計事務所が設計監理を行う住宅では、引渡し時に工事を請け負った工務店あるいは建設会社の現場監督(担当者)からその住宅に設置された各種メーカーの各製品のカタログと取扱い説明書を一つにまとめたファイルを建て主へお渡ししています。

最近の住宅で使われる機器類も多くの機能を兼ね備えていて、デリケートに造られているものもあるため、普段の使い方とお手入れ方法など覚えることがたくさんあって、たいへんだと思います。

しかし、それぞれの製品には、アフターサービス期間(無償による保証期間)があり、何か不具合や故障等があった際の連絡先・問合せ先が取扱説明書などに明記されているので、引渡し時に受け取った取扱説明書は、一度じっくり熟読することが大切だと思います。

I-4058、がけ条例にかかってくるため……(愛知県)

ユーザー クロサワ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

現在ハウスメーカーを決めて新築を予定しています。
 
土地を探している中でいいなと思っている土地があり、妻も絶対そこがいいと言うほどです。
 
しかし隣地が山になっておりがけ条例にかかってくるため造成費用次第では予算内に収まらないです。
 
なにか手段があればと思い連絡させていただきました。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※アスファルト舗装されて区分縁石が埋め込まれている旗状敷地(路線上敷地)

家造りの際に
土地から探すこともありますよね。

色々な形状の土地(敷地)があり
形状が複雑なものから
四角・・・矩形の土地(敷地)まで。

旗竿地の魅力。

家造りを考えて
土地を探していると
道路に接する部分が細長く
奥に建物を建てる
スペースがある敷地を
見たことありませんか?。

そんな土地を見たことがありませんか?
そのような土地を「旗竿地」と言います。

道路に接する部分が細長く
奥に建物を建てる
スペースがある敷地のこと。

その名の通り、
旗に似ているから
そう呼ばれております。

この土地を見て
スルーしてしまっていませんか?

法律上の条件がキチンと
満足された状態で
販売されているケースであれば
デメリットだけではなくて
メリットもあるんです。

メリットとしては
価格が相場よりも安い
旗竿地の土地価格は、
整形地の7~8割程度となることが
一般的です。

そのため、
地価が高い人気のエリアでも
旗竿地であれば
比較的購入しやすい場合があります。

土地で予算を抑え、
その分こだわりたい住宅設備や
庭づくりに
予算をかけることができます。

道路から奥まっており
比較的静かな環境にもなりやすい。

道路からの騒音や
通行人の目線が
届きにくくなります。

子供やペットがいる場合は、
道路への飛び出しが
しづらいので安心だったりもします。

建物を大きく建てられる事もある。

家の大きさは
建ぺい率や容積率といって
土地(敷地)に対して何割までと
法律上定められています。

旗竿地の場合、
通路となる「路地部分」の面積を算入でき、
奥の部分の敷地が
多少狭くても
大きめの家を
建てることができます。

限られた予算の中で
出来るだけ大きな建物にしたいという方には
旗竿地はおすすめの場合も多いです。

デメリットとしては
普通に建てると
陽当たり・風通しが
得られにくいという点。

奥まっているので
どうしても、
陽当たりや風通しが
得られにくい可能性が多いです。

陽当たりを確保するために、
通風について
配慮ある設計を施しつつも
リビングは2階に設けたり、
その他に吹き抜けや
高窓などを効果的に
取り入れる工夫が必要です。

建築コスト
インフラ整備コストがかかりやすい。

旗竿地の間口部分や路地部分が狭いと、
工事車両の乗り入れや
大型什器の搬出入などが
難しくなります。

そのため、
建築コストが
余分にかかったり
工事期間が
長くなったりすることもあります。

また、旗竿地に
新しく水道・電気・ガスなどの
インフラ設備を通す場合も
注意が必要です。

旗竿地ではこれらの
インフラの引き込み距離が
長くなることが多く、
インフラ整備工事に
コストや時間がかかりやすくなるので
注意が必要だったりします。

旗竿地には
多くの注意点もあるものの、
ポイントさえ押さえれば
すばらしい立地となり得ます。

メリットやデメリットを
十分に理解した上で
プランニングをすれば、
快適で住みやすい家を
実現できるひとつの選択肢です。

間取りやプランに関して
その場所でどのような優位性を
発現させることが可能になるのか?。

十分検討して良い土地探しを
検討してください。

間取りやデザインによって
土地のマイナス面はプラスに変化します。

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
■ホームページ■
https://www.y-kenchiku.jp/
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ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

外壁について、いろいろお話ししています。
ほんと。いろんな外壁がありますよね。
外壁の話はついに、19回目ですから!

まだまだあるのですが(笑)
今日は、昨日に引き続き、木の外壁について。

木って、焚火なんかを想像してしまうと、
燃えにくくはないということは、理解できますよね。
特に。セメントとかに比べると。

なので。
樹脂サイディング同様の下地材が必要。
そんなお話ししましたよね。

でも。
それがなくてもいい木材があったりします。
「ウイルウォール」で検索してもらうと出てきますよ。

木材そのままではなくて、燃えにくくするための薬剤を
加圧して注入しているんですよね。

しかも。
それで、しっかり試験をクリアしているので、
堂々と木材を採用することができます。

すごいのは。。
街中で、防火の規制が厳しいエリアとして、
準防火地域というところがあるのですが、
そこで使えます。

例えば。
愛知県でいえば、名古屋市内は、概ね、
準防火地域という規制が掛かっていますが、
そこで、木造3階建てで、木の外壁できますから。

私も、街中で採用する場合は、
こちらをよく使わせていただいてます。

ただ。。
この外壁材。ものすごく金額が高い。

そもそも、防火の加工がしていなくても、
木の外壁って、かなりコストは高いんですけど、
そこからさらに割高になります。

なので。
かなり気合を入れて採用することになりそうです(笑)

それと。
古い家で、外壁に木が使ってあると、
板が反りあがって、下地が見えてるなんてこともありますよね。

これって、外壁に限らず、無垢フローリングでもあるので、
外部に使うのであれば、なおさら発生しますよね。

自然素材だからこそのことなんだと思います。

でも。
その古い家で見かける木の板って、杉という樹種が多くて、
杉は、反ったりしやすいんですよね。

最近外壁に使われるのって、レッドシダーという樹種が多く、
そういった反り等が発生しにくいことが特徴です。

少し余談ですが。
ウッドデッキを、国産杉でつくった場合と、レッドシダーで造った場合。
劣化度合が結構違ったりしますね。
(レッドシダーの方が長持ちします)

とはいえ。
レッドシダーだって、狂いはあります。

反ったりした場合、部分的な張替えができるのはいいですよね。
ただし。。張替え場所が高所だと。。足場がいるかもしれませんね。

いずれにしても。
自然素材ゆえ、反りの可能性があることは、
理解しておいた方がよいでしょうね。

そうそう。
木を使う、少し違う特徴の外壁があります。

明日は、そのお話しです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

渋谷の家…2013年完成のお家です!
http://ohkokk.boo.jp/sibuya.html
十年の改修工事を今年から来年にかけてクライアントさんから相談を受けてますが…写真は十年経った外観のコンクリート打放しです(^^)

住宅のアフターサービス…設計事務所の立場からお話するとアフターサービスという言葉はなかなか使われないと思います。住宅メーカーではよく使う言葉ではないでしょうか…
私は設計事務所ですのでアフターサービスというよりは、生きている限りは見守っていきます!という感じでしょうか…

お金が発生してもしなくても、完成した後にきちんと相談できる人がいるということが一番の安心となると思うのです…それもアフターサービスの一つではないでしょうか!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、外壁材の一つとして、
木質系の仕上げのお話しをしています。

昔からよく使われている素材ですが、
このところ、とても人気があります。

ただ。
経年で、茶色からグレーに変色していく。
そんな特徴があるので、それが好みでない人には、
あまりオススメではありませんよ。

そんなお話しでした。

今日は、その他の特徴について、
お話ししていきたいと思います。

木質系のサイディングの特徴として、
断熱性が高い!なんて言われています。

木材は、金属なんかに比べると、
素材として熱を伝えにくいという特徴があります。

なので。
鉄骨造の建物より、木造の建物の方が、
簡単に断熱性能を高くできます。

ただ。
だからといって、外壁に使う際に、
断熱性が高くなるかというと、疑問は残ります。

以前、金属系サイディングのお話しでしましたが、
外壁が金属だから、断熱性がよくないことはありません。

金属系サイディングでは、断熱材となる素材が
ガルバの内側に裏打ちされていますが、断熱が目的では
ありませんから。

外壁材と断熱材を構成する壁の間には、
通気層があるので、熱が伝わるのは、考えにくいですから。

外壁の熱が、内部へ伝わる前に、通気がしっかりとれていれば、
その熱は上昇気流にのって、排出されますね。

それと。
仮に、そこに熱がとどまったとしても、
その内側にある、断熱材のおかげで、室内への熱は
進入しなくなりますので。

なので。
断熱材も、通気層もない、昔ながらの家であれば、
使う外壁の影響は、大きくうけると言えます。

これから新築する場合はありえないですし、
外壁を新しくするのであれば、最低でも、
通気層は確保するため、外壁が木だから断熱というのは、
説得力ないかもしれませんね。

それ以外の特徴はどうか。

とてもシンプルですが、木材ゆえに、燃えそう。
そんなイメージをお持ちの方がいると思います。

たしかに。
焚火なんかするときって、木材を使いますから(笑)
いざ外壁となると、困りますよね。

通常の木材であれば、法的にも防火が取れていないので、
その下地となる板を、燃えない素材にすることになります。

少し思い出していただくとわかるかもしれませんが、
樹脂サイディングと同じ下地材です。

樹脂サイディングも、単体では防火はないですから。

実は。
「通常の」と記載したところに意図があります。

その辺については、明日お話ししましょう。

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