ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

建物は去年末にほぼ完成し
外構(エクステリア)・庭工事を終えて
新緑が馴染む時期待ちだった現場。

程よく晴れた天気の中で
写真家による外観の竣工写真(完成写真)撮影。

アプローチ部分を含み
玄関とは異なる勝手口付近への車寄せを
間取りと外構の連結でデザインしているので
暮らしが始まった後も
使い勝手も良いという事で
頻繁に利用されているそうです。

使い勝手は、
各家庭や暮らしの価値観により随分変わります。

今回の住まい手さんには使い勝手が良くても
別の住まい手さんにとっては
そうではないかも知れません。

注文住宅だからこそ考えるべき点は
そういうところ。

価値観と紐づけしつつ
YESマンではなくて
適切に最適解を考える事。

少し話しはそれましたが
暮らしをキチンと考えることが出来るのかどうか?

建築的なデザインやプロだから出来る事と
暮らしや生活の知恵と知識
そして「感度」は別物ですから。

暮らしと生活への配慮と建築的なアプローチ。

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※周辺の建物(母屋)とのバランスと佇まいを考えて平屋だけども二階建てとのバランスでボリュームを調整した外観

※勝手口周辺への車寄せとアプローチ

引戸の家

●設計事例の所在地: 
千葉県市川市
●面積(坪): 
84㎡(25坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

マンション住戸の寝室と廊下の間を壁で区切るのではなく連続引戸で仕切りました。連続引戸を開けておくと、午前中に寝室の窓からの光が廊下まで届き、通常閉鎖的になりがちな住戸内廊下に、光と開放感が与えられます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

夫婦と2人の子供の世帯が一般的な間取りの中古マンションを購入しました。キッチンが閉鎖的だったり、和室が区切られていたりと、家族のライフスタイルに合わない部分があり、改修することにしました。開放的なLDK、玄関脇のクローゼット、リビングに面したワークスペースを希望されました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

学生時代からの友人であり、大手設計事務所での実績を知っており、住宅を検討する際に相談されました。最初は土地と新築住宅で検討しましたが、良い土地に巡り合えず、中古マンションのリノベーションに踏み切りました。物件探しのアドバイスも行っています。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

築18年のマンション住戸のリノベーションです。寝室と廊下の間の壁を撤去し、10枚の連続引戸を挿入しました。引戸は開いても閉じても邪魔にならず、少しずつ開け閉めでき、周辺環境との繋がり方の調整弁となります。これにより、廊下まで自然採光したり、子供の成長や気分に応じた使い方ができる、自由度の高い空間になりました。
お施主様は子供の様子を見ながら在宅ワークできる環境を希望され、リビングに面してガラス引戸で仕切られたワークスペースをつくりました。家族の様子を見守りながら引戸の開閉で音の繋がり方を調整できます。
限られた空間でも、そこで過ごす人同士が様々な距離の取り方を選択できる、繋がりつつ離れられる家を実現しました。家で寛ぎ仕事もする、これからの住まいのあり方を提案しました。

依頼者の声: 

「玄関を入ってすぐ目に入ってくるタイル貼りの伸びやかな廊下と連続引戸。この、人を招き入れる美しい空間が大変気に入っています。寝室と廊下が一体になり、家全体に風が通って心地良く、引戸を開けておけば子供の居場所が分かり満足しています。」

その他の画像: 

左手に連続引戸。廊下は玄関から同じタイル仕上げとすることで、日本の町家の通り土間のように、伸びやかで開放的な空間を目指しました。

連続引戸を開けると、午前中は寝室から廊下まで柔らかい自然光が届きます。子供部屋の本棚は廊下に向けた飾り棚にもなります。

連続引戸を閉じれば寝室のプライバシーを保つことができます。

元々あった和室を一体化し、広いLDKを実現しました。

お施主様要望のリビングに面したワークスペース。子供の様子を見ながら仕事ができるようにガラス引戸で仕切りました。

オープンキッチンからリビングがよく見えます。

洗面室の床は、廊下とキッチンと同じタイル仕上げとして、連続性のある空間を実現しました。ミラーキャビネットと洗面カウンターは製作しました。

庭から見た夜景です。照明は調光・調色ができるため、くつろぐ時間と勉強や仕事をする時間で使い分けることができます。

【AFTER】改修後平面図

【BEFORE】改修前平面図

House M

●設計事例の所在地: 
東京都台東区
●面積(坪): 
147㎡(44坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

築19年の木造戸建て3階建て住宅のリノベーションです。元は中央に壁で仕切られたキッチンがありましたが、壁を解体して開放的なLDKを実現しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

元々別々に暮らしていた二世帯が、新たに中古住宅を取得され、一緒に暮らすために改修を行いました。家族構成は祖母、父、母、子供(兄・弟・妹)の6人家族であり、1階を祖母の生活スペース、2~3階を5人家族の生活スペースとすることを希望されました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

依頼者は工場経営者であり、過去に知人の紹介から、工場内にショールームをつくる改修を手掛けさせていただきました。その工場兼ショールームの評判が良かったため、自宅もお願いしたいとのことでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

 築19年の戸建住宅の改修です。元々一世帯向けの住宅を、夫婦+子供3人世帯と単身の祖母が同居する二世帯住宅へと改修しました。1階で祖母の生活が完結するようキッチンを増設し、2~3階は5人家族のスペースとしました。数多くの友人が集まる家にしたいとの要望から、2階は一室大空間のLDKとし、寝室は3階に集約しました。生活フロアが違っても家族間でつながりを感じられるように、1階のダイニングキッチンと2階のLDKは廊下との間をガラス引戸とし、タイル床を連続させることで空間をつなぎ、二世帯間の空間の境界を曖昧にしました。
 改修前の2階のキッチンは部屋のほぼ中央で空間を分割していたため、これを撤去し、新たにオープンキッチンを計画しました。窓の中心に合わせてタイル床の目地と天井のライティングレールとアイランドキッチンの中心を揃え、視線が抜けて開放感のある空間を実現しました。2階の壁の一部にはポーターズペイントを採用し、職人の手による特徴的なテクスチャーを実現しました。

依頼者の声: 

「祖母と一緒に暮らすために取得した住宅を、二世帯でも暮らしやすい形に改修してもらえました。設計の際に要望した、家族や友人たちと集まれるLDK、様々な素材を使った内装デザイン、機能へのこだわりを全て受け止めて形にしてもらえたため、大変満足しています。」

その他の画像: 

LDKは窓の中心線に合わせてキッチン、照明、タイル目地を揃えたデザインとしました。

オープンキッチンからダイニング方向を見る。​廊下への扉をガラス引戸にすることで空間の広がりを増しています。

2階のメインキッチンはオーダーキッチンとし、内装デザインに合わせた提案を行いました。

​玄関ホール。鏡を使う事で奥行きを増しています。床タイル目地を玄関から正面扉まで揃えました。

​1階、祖母のダイニングキッチン。改修前は書斎だった部屋にIHキッチンを設置しました。

​1階、祖母のダイニングから玄関ホールを見る。床仕上を連続させ一体的な空間としました。収納扉は木ルーバー扉とし、部屋を広く感じられるように工夫しました。

3階、主寝室。まだ小さい子供と一緒の寝室としつつ、大きくなっても仕切って使えるように工夫しました。

1階平面図

2階平面図

3階平面図

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

土地の所有者は、擁壁の崩壊やがけ崩れ等の災害が生じないよう、安全な状態に維持管理する責任があります。
擁壁の危険は、前傾、はらみ、亀裂、内側の盛り土の陥没、地割れなどのほか、伸縮目地が開いて天端の高さが不ぞろいになるといった兆候で知ることができます。また、水抜き穴がなければ、雨の日に雨水がたまって水圧が擁壁にかかります。
素人目で見てもわかるケースもありますが、心配なら一級建築士とご相談し現地調査をされることをお勧めします。

南俊治

I-3854、戸建用地の区割り・プラン作成、収益物件のボリュームチェック・プラン作成、商業プラン作成(東京都)

ユーザー 井出 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

***の不動産会社です。
戸建用地の区割り・プラン作成、収益物件のボリュームチェック・プラン作成、商業プラン作成を依頼させていただきたく建築士の先生を探しております。
 
購入予定土地のボリュームチェックに関しては、スピード感を重要視しており、購入が決まった際にはそのまま設計施工を依頼したい状況です。
 
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、寝室の照明についてでした。
何をポイントにするかで、いろいろやり方があります。

そんなお話しでした。

その最後で、テーブルライトのお話しを!
と思ったところで、時間切れ。

ということで。
今日は、テーブルライトのお話しというか、
ご紹介をしていこうと思います。

一つ目はこちら。

ファブリック製のセードが印象的です。
セードのない、上と下には光が抜けていきます。

ベッドサイドの手元灯として考えるのであれば、
こういったデザインはいいですよね。

というのも。
ファブリックを通した光はとてもやさしいから。

ベッドサイドで、顔の近くにあるのに、
直接光源が見えてしまうほどの明るさの場合、
書物を読んだりするにはいいかもしれませんが、
就寝に向かうためには、まぶしく感じることも。

ファブリックで光を和らげるのもいいですし、
完全に塞がって、上下だけに抜けるライト等も
いいですよね。

次はこちら。

一枚目は、ファブリックのセードで優しい光でしたが、
こちらは、灯具からの光が、全方向に拡散していくので、
周辺をしっかりと明るくしてくれます。

なので。
ベッドサイドというよりは、画像のように、
リビング等で、ソファやチェア脇のサイドテーブルに置くと
良さそうですよ。

このライト。
細いスチールの棒に乳白色のガラスを組み合わせたデザイン。
そのアンバランスさがとっても美しいなと思います。

点灯しているときは、もちろんな美しさですが、
点灯していない時も、インテリアを構成する一つの
オブジェのように佇んでくれると思います。

もう一つは、こちら。

見た目、キノコみたいですよね(笑)
というか。
こちらは、結構有名なテーブルライトなんですよ。

細かな屁理屈は抜きとして。

半円形のアクリルセードの拡散光は、
意外にも強すぎず、とてもやさしいです。

柔らかい曲線で構成されたデザインも素敵ですよね。

ソファやチェアの脇でもいいですし、
ベッドサイドでもよいかもしれませんよ。

テーブルライトをインテリアの一要素として取り入れる。
それも一つの方法ですね。

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

YKK APの玄関ドアに国土交通大臣認定不適合があったそうです。
 

YKK AP(東京・千代田)が2023年4月21日に明らかにした、玄関ドアの国土交通大臣認定不適合。過去に製造販売していた特定防火設備(スチール採光窓付玄関ドア)の一部に大臣認定仕様に適合しない製品(認定番号はEA-9282)が見つかった。07年に明らかになった問題の是正を遂行せず、新たな不祥事を引き起こしてしまった点で、同社の責任は重い。

 
YKK APの玄関ドアに大臣認定不適合、過去の不適合を是正せず2000棟超改修へ
 
ご自宅の玄関ドアにYKKが使われている方は、設計した建築家・施工した工務店に問い合わせしてみることをおすすめします。
 

I-3853、カーポートの設置に伴う確認申請代行の依頼(千葉県)

ユーザー けい3853 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

カーポートの設置に伴う、確認申請代行の依頼です。
 
ネットでカーポートを注文後に、原則として建築確認申請が必要なことを知り困っています。
場所は千葉県市原市で、カーポートのサイズは縦に2台分です。
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日ご紹介したフロアスタンド。
実は、そこまで採用する方は多くありません。

シーリングライトみたいに、部屋全体を明るくする
ということが目的ではないですから。

ただ。
うまく取り入れると、夜の時間帯を
ゆったりとした落ち着いた雰囲気で過ごせますよ。

といいつつ。
もう少し、実用性もありつつ、雰囲気も作れる。
そんなライトもあります。

そのお話しに行く前に、少し違ったお話ししておきます。

突然ですが、みなさん。
主寝室の照明ってどうされていますか?

機能性だけで考えたら。。
以前ご紹介した、シーリングライトが一番いいです。

広さに合わせた照度のライトを設置すれば、
部屋の隅まで明るいですし、ダウンライトみたいに
まぶしくないですから。

以前お話ししましたが、ベッドの頭付近に
ダウンライトを設置すると、かなりまぶしいので、
ご注意ください。

話を戻して。
シーリングライトであれば、リモコン一つで、
光の強さを調整したり、器具によっては、
光の色も変えたりできます。

ベッドに入った後、枕元にあるリモコンで、
豆電球にすれば、ゆったりと就寝できます。

それ以外であれば。
足元に、ダウンライトを設置して明るさを確保しつつ、
枕元に、ブラケットライトを設置する。
そんな組み合わせをする場合もあります。

ダウンライトが全体の明るさ確保で、
就寝時はダウンライトを消灯し、ブラケットライトで
枕元の明るさを確保します。

就寝前に、枕元にあるスイッチでオフにします。

もし、就寝前に、読書したいな。
そんな場合であれば、後者の組み合わせもいいですね。

枕元にブラケットライトって、いい雰囲気ですけど、
一つ気にした方がよいところは。。

あまり光が拡散しないカタチがオススメです。
器具自体が、電球みたいに明る過ぎると、
だんだんとまぶしく感じて、就寝に向かえないかも。。

もちろん。感覚に個人差があるので、
その辺は体感しながら、決めてくださいね。

それと。
枕元にブラケットライトの場合、ベッドのサイズとか
レイアウトを変更したい場合に、困りそうですよね。

もし、将来、その可能性があるのであれば、
テーブルライトがオススメなんです。

ということで。
明日は、テーブルライトをご紹介していきます。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※アイランドキッチンを配置しつつ部屋を一体化したLDKにリビング空間+ダイニングキッチンとして区分出来るように扉で開閉可能に提案した間取りプラン

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

暮らしやすさや

間取りや生活の習慣とつながるキッチンの

レイアウトについて。

LDK空間でアイランドキッチンのように

オープン型キッチンとして計画するのか

それともLD(リビングダイニング空間)とキッチン(台所)のように

空間を意図的に壁や扉で分割する

クローズドスタイルのキッチン空間を考えるべきか?

単純だけど複雑なキッチンのレイアウト。

独立キッチン、

壁や扉でダイニングやリビングなどとは

切り離して

独立させた間取りのキッチンで

クローズドキッチンスタイルと

呼ばれることもあります。

一方の「オープンキッチン」は、

壁や扉がなくダイニングやリビングとつながった

LDKスタイルの間取りキッチン。

今は主流となったオープンキッチンですが、

メリットもあれば

デメリットもあります。

またクローズドキッチンも同様。

それぞれの暮らしの文化や価値観によって

そのメリットデメリットの意味も

随分異なります。

オープンキッチンでは

料理中でも家族とコミュニケーションが取れる、

配膳などの作業がしやすい

キッチンをインテリアや家具として

捉えることが出来る、

スペース(空間)を兼用する事で

広さを感じることが出来る等の

拡張性があるのですが、

シンクで使う水の音が気になる。

食洗器や換気扇の音が想像以上に大きく気になる、

料理中のにおいがリビングに広がりやすい

リビングからキッチンが見えやすいので

片付けが気になる・・・・etc。

クローズドキッチンでは

リビングやダイニングに油やにおいが広がらない、

壁面が多いため

収納スペースをたっぷり計画する事が出来る等

メリットと感じられる事もある反面

壁に囲まれて圧迫感がある、

夏は熱がこもって暑い、

孤独を感じる・・・・・・。

移動が大変等という感じ方も。

全員が同じ考え方を持つ訳ではありませんし

価値観も家族構成、

生活の基準やライフスタイルも様々。

理想と現実の違いを整理整頓して

暮らしの価値観に応じた

空間スタイルとレイアウトを

出来る限り理屈だけではなくて

イメージとして

共感できるのか出来ないのかを意識して

間取りの中で材料判断しつつ

生活の知恵と知識が

空間でどれくらい働くのか?

というところを試してみる事も重要。

キッチンの内容をどのような作業領域で考えるのか?

居場所として考えるのか?

という事も考えてみると

分かりやすいと思いますよ。

暮らしに充実の価値観を。

※アイランドキッチンを配置しつつ部屋を一体化したLDKにリビング空間+ダイニングキッチンとして区分出来るように扉で開閉可能に提案した間取りプラン

※アイランドキッチンを配置しつつ部屋を一体化したLDKにリビング空間+ダイニングキッチンとして区分出来るように扉で開閉可能に提案した間取りプラン

※部屋を完全に区分してLD(リビングダイニング)とK(キッチン)を独立型に間取り提案をしたI型キッチン(キッチン側より)

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