久井の長屋

●設計事例の所在地: 
広島県三原市
●面積(坪): 
44.83坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

東側外観全景

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は広島県三原市中心部から車で30分ほどの山間にある。東側はこの地域を南北に抜ける道路に面し、南側に祖母と両親が暮らす母屋、西・北側には竹林を背負う。離れて暮らす夫婦が、ご主人の生まれ育ったこの土地に戻り、祖母・両親と一緒に暮らすための2世帯住宅の計画である。施主からは「1世帯住宅の延長線上にある2世帯住宅」を求められた。2世帯住宅を設計する際には”世帯間の分け方”が課題となるが、家族の形態は10年、20年という時間単位の中で変化していく。その変化に対して包容力を持った器として機能する住宅を目指した。外観は、自然に囲まれたこの土地で周囲に呼応しながらも堂々とした建ち方とするために、生活空間を収めたボリュームの上に深い軒を持つ平らな大屋根を掛けたシンプルな形としている。内部は1階に家族共有のLDK・水廻りと親世帯の寝室を配置し、2階を子世帯のスペースとしている。家族の仲が良く、1階のLDKに全員が集まることが多いため、LDKを中心としながら吹抜や引戸の開閉により自分たちで全体に多様な繋がりを作ることが出来る構成とした。また、内外壁、天井高、吹抜、軒下空間などのエレメントを通常の住宅スケールよりも大きく用い、世帯間あるいは部屋と部屋の間で「共有」させることにより、一見すると単純な構成ながらも、どの部屋が何の用途なのか、2世帯住宅なのかどうかさえもはっきりとしない「不透明」な状態を作っている。ひとつひとつのエレメントのスケールを大きくすることで大らかさの中に距離感や拡がりが生まれ、エレメントを共有することで全体に繋がりが生まれている。ひとつの屋根の下で暮らす家族としてのまとまりを持ちながら、様々な変化に対してフレキシブルに対応出来る住宅となった。

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T hills 家rn

●設計事例の所在地: 
栃木県宇都宮市
●面積(坪): 
42坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

高低差のある敷地に丘の上に浮いたような外観。植栽で彩り、住宅街の中に明るく開けた一角を生み出した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

緩やかな段丘に造成された住宅街で、敷地内は道路面から約1メートルの高低差がある。外階段で上がる玄関と、庭側に蛇行するスロープの小径は勝手口へとアプローチする。丘に浮いたような外観。前面の道路沿いには芝張りの斜面や季節の花が咲く庭が道行く人の目を楽しませ、植えられた中高木は四季折々の表情で生活にも彩りを与えてくれる。また、住まいを街から完全に遮断することなく生活が見え隠れすることで住宅街が明るく開けた雰囲気となる。リビングを中心にそれぞれ個室が囲うように配した平家で、行き止まりのない回遊動線となっている。住宅内は片付けや収納が楽になるよう工夫した造作家具を適所に備えている。(ex:シュークローク、掃除用具収納、脱衣室とランドリーコーナー間収納)

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本町の住宅

●設計事例の所在地: 
広島県福山市
●面積(坪): 
59.51坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側外観全景

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地は駅からほど近く、周囲を住宅やマンションに囲まれた場所。ここで求められたのは「明るく、居心地の良い家」だった。東側に公共施設の青空駐車場が広がり、明るさを取り込むには好条件だが、人や車が頻繁に出入りするこの方向に大きな窓を設けるのは、明るさを得ることよりも他に得られないものの方が大きい気がした。光を取り込み、風を通し、室内を開放的にするため、内外の境界として窓が必要になるが、壁を大きくくり抜く窓は、外部環境を享受する代わりに外部にとっても内側の存在をはっきりと認識させてしまうことになる。その結果として都市住宅では昼夜問わずカーテンが閉められ、周囲に閉じているというメッセージを放つことになる。そこで、この建築では窓の持つオブジェクトとしてのメッセージ性を捨て、生活の背面にそっと佇む”単純機能としての窓”として扱うことで豊かさを作り出せないかと考えた。単体の四角い窓を部屋ごとに点在させるのではなく、建物をぐるりと囲った細長いスリット窓から天井や壁を伝いながら柔らかな光が入って来り、バルコニーの内壁に反射した優しい光が窓を通って室内を包み込む。行き止まりの無い回遊型の平面プランも光や風を建物の奥まで運んでくれる。風景を切り取るなどの美的な性質を持ち合わせていない、通風・採光だけを期待された単純機能の窓だからこそ、カーテンやブラインドを設置しなくても生活出来る。さらに、この建物では屋根を設けていないバルコニーを縦のヴォイドとして挿入しており、日差しや雨は2階のウッドデッキまで落ちていく。プライバシーの中に外部環境を取り込みつつ、回遊動線の一部として挿入されたバルコニーは、普段は外部であるがフレキシブルに内部へと表情を変える。その表情の変化は点と点を結ぶ線の長さを変え、建物の広さとは異なる生活の拡がりを与えてくれる。都市住宅として開きすぎないことでプライバシーを確保しながらも、内側からは光・風・空を感じて生活することが出来る「明るく、居心地の良い家」になった。

その他の画像: 

I-5119、既存平屋に増築を考えております(千葉県)

ユーザー まゆ5119 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

急ぎご相談になります。
千葉県八街市で既存平屋に増築を考えておりますが確認申請の代行をしていただける方を探しております。
どうかよろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-5118、新築の戸建ての建築(兵庫県)

ユーザー taka5118 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

新築の戸建ての建築を検討しています。
自宅として考えています。
 
・神戸市***
・掘り込みガレージ
・建物150㎡から200㎡ 程度
・土地220㎡
 
ご提案が可能であればご連絡ください。
実績など拝見して、3者程度からプランニングを希望しています。プランニングの際は5万円を3者程度にお支払いをいたします。場所、資料はその時にお渡しします。
 
その中から1者を選定させていただき、設計契約に進んでいければと思います。
 
ご検討いただけるようであればご連絡ください
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-5117、電機会社系ハウスメーカーで見積もりを……(長崎県)

ユーザー SHIN5117 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
長崎県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

電機会社系ハウスメーカーで見積もりをとり、出てきた見積もりが相場か安くしてもらったかわかりません。はじめ提示のだいたいの金額(見積もり前)からかなり値引きしますと営業がはなしていたが、決局初めの提示金額でしめされ、定価ではとおもってます。 また、まどりの規制というりゆうで、2階がやたらでかくされて、それも本当に規制か営業かわかりません。
補助金も保証はできないみたいな言い方をされ、ぜひとれるようにがんばりますなど、ポジティブな回答がこず、幻滅ぎみ。 土地がすごくきにいっているのであきらめるかきめたいです。
適正価格か、間取りは、もっといい方法はなど、見積もりはかなりくわしく代金もだしてきましたが、うまく調整してもと決めていた予算に合わせてきたように感じてます。 よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
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I-5116、倉庫の一部を耐火構造に……(東京都)

ユーザー てるお5116 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

弊社は江戸川区***の倉庫ですが
新しく入居したテナントの使用する
溶剤が危険物にあたり、消防署の許可を得るため
倉庫の一部を耐火構造にする必要が生じました。
そのため急ぎ一級建築士の方を探しております。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

車椅子で暮らす家を設計するときに欠かせないのが、「回転半径」という考え方です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは車椅子がその場で方向転換するために必要なスペースのこと。
この“ほんの数十センチの違い”が、暮らしやすさを大きく左右します。

1. 回転半径=「自由に動ける半径」
車椅子は前進や後退だけでなく、日常的に向きを変える動作が必要です。
たとえば、廊下から部屋に入る、トイレに向きを変える、キッチンで振り向く――。
その際に必要なスペースが「回転半径」です。

一般的には、最小で120cm、理想は150cm程度の円形スペースが推奨されています。
この150cmの円が、家のあらゆる動線上に確保されているかどうかで、暮らしの自由度が大きく変わります。

回転半径が足りないと、少しの移動にも苦労し、介助者のサポートがなければ動けなくなってしまうことも。
一方で、十分なスペースがあれば、家の中で自分のペースで動ける「自由な生活」が手に入ります。

2. よくある“盲点”は「ドア前」と「家具まわり」
設計図では十分に広いように見えても、実際の生活では家具や収納が配置されます。
特に見落とされがちなのが、ドア前・角・家具の前。

ドアを開けると車椅子が下がれない

テーブルの角で方向転換できない

洗面所で一度進むと、出るときに向きを変えられない

こうした「あと数十センチ足りない」が積み重なると、日常の動きが制限されてしまいます。
つまり、回転半径は図面の中だけでなく、家具配置を含めて考えることが重要なのです。

3. 回転半径が生む「自立」と「心理的な余裕」
十分な回転スペースがある家は、単に動きやすいだけでなく、心にも余裕を与えます。
誰かの助けを待たずに、自分で移動できる。
それだけで、暮らしの中に“自信”と“自由”が生まれます。

また、介助者にとっても回転スペースは重要です。
介助の際に横に立てる、向きを変えながら支えられる――。
介助しやすい空間は、家族のストレスを軽減し、介助の「質」そのものを高めます。

動きやすい家は、家族全員にとってやさしい家なのです。

4. 余白のデザインが「暮らしの快適さ」を決める
回転半径を確保するということは、つまり「余白を残す」ということ。
この余白が、空間の開放感や美しさにもつながります。
家具を詰め込みすぎないことで、光と風が通り、家が呼吸するように心地よくなる。

ナイトウタカシ建築設計事務所では、機能的な寸法をただ守るのではなく、
その人の動き方、家族との距離感、介助のしやすさをトータルで考え、“人の動きをデザインする”家づくりを行っています。

まとめ
回転半径を意識した家づくりは、数値の問題ではなく「暮らしの自由度」の問題です。
わずか30cmの差が、「誰かに頼る暮らし」から「自分で動ける暮らし」へと変えてくれます。

家とは、ただ住むための箱ではなく、日々の動作を支える“舞台”。
その舞台に余白を設けることが、家族の笑顔と安心を生み出します。

I-5115、持ち家を売却して店舗付き住宅を……(京都府)

ユーザー ハマー の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
京都府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

■相談・依頼内容
現在の持ち家を売却して店舗付き住宅を検討中
店舗は、美容室と小児言語検査、訓練クリニック
■建設予定地
京都府長岡京市
■土地
228.52m2(69.12坪)有効宅地部分185.99m2
建ぺい容積率:60%・200%
■建物についての希望
1階:美容室の広さは18坪位 クリニック部分は10坪位
 中庭を作りオリーブの古木を
2階:住居部分はダイニング、リビング、寝室、広目のウォークインクローゼット、シューズクローク、お風呂、トイレ、収納スペース、ランドリールーム、玄関はやや広め、駐車場は無し、ビンテージの家具が合うような空間、
外観は住宅感を出さないように緑(植物)が合うように
理想は塗り壁、
■ご予算
5000万位
■希望する地域
現在、土地はまだ購入していないのですが希望の土地があります
■建築家に相談・依頼したいと思った理由
銀行に借り入れの件で申し込みをしたところ、借り入れ総額が大きすぎるということでOKが出ませんでした。
今回店舗付き住宅を考えているんですが、あまりありふれた店舗付き住宅にしたくないため、建築家にお願いしたいと思っていますが、どうしても建築家にお願いすると高級な建材や使用にしてしまいがちな感じがして、建築費が高くなってしまいます。夫婦2人で子供もいませんので必要なところにはお金をかけても良いのですが、そうでもないところは極力コストを下げながらうまくデザインに落とし込んで設計をしていただきたいと考えております。また将来テナントとして収益が得られるようにと考えてます。
■その他・・・など)
家族構成は夫婦2人です
夫54歳 妻56歳 子供無し
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

自宅サウナを検討するとき、多くの方が最初に悩むのが
「電気式がいいのか、薪サウナがいいのか?」
という問題です。

どちらにも魅力があり、どちらを選ぶべきかは“目的”によって変わります。
ここでは、住宅設計の視点から、それぞれの特徴と選ぶ際のポイントを解説します。

1. 電気式サウナ:日常使いに最適な“実用型”
自宅サウナとして最も採用が多いのが電気式サウナです。
電気でストーブを温め、石を積んでロウリュも楽しめるため、
家庭でも本格的なフィンランド式サウナが再現できます。

●メリット
スイッチひとつで扱いやすい
 帰宅後すぐ、10〜15分の短時間利用にも向いています。

温度管理が安定している
 季節に左右されず、年中同じクオリティ。

住宅との相性が良い
 換気計画さえしっかりすれば、安全性・施工性ともに高い。

ロウリュ可能(機種による)
 じんわり湿度を上げる“気持ちよさ”も十分味わえます。

●デメリット
コストは薪よりやや高め(ランニング費用)

“炎の揺らぎ”という特別感はない

総合すると、
「毎日の疲れをリセットしたい」
「手軽に使えるほうがいい」
という方には、電気式がベストです。

2. 薪サウナ:五感を満たす“体験型サウナ”
薪サウナは、サウナ好きが憧れる“原始的な熱”。
薪ならではの柔らかい熱と、炎の揺らぎ、木の香りが合わさり、
とにかく“特別な体験”ができます。

●メリット
炎の熱が柔らかく、気持ちよさが格別
 電気とはまったく違う深い温まり方。

“火を扱う特別感”がある
 焚き付け→炎が育つ→ストーブが温まる、という工程そのものが心を整えてくれます。

庭サウナとの相性が最高
 屋外に置く小屋サウナなら、薪サウナの魅力を最大限に引き出せます。

●デメリット
住宅地では煙・においの配慮が必須

設置位置が限られる(庭・離れ向け)

着火〜温まりまで時間がかかる

火の管理に多少の手間が必要

つまり、
「サウナを趣味として徹底的に楽しみたい」
「別荘のような非日常を味わいたい」
という方に向いています。

■結局どっちがいいのか?
住宅でのおすすめは“電気式サウナ”
理由はシンプルで、
毎日、安定して使えるサウナ=電気式だからです。

薪サウナは魅力的ですが、
住宅街の場合、煙やにおいの問題で設置に制限が出るケースが多く、
また気軽に使うというより“特別な日の楽しみ”になりがちです。

一方で電気式なら、

平日でもサッと入れる

手間が少ない

家族みんなで使いやすい
という「暮らしの一部になるサウナ」が実現します。

■ただし──庭が広いなら薪サウナを検討する価値はある
もし、

隣家との距離が十分ある

庭に独立した小屋を置ける

炎のある暮らしに憧れている
といった条件が揃っているなら、薪サウナは最高の選択になります。

“火のあるサウナ”は、人生の豊かさそのものを変えてしまうほどの魅力があります。

■まとめ
日常で使いたい → 電気式サウナ

非日常の体験を楽しみたい → 薪サウナ

サウナは設備ではなく、
「どんな時間を過ごしたいか」から逆算して選ぶもの。

暮らしを整えるためのサウナなのか、
人生を豊かにするためのサウナなのか。

そこを一度立ち止まって考えることで、
自分にとっての“最良のサウナ”が見えてきます。

自宅で“ととのう暮らし”をはじめませんか?

建築家×サウナ専門チームが、理想のサウナ空間づくりをサポートしています。

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