ユーザー エヌスペースデザイン室 佐藤 直子 の写真

ガルバリウム鋼板は外壁材や屋根材として、メンテナンスやコスト面で優秀な素材です。
軽量で、シンプルモダンなデザインにも、和にもあうため人気です。
当事務所でもコスパと使いやすさで、ご提案することはよくあります。
さて、お題は「デメリット」です。
よく、空き家問題に登場する、安普請の古いトタン葺きの壊れかかった木造住宅。
こちらはガルバリウム鋼板ではないのですが、似たような鉄板。
雨音はするし、断熱性能はゼロで寒くて暑い。
そのまま使えばそのとおりではあります。
断熱材やしっかりした雨仕舞対策(板金や役物など)によりその性能を発揮するものです。
逆に施工不良により屋根の野地板を劣化させたり、結露させたりする恐れもあります。
防水、通気層などの納まりのきちんとした設計、施工は大切です。
建物が複雑な形状をしていて出隅が多い場合や、不規則な窓を多用している場合、
役物が多くなったり、板金工事が多くなったりします。
そうなると、サイディングよりコストアップする場合もあります。
凹凸の深いものも、使う材料が増えるためコストアップです。

ガルバリウム鋼板を使った金属サイディングの外壁を使った事例です。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

「トイレに、さほど、こだわりがない」

もし、そうでしたがら、部屋の中心に、ダウンライトを設置すれば

事足ります。

いやいや。

たかがトイレだけど、されどトイレ。

せめて、お客様が使うトイレは、せっかくなのでこだわりたい。

もしそうでしたら、器具や壁紙にこだわってもいいのですが、

照明にフォーカスしてみるのも一つの方法です。

一枚目。

とある家のトイレ手洗い周りです。

天井から、手洗いをピンポイントで照らすよう

光が拡散しないようなスポットのようなダウンライトを採用しています。

メインの照明は別で用意しているので、

あくまで、手洗いを演出するための照明となります。

とても素敵な陶器の手洗いですので、

空間の中で、浮かび上がらせたい気持ちもわかりますよね。

照明の色合いも重要な要素です。

白いライトであれば、いろいろがくっきり見えていいかもしれませんが、

落ち着いた雰囲気にしたいのであれば、オレンジがよいです。

もう少し違う方法も見てみましょう。

こちら。

手洗の上に、ペンダントライトを二つ設置しています。

こちらも、手元を明るくすることも実現していますが。。

主目的は、空間の演出になります。

ヒビの入ったようなガラスのシェード。

それを通した光が、不思議な模様となって、

壁面を照らしてくれています。

明るさというより、この壁面にできる陰影がきれいですよね。

しかも。

高さを変えて二つを設置しているので、

陰影が重なりあって、とても複雑な表情をつくりだしてくれてます。

素敵ですよね。

この方法を採用する場合のポイントは、

照明器具のスケール感です。

あまり大きな照明器具ですと、かなり圧迫感になります。

目立ちすぎず。それでもしっかりと主張するように。

そのバランス感覚は、プロに相談してみてくださいね。

トイレのメイン照明として、ダウンライトでもいいのですが、

こちらのように、間接照明を取り入れるのもいい方法です。

とてもいい雰囲気をつくりだしてくれます。

トイレで読書をするのであれば、フィットしませんが(笑)

ほどよい明るさになると思います。

間接照明のいいところは。

ライトが消えている時でも、照明器具が見えず、

スッキリしていることでしょうか。

もちろん。

しっかり目立つライトで、空間を印象付けたいのであれば、

それはそれでOKですけど。

スッキリミニマルに。

ということでしたら、オススメです。

もっと、いろんな方法があります。

照明だけでも、かなり、ユニークな空間を演出できます。

こだわってもよいかもしれませんね。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

屋根素材には多様な選択が可能な時代となりました。金属屋根はなんと言っても、軽量で地震に強いことがあげられます。
ガルバリウム鋼板はなかでも耐久性が高く採用率は高くなる一方でデメリットは、断熱性が低い、遮音性が低いことが挙げられると思います。よって実施設計においてはその弱点を補う仕様選定が不可欠です。

一級建築士 南俊治

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

ガルバリウム鋼板は、屋根をはじめ外壁など建築物の様々な箇所で使われている建材で、私も住宅を設計する際には、水切りや笠木、雨樋などいずれかの箇所で必ずと言っていいほどガルバリウム鋼板を使います。

それは耐久性、軽量、加工性などといった多くのメリットがあるからですが、デメリットが無いわけではありません。

デメリットの一つとしてまず、施工する職人さんの技術力の問題です。
ガルバリウム鋼板を使った工事はそのほとんどが板金業者により行われ、専用工具を使いますが切断や折り曲げなどといった加工は職人さんの手(技術)によって行われます。
その技術が職人さんにより大きな差として出やすく、仕上りにもその差が顕著に出やすいため、
大きな面(外壁面や屋根面)では特に工事を行う職人さんの技術力に左右することが多いのです。

ガルバリウム鋼板という素材が持つ特徴としては、やはりコーナー(出隅)部分やエッジ(端部)部分のシャープさという部分が大きく、これらの箇所の工事はある程度の技術力を要します。

もう一つのデメリットとしては、ガルバリウム鋼板は素材自体の厚さが0.3ミリ~0.5ミリと薄いため外部からの衝撃に弱く、凹んだり傷が付きやすいという点が挙げられます。
ちょっとした傷は補修でなんとかなりますが、一旦凹んでしまうと元に戻すことはほぼ不可能です。

そのため、外壁材としてガルバリウム鋼板を使う場合、工事最後の足場解体する時は細心の注意が必要となります。

そんなデリケートな建材に思われそうなガルバリウム鋼板ですが、建築物(特に住宅)では欠かせない建築資材のひとつだと私は考えます。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今回はガルバリウム鋼板の採用を断念した横須賀の家を紹介しましょう!
http://ohkokk.boo.jp/yokosuka.html

私は大体の物件ではクライアントに外壁はガルバリウム鋼板を推薦してます。
デザイン的、素材感も勿論ですが…後年に必ず訪れるメンテナンス性を重要視して説明させて頂いてます。
ところがこの横須賀の家ではお勧めしませんでした。
結局ラスモルタル+アクリルペイントで仕上げました。

なぜなら…
この家は海まで徒歩2・3分の地域だったからです。
塩害がある地域にはやはりやめたほうが良いという判断です。
他にも…屋根・竪樋・パーツ等々外部に出てくるものには鉄系は使用しませんでした。

ご参考に(^^)/~~~

I-3426、工場を障がい者の就労支援所として運用(茨城県)

ユーザー SSP の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

【建物用途変更手続きについて】
 
お世話になります。
弊社は茨城県で製造業をしております。
この度、弊社の工場を障がい者の就労支援所として運用したく、つきましては、建物の用途変更の手続きが必要とのことで指摘を受けました。用途変更の手続きのみを依頼させていただくことは可能でしょうか。また可能な場合、費用等も合わせてご連絡いただけますようよろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ご覧の通りですが、洗面になります。

パッとわかる、こだわりポイントは。。

いわゆる既製品の洗面台ではなく、

造作の洗面であること。

既製品の洗面台って、見た目はさておき、

とても機能的にできてます。

特に清掃しやすい。

洗面って、使うと必ず汚れる場所なので、

清掃性って大事なポイントかもしれません。

こちらの洗面を、清掃性という側面から見てみます。

まずは、洗面ボウルですね。

おわん型になっていて、写真ではわかりにくいのですが、

実は、深さもしっかり確保できている方です。

基本的に、ボウルは浅いタイプが多く、

水跳ねが気になるようです。

(見た目は、浅い方が、スッキリしていていいですが)

もう一つ、ボウルのことで。

こちらのように、カウンターの上にボウルが載ってる場合、

その取り合いのところが掃除しにくくなりがち。

現状、このポイントは、掃除があまりしやすくないですね。

その辺、インスタで調べてみると、いろいろアイデアあるので、

ぜひ一度調べてみてください。

次に、カウンター。

木のカウンターって、質感がよいので、憧れます。

木そのままだと、飛んできた水滴が、グングン浸透して(笑)

すごいムラが出来上がってしまいます。

なので。最低でも、表面をコーティングする塗装が必要ですね。

ただ。

そのコーティングも永久ではないので、注意が必要です。

こちらはどうかというと。

すごく木目がきれいなのですが、木ではありません。

木目柄のメラミン化粧板とい素材なんです。

水は浸透しませんし、表面が堅くて傷がつきにくい。

水滴を放置してしまっても安心ですよ。

置く式のボウルに組み合わせる場合、

カウンターはこちらがオススメです。

(もちろん、本物の質感が好きな方は木でOK)

次に水栓。

壁出しの水栓をセレクトしています。

カウンターから出ている水栓に比べると、

かなり掃除は楽になっていますね。

カウンター上の場合、根元部分に、水や埃がたまって、

だんだん汚れてきます。

特に、ボウルの奥についてる場合なんかは。。。。

大変ですから。

その点、壁から出て入れば、水滴や汚れがたまりにくい。

すごく清掃性はよいですから。

最後に、壁です。

パッと見た感じだと、わかりにくいんですけど、

鏡下には、キッチンパネルを貼ってます。

手を洗ったりすると、思いのほか、壁に水が飛びます。

キッチンパネルであれば、ササっと拭き取れるので便利。

そうそう。

タイルを貼るケースも、すごく多いですね。

見た目、すごくいいんですけど。。

タイルの目地は、あまり清掃性がよくありません。

その辺、しっかり考えながら採用を検討してくださいね。

(個人的にタイル好きなので(笑)採用はしたいですが)

ということで。

写真の洗面って、造作にしていて、スッキリして

素敵なんですけど、実は清掃性しやすいは、しっかり考えてます。

どこまでの見た目と清掃性を組み合わせるのか。

その辺は、バランスなんだと思います。

いろいろ考えながら、せっかくなので、自分らしい洗面に

してみてはいかがでしょうか?

I-3425、土地購入+新築を検討しています(愛知県)

ユーザー YIDマアサ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

土地購入+新築を検討しています。
現在、気になっている土地が地目 山林の傾斜地です。下記リンク参照
https://**********
 
予算の関係上、土地購入、造成、建築は4000万上限で考えていますが、傾斜地は造成だけでも1000万かかるとハウスメーカーの方に言われ、設計士さんのご知見で具体化出来るのか、質問させていただきました。
傾斜地を活かしたプランなどと合わせてお伺いできますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

立てかけてあるのは、無垢フローリングです。

左側が、栗。

右側が、竹。

もちろん、お店で見てるわけではありません。

とある家づくりの現場で見ています。

こちらの現場では、床を張り始めるといことで、

その前に、梱包からフローリングを出してくれています。

しかも。

単純に開けただけでなくて、色や風合いについて、

いくつかに分類しながら、材料の状態を見てくれています。

いきなり梱包から持ち出して張る。

それも一つの方法なのですが、

こちらのように、事前にしっかり開封し、

内容物を確認しながら、分類する。

そうすることで、フローリングが、その空間に馴染むでしょうし、

特定の色がまとまって張られることがなくなります。

自然なムラ感になるよう、大工さんがしっかりと見分けながら、

張ってくれるので。

それを、意図的にやるのか、偶然に任せるのか。

どちらがいいと思いますか?

大工さんと相談してみてくださいね。

昨日、とある家づくりの現場でした。

現場の定例打合せには、毎回、いろんな工事関係者が参加します。

昨日で言えば、建材関係の方々でしょうか。

一人は、和室周りの関係の方。

こちらの家づくりでは、長押のある、真壁の和室があって、

その各部材の樹種や、大きさなんかを指示する必要があります。

図面には、記載していますが。

そういった素材ばかり扱っている建材屋さんだったので、

とても詳しいはずで、今までの経験値を踏まえて、

意見をいっていただいたりしました。

結果、ほぼ、自分が指定した樹種で決まりました。

(忖度なしで(笑))

どんな和室を目指しているのかを、明確に伝えて、

こちらの地方色も踏まえた意見だったので、

とても参考になりました。

入れ替わりたちかわり、いろんな方々と打ち合わせゆえ、

あっという間に数時間が過ぎていきました。

こういう打ち合わせの時間。

大事にしています。

午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。

基本設計が概ね完了ということで、

設計内容の確認をさせていただきました。

少し変更が出ましたが、概ねについてはOKをいただきました。

これから、詳細設計と同時に、構造計算を進めていくことになります。

一部、お客様の検討事項があるので、その辺がハッキリしたらですね。

こちらの家づくりでは。

お客様がフットワークよく、いろいろと見に行っていただいたり、

事前に、ネットでカタログを調べていただいたりしたので、

とてもスムーズに家づくりを進めてこれています。

ほんと。有り難いですね。

その流れをキープできるよう、詳細設計を進めていこうと思います。

いろんな家づくりが進行中。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

吹抜けから、上を見上げる。

そんなアングルです。

こちら。

とある家づくりの現場。

実は、昨日。

建前だったんですよね。

天気に恵まれて、よかったです。

朝イチで、お客様と一緒に現場へ集合。

棟梁と一緒に、家の四隅をお清めしてまわりました。

その後、建前がスタート。

あれよあれよという間に、躯体が立ち上がっていきました。

1時間半ほどしたところで、私は残念ながら、

現場を離れてしまったのですが、お客様は、終日いらして、

できあがっていくプロセスをご覧になれた様子。

もろもろの打ち合わせを終了させて、現場に戻ったのが、

夕方16:30頃。

すでに上棟はしていたのですが、屋根の工事に

時間がかかっていました。

終了予定は、17:00だったのですが、

切りのいいところまでやり切りたい!という大工さんの意向で、

18:30まで延長。

無事、屋根も伏せ終わったので、雨が降っても、

まずは、一安心になります。

最後は、お客様から一言いただいて、昨日の作業は終了となりました。

想像以上に大迫力で、いい感じです。

これからの変化は、緩やかですが、これまた楽しみですね。

何だか、ぎらついた柱がいっぱい立ってますよね(笑)

こちらは、とあるクリニックの現場です。

現場の進捗を確認するため、現地に行ったのですが。。

到着してみたら、なんと!

お客様がいるではありませんか!

ビックリ。

お客様と、偶然、現場にご一緒することになりました。

昨日は、間仕切り位置の最終確認。

間仕切りの変更はもちろんですが、出入口の移動だったり、

各場所で立ち止まりながら、いろいろ検討しました。

図面ではなかなか見えていない部分があったりしたので、

こういった現場での再確認は、すごく大事だなと思いました。

結果。しっかり確認できたので、これから、

壁がどんどんと出来上がってくる予定です。

美味しそうな珈琲でしょう?

モカなんだそうです。

とあるプロジェクトの打ち合わせでした。

とても開放的で、明るくて、さわやかな雰囲気のカフェで

いろいろとお話させていただいたのですが、

やはり、空間って大事だなと改めて思いましたね。

狭くて、暗い感じでは、なかなかいいアイデアも出てこないかも。

あっという間の数時間。

笑いありで、充実した、楽しい時間となりました。

毎日、いろんな家づくりに関わらせていただいて、感謝!

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