2階リビング
高台の変形地に建つ2階リビングの家
近年、傾斜地の土砂崩れにより多くの被害が出ております。従来は、急傾斜の場合、急傾斜崩壊区域の指定があり、埋め込み建築が建てられました。しかし、土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)は、横浜市の場合は、区域内で土留め機能を兼ねる斜面地建築物による開発行為等はできません。つまり、参考例の埋め込み建築は出来ません。建築を建てるには、斜面地の安全をはかる工事(例えば、擁壁工事)をして、特別警戒区域を解除しなければ建てられません。図にある、レッドゾーンに指定されると、費用的に、建築は難しくなります。土地を購入される場合、確認が必要です。
警戒区域の参考図
埋め込み建築
せがい造りは、2階をせり出すことで床面積を減らさずに、庇と軒下空間を直射日光や雨から守る効果もたらす、また建物のファサードに彫りの深い陰影をつくりだすなど、機能的にもデザイン的にも優れた構法です。 せがい造りについて清水建築工房 清水國雄さんに伺いました。
妻籠宿(中山道:長野県)を訪れた際、街道筋の家々の軒や2階が桁で持ち出され支えられた光景が印象的だったことがことの始まりです。これまで、はね出し梁で持ち出され、出桁で支えられた深い軒のある家の姿は、よく見かけるところでしたが、2階の持ち出しのある建物の姿は新鮮な光景でした。 2階が絶妙のバランスで持ち出され、その持ち出された2階がファサードに影を落としたは深く心に刻まれ、いつかこんな木組みの家を設計したいと思ったことがきっかけです。
木造の木組みの構法の発展形だと理解しています。寺院などの、大きくて重くて深い屋根を支える木組みを構成する材に桔木があります。それと同じように持ち出された2階や軒を、「はね出し梁」や「出し桁」と呼ぶ材で支えた木組みを「せがい」と呼んでいるんだと思います。 建築大事典(彰国社)によれば、
”せがい”とは和枻(せがい)と書き、”せがい造り”は近世の民家に於いて側柱上部から腕木をつきだし小板を張った棚をもつもの、和船の両舷にある船棚に似ているので、この称がついたと思いわれる
とあります。
せがい造りに造詣の深い建築家の松井郁夫氏によれば
せがい造りは、2階をせり出すことで床面積を減らさずに、庇と軒下空間を直射日光や雨から守る効果もたらす、また建物のファサードに彫りの深い陰影をつくりだすなど、機能的にもデザイン的にも優れた構法といえる。
と述べています。その言葉はそのまませがい造りのメリットと言えると思います。
ただこのメリットを得るためには、設計段階では間取り(平面プラン)と木組みの整合性が検討された合理的な架構が要求され、施工段階では、木材の選定や大工仕事に入念さが要求されるので、コストアップは避けられず、この点がデメリットと言えるかも知れません。
せがい造りは在来工法のように、梁や桁の上端をそろえる組み方と違い、渡り腮で木を組んでいくため、階高が梁や桁の成(せい)だけ高くなります。階高を下げれば梁や桁の下端は下がり、頭をかすめ邪魔になり、階高を上げれば建物のプロポーションが釣り合わなくなります。また、構造的にも水平剛性が低下するなどの課題が生じます。 「せがいの家」では梁や桁を3段に組んでいます・プロポーションが釣り合うように、階高を抑えると必然的に3段組の下梁が低くなるので、下梁が生活上邪魔なならない間取りの工夫や、構造上、水平剛性を確保するための台輪の採用、特に吹き抜け部分の跳ねだし梁は、天秤状態となり、力のバランスを保つ検討が必要となりました。
クライアントの声に耳を傾けてみます。「進められた三和土の土間や土壁は、断熱効果もよく梅雨時でも室内の空気はカラットしていて、真夏に外出先から帰宅しても、ムッとする熱気もなく、汗ばんだ肌でも不快感はありません」 弊社では、土間(三和土)は土壁と薪ストーブのセットで提案しています。産廃(ゴミ)を出さないことと、パッシブな温熱環境を用意することが家づくりでは大切だという理由からです。 土間は住まいの南側に配置し、日射として差し込む太陽熱の蓄熱装置として期待します。 一方、土間は三和土で造ります、三和土は山砂利、石灰、ニガリ(塩)を練り合わせ締め固めて造ります。この作業には家人も参加して汗をかいてもらいます。記憶に残る家づくりにしたいからです。 以上のことがメリットと言えばメリットになるかもしれません。ちなみに、土間は最後に塩を撒いて清めて完成です。 一方、パッシブな温熱環境に特段魅力を持てない人や、自ら予算を計上しながら、職人にまじって作業に参加することに何ら意義を見出せない人には、デメリットの以外の何物ものでもないでしょう。
「せがい造り」は伝統的な木組みの特殊解だと思っています。木組みを考える際の重要な点は構造計画です。設計は間取りと木組みに整合性を持たせ、合理的に整理していく過程であると思っています。ですから、間取り先行の在来木造工法では「せがい造り」は困難です。
「せがい造り」では、伝統的な構法を採用していただくことになります。伝統的構法は在来工法に比べて工期も長く、コストアップとなります。この点を踏まえて、是非伝統的な構法を採用していただくことをお薦めします。
・地元の木を使った木の家づくりの要望には、木の調達に設計者がコーデイネーター(伐採、出材、造材、製材、発注)として住まいづくりに関わってきた経験からスムーズに応えられた。
名古屋市***の宅地造成区域で50坪の傾斜地を買おうか迷っています。現在はRCの上に木造の古家がありますが解体を前提としています。道路から奥の隣地の宅盤は4-5m程の高低差があり、境界に完了確認されていない2m超の擁壁があるため、3m程の擁壁に作り替えたいと考えています。また右隣との高低差も2-3mあり、隣地の擁壁と一体となった1m程の高さの石積部分が自敷地内にあり盛土をして造成をするのに工夫が必要になりそうです。そのような土地について、造成から上物の設計と各種申請に詳しい方にご相談にのって頂きたいと思っております。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
ずらりと並んでいるのは。
はい。そうです。
モザイクタイルですね。
いろんな素材、大きさ、色合い、カタチがあります。
焼き物がスタンダードですが、天然石があったり、
ガラスがあったり。
焼き物は独特の色合いになりますし、ガラスであれば
透け感がある分、奥行感が出たりします。
大きさは、細かくなればなるほど、表情は豊かになります。
正方形や長方形であれば、整然として印象ですが、
葉のカタチをしていたり、台形みたいになると、
色というより、柄を楽しむ感じですよね。
モザイクタイルといっても、これだけの種別があって、
いろんな組みあわせで、タイルが特定できるようになります。
どんな見せ方をしたいのか。
クールな感じ?かわいらしい感じ?さわやかな感じ?
一風変わったカタチでユニークさを出す??
その辺が決まると、一気に決まってきますね。
どれを見てもきれいですし、相応に魅力があります。
どの魅力を自分の家に取り入れるのか。
楽しみながら考えていきましょう。
タイルを検討する時に、一つだけ注意点があります。
スケール感です。
例えば。
小さなスペースに大きめのタイル。
大きなスペースに小さなタイル。
いずれも、意図したイメージにならない可能性がありますから。
よくあるのは、サンプルやショールームで見ていた時は、
ほどよい大きさでよかったのですが。。
貼る面積が、壁一面だったりすると、ビックリしますので。
それがモザイクタイルであれば、かなりゴチャとした感じに。。。
どれくらいの範囲に、どんなタイルを貼ろうとしているのか。
それは、ショールームの方や家づくりにパートナーに、
しっかりと相談して、決めてくださいね。
そうそう。
こちらは、床に使うタイル。
みな、「石目」のタイルなんですけど、
いろんな色柄があって、これだけ表情が違います。
どんな「石目」にしたいのか。
その辺も、参考の事例なんかを見ながら、
方向性を決めるといいですよ。
こういった床に使うタイルも、やはりスケール感は重要。
細かすぎると目地だらけ。
大きすぎると、ロスが多くて、見た目もよくありません。
昨日は、現在進行している家づくりの関係で、
県や市といろいろ事前協議がありました。
いろいろ準備してのぞんだので、とてもいい協議結果となりました。
こういった協議は、とても重要ですので、
しっかりとしておきたいところです。
いろんな家づくりが進行中。
楽しませていただいて、感謝です。
店舗併用住宅に適用できる住宅ローンには色々な条件がありますが、その代表的なものが下記となります。
・新築または取得した住宅の床面積が50㎡以上であり、床面積の2分の1以上の部分が専ら自己の居住の用に供するものであること
・住宅の新築又は取得のために、金融機関等にて10年以上のにわたり分割して返済する借入金があること
・店舗と住宅がドアなどによって移動できること が大前提であり、店舗と住宅部分が接続している必要があります。
などです。
建築予定地は埼玉県飯能市です。 セルフビルドにて軽量鉄骨の平屋の小さな修理工場を建築予定です。 大きさは横幅9m縦幅13m高さが3mほどです。h型鋼にてラーメン構造にて今の所図面は書き始めてます。 材料がjis規格ではなくて輸入にて海外から加工されて日本に搬入され、それを高力ボルトにて接合する形で予定しております。 許容応力度など、海外の設計士が計算してくれそうです。 ただ、大きさ的に自分で建築確認申請を通すことも、工事監理としてもできないので、協力してくださる方がいればと思い、投稿しました。 金額なども含め1度ご相談させてください。 よろしくお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
建築確認申請 の代行を探しております。 ご相談内容:お世話になります。再生可能エネルギー事業をしております、*******と申します。弊社の「ソーラーカーポート設置案件」に関してご相談です。建築確認申請の代行をお願いした際のフロー、料金、こちらが提出必要な書類などご相談をさせてください。設置場所は、千葉市の「******」となります。 この分野の知識がなく、どのように申請などすれば良いのか、わかりません。 *******東京都千代田区***********************Tel: **********Mail: **********HP: ********** 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
はじめまして、セルフビルドを考えている者です。自己所有している15mx10mの宅地に木造で間口5460mmx奥行7280mmx高さ4000mmの作業場を間柱無しで一つの空間として建築したいです。5460mmのスパンを保たせる為にはそれなりの集成材等を使用するかと思うのですが、最近の外材高騰と品薄で難しいと考えており、鋼材梁を使用した混構造でできないものかと悩んでおります。 さらに、前記の作業場に付随する形として木造で車庫を同等のサイズで建築したいです。こちらはトラス構造でコンクリート土間から柱を立ち上げ、壁は奥の1面のみにしたいです。 素人考えで恐縮でありますが、対応して頂けると幸いです。よろしくお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
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こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...
お仕事を依頼した建築家:H2O設計室 建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...
お仕事を依頼した建築家: (有)ツルサキ設計 鶴崎健一先生 ...