I-3069、部屋として使いたい(山口県)

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現住所‐都道府県: 
山口県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

 傾斜地に建つ中古の一軒家を購入することにしました。平屋の家ですが、半地下(窓あり)があって、売り主は倉庫として使っていたようですが、もったいないほどの広い空間で私は部屋として使いたいと考えています。何をどうすれば良いのか、建築家の方に相談を希望します。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とっても長閑な風景ですね。

パッと開けたところがあったり、奥みたいに

家が立ち並んでいるところがあったり。

家が密集している場合に比べて、こちらみたいに

田があると、風通しが全然違います。

さらに。

夏場、田に張られた水のおかげで、その風が

とても冷やされるので、都心部にはない涼しさの中で

過ごすことができそうです。

そうそう。

田園風景をご紹介しているわけではなくて(笑)

昨日、とある家づくりの敷地を視察に行ってきたんです。

視察って、漠然と見るわけではなくて、

いろいろと見るポイントがあったりします。

この田園風景も、その一つなんです。

こちら。

実は、直接敷地に面していないところだったりします。

ただ、全く離れてるわけでもなくて、周辺の風景なんですよね。

敷地を見るときって、その敷地自体は、しっかりチェックします。

それに、敷地が面する隣地の建物なんかも見ますよね。

日当たりはどうか。

風通しはどうか。

プライバシーを確保するためには。

高低差はあるのか。

擁壁があるのか。

いろいろありますね。

でも、その敷地にフォーカスしすぎるのではなくて、

もっと広く周辺環境を見ながら、光や風の道を探してみたり、

周りの家の建て方を見たりしながら、情報を収集するといいですね。

周辺であたらしく建てられた家を見たりして、

3階建てが立つような土地柄なのか、2階程度が主体なのか。

そもそも、土地の区画が大きければ3階にする必要ないですから。

分譲住宅なんかがあれば、その辺も一つの情報になりますよ。

3階建てが立っているエリアで、もし南側隣家が古い場合、

建て替えで3階を想定して計画しておく方がよいですもんね。

それ以外にも、周辺の家が、地盤を上げている場合。

ハザードマップで確認も必要ですが、水害等のことを考えて

そうされてるかもしれません。

特に、高く設定している棟数が多ければ、注意が必要です。

敷地とその周辺だけ見ていたら、上記したような大事な情報を

得られないまま、家づくりを進めてしまうことになります。

地元の方が建て替えということであれば、

そういった情報は親から入手できるのでよいですが、

土地を取得して建てる場合は、なかなかわからないもんです。

もちろん、近所の方に聞いてもいいのですが、

それも難しかったりしますから。

なので。

敷地の視察は、おそらく想像している以上に、

じっくりと時間をかけて、見極めています。

土地探しからご一緒させていただく機会も多かったおかげで、

そういった敷地を見極めるスキルが相当高くなりました。

ほんと。ありがたいです。

敷地の視察。

しっかりしてもらいましょう!

ユーザー 設計工房 be with 海野剛 の写真

分家? 住宅とは・・・・
堅い話から入ります。これは市街化調整区域の話で、都市計画法34条12号に該当する土地に建てる自己用住宅のことです。
内容ですが、ざっくり書くと・・・・
市街化調整区域内に20年以上住んでいる親族が所有する土地(建築許可条件のうちの一つですが・・・・)に、建てる家のことです。
親元(本家)を出た者が、家(分家)を建てると考えると分かりやすいですね。
市街化調整区域は本来建物を建ててはいけない区域のため、建築には許可が必要です。この住宅の場合も同様です。そして許可の内容は各行政によって微妙に違いがあります。
許可申請の窓口で、建築可能条件に該当するか打合せを忘れずに。

I-3068、吹き抜けエリアに梁を入れたくない(大阪府)

ユーザー ミッキー3068 の写真
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現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

吹き抜けエリアに梁を入れたくないが、工務店より梁は必要と言われております。梁の位置をずらして、吹き抜けエリア外にする方法がないか教えてください。
 
・耐震等級3を取得
・木造建築、総2階、建坪約30.5坪
・構造材は、集成材は使わない、屋根は瓦を採用
・吹き抜け 幅2700、奥行1400、高さ300
・吹き抜けの位置は建物の南西の角にある(建物の角は斜め形状)
・吹き抜けの目的は、南側に将来家が建った場合(現状駐車場)でも光を取り込めるよう設計
・吹き抜け窓のサイズ 幅1200、高さ300
・吹き抜けエリアに下記梁が縦か横に1本入る
・南側の壁から450mmの位置に梁1本が横に配置(窓と平行に)
・西の壁から450、1350、2250mm離れたところに梁3本縦に配置される
・2250mmの梁に関しては窓にかぶってしまう。
・梁は吹き抜け窓のすぐ下に配置される
 
上記のとおり、吹き抜けといっても小スペースです。また、窓に被ることを考えると更に小さいエリアになります。この限られた空間にもかかわらず、梁が必ず必要という工務店の話には疑問を抱きます。梁が吹き抜けエリア、若しくは窓に侵入せずに、設計する方法をアドバイスいただけると幸いです。(文面だけだと分かりにくいですが、よろしくお願いいたします。)
 
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ユーザー 設計工房 be with 海野剛 の写真

道路と道路の交差部にある敷地で、隅が斜めにカットされているものがあります。これはいったい何のためでしょうか? 建ぺい率の緩和のため?  違います。
答えは、道路の見通しを良くし交通の安全を確保するためのもの。具体的には各行政の条例等で示されています。東京都の場合を例にとりますと・・・・・・ 
全ての道路交差部の敷地が該当するのではなく、『道路幅員がそれぞれ6M未満の道路が、120°未満で交わる角敷地』とあります。 
つまり、狭く急な角度で交差する道路は見通しが悪いので、敷地を隅切りして(道路の交差部を広げて)見通しを良くする。ということです。
安全確保が目的なので、隅切り部分に建物や塀などの通行を妨げる物を突き出すのはNGです。
(ただし、道路面から4.5Mを超える部分にあるものは、突き出しても通行を妨げないのでOK) 
その他、隅切りにする部分の長さや、隅切りした敷地の表面の処理など、細かな決まりがあるので行政に確認すると良いでしょう。

I-3067、夫婦で居住する為の平屋(愛知県)

ユーザー ぷろっぷ の写真
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現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

 愛知県春日井市で自宅の隣接地を購入予定です。
 将来的に現在の家は子供に譲り、夫婦で居住する為の平屋を新築したいと考えていましたが、購入資金(建築資金)を貯める前に隣接地の購入の話となりました。
 土地の購入にさえ住宅ローンを組む必要がありますが、可能であれば10年後を目処に新築を予定していた平屋を、土地購入に合わせて建物建築資金までローンに含めてこのタイミングで新築したいと思っています。
 漠然とではありますが、希望は平屋で60~70平方メートル程度、建築予算は設備工事や建築確認費用など含めて総額1000万円以内、隣に現在の自宅があるので居宅として登記できるところまでを業者の方にお願いして、あとはハーフビルドにして週末に自分で仕上げていきたい気持ちもあります。
 そもそも、可能かどうかの判断がつきません。
 まずは、なるべくお近くの建築士さんに相談させて頂けたらと思っています。
 よろしくお願いします。
 
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同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-3066、平屋の建築(兵庫県)

ユーザー けいてつ の写真
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現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

兵庫県芦屋市で40-45坪程度の平屋の建築を希望しています。
希望の基本仕様が基本全部無垢の木(集成材なし)、壁にクロスを使用しない、外壁にサイディングを使用しない、屋根は瓦、サッシは木製、ウッドデッキもしくは縁側で軒を伸ばしたい
大人2人子供5人で住みます。
 
予算は3500~4000万くらいです。
 
住宅ローンの関係で、代金の支払いが現状では完成後一括になりますのでハウスメーカーさんでないと難しいでしょうか。
 
良ければ連絡ください。
 
宜しくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちら。

とある家の玄関土間です。

ビックリするほど明るくて、とても心地いい空間だったりします。

正面にあるハイサイド窓から、昼間は青空が見えるんですよね。

その光景がとてもきれいなんですけど。。

それ以上に、このハイサイド窓からの光が、とても効果的なのに

ビックリしますね。

玄関の土間部分が、こんな風に奥に伸びてるのって、

昔の町家だったり、民家で見られる土間みたいで面白いです。

敢えて正面に収納等を設置せず、壁と窓だけにしたのは、

潔くて、それがこの見え方を実現してくれていますね。

そうそう。

もう一点面白いのは、いわゆる玄関ホール。

玄関入って、靴を脱いで、リビングなんかへ入っていく前の空間。

つなぎの空間で、廊下のような役割でしょうか。

こちらの家では、ホールという空間はなくて、

画像の右側に見えている45cmほど奥行のフロア部分が

それに該当します。

もし、土間をここまで広くしたいという要望がなければ、

この玄関土間を半分にして、手前が玄関、奥がホール。

そんな感じだったでしょうね。

土間を優先して、ホールを究極まで削ったことで、

このユニークな玄関が実現されています。

それと、細かなところなんですけど、二つポイントがあります。

一つは、床のタイル。

わざと、正方形だけでなく、長方形を混ぜていますが、

手前から奥への目地をしっかりと通しているので、

自然と奥へと視線が抜けていきます。

そうなんです。

より、奥行感を出すために、この張り方をしています。

それともう一点。

タイル脇の白玉砂利ですね。

玉砂利のスペースをつくること自体も珍しいのですが、

それが細くして、奥まで伸ばしてることも、奥行感の演出に役立ってます。

ちょっとしたことなんですけど、この二点の効果で、

奥行感→広がり→開放感のある玄関土間を実現してるんです。

少し比較の意味で、玄関土間ではないのですが。。

こちらは、長手を横向きになるように張り込んでます。

横に張ることで、先ほどの奥行感とは違って、

横に広がって見えていませんか?

玄関先なので、少しでも広く見えるといいなということで

この張り方にしています。

ただ、それだけでもありません。

横の方が、階段にいい表情が出ますから。

たかが、タイルの張り方で、床の見え方だけで終わりそうですが、

その空間全体の見せ方に、影響を与えたりするので、

しっかりと考えて決めていくといいですよ。

どう見せたいのか。

それが大事になりますね。

ちなみに。

二つのタイルとも、一枚ずつに、ムラがあるので、

互い違いに張ると、そのムラをより感じることができます。

正方形のタイルでしたら、そのままでもいいのですが、

長方形の場合であれば、こんな張り方もご検討してみては

いかがでしょうか?

ちょっとした工夫の積み重ねによって、

より魅力的な空間を演出することができますよ。

その辺は、しっかりと家づくりのパートナーと相談して

決めてみてくださいね。

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