ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

住宅密集地ではどのようにして採光等計画をするかということについて考察したと思います。
基本的に道路面に採光窓をとることになりますが、敷地の奥が深ければ中庭を確保して、中庭に向かって窓を設けることになります。土地購入前に防火やプライバシーのチェックも視野にいれて検討が必要です。

ユーザー アーキシップス京都 古前極 の写真

すでにご存知の方もおられるかも知れませんが、日本は今、「ウッドショック」の渦中にあります。
ウッドショックとは3月頃から始まった輸入木材の超品薄現象で、出荷はおろか契約も見積も停滞、いつ正常化するか見通せない状態を指します。
5月14日には国土交通大臣から、状況把握に努め、中小工務店への融資の検討等の発言がありました。

最初に異変を感じたのは、2月頃、工務店さんのSNSでした。
「現在、横架材が入りにくいので、工事の計画は余裕を持ってくださいね。」
3月頃、材木屋さんと話をしたら 、「とにかく品薄で確保が難しい。」
気になって、プレカット工場に電話して見積高騰について尋ねたら
「売るモノがないのに見積なんてできませんよ。」
京都だけかと首都圏の設計事務所に聞いたら、 「入荷見通しが立たず、日本最大のプレカット会社が6月以降の契約を停止、同様の措置は工務店も。」

影響の拡大を受けて、林野庁サイトに輸入木材に関する分析が掲載されました。
それによると、北米、ヨーロッパ、中国など、世界各国の事情が同時多発的に発生して、日本に影響が集中しているようです。
①北米で住宅需要が亢進、2020年10月には着工件数が前年同月比1.6倍に急増、春以降も急増している。
②カナダ最大手丸太輸出業者が伐採を停止したため、アメリカ産に需要が集中
③世界的なコンテナ不足とその結果としての会場輸送費の高騰
④EUの市場回復と、EU事業者による域内や高価格が望めるアメリカへの販売優先
⑤中国では木材需要が継続的に増加し、世界中から買い集め
⑥その結果、日本ではアメリカ・カナダからもEUからも輸入量が急落
いつまでこの状態が続くか、以前の価格体系に戻るのか、一時的な現象ではなくこれがニューノーマルとなるのか、今のところ見通しが立ちません。

では何がどのくらいコストアップするのでしょうか。
業界誌によると、木造軸組に使う構造材の一部や原木などの輸入価格は昨年比で40~50%程度上昇中とか。
30坪の住宅なら50〜100万円程度に相当するでしょうか。
併せて、工事期間中のコスト上昇の可能性もあります。
そのため、現在では工事契約時の合意書が広がりつつあります。
工事契約後で竣工までに急速かつ大幅に材料費が変化した場合に、価格に転嫁することがあるのでご了承ください、と言う合意書です。
需要振興を目指して各国政府が超低金利政策などを続け、効果が出始めたら供給能力が縮小とは、なんとも皮肉な状況です。
上記林野庁分析の①〜③は一時的な現象に見えますが、④⑤の各国のコロナ後シフトへの移行は進む一方です。
木材だけでなく住宅設備や金属なども、欧米やアジアに流れて日本は輸入しづらくなってきたとも聞きます。 これがニューノーマルの先駆けなら、今の価格は天ではない覚悟も、しておいた方がいいのかも知れません。
これらも十分大きな問題ですが、実はもうその後、輸入材が入らない前提で国産材の利用にどう対処するかが差し迫った問題と言われています。
米松など強度の取れる横架材が入らないと、国産杉など中強度の材料を使う場面が出てきます。
さて、これから家を建てようと計画する人はどうしたらいいでしょうか。

融資総額について事前に話し合っておくこと。
ファイナンシャルプランナーなどの専門家を代理人として交渉してもらう選択肢もあります。
建物に関しては、中強度の国産材しか入らない場合でも、構造計算で十分な強度を確認できる建築士に設計を依頼すること。
面積から、快適さを志す家づくりに意識を転換すること。
備えあれば憂いなし、建築士や金融のプロをチーム編成し、環境の脅威に対処していきましょう。

京都の建築家設計事務所アーキシップス

このコラムは、注文住宅を計画する方の参考になることを目的に、アーキシップス京都の経験に基づいて書き下ろします。
トピックス、技術、経験の内容は、主観に基づくことをご了承ください。

I-3011、中古住宅の購入(神奈川県)

ユーザー 鈴木3011 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

初めてお問合せします、鈴木と申します。
 
***にて建築された中古住宅の購入(増築し、増築部分の登記を予定)を検討しておりますが、地元のリフォーム業者さんより、民間の確認申請機関に申請書類を提出頂いたところ、型式適合認定を取っている住宅なので、増築にあたっては***に(口頭でもよいので)問題ないことを確認してくださいとの指摘がありました。
機関からの正式な書面は間もなく届くとのことで、現時点ではリフォーム業者より口頭で以上の報告を受けた形です。
 
サイトでは「増築部分を構造的に別の建物として建てて、エキスパンジョイントでつなげば、既存部分については構造のチェックが不要になることがあります。 
この方法も図面などを持って確認申請機関に相談してみないと確認申請が通るかどうかわかりません。 
とにかく一般的な木造在来工法の増築に比べて、確認申請に掛かる手間や費用が増えることは間違いありません。」
という記載があり、ご相談です。
 
何か解決策はありますでしょうか。
ご教授頂きたく、宜しくお願い致します。
 
鈴木
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー 桑原建築設計室 桑原 廣 の写真

住宅には、採光、通風は極めて重要です。
昔の家には、エアコンがないので、通風によって涼を得ていました。
また、カビ・シロアリ等の害からも家を守るために通風は欠かせないもの
でした。しかし、都市型住居が増え、密集するようになり、外壁から十分な
通風をえることが難しくなりました。そのため、室内で、風を循環させ、
又、機械式の換気をはからなくてはならなくなりました。
空気を循環させるのに、有効な方法があります。空気は、温度変化で、
上昇気流が発生します。天井扇などで、その空気を下にかき混ぜると、
空気の循環が良くなり、快適な環境を得ることが出来ます。参考写真は、
3階建ての住宅を、縦に階段を繋げて、採光と空気の循環をしています。
このように、都市型住宅では、階段室を利用して、空気の循環をはかると
良いのではないでしょうか。この循環に加えて、換気をプラスすることも
忘れないでください。

I-3010、マンションの実施設計を手伝っていただける設計者或いは事務所(東京都)

ユーザー 110 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

墨田区の設計事務所です。業務多忙につき、マンションの実施設計を手伝っていただける設計者或いは事務所を募集します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場のワンカット。

先日、基礎が仕上がったところです。

基礎の床面に、いろんな管が縦横無尽に往来しています。

これ。

床下のスペースにあるものなので、

なんとなく想像はつきますよね。

そうなんです。

設備関係の配管なんですよね。

水やお湯を使うところがあれば、給水、給湯の配管、

それに、排水も必要です。

その他にも、ガスの配管も見えています。

もちろん、しっかりと工事はしてくれているのですが、

床ができてしまうと、ぐるりと上から見えなくなりますので、

1ルートずつ、しっかりとルートを確認してきました。

こちらの現場では、今週中に床がふさがって、

来週頭には、いよいよ建て方です!

とってもユニークな家なので、早く見たい。

楽しみに待つことにします!

午後は、別の家づくりの現場へ。

こちらの現場では、先日建て方が済んで、

構造の金物の取り付けが進んでいました。

ということで。

昨日は、この構造の検査だったんです。

二枚目をご覧いただくとわかりますが、

柱に何やら、頑丈そうな金物がついてますよね。

とっても大事な金物です。

基礎から立ち上がったアンカーを柱に固定しています。

ホールダウン金物といいます。

家を形作っている構造部材には、日常的に、

さらに台風の時や地震の時に、いろんな力が加わります。

その中でも、コンクリートである基礎と木造を構成する柱が

外れてしまったら大変です。

実際、地震の時なんかは、引き抜くような力が働く場所もあるので、

しっかり止付けておかないといけません。

それに抵抗するために、こういった金物が活躍します。

構造計算することで、どこに、どんな力が働くのかが想定できて、

その力に合わせた金物が指定されます。

一部ではなくて、全部にですよ。

そういった金物が、構造計算通りに設置されているのか、

また、取り付け方もメーカーが指定している止め方になってるのか

しっかり確認が必要です。

ということで。

検査では、代表的な部分だけでなく、全ての箇所について

一つずつ丁寧に検査していきます。

だって。

全ての箇所でしっかり固定されてないと、

固定されてないところへ、変な力がかかりますから。

抜けなく、もれなく、しっかりチェックしていきます。

ちなみに。

こういった検査は、私だけでなく、施工者もそうですし、

第三者の検査機関も含めて、複数の目でチェックします。

人がやることなので、いろんな視点から、しっかりチェックしたいですから。

ちなみに。

我々のような設計者が、施工者と同じ場合(工務店の設計+施工)

チェックする目が一つ減ることになりますので、注意が必要です。

といいつつ。

その金物の意味とか、取り付け方を知らない設計者の場合は、

いないのと同じですが。。

建築家に依頼する良さは、デザインだけではありません。

知識と経験があることは大前提ですが、

こういった工事中のチェックを、施主の代理としてしてくれることは

とても有意義なことなんだと思います。

大事な大事な家ですから。

熊本新屋敷整骨院DOLPHIN

●設計事例の所在地: 
熊本市
●面積(坪): 
28坪
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

エステサロンを併設した整骨院です。受付カウンターと待合コーナー。奥に施術室。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

一般的な医療施設を思わせるデザインではなく、なんの店なのか分からないような斬新デザインにしてほしいというのがご要望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

デザインと施術のベッド数が多く確保した平面計画が評価されました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

店名が「ドルフィン」と決まっていましたので、海をイメージさせるデザインを心がけました。

その他の画像: 

待合

エントランス

エステコーナー入り口

整骨院施術室

エステ施術室

待合。リブパネルを用いた壁面

外観

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

現在計画中の国分寺西町の家は正に定年してから老後を過ごすご夫婦2人のお家です。
http://ohkokk.boo.jp/kokubunjinisimati.html

二十数年前に分譲住宅を購入して今まで家族4人で暮らしてきたお家の建て替えプロジェクトです!
今度は基本的に夫婦2人が住むための住処をつくります。若い時とは違いこれからさらに老いていく中で優先するものを吟味しながら計画を進めています。そうは言っても遊び心は決して忘れず今まで住んできた分譲住宅とは違う本当に自分たちだけのためのお家です…いろいろな話をしながら可能性を広げつつ打合せは進んでます(^^)/~~~

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

階段室の煙突効果とは、暖まった空気は上昇しますが階段室はひとつながりになっていることから煙突のように空気が上昇対流し換気できる様をいいます。この煙突効果を利用した自然通風のメリットを建築手法に用いることがあります。

I-3009、設計、建築確認などをお願いできる方(大阪府)

ユーザー つよし3009 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大阪府
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

大阪でセルフビルドを検討しております。設計、建築確認などをお願いできる方を探しております。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





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