崖条例では、安息角30度内に建物の根入れを行う、または崖の高さの2倍以上の離隔をとれるよう建物配置する事が主な指針となります。擁壁を造る費用を考えれば一般的には、がけの下から30度のラインより下まで深基礎をつくるか杭を打つほうが安くつくことのほうが多いようです。
一級建築士 南俊治
昨日、とある家づくりの現場で、建て方でした!
実は。。
台風の影響で、前日の晩は結構荒れた天気でした。
夜中にふと目が覚めた時には、暴風雨。
このまま、この様子だったら、延期かなと思っていたのですが。。
朝起きてみたら、スッキリした感じ。
ということで、朝イチでお客様と集合して、
建て方前に、四方を清めました。
現場についてみたら、晴れ間が見えたり。
お客様と話していたら、
「晴男と晴女なので!」
とのこと。よかったです。
といいつつ。
台風の名残で、風は結構強く吹いていて、
雲の流れがはやく、晴れ間が見えたと思ったら、
急に曇ったり、小雨が降ったり、忙しい感じでした。
でも。
この時期、昼間の気温が、35℃を超えるのですが、
昨日は、そこまで気温も上がらなかったですし、
風がとても気持ちよかったので、大工さんの手間も早かったです。
午前中は、お客様と一緒に、立ち上がっていく姿を
眺めていたのですが、とても嬉しい気持ちが伝わってきて、
こちらまで幸せな気持ちになれました。
午後の打合せを終えて、夕方に再び集合!
すっかり立ち上がっていて、しかも、ブルーシートの養生も
終了していました!
大工さんたちの頑張りのおかげで、とってもスムーズでした。
外観を一通り眺めたのち、内部へ。
全面ブルーシートで囲われているので、内部は完全にブルーの世界。
そんな中で、LDKの広さや、窓の大きさや位置など、
いろいろとイメージしながら、体感していただきました。
現場監督の提案で、家の四方を、酒と塩で清めて回っていただきました。
最後、お別れする前に、ご夫婦そろって、感慨深い表情で
外観を眺めているのが印象的でした。
建て方って、目に見えて、一気に家が三次元になる瞬間です。
何度も間取りを眺めたりして、イメージしているものの、
なかなか三次元のイメージをするのは、難しいところ。
なので。
このタイミングって、お客様はもちろん、私自身も
ワクワクできる瞬間でもあるんです。
これからは、大工さんはじめ、いろんな業種の職人さんが、
コツコツと、仕事を進めていきながら、家をカタチにしていきます。
楽しみが一つ増えました。
建物を建てる際には、様々な決まりをクリアしたうえで設計が進み、建物は作られていきます。様々な決まりとして大きなものは建築基準法がありますがそのほかに、各都道府県で定められている条例、さらには地域単位で定められている地域地区の規定等があります。
今回のテーマとしてなっている崖条例は、都道府県で定められている条例です。各都道府県内容は似ていますが異なるものとして崖条例が定められています。全般的には2mを超えるがけの際には条例をクリアする必要が出てきます。内容としては崖の角度や高さ、地質、崖と建物の配置関係について定められており、崩れる恐れのある崖には擁壁を作ることや、安息角という崩れの発生しにくい角度内への杭や基礎の支持等が定められています。
では、崖地の場合実際はどのような対応が必要となるかですが先述した擁壁を作ることが一般的で擁壁が作られたうえで売られている土地もあります。当然ですが擁壁は自然のものではなく人間が作ったものなので、それぞれいろいろな擁壁があります。古くはお城で使われているような石積擁壁から最近では鉄筋コンクリートによる開発許可を受けた擁壁があります。昨今の擁壁は構造計算や確認申請という行政のチェックも入っているため特段問題はありませんが、古い擁壁のある敷地はとても注意が必要となってきます。例えば、バランスボールのようなものに人が座るとバランスボールは変形して横に広がります。建物も同じく、地面に建物が乗ると地面は圧迫され横へと逃げる力が発生します。その力が平坦地では地面内で解消されますが擁壁のような高低差がある際は、擁壁へと力がかかってきます。そのため擁壁の安全性は建物を計画する際にしっかりと確認する必要が出てきます。とはいえ、すでに立っている擁壁を壊さずに確認することはとてもむづかしく、不安も残ります。そのような際は、擁壁に負担がかからないように前述した安息角という角度内へ支持をする建物を計画することで擁壁問題をクリアさせます。
擁壁は工作物という作られたもののため誰かしらの所有者が存在します。上記では擁壁は自身の土地のものとして記載しておりますが、崖下の場合、崖上の土地所有者のものとなる場合が多いため対策ができなくなってしまうため注意が必要です。
擁壁は人が作ったもののためメンテナンスが必要にもなりますし、長期的に見れば作り変える必要も出てきます。擁壁のある土地は割安で購入が可能ですが、メリットデメリットをしっかりと理解したうえで購入することが必要です
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先日、胃カメラ検診を受けてきたみーくん@建築家紹介センター(59歳)です。
最初は胃カメラが入ってきたときにえずいてしまったのですが、その後、寝てしまったみたいで気がつくと終わっていました。初めてなので緊張していましたが、すんなり終わってよかったです。
8月ももうすぐ半ば。すでにお盆休みの方も多いと思います。
今年は帰省を迷っている方も多いと思います 帰省する方もしない方も感染予防には気をつけてくださいね。
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本来の土壁は下地に「竹」や「木」を利用した小舞壁に土を塗りつけていくため、そうした作り方で仕上げた土壁は産廃を出さず、補修も「そこに在るもの」で行えるので、環境的にも優れています。 土壁についてスピカ建築工房 一級建築士事務所 滝川 良子さんに伺いました。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼千葉県 館山の家 多田建築設計事務所 多田祐子 多田博┗ https://kentikusi.jp/dr/node/13011?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は千葉県の「館山の家」です。
依頼者は家を建てる前は
「現在の住まいはものが溢れていたので、 終の棲家となる家では、シンプルなスローライフで暮らしたい……」
と悩んでいました。
そこで
「資格を持った夫婦の建築家が 二人でひとつの建物にかかわっていただけるので……」
と多田建築設計事務所 多田祐子 多田博さんに依頼しました。
多田さんは海辺の町で暮らす終の棲家を建てました。
「余計なものは捨て、 必要なものだけで住まうスローライフを考えたコンパクトな平屋です。
外壁は黒い板で覆い、海からの潮風を防ぎます。 玄関は大きな土間とし、ご夫婦の趣味である 自転車や釣り道具がおけるようにしました。
海側にコーナーで大きな窓を設け、 海や緑の景色を部屋の中に取り込みました。
床はブラックウォールナットの無垢材、 天井も木を表して温かみのあるインテリアとしています」
と言っています。
依頼者には
「シンプルで住みやすい」
と言っていただきました。
終の棲家を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
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昨日、朝イチから、とある家づくりでの解体お祓いと地鎮祭。
ということで、参加してきました。
天気はとってもよかったのですが。。
東海地方では、38℃に迫る暑さの真っただ中。。
家の中だと、まだよかったのですが、屋根のない
庭先での実施となり、大変厳しい状況の中での地鎮祭となりました。
この時期であれば、雨でなくても、テント屋根がほしかったです。
ただし。
こちらの家では、庭先の広さがほどほどで、
屋根をかけるだけのスペースが確保できなったので。。
関係者みなで、汗だくになりながらも、滞りなく、
しっかりとお清めできました。
盆明けからになりますが、解体の工事からスタートへ。
カリフォルニアスタイルのアメリカンな平屋の家が
誕生予定で、今から楽しみですね。
午後からは、とある工務店の事務所にて、
とある家づくりの工事請負契約の締結ということで
立ち会ってきました。
和やかな雰囲気の中、契約書の記載内容の確認からスタート。
事前に、メールで確認はしているのですが、
間違いがあるといけませんので、一通り確認しました。
これから、工事に契約される方は、
ひと手間ですが、このプロセスは実施された方がよいと思います。
(そもそも、事前に確認がないかもしれませんが)
押印後は、瑕疵保険という保険についての説明動画を
ご覧いただいて、工事の工程について、共有したところで、
一通り完了となりました。
いよいよ、これから、工事がスタートとなりますね。
そうそう。
ご契約した後は、早速、工事にむけて、家の色を決めるプロセスへ。
すごくいい天気で、強い日差しがあったので、
その日差しのもとに、各外部仕上げのサンプルを配置して、
しっかりご覧いただきました。
外部の色決めの場合は、できるだけ、太陽の光のもとで
色合いを確認することが大事です。
おそらくですが、室内では、光の量が全く違うので、
ここで見るより、ずいぶんと濃く見えてしまいます。
それをもとに決めてしまうと。。。
想像していたより、相当明るくなってしまうんですよね。
ご近所で、外壁の色を塗り替えた家を、意識して
ご覧ください。
なんで、こんな明るいブルーにしたんだろう?
そんな風に思う場合があれば。。
それは、小さな色見本で、かつ室内で色を決めた結果だと
思いますよ。
もちろん、スカイブルーの外壁がいけないわけではありませんよ。
だって。
カリフォルニアスタイルの家であれば、スカイブルーって
よくある色ですから。
紺を目指して、スカイブルーになると、
少し寂しい気持ちになるかなと。
それと。
サンプルは、近しい色で、いくつか用意すると
比較できて、決めやすいですので、オススメですよ。
いずれにしても。
こちらの家では、お客様にしっかりと絞り込んでいただいて、
最終、二つの組みあわせに決めていただきました。
とってもかっこいい家になりそうで、今から楽しみです!!!
昨日は、これから家づくりをしよう!
と考えてるご夫婦との面談からスタートでした。
奥様がワクチンの副反応で、高熱が出たということで、
ご主人のみとの面談。
奥様からご要望のメモを預かってきていたようで、
御要望の詳細については、お聞きできなかったものの、
概ねの御意向はヒアリングすることができました。
延期という方法もあったのですが。。
いろいろと事情があって、少しでも早くに、ヒアリング、
そして、提案をしてほしいとのことで、お会いしたところ。
少し堅い感じの空気感からスタートしたものの、
御要望について、いろいろとお聞きしていくうちに、
空気が和らいできて、愉しいやり取りになっていきました。
いろいろうかがった内容をもとに、考えてみようと思います。
午後からは、別のご夫婦との打ち合わせへ。
実は、こちらのご夫婦。
ずいぶんと前にお会いしていたのですが、
その時には、家づくりの概要と気になることについて
ざっくばらんにお話する感じでした。
いろいろ住宅展示場等をご覧になったり、
資金について考えられた方がよいですよ。
とお伝えして、お別れしたのですが、その後、
いろいろご見学されたり、独立系のFPと資金について
話をしたりされてきました。
ある程度、方向性が見えてきたようでしたので、
昨日は、家づくりへの御要望をお聞きすることを目的に
お会いした来たんです。
こちらのブログで過去に書きこんだ、要望の伝え方という内容を
参考にしてくださって、二枚目の写真をご準備してくれました!
すごくないです??
全体のイメージから、各スペースの好き!を集めていて、
その画像のどの部分が気に入ってるのかが書きこんでありました。
その他にも、無料の住宅雑誌のいろんな画像に付箋を貼って、
これまた、どこをポイントにご覧になったのかを見せていただけたんです。
御要望をうかがうのって、言葉でのやり取りはもちろんするのですが、
こういった画像をもとにお話すると、直観的に共感、共有できますし、
思いというか、意図が伝わりやすいんですよね。
それを、改めて実感することができる機会となりました。
午後のヒアリング。
気が付いたら、あっという間に4時間も経過していました!!
スタートした時に、飲み物を頼んでいたんですが、
すでに飲み切っていて、喉が渇いていたので、
飲み物を再注文しました。
みなで同じ飲み物を注文したとこ。
ほうじ茶の上に生クリームが載ってます。
いろいろお話して、頭使ったので、糖分がほどよく感じられました(笑)
ほんと。
家づくりへの想いをうかがうタイミングって、とてもワクワクしていて、
とっても楽しくて、刺激的です。
人のワクワクって、伝染するんですよ(笑)
それはともかく。
楽しい時間を共有できて、ありがたいですね。
今年は帰省を迷っている方も多いと思います 帰省するにする方もしない方も感染予防には気をつけてくださいね。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
初めてで何から手をつけたらいい状況の中、わざわざ遠方から相談だけのために駆けつけて頂きました。結果的にはリフォームはせず、住み替えという選択肢を選びましたが、...
違うサイトで知り合った建築家さんに、このサイトを紹介して頂き、良い方に出会いました。この度、契約が成立して、いよいよスタートです。...
・お仕事を依頼した建築家:井水建築設計 井水 通明 ・建築家相談依頼サービスに投稿する前にどんなことで悩んでいましたか?:...