昨日は、数年前に家づくりをご一緒したご夫婦にお聞きした、キッチンと洗濯乾燥機についてのレビューをご紹介しました。
みなが同じ感想ということでもないので、いろんな意見を率直に聞いてみるのもいいもんです。
どうしてもいいところばかりになりがちですが。。いいところ気になるとこもあって当たり前なので、率直なお話は参考になりますよ。
今日は、これまた違うお話。キッチンのコンロ前に壁についてです。
おそらく、賃貸物件にお住まいの方であれば、年代が古ければ10cmくらいのタイルですかね。
もっと最近であれば、ステンレスかもしれませんしキッチンパネルかもしれません。
タイルって、とっても素敵なんですけど、どうしても、目地に汚れが付きやすい。
キッチンコンロまわりは特に汚れる場所なので、タイルはどうしても無理かも。って思う方は結構います。
そんな時、候補になるのは、キッチンパネル。表面がツルツルしていてフラットだし、張り方しだいでは目地も少なくできるし、清掃性は抜群ですから。
ただ。キッチンパネルっていうと、白ベースで、ツルツルで光沢のある壁をイメージする人が多いです。
主要建材メーカーのショールームでセレクトできるキッチンパネルだと、多少の色幅はあるものの多いのは、やはり白ベース。
タイルにはできないけど、キッチンパネルでおしゃれにできたらいいですよね。
キッチンパネルって、キッチンとセットで手配しなくてはいけないということでもありません。
別で手配してもいいんですよ。
アイカ工業というメーカーであれば、いろんな種類のキッチンパネルをセレクトすることができます。
例えばこちら。
キッチンの脇にある、石目柄の壁。高級感ありますよね。
この石目がキッチンパネルなんですよ。
次はこちら。
コンロ前が黒くなってますよね??その黒って、焦げてしまったわけじゃないですから(笑)
黒のキッチンパネルなんですよね。とってもクールな印象じゃないですか??
さらには、こちら。
えぇ?木目のとこ?と思いませんか?そうなんです。木目柄でマットな質感のキッチンパネル。
ここまでくると、インテリアを演出するデザインの一部です。そこだけ異空間になっているような印象ですよね。
こんなふうに、いろんな色柄、質感があるんです。
うまく取り入れることができれば、タイル同等なかっこよさだって実現できそうですよ。
ぜひ、アイカ工業のサイトをご覧になってくださいね。
昨日は、数年前に家づくりを一緒にさせていただいたお客様からお聞きした、キッチンや洗濯乾燥機の使った感想をご紹介しています。
キッチンはグラフテクト。見た目のおしゃれさから人気は高いものの、機能的な側面は気になるところも。。
何を大事にするのかですが、よく使うのであれば機能面も重視した方がよいかもしれませんね。
今日は、洗濯乾燥機についてのお話です。
こちらのご夫婦は、フルタイムで共働き。お子様が三人いらっしゃいます。
しかも、お子様は、まだ小学生です。
わんぱく盛りで、元気いっぱい。すごく素晴らしいことなんですけど、洗濯物の量が尋常じゃないそうです。
5人分ですからね。
1日に1回では、全然間に合わなくて、最低2回以上、洗濯機をまわすそうです。
設計の時からも、かなり苦労しているとお聞きしていました。
そこで。当初人気が出始めていた、洗濯乾燥機に多いに期待して、導入は必須でした(笑)
発注の直前で、大きいサイズ(8kg)が登場。少し高くなりましたが、採用されました。
結論からすると。フル稼働していて、とても助かっているそうです。
洗濯機をまわしながら、乾燥機も動かせるのでものすごく効率的だと。
ドラム式だと、そうもいきませんから。。
それと。乾燥時間について。カタログでは、60分くらいと記載ありますが、実際どうなのか?
よほど詰め込み過ぎなければ、60分で十分乾燥するとのこと。短いので、何度も回せますよね。
乾燥具合はどうかというと、想像していた以上にカラっと乾くそう。半乾きだと、そのまま収納もできないし。。困ります。
乾燥することで、服が縮んでしまうんじゃないかと思っていたのですが、気にならないみたい。
よほど大事な服だけは、クリーニングに出したり別で乾かしたりしているみたいです。
気になっているのは、服のしわ。アイロンがけするかなと思うほどだそうです。ただ、服を着ていれば、自然と伸びていくので、もう気にならなくなったって(笑)
それと。もう一つ大事なお話。
こちらの家では、ご主人の部屋があって、その同じフロアに洗濯機があるんですよね。
しかも、洗濯機の横がファミクロ。洗濯→乾燥機→ファミクロの動線が最短なのでご主人がこの家事をこなしてくれるそうです。
ご主人も、簡単なので、気にならないそう。
効率的になったことに加えて、自然と家事シェアできてしまっていることって、すごいなと思いました。
結果。。このご夫婦からすると、洗濯乾燥機は、「絶対」オススメなんだそうですよ(笑)
皆さんはどう感じましたか?
50歳台です、今まで新築や中古住宅など住み替えてきました。中古住宅購入時でも、やはり設計士が関わり時間をかけて立てた家は、住みやすく、こだわりがあります。今回は、中古住宅購入した際に、余りにも気に入りすぎて、完了検査をしてなかった事を見落としてしまいました。来年度5月に大規模なリフォームは、確認申請や構造計算が必要になる事から、設計士に改めて完了検査を取得をお願いしました。頼りになるのは、近くの設計士さんです。ただ、なかなか繋がる機会がなく、依頼仕事も特殊な分野なら尚更です。そんな時こちらのサイトは、非常にお役に立てるでしょう。あとは、依頼仕事をちゃんと伝えて。
昨日は、数年前に家づくりを一緒にさせていただいたお客様の家におじゃましたときのお話をしています。
とても人気のあるキッチンと洗濯乾燥機について。採用して、数年経過した感想をお聞きしています。
キッチンはグラフテクトというメーカー。見た目がとても気に入って採用をされました。
昨日お話した以外に、いくつかあるということで今日はその続きですね。
ご夫婦が揃って気になったこと。なんだと思いますか?
ご主人も結構キッチンを使うので、毎度気になっていたそうです。
それは何かというと。。
水の飛び跳ねなんだそうです。
グローエというすごく有名なメーカーのおしゃれ水栓。グースネックになっていて、深い鍋に水を入れる時に、とても重宝するデザイン。
見た目も気にいって採用されました。
ただ、水栓の吐水口とシンクの距離が長いせいか、あまり勢いよく出さなくても、水跳ねがすごいそう。
水の勢いを抑制すればいいのですが、強く、早く水を出したい時だってあるわけで。。
あまり気になるので、ご自身でシンク下を操作して、水量を抑えたとのこと。
せめて、吐水口の高さが低いデザインにすればよかったかなと。
ただ、その辺も想定して、水栓の設定をしてほしかったでしょうね。
さすがにまだ新しいので、取りかえはしませんが、水栓が壊れたら、低いタイプにするそうです。
それともう一つ。購入前からわかってはいたんだけどという前提で。
引き出しが2段になっていること。
見た目のラインが揃っていて美しいのですが、主要メーカーでは、3段引き出しが主流で、足元の引き出し収納がないのは、勿体ないとのこと。
それと。シンク下の引き出し高さだと、立てて入れてたいものを横に倒さないといけないので、使いにくいかなと。
入れ方を考えればよいのかもしれないけど。。他メーカーでは、入るように工夫されていたそうです。
すべてが揃ったキッチンって、なかなかないと思います。もし、それを実現したければ、オーダーがいいかもしれません。
かなりの自由度ですからね。ただ、その分価格は高くなりますよね。
その辺バランス感覚は重要です。
長くなってしまいましたが、キッチンはそれくらい。
後は、洗濯乾燥機ですね。明日そのお話します。
昨日は、経年で変化して、魅力を増す。それを愉しむって、魅力ありますよ。
そんなお話でした。とはいえ、変化してほしくないなんて方には適切でもないので、しっかり考えてみてください。
さて。今日は、少し息抜きな感じのお話です。
先日、数年前に家づくりをご一緒した家へおじゃましてきました。
狭小の敷地に建つ三階建ての家です。
実は。。現在設計中のお客様をお連れして、見学したり、お話を聞いたりする予定でした。
ただ、伺う予定の息子様が体調を崩したため、急遽、私だけで行ってきました。
ご主人とは久しぶりだったので、近況報告含め、いろいろお話できて楽しかったです。
とっても快適に暮らしているそうで、外出せず、家で過ごす時間が増えたとのこと。すごく嬉しいお話ですね。
いろんなお話をしたのち。。一緒におじゃまする予定だった御家族が聞いてみたいと思ってることについて、動画をとりながら、ヒアリングしてみました。
結果、それをお見せしたところ。。とっても参考になったそうでよかったです。
その内容について簡単にシェアしておきます。(あくまで、このお客様の感想です)
目的に一つ目はキッチン。グラフテクトを採用しているんですよね。
見た目をすごく気に入っているのですが、使い勝手はどうか?ということを気にされていました。
ドストライクに聞いてみたら。。
一番に出てきたことは、シンクのこと。スクエアなカタチがカッコいいと思い採用したのですが、コーナー部分の掃除がしにくいみたいでした。
他の主要メーカーの場合、スクエアでなく、そういったコーナー部分のラウンドが小さいとか、そもそも、水が流れやすくなる形状なので、掃除という面では、やはり魅力的なんだとか。
カウンタートップは、メラミンという素材で、他社ではあまり見かけないため、どうかなと思っていたそうですが。。
これといって困ったこともないとのこと。
ちなみに。ダイニングテーブルをセラミックにしたのですが、皿を置くときに堅い感じがしていやだけど、メラミンのカウンターは優しい感じがあって、とてもいいそうです。
セラミックトップが、とっても人気なのですが、その堅さゆえの気になる点もあるんだなと思いました。
もう一つ、ご夫婦が気になる点がありました。明日に続きます。
土木工事や地形改変において地盤を整えるための基本的な手法です。それぞれ異なる用途や目的があります。以下に簡単に説明します。
切土とは、地形を削ることで土地を平坦化したり整えたりする作業です。用途では、道路や建物を建設する際に、地盤を平らにする。高地や斜面を削って、必要な形状や高さを確保する。崖崩れや土砂災害を防ぐための斜面安定化工事。メリットは、既存の土地の高さを調整して効率的に利用できる。土砂を新たに持ち込む必要がない場合が多い。デメリットは、大規模な切土は地盤崩壊のリスクがある。地質によっては補強工事が必要。
盛土とは、土を盛り上げて新たな地形を形成したり、土地を補強する作業です。用途に低地を埋め立てて利用可能な土地を作る。道路や鉄道の高架部分を建設するための基盤形成。建物の基礎地盤を高くすることで、洪水被害を防ぐ。メリットは、土地を高くすることで、用途を広げられる。柔らかい地盤の補強が可能。デメリットは、盛った土の沈下が発生する場合があるので注意を要します。
どちらにしても、地盤の安定化や排水の管理が重要です
一級建築士 南俊治
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睡眠時無呼吸症候群と診断されたみーくん@建築家紹介センター(62歳)です。
妻が「寝ているときに呼吸が止まっている」というので、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を受けました。
やはり睡眠時無呼吸症候群と診断されてしまいました。もう一度、病院で詳しい検査を受けたあとに、今後の治療方針を決めるそうです。
11月も半ばを過ぎましたね
お鍋の美味しい季節ですね。 「食べすぎて太った・・・」 とならないように腹八分目にしておいてくださいね
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▼神奈川県 方形の家 環境デザイン・アトリエ 安田博道┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17290?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は神奈川県の「方形の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「・ローコストで建てて欲しいとのご希望でした。 ・斜面地に建っていた旧宅の床が傾いていたので 地盤から考えて欲しい……」
と悩んでいました。
そこで
「・建設費のコスト調整が、しっかり出来た。 ・広いリビングルームを気に入ったので……」
と環境デザイン・アトリエ 安田博道さんに依頼しました。
安田さんはリビングルームは広くて天井を高くして、ゆったりとしたスペースの家を建てました。
「・斜面地の切土・盛土、だったのですが、 地盤の調査をして建物配置に注意して、地盤沈下に対応しました。 ・外壁に、断熱性・経済性に優れた材料 (無垢材で板厚のある杉板を使用)としました。」
と言っています。
依頼者には
「夏場、空調を使わなくても涼しい家になった 一年を通じて、本当に暑い2・3日だけしかエアコンを使わなかった」
と言っていただきました。
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幅15~20、奥行10 高さ8~10m程度の半二階建の鉄骨造の自動車整備工場を建てたいです。鉄骨は中古解体品を使う予定ですが良い中古品が出なければ1から造りたいです。電気工事以外自分でしたいです。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日までは、施主支給をする場合の気を付けたいポイントについていろいろとお話しました。
工務店の見積よりネットの方が安いからといって、安易に飛びつかない方がよいです。
安いなりの理由はありますから。その辺気になる方は、少し前へ遡ってくださいね。
さて。今日は、全然違うお話です。
突然ですが。
「経年変化を愉しむ」について、みなさんはどう感じますか?もちろん。家についてですよ。
なんか素敵!と思う方もいるとは思いますが、変化していくことに抵抗を感じる方もいるかなと思います。
野球をやったことがある方であれば想像できますが、グローブって新しいより使い込んで馴染んできた方が使いやすいし、ピカピカより価値を感じますよね?
でも。家のことに置き換えると、そう感じない方がいるのって、少し不思議な感じがします。
わかりやすい例でいえば、ここ最近お話しましたが、床に使うフローリングについて。
無垢の床材は、経年で色が変化していって、当初とは違う表情を見せてくれます。
その変化って、自然なことなんですけど、当初のイメージと違ってしまうので、いや!
ということで、木目をプリントしたシートを表面に張ったフローリングを、敢えてセレクトする方って結構いらっしゃいます。
確かに、当初のままの印象を継続できます。ただ、無変化ではないので、長年では色あせはしていくことに。
気が付きました?色の変化と色あせって違いますよね?
変化していくのって、劣化ではないのですが、色あせって、劣化を感じませんか?
だからといって、色あせがダメということじゃないんですよ。
新建材と言われている床とか壁、建具や外壁は、見た目の継続的な変化は少なくできますが、長い目でみると、塗り替えや張替が伴います。
一方で、無垢等の自然素材は、変化は大きいですが、その変化で、野球のグローブのように味が出てくるので、張り替え等の必要もないでしょうね。
ちなみに。無垢の床材で、もとに戻したければ、表面を薄く研磨すれば、復活しますよ。
ここ最近は、魅力的な新建材がどんどん出ていて機能面でも優位なので、そちらに目が行きがちですが、経年変化を愉しめる感性を持てると、より魅力的な暮らしが実現できるかもしれませんね。
立ち止まって考えてみるのもいいかなと思います。
※比較的小規模な二世帯住宅(完全分離型)の提案設計事例二世帯住宅の
様々なライフスタイルの融合と
分離の距離感提案の設計。
それぞれの暮らし方に
二世帯住宅として
同居を考える際に
分離するべき範囲での
間取りの違い・・・・・。
完全分離型で叶える
プライバシーに配慮した
二世帯住宅。
よくご相談をいただく
ひとつ屋根の下で
子世帯と親世帯が
共に暮らすこのスタイルは、
元々の同居のスタイルですが、
核家族化が進み
社会情勢も変化していましたが
原点回帰ではありませんが
再び同居スタイルが見直されている
という状況でもあります。
増加する共働き世帯の
家事や育児の負担軽減や、
益々高騰する
土地や住宅価格の費用分担
そして直近では
全国に存在する問題でしたが
顕著化した「空き家問題」などでの
利点も多く、
今の時代に「その考え方」は
ちょうど良いのかも知れません。
そんな中、
二世帯住宅に興味はあるが、
同居に対する不安を感じたり、
プライバシーを
重視されたいと考える方に
お勧めなのが「完全分離型」の
二世帯住宅です。
しかしながら
完全分離型二世帯住宅にも
メリットとデメリットが
存在しています。
完全分離型の二世帯住宅とは、
一つの家の中に
親世帯と子世帯が
それぞれ完全に独立した
生活空間を持つ
住宅タイプの事です。
家を縦に半分に分けたり、
1階と2階で水平に分けるなどして、
それぞれの世帯の
生活空間を完全に分離し、
各世帯が個別の玄関、
キッチン、
バスルームなどを持つことで、
プライバシーを保ちながら
気兼ねなく生活できる事が
大きな特徴です。
同居には抵抗があるが
親や子世帯と助け合って
生活したいと
お考えの方には、
ある意味で
理想的な住環境と言えます。
完全分離型以外の二世帯住宅の種類
二世帯住宅には
大きく分けて3つのタイプがあり、
前述の「完全分離型」以外にも
「同居型」の二世帯住宅と
「一部共用型」の
二世帯住宅が間取りとして
考えられます。
同居型の二世帯住宅は、
2つの世帯が
生活空間を
概ね共有する住宅タイプです。
リビングやキッチン、
バスルームなどの
共用部分が多いため、
世帯間の距離感が近く、
よりお互いに助け合いながら
生活することができます。
キッチンやバスルームなどの
水回り設備を
共有することから、
新築時の住宅設備にかける費用を
抑えることができ、
他の二世帯住宅タイプと
比較すると
費用を抑えて
実現することが可能です。
完全分離型と
同居型の中間に位置するのが
一部共用型の
共有部分と独立部分を
組み合わせたような
住宅の間取りタイプで、
分けたい空間や
設備はそれぞれの世帯に
個別に設け、
それ以外は共有したような
住まいを設計することで
一定のプライバシーを保ちながら
効率良く生活する事ができます。
すべての空間や設備を
2箇所ずつ設けることが無いため、
完全分離型の
二世帯住宅と比較して
新築時のコストや
暮らし始めてからの
水道ガス電気など
光熱費などを
抑えることができます。
二世帯住宅3タイプの
メリットとデメリット。
異なる特徴を持つ
3タイプの二世帯住宅ですが、
生活スタイルや
住まわれる方の
方向性によって
向き不向きが変わってきます。
完全分離型の二世帯住宅のメリット
各世帯が
完全に独立した
生活空間を持つため、
それぞれのプライバシーを
しっかりと保った上で、
お互いの生活リズムを
崩すこと無く
生活できる事が
大きなメリットです。
例えばキッチンを
共有している場合は
食事の時間を合わせたり、
お風呂を共有している場合は
入る時間を
常に気にする事もあります。
また、
玄関やリビングを
来客を招く際に予定を
調整する必要も出てきますが、
完全分離型であれば
各空間や設備が
それぞれ用意されているので、
お互いにそういった意味で
気を遣う必要がありません。
普段は気兼ねなく生活しつつも、
力を借りたい時は
すぐに駆けつけられる事が
完全分離型二世帯住宅の
大きなメリットと言えます。
しかし、
すべての空間や
設備がそれぞれの世帯に必要となり、
同居型や一部共用型の
二世帯住宅と比較すると
家のサイズも大きくなる
傾向にあるため、
建築費用や
住宅設備にかかる費用が
多くなる事が
大きなデメリットと言えます。
完全に分かれているので
どちらかといえば「お隣さん」のような
暮らし方であり
関係性によっては
両世帯のつながりや
コミュニケーションが
希薄になることも気になる点です。
お互いのプライバシーを
重視したい方、
尊重したい方には
おススメの間取りタイプかと思います。
同居型二世帯住宅のメリット。
共同で生活することで
世帯間での
コミュニケーションが増え、
近い距離感で
お互いに助け合いながら
生活できる点が
同居型二世帯住宅の
特に子育て中の
共働き世帯や、
介護が必要な世帯にとっては、
必要な時に
直ぐに手を貸せる
同居型の二世帯住宅は
最適な住環境と言えます。
共有部分が多いため
比較的コンパクトに
住まいを設計でき、
他の二世帯同居タイプと
比較して
建築費用を抑えられる点も
利点です。
同居型の二世帯住宅では、
生活空間を共有するため、
お互いの生活に
干渉しやすく、
プライバシーが
制限されることがあります。
世帯間で生活リズムが異なると、
お風呂やキッチンの
使用時間が重なり、
思うように使えないことが
ストレスになる場合もあります。
家族と一緒に過ごす時間を
大切にしたい方、
建築費用をできるだけ
抑えたい方にとっては
生活バランスの工夫次第で
よりよい選択肢となる
二世帯住宅の計画となります。
一部共用型のメリット
ある程度確保しつつ、
日々顔を合わせて
コミュニケーションを取れる
バランスの良い
半同居生活が実現できます。
生活スタイルが異なるため、
あえて使用する時間帯の
かぶらないキッチンや
お風呂などを
共有部分にして
その他は分離させるなど
プランの段階で
比較的自由に決められるため、
二世帯住宅での
間取りの自由度が
比較的高いのが特徴です。
完全分離型と比較して、
建設コストや
水道ガス電気の
光熱費のランニングコストを
抑えやすくなります。
共有と独立の
バランスを取るため、
間取り設計が
どちらかといえば
複雑になることがあります。
共有部分での使い方に対する
考え方や
設備が壊れた際に
ルールを決めておくことが
重要です。
家族との交流を持ちつつ、
適度なプライバシーを確保したい方、
建築費用と
生活費のバランスを取りたい方には
おススメの二世帯住宅スタイルです。
完全分離型
二世帯住宅の建築費用
完全分離型の二世帯住宅は、
一般的な単世帯住宅や
その他の二世帯住宅と比べて
建築面積、床面積(建物規模)が
大きくなることが多く、
それぞれに
個別の水回り設備なども
必要となるため、
建設コストは
高くなる傾向にあります。
一般的な相場が3000万〜4000万、
一部共用型二世帯住宅が
3,500万円〜4,500万円なのに対して、
完全分離型二世帯住宅の相場は
約4,500万円〜6,000万円程度です。
具体的な費用は、
建てる土地の状態や
建物の規模や仕様、
選択する設備の
グレードなどによっても
変動しますが、
一般的にはこのような範囲内での
予算を考慮する必要があります。
二世帯住宅の間取り計画。
完全分離型二世帯住宅は、
主な建て方に
居住空間を家の
上下で分ける
「上下分離型」と
左右で分ける
「左右分離型」の
2つのパターンがあります。
次に
上下分離型、
左右分離型、
それぞれの特徴と、
完全分離型二世帯住宅における
メリットやデメリットについて
少し書いてみたいと思います。
「上下分離型」は、
各世帯の居住スペースを
家の上下階に分けた
二世帯住宅のスタイルです。
一階と二階で分離するという事です。
生活がすべて
ワンフロアで完結するため、
スムーズな生活動線を
確保できる点や、
縦に空間を利用するため
広い敷地を必要とせず、
土地の利用効率が
良い点などが特徴です。
1階を親世帯の
居住スペースにすれば
階段の上り下りも無く、
外出もしやすくなる為、
親世帯の生活負担を
軽減することができます。
ただし、
上階の生活音や振動が
下階に伝わりやすいという
デメリットがあるため、
建材や設備により
振動や音を抑制したり
間取りの工夫として
寝室の上には
子供部屋を
設けない様にするなど、
間取り設計に関する
工夫や配慮が必要となります。
左右分離型は、
左右に隣接して住む
このスタイルは、
上下分離型と比べて
生活音や振動の問題が少なく、
よりプライバシーに
配慮した暮らしが叶うという
メリットがあります。
左右に分かれて
各世帯の生活空間を
配置するには
必然的に各世帯に
階段が必要となるなど、
一階の床面積が
大きくなりやすく
比較的広い土地も必要となるため、
建築総予算が高くなる
という傾向にあります。
※間取りの計画性で
上下左右の世帯バランスを
調整する事も設計段階での工夫です。
比較的両世帯とも
上下階の移動が必要となるため、
親世帯が高齢の場合には
日々の移動が負担となりますから
ホームエレベータ―を
設置するなどの
配慮が必要となります。
完全分離型の二世帯住宅で
後悔する例と対策。
例えばですが予算オーバー
二世帯住宅は
通常の住まいと比較して
必要な部屋数や
水回りをはじめとする
住宅設備の数が多くなり、
予め必要なスペースや
設備をしっかりと
拾い出しておかないと
後から追加費用が上乗せされて、
結果的に
予算オーバーに
なってしまうことに
なるかもしれません。
予め各世帯の
必要な部屋数や広さ、
住宅設備を明確にした上で、
詳細な見積りを
しっかりと
確認しておくことを
お勧めいたします。
例えばですが
暮らす人数が増えるという事。
住まわれる人数が
必然的に多くなる
二世帯住宅では、
打ち合わせが
煩雑になりがちで
必要な要件整理の不足にならないように
気を付ける必要性があります。
※単世帯でも同じです。
実際に生活してみると
生活空間の配置や
動線が不便で
使い勝手が
悪い住まいに
なってしまわないように。
そのような事態を
防ぐためにも
計画にはゆとりを持って
時間と密度を調整し、
各世帯の間取りや
動線の確認を行うなど、
設計段階での
十分な打ち合わせを
入念に行うように
心がけたほうが
充実度は増します。
今一緒に
暮らしていないのならば、
可能な範囲内で
一旦一緒に暮らして
デメリットを
体感していただく事を
お勧めしています。
例えばですがプライバシーの欠如
生活リズムの異なる世帯が
同じ家で生活する
壁の厚みや
防音対策への配慮を
怠ってしまうと
互いのプライバシーが
保たれずに
生活に支障を
きたしてしまうことも
あります。
間取りや居室の配置を
慎重に行うことはもちろん、
壁や床への
防音対策にも配慮した
計画性が重要となります。
メンテンナスの負担
一般住宅と比較して、
各世帯にそれぞれ
独立した居室や
設備を設けることで、
住まいの維持管理の
手間とコストが
増大してしまうことがあります。
この負担を軽減するために、
メンテナンスのしやすさを
考慮した素材や設備を
選ぶことが
重要となります。
二世帯住宅の特徴や
配慮の範囲について
少し書いてみました。
各世帯のプライバシーや
ライフスタイルを
尊重しつつも
互いが助け合いながら
暮らすことのできる
現代社会にフィットした
住まいのカタチだと思います。
一方で、
二世帯住宅ならではの
問題点や注意点も
多々ありますので、
二世帯住宅での暮らし、
または同居に近い
暮らし方を考えている際には
そういったところの配分にも
検討の意識を
持っていただければと
思います。
暮らしの事を丁寧に意識した
住まいの設計と
充実度の生まれる住まいづくり。
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このサービスを利用する前はこのサービスを利用する前は法人の希望に合った建築士に巡り合えるかということにということに困っていました...
建築家紹介センター様サイトにて建築家さんと繋いでいただきました、**と申します。まだ成約とまでは行っていないのですが、たいへん良い方と巡り会えたように感じています...
本日資料を受け取りました。
有難うございました。 6人の建築士の方から資料やご連絡をいただき感謝しています。
内容は、...