先日、とある家づくりで話題になりました。
床と壁の取り合いいにある部材。
巾木といいます。
意識しなければ、気にならないかもしれませんね。
こだわり具合は、人それぞれですから。
先日話の中で話題になったのは。。
この巾木をなくしたい!との意向だったんですよね。
スッキリとしたデザイン(ミニマルデザインとか)の場合、
この巾木がない(もしくは、なく見える)ことがあって、
それを目指したいんですと。。
そもそも。
巾木ってなくしていいのか??
根本的な話ですよね。
改めて、この巾木って、なんのためにあるのかを考えてみましょう。
その目的は、大きく二つあります。
一つ目は、掃除機対策です。
掃除機?
はい。ルンバであれ、ダイソンであれ、掃除機をかけるときって、
この壁際どうなっていますか?
想像以上に、埃がたまったりしてませんか?
その場合、掃除機やクイックルワイパーでふき取りますよね。
その時に、巾木がない場合って、壁にその汚れが付着したり、
掃除機等がぶつかって壁がへこんだりしてしまいます。
そんな場合、巾木があると、その辺の心配はなくなります。
もう一つは。
異なる素材が取り合うところには、工場生産品ではないので、
ピッタリにするのは難しいですし、乾燥など動きがあった場合、
あまりきっちり作りすぎると、逃げが効かなくて、
変なところに亀裂が入ってしまうことも。。
ということで、壁と床のほんのわずかですが、隙間をふさぐ
という目的があったりします。
(ちなみに、隙間あっても、奥ではふさがってるのでご安心ください)
この二つの役割を理解した上で、巾木をなくすという選択肢って
結構勇気がいるのかなと思います。
実際に、巾木なしにした場合って、床と壁の取り合いには、
コーキングをすることになると思います。
その場合って、余計に埃が付着するので、汚れが。。。
では。
普通に巾木つけるのはわかったけど、スッキリできないの?
ということになりますよね。
いろんなやり方があるのですが、その一部をご紹介しておきます。