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妻が風邪をひいたみーくん@建築家紹介センター(64歳)です。
妻が風邪をひいて寝込んでいます。私も感染らないように注意しながら生活しています。
3月ももうすぐ終わり
もうすぐお花見のシーズンですね。近所の桜ももうすぐ咲き始めると思うので行ってみたいと思っています。
「花見に行ったらすでに散っていた・・・」 とならないようにお花見の予定がある方は早めに行ってくださいね
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■建築家紹介センター通信 2026-03-23
【自治会の資産になる自治会館】
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■自治会の資産になる自治会館
自治会館は地域のランドマーク的な存在にもなりうるので意匠についてもこだわることは自治会の資産になります。 自治会館についてURBAN GEAR アーバンギア 本多 信章さんに伺いました。
・自治会館の設計を建築家に依頼するメリットは何ですか?
自治会を構成する世帯数によって自治会費は変わってくるので予算に合わせて本当に自治会に必要なものを十分に吟味して設計することは……続きはこちら↓
▼自治会の資産になる自治会館└ https://kentikusi.jp/dr/node/31575?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■最近の投稿(最新5件)
▼I-5266、マンション計画に伴う接道問題(再建築不可の懸念)の相談および交渉同行(4/6)の依頼(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31741?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5265、擁壁がある土地を購入検討中の者です(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31740?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5264、確認申請できる会社を探しています(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31739?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5263、ミニログハウスで居住(約20㎡)(宮城県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31738?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5262、用途変更(一般住宅→簡易宿所)に伴う建築基準法適合性や現況照合のご相談(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31726?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
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■当サイト会員建築家の設計事例
▼浄土院本堂 静岡県 有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨正臣┗ https://kentikusi.jp/dr/node/19046?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は静岡県の「浄土院本堂」です。
依頼者は建物を建てる前は
「檀家様にも建築関係者がいて、何方にも納得して頂く為に、 建築士事務所協会様のご協力を頂き、プロポーザル形式を採用しました。 檀家の皆様のご協力を頂ける様な、本堂をどうしたら建設出来るか。 建設費の問題。高齢者にも優しく、メンテも極力楽で、 丈夫で長く持つ本堂を造りたい。 しかしながら、建設費には限りがありますし、 技術面でも信頼のおける施工会社様にお願いしたい。 尚且つ、耐震性に優れている本堂を造りたい……」
と悩んでいました。
そこで
「社寺設計の経験が豊富であったこと。 又、プロポーザルのやり方もわからなかった建設委員会ですが、 設計者確定前にもかかわらず、親切に対応し、 指導してくれた人柄に信頼を持てました。 設計案も、個性的なお寺の屋根に、 檀家様たちから多くの指示を得られました……」
と有限会社 山梨一正建築設計事務所 山梨正臣さんに依頼しました。
山梨さんは富士の裾野の山里にひっそりと佇むお寺を建てました。
「耐震性を考え、当初は金属屋根の様な軽い材料を取り入れました。 しかし檀家様達から、重厚感のある瓦屋根にしたいと、ご要望があり、 瓦屋根に決定をしました。 そこで、屋根工事はプロテクト工法を取り入れ、 安心安全な措置を致しました。 高齢の檀家様の為にスロープを設け、室内はフラットです」
と言っています。
依頼者には
「建設委員会が発足してから、3年の間、檀家様と常に意思疎通を図る為、 定期的に説明会を行って来ました。
その都度設計者様にも参加して頂き、質疑に答えて頂きました。 お陰様で資金計画も順調に進み、目標金額に達しました。
大切な檀家様の浄財の中で、建設費を納めて頂く為に、 設計事務所様、工務店様に非常に協力して頂きました事、 深く感謝しております。
又、工務店様の技術もしっかりとしていて、 本当に誰にも誇れる本堂が建ちました」
と言っていただきました。
寺院を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼2026.03.28 生き方から考える住宅相談会 神奈川県 2026年03月28日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31624?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼4月4日、5日家づくり特別展示相談会を開催します。参加無料です! 千葉県 2026年04月04日 10:00 to 2026年04月05日 17:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31744?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
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家づくりの話し合いがぎくしゃくするとき、
そこには「正しさ」が入り込んでいることがあります。
この間取りが合理的だ。この仕様のほうが性能が高い。この選択が将来的に有利だ。
どれも、間違いではありません。
むしろ、筋が通っている。
けれど、正しいことがそのまま心地よいとは限らない。
数字や理屈で説明できる選択が、
必ずしも自分たちの暮らしに合うとは限らない。
「こっちのほうが正しい」
その言葉は、相手の感覚を静かに押しのけます。
感覚は、理屈ほど強く主張できません。
なんとなく落ち着かない。理由は分からないけれど、しっくりこない。
その曖昧さは、正しさの前では弱く見えてしまう。
けれど、暮らしを支えるのは、
正解よりも納得です。
外から見て合理的な家でも、
内側で無理が積み重なれば、どこか歪みが出てくる。
「正しいから」という理由で選び続けると、
いつのまにか自分の感覚を置き去りにしてしまう。
家づくりは、勝ち負けを決める場ではありません。
どちらが優れているかを競う場でもない。
本当に必要なのは、
「私たちは、 どんな暮らしがしたいのか」
その問いに戻ること。
正しさを一度横に置いて、気持ちを言葉にしてみる。
落ち着きたい。守られていると感じたい。自然を身近に感じたい。
それは、証明できないかもしれない。
けれど、暮らしにとっては何より大切な軸。
正しさで話すと、議論は整います。
けれど、暮らしは少し歪むことがある。
感覚で話すと、答えは揺れます。
けれど、暮らしはやわらかく整っていく。
家づくりは、理屈を超えたところにある小さな納得の積み重ね。
正しさだけに頼らなくていい。
自分たちの感覚を信じてみる。
その姿勢が、住まいをまっすぐにしてくれるのだと感じています。
▶ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、すべての家づくりプロジェクトをこちらにまとめています。→ https://lit.link/ntaa
▶ご相談・ご質問はこちらから家づくりの不安やテーマづくりについて、気軽にお問い合わせください。→ 公式サイト(https://www.ntas.info/)
マンション計画に伴う接道問題(再建築不可の懸念)の相談および交渉同行(4/6)の依頼 横浜市**、所有する土地について、切実に困っており、専門家のお力添えをいただきたく投稿いたしました。 隣接地で9階建てマンションの建設計画が浮上し、建設会社から説明を受けています。私どもの土地は現在、建築基準法上の道路に接道しておらず、将来の建て替えができない(再建築不可)可能性がある非常に不安定な状態にあります。 建設会社からは「敷地の一部を空地として提供するので、将来の再建築は可能になる」と口頭で説明されていますが、これが法的にどこまで信用できるものなのか、素人の私たちだけでは判断がつかず不安を感じております。 2. 専門家の方にお願いしたいこと ・4月6日(月)13時~:現地近辺での建設会社との面談への同席をお願いします。・専門的なチェック:相手方の提案(43条2項2号許可の想定)が、将来の売却や建て替えを100%保証するものか、図面や計画を厳しく精査していただきたいです。・継続的なアドバイス:当日の面談だけでなく、その後のやり取りや、取り交わす覚書の内容確認など、最終的な解決まで伴走していただける方を希望しています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
敷地に3.5mから4mの擁壁がある土地を購入検討中の者です。擁壁はコンクリート製で見た目には頑丈そうですが、水抜きの穴も無く詳しいことは不明なものです。擁壁コンクリート下から高さを計り1.5倍離れた場所へ建物を建てられるのでしょうか? 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
配車敷地内に車庫説地考えており確認申請できる会社を探しています。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
【相談】ミニログハウスで居住(約20㎡)。居住用で確認申請が取れるのか? ミニログハウスはメーカー******などのキット販売使用。https://***********水道、電気引き込み予定。それ以外の基礎含めて自分で建築施工。資格等なし。 宮城県大崎市。(準含)防火地域等、都市開発には該当しない土地有。 居住用では審査が厳しいのは把握。(防火、耐震、断熱、採光、換気)防火→屋根を除いた内外壁防火材の不足は?耐震→ログ厚さが70㍉では不足か?また基礎への固定なしは可能か?断熱→内または外断熱が追加になるのか?採光、換気→多分問題なし、軽度の措置。 どの程度の処置を施せば確認申請は可能なのか?が不明で投稿致します。宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
美容室付き住宅という選択
暮らしと仕事を整える設計と照明計画の本質
住まいと仕事の距離を、
どのように設計するのか?
仕事のシーンをどのような意識で
考えておくべきなのか?
設計という行為は
単なる間取りの話ではなく、
すべての建築において考えるべき
人生の時間の使い方そのものを整える行為だと、
考えています。
昨年からご相談をいただき
徐々に核心に近づいている、
「美容室付き住宅」・・・店舗付き住宅の計画。
店舗付き住宅という構成からも
日常の暮らしと、
仕事としての空間が交差する中で、
どのように快適さと機能性、
そして毎日の暮らしの中に
ルーティーンを共存させるのか。
その意味は、図面の中だけではなく、
光・素材・動線といった
見えない設計の積み重ねにあります。
暮らしと仕事を切り分けるのではなく、
整えるという考え方。
店舗付き住宅を考える際、
よくある課題のひとつが
「オンとオフの切り替え」です。
しかし私は、
単純に分けることよりも
状態を「整える」ことを重視しています。
・お客様を迎える動線
・家族のプライベート動線
・スタッフの動きやすさ
・音や視線、執務環境のコントロール
・店に訪れるお客様目線
これらを丁寧に重ねていくことで、
暮らしと仕事が干渉し合うのではなく、
互いを高め合う関係性へと
昇華されていきます。
美容室という空間は、
単なるお客様を「整える」作業場ではなく
「時間の質を提供する場」。
特に今回は、
住まい手さんであり美容室オーナーのNさんが
経営として考えている「お客様に提供する時間の質」
について、意見を交わし、
経営哲学から整理整頓して
「着地点」を設計しているところ。
設計の初期段階から
「どんな時間を届けたいのか?」を軸に据えています。
美容室ならではの間取り設計の工夫
それぞれの店舗設計にも
適切な最適解があるように
美容室の設計にも
その店が持つべき視点が求められます。
特に今回重要なのは以下の点です。
視線の抜けと安心感のバランス
開放的でありながら、落ち着ける距離感。
鏡越しの視線、隣席との関係性、
外部とのつながり。
この微妙なバランスを整えることで、
お客様の心理的な安心感が生まれます。
そこに「モノトーン」が
刺さり過ぎない「余白」のトーン。
作業効率と美しさの両立
カット・カラー・シャンプーといった
一連の動作が、
無理なく流れるように配置されていること。
しかしそれは、単なる効率ではなく、
「美しい所作」を支える設計にもつながるよいうに。
音・匂い・空気のコントロール
美容室は、
音や匂いが混在する空間です。
換気・空調・素材選びを通して、
五感にストレスを与えない環境を整えます。
モノトーンの中に「味わい」を残すデザイン
今回の計画では、
空間全体をモノトーンで構成しながら、
ポイントで素材の質感や陰影を活かす設計としています。
単に白と黒でまとめるのではなく、
・光の当たり方によって変化する表情
・素材の持つ温度感
・経年変化による味わい
こうした要素を織り込むことで、
無機質になりすぎない、
奥行きのある空間が生まれます。
美容室という空間において、
「洗練」と「居心地」は両立すべき価値です。
そのバランスを整えることが、
落ち着きを生む空間づくりへとつながっていきます。
照明計画が、美容室の質を決める
そして今回の設計において、
最も重要なテーマのひとつが「照明計画」です。
住宅の照明計画でも同様ですが
美容室の照明は、
単なる明るさの確保を考えるだけはありません。
正確な色を再現する光
カラーリングの仕上がりは、
光によって大きく左右されます。
・演色性の高い照明(Ra値)
・自然光に近い色温度
・影の出方のコントロール
これらを適切に設計することで、
美容師の技術を最大限に引き出します。
顔を美しく見せる光
お客様が鏡に映る自分を見たとき、
「正確に見えるかどうか」は非常に重要です。
・上からの強い光を避ける
・顔に柔らかく回り込む光
・陰影を整える配置
これにより、
空間そのものが「美を演出する装置」となります。
空間の雰囲気をつくる光
リラックスと高揚感が共存する場所です。
・ベースとなる均一な光
・アクセントとなる間接照明
・シーンに応じた光の強弱
照明によって、
空間の印象は大きく変わります。
照明計画の打ち合わせの時間で
空間の質と過ごす時間を考慮するということ。
今回の打ち合わせでは、
間取り図と照明計画を重ね合わせながら、
一つひとつの光の位置と意味を
丁寧に確認していきました。
図面の中にある小さな「照明の表示」つひとつが、
実際の空間では「体験」へと変わります。
だからこそ、
・なぜそこに光が必要なのか
・その光は誰のためのものか
・どんな時間を支えるのか
これらを言語化しながら設計を進めていきます。
美容室付き住宅だけに限っかことではない、
人生の設計図。
店舗付き住宅は、
・働き方
・暮らし方
・人生の時間の使い方
すべてを内包した「生き方の設計」に繋がる計画です
実は、昔の「商い」はほとんどがこのケース。
店舗付き住宅が「商い」の最前線でした。
商店街もそういうケース・・・多いですよね。
商いのベースという建築空間。
今回は美容という仕事を通して、
お客様の人生の「シーン」に寄り添いながら、
自分自身(住まい手)の暮らしも整えていく。
様々な「商い」のカタチとシーンがあると思ますが
そのための器をつくることも、
私たち建築家の役割だと考えています。
奈良で美容室開業・店舗付き住宅をお考えの方へ
やまぐち建築設計室では、
・美容室の新築・リノベーション
・店舗付き住宅の設計
・暮らしと仕事を両立させる空間づくり
についても、丁寧にご提案しています。
単に「おしゃれな空間」ではなく、
長く愛され、使い続けられる設計を。
そして、
日々の営みが豊かになる住まいを。
光と間取りが「シーン」の価値を決めるという事、
美容室の設計だけに限った話ではありませんが、
・動線と視線を整える間取り
・質感と陰影を活かすデザイン
・技術と体験を支える照明計画
これらを一体として考えることで、
空間の質は更に役目を果たすようになります。
空間は、ただ存在するだけではなく、
人の行動と感情を静かに導きます。
だからこそ私は、
常に図面の向こう側にある
「時間の質」を設計しています。
今回のブログ投稿の内容が、
ご覧になられている方の
ご自身の住まい造りや仕事の環、
暮らしと人生を見つめ直す
キッカケになれば幸いです。
店舗付き住宅の新築やリノベーションに
ご興味のある方は、ご相談ください。
○関連blog美容室付き住宅という選択・暮らしと仕事を両立させる店舗付き住宅の設計プロセス
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail718.html
‐‐----------------------------------------■やまぐち建築設計室■奈良県橿原市縄手町387-4(1階) 建築家 山口哲央https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談はホームページのお問合わせから気軽にご連絡ください------------‐-----------------------------
家づくりの話し合いで、意見が違うと、
どこか不安になります。
同じ家を建てるのに、こんなに考えが違って大丈夫だろうか。
ぶつかるたびに、関係まで揺らぐような気がしてしまう。
けれど、意見が違うこと自体は、問題ではありません。
むしろ、自然なことです。
育ってきた環境も、大切にしてきた価値観も、それぞれ違う。
理想の暮らしの風景も、少しずつ違っていて当然です。
問題になるのは、違いがあることではなく、
違いを出せなくなること。
遠慮して黙る。波風を立てないように合わせる。本音を飲み込む。
その積み重ねが、あとから別の形で表れることがあります。
意見の違いは、対立ではなく、
視点の多さ。
広さを重視する人。落ち着きを重視する人。将来の安心を考える人。
どれも、家を大切に思っているからこその視点です。
「なぜ、そう思うのか」
そこを少しだけ掘り下げてみる。
広さが欲しいのは、安心したいからかもしれない。
静けさを求めるのは、疲れを持ち帰りたくないからかもしれない。
背景が見えてくると、違いは敵ではなくなります。
完全に一致しなくていい。
すべてを同じにしなくていい。
大切なのは、違いをどう扱うか。
否定するのではなく、調整する。
押し切るのではなく、折り合いを探す。
そのプロセスこそが、家づくりの深さになります。
意見が違うということは、それだけ真剣に考えている証。
無関心より、ずっと健全です。
違いがあるからこそ、ひとりでは見えなかった景色が見えてくることもある。
家は、ひとりの理想を形にする場所ではなく、
複数の願いを重ね合わせていく場所。
意見が違うことを恐れなくていい。
そこから始まる対話が、住まいに奥行きを与えてくれるのだと感じています。
時間の使い方が、
人生と暮らしの質を決めているということ
環境・住まい・生活文化から考える、
豊かな暮らしの整え方。
奈良で注文住宅や
和モダン住宅をご検討されている方と
お話をしていると、
多くの方が
「心地よい暮らしがしたい」とおっしゃいます。
ただ、この「心地よい暮らし」
という言葉の中には、
実に多くの意味が含まれています。
広さなのか。
デザインなのか。
性能なのか。
それとも、日々の安心感なのか。
その本質を丁寧に紐解いていくと、
最終的に行き着くのは、
どのように時間を使い、
どのように日常を過ごすのか?
という視点ではないかと感じています。
住まいとは、
様々な意味を持った時間を
過ごすための場所です。
そして時間とは、人生そのものです。
つまり、住まいづくりとは、
単に建物をつくる行為ではなく、
人生の質を整える行為でもあるのです。
人生の質を分けていくということ。
私たちは誰もが、
同じ24時間という時間を持っています。
しかし、
同じ一日を過ごしているはずなのに、
人生の充実度や、
暮らしの質には大きな違いが生まれます。
その差は何なのか?
その多くは
時間をどのように
使っているかという違いです。
忙しさに流される時間。
意図して積み重ねる時間。
一見すると同じように過ぎていく一日でも、
その時間に意味を
持たせているかどうかによって、
未来の景色は大きく変わっていきます。
時間は、
ただ消費されるものではありません。
使い方によって、
経験となり、思考となり、
その人の人生の厚みとして
積み重なっていきます。
「どれだけ時間があるか」ではなく、
「その時間をどう扱っているか」が、
人生の質を決めていくのだと思います。
忙しさの中で
見失われがちな「時間の意味」
現代社会は、
効率やスピードを求めます。
仕事も、家事も、情報も、
いかに無駄なく
処理するかが重視される時代です。
もちろん、
それは必要なことです。
ただ・・・その流れの中で、
私たちは知らず知らずのうちに、
「時間を生きる」ことよりも、
「時間を処理する」ことに
偏ってしまいがちです。
一日が終わったときに、
確かに多くのことをこなしたはずなのに、
どこか満たされない感覚が残る。
それは、
時間が足りないのではなく、
時間に意味が宿っていない状態
なのかもしれません。
本来、人生において価値を生む時間とは、
・誰かと丁寧に向き合う時間
・自分自身と静かに向き合う時間
・感覚を整える時間
・思考を深める時間
といった、
必ずしも効率的とは言えない時間です。
しかし、そのような時間こそが、
人生の質を支えているのです。
環境が人の思考と感情をつくるという
環境心理学の視点
ここで重要になるのが、
「環境」の存在です。
人は意志の力だけで
生きているわけではありません。
むしろ、多くの行動や感情は、
無意識のうちに環境の影響を受けています。
これは環境心理学の分野でも
明らかにされていることです。
例えば、
・自然光が入る空間では、心が安定しやすい
・視線が抜ける空間では、ストレスが軽減される
・動線が整っていると、無意識の疲労が減る
・素材の質感が、安心感や落ち着きを生む
こうした要素はすべて、
日々の暮らしの中で
私たちの感情や思考に影響を与えています。
つまり、時間の質は、
自分の意識だけで決まるものではなく、
どのような環境で
時間を過ごしているかによっても
左右されているのです。
住まいは、
その環境の中心にある存在です。
暮らしの質は「生活文化」の
積み重ねでつくられる
もう一つ大切な視点が「生活文化」です。
生活文化とは、
日々の暮らしの中で積み重なっていく、
その人らしい生き方のかたちです。
朝の過ごし方。
食事の時間の取り方。
家族との距離感。
空間の整え方。
季節の感じ方。
これらは一つひとつは小さなことですが、
その積み重ねが、
暮らしの質を大きく左右します。
・朝の光を感じながら一日を始める
・家族と食卓を囲む時間を大切にする
・帰宅後に空間を整えて気持ちを切り替える
・四季の変化を住まいの中で感じる
こうした日常の積み重ねは、
単なる習慣ではなく、
その人の人生の品格を形づくるものです。
生活文化は、
何か特別なことをすることで
生まれるのではなく、
日々の時間の使い方の中で、
徐々に育っていきます。
住まいは「時間」と「文化」、
そして人を育てる器であるということ。
単なる空間ではありません。
時間の質を整え、
人の生活文化を育てるための空間です。
・玄関の設えが整っていることで、
日々の所作が丁寧になる
・リビングの光や広がりが、
家族の関係性を柔らかくする
・動線計画が整うことで、
暮らしに余白が生まれる
・素材の選び方が感覚の質を高める
これらはすべて、
設計によって
意図的につくり出すことができます。
逆に言えば、
どれだけ良い暮らしを望んでいても、
住まいの環境がそれを支えていなければ、
その実現は難しくなります。
だからこそ、私は住まいを設計する際に、
間取りやデザインだけでなく、
そこでどのような時間が流れるのか
を大切にしています。
人生を整えるとは、
時間と環境を整えること・・・・・。
人生をより良くしたいと考えたとき、
人はつい大きな変化を
求めがちです。
しかし実際には、
人生は日々の積み重ねでできています。
一歩一歩確実に・・・。
つまり、人生を整えるとは、
・時間の使い方を整えること
・環境を整えること
・生活文化を整えること
この3つを
見直すことでもあります。
ほんの少し早く起きて、静かな時間を持つこと。
照明や空間を整えて、心を落ち着かせること。
日常の中に、小さな余白をつくること。
そのような小さな積み重ねが、
やがて大きな変化へと
つながっていきます。
奈良での住まいづくり|地域性と暮らしの質
奈良という土地には、
四季の移ろいを感じやすい自然環境と、
長い時間の中で
育まれてきた生活文化があります。
この地域で住まいを考えるということは、
単に住宅を建てることではなく、
その土地の空気や
時間の流れと調和する暮らしを
考えることでもあります。
・柔らかな光を取り入れる設計
・風の通り道を意識した配置
・庭や外部空間とのつながり
・素材の経年変化を楽しむ住まい
より豊かな時間を過ごすための要素。
これからの人生をつくる
誰にとっても
平等に与えられています。
その使い方によって、
人生の質は大きく変わっていきます。
何に時間を使うのか。
どのような環境で過ごすのか。
どのような生活文化を育てるのか。
やがて暮らしの質となり、
人生そのものを形づくっていきます。
そのすべてを支える基盤となる器です。
だからこそ、住まいづくりは、
人生の質を整えるための設計であると、
今日という一日の使い方が、
未来の暮らしをつくっていく。
そのことを、
少し立ち止まって考えてみることが、
豊かな人生への第一歩なのかもしれません。
暮らしの質を大切にした
住まいづくりをご検討の方は、
ぜひ一度、お話をお聞かせください。
間取りやデザインの前に、
どのような時間を過ごすべきなのか?
という視点から、
住まいづくりをご提案しています。
今回のblog記事の内容が、
ご自身の住まい造り、
○関連blog住まいは人生を変える環境である|建築家が考える暮らしと生活環境から見た住宅設計の本質
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail786.html
日常に違いが生まれる理由
― 暮らしの質を整える住まいという考え方 ―
日々の暮らしの中で、
ふとした瞬間に感じることはありませんか?
同じように朝を迎え、
一日を過ごしているはずなのに、
なぜ人によって
「暮らしの心地よさ」や「満たされ方」が
これほど違うのだろうかと。
考え方と捉え方の変化が生み出す違い。
家の広さや設備の新しさだけでは
説明できない範囲のモノゴト。
どのような環境に身を置き、
どのような感情で
日常を過ごしているのか。
その環境をどう整えているかという、
暮らしの根本にある
「あり方」そのものにある質感。
心地よさは、
つくられるものではなくて
整えられるもの。
「心地よい住まいにしたい」
そう考える方は多いと思います。
ただ、その「心地よさ」は、
何か特別なものを
足すことで生まれるわけではありません。
むしろ逆に、
不要なものをそぎ落とし
光や風、視線や動き方を丁寧に整えていくことで、
変化を促すことができるものです。
例えば、朝。
やわらかな光がカーテン越しに差し込み、
静かに一日が始まる空間では、
意識をしたうえで状態をつくると
気持ちに余裕を持って
一日をスタートすることができます。
例えば、夜。
照明の明るさや色温度が整えられた空間では、
自然と心が落ち着き、
一日の疲れを
やさしく解きほぐしてくれます。
こうした積み重ねが、
「なんとなく心地よい」という
感覚をつくっていきます。
それぞれの環境は、
知らないうちに心を整えている
人は、自分の意思で
暮らしているようでいて、
実は環境から多くの影響を受けています。
これは環境心理学でも
知られていることですが、
空間のあり方は、
思考や感情、
さらには行動にまで影響を与えます。
人は基本「無意識」の状態ですが
それをどのように「意識」して暮らすのかで
整った空間では、
自然と気持ちも整い、
考え方も前向きになります。
一方で、
雑然とした空間では、
どこか落ち着かず、
思考も散らかりやすくなります。
つまり住まいとは、
単に「過ごす場所」ではなく、
心を整えるための静かな装置とも言えるのです。
○関連blog暮らしのクオリティーを整える住まい設計 ― 環境心理学から考える心地よい家づくり
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail777.html
「生活」と「暮らし」の間にある大切な違い
私たちは日々、
「生活」という言葉を使いますが、
そこにはどこか機能的な響きがあります。
食べること、洗うこと、眠ること。
それらを効率よくこなしていくこと。
もちろん、それも大切です。
ただ、その中で
どれだけ「心が動く瞬間」があるのかによって、
それは「暮らし」へと変わっていきます。
お気に入りの場所でコーヒーを飲む時間。
家族と穏やかに会話をする夕暮れ。
ふとした瞬間に感じる光の美しさ。
そうした小さな感覚の積み重ねが、
暮らしを豊かにしていきます。
設計とは「感情の流れ」を整えること
その空間でどのような感情が流れるかを
大切にしています。
例えば、動線。
キッチンからダイニング、リビングへと
自然に繋がる動きの中に無理がないことで、
日常の動作はとてもスムーズになります。
その結果、
余計なストレスが減り、
心にゆとりが生まれます。
また、視線の抜け。
空間の先に庭や光が見えることで、
閉塞感がなくなり、
自然と気持ちが軽くなります。
そして素材。
木のぬくもりや、石の落ち着き、
和紙の柔らかな表情。
それらに触れることで、
人は安心感を覚え、
自分の居場所を感じることができます。
設計とは、
単なる配置ではなく、
感情の流れを整える行為でもあるのです。
上質な暮らしを求める方ほど、
環境を整えるという事実。
本質的な価値を大切にされる方ほど、
環境の大切さを
よく理解されています。
空間が心に与える影響を、
感覚として知っているからです。
どんな場所で過ごすかによって、
思考の質も、判断も、
日々の満足度も変わる。
住まいを単なる「箱」としてではなく、
自分たちの人生を整える場所として
意識しています。
それは決して特別なことではなく、
とても自然で、
合理的な考え方だと思います。
和モダンとホテルライクがもたらす静かな豊かさ
やまぐち建築設計室が提案する
和モダンの住まいは、
装飾を重ねるのではなく、
余白と陰影を大切にする空間を持っています。
空間に余白があることで、
心は静かに整い、
本来の感覚が戻ってきます。
また、ホテルライクな空間では、
動線や照明、
素材が丁寧に整えられていることで、
日常の中に程よさのある心地よさが生まれます。
それは決して派手ではありませんが、
毎日を少しずつ、
心を確実に豊かにしてくれるものです。
暮らしは、
設計によってやさしく変わっていく
一度完成して終わりではありません。
その空間の中で過ごす時間が
積み重なることで、
少しずつ、暮らしの質は育っていきます。
朝の過ごし方が変わる。
帰宅したときの安心感が変わる。
家族との時間の質が変わる。
そうした変化は、
とても小さなものかもしれません。
けれど、その積み重ねが、
やがて大きな「生活の違い」として現れていきます。
人生の時間を包み込む場です。
単に美しい空間をつくるのではなく、
その中で過ごす時間の質を
整えるべきだと考えています。
環境が整うと、
心が整う。
心が整うと、
日々の選択が変わる。
そしてその積み重ねが、
人生そのものをやさしく変えていきます。
これから家づくりを考える方にとって、
「どんな家に住むか」だけではなく、
「どんな時間を過ごしたいのか」を見つめることが、
ひとつの大切なきっかけになれば幸いです。
やまぐち建築設計室は、
その想いに丁寧に寄り添いながら、
暮らしの質を整える住まいを
ご提案しています。
○関連blog余白のある家には豊かな暮らしがある|縁側や土間テラスのような中間領域「内的外部」を設計する建築家住宅
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