I-5027、既存建物の平面図、立面図の作成(岡山県)

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岡山県
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既存建物の平面図、立面図の作成をお願いしたい。
建物と土地の所有権移転をする際に、建物のある地域により、
官公署に申請をする必要があります。
その申請には、建築士作成の図面を添付するよう求められます。
建物所有者が建築時の図面を紛失しているため、依頼するものです。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





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お子さまがピアノやヴァイオリンを練習していると、
「ご近所に音が漏れていないかな…」と不安になるお母様も多いと思います。
実は、音漏れを防ぐ家には、いくつかの“秘密”があります。
単に壁を厚くするだけではなく、家全体のつくり方に工夫が必要なのです。

1. 音は「空気」だけでなく「振動」でも伝わる
「窓を閉めれば大丈夫」と思いがちですが、音は空気を伝って外に出るだけではありません。
ピアノの低音やドラムの振動は、壁や床を通じて外へ伝わります。
つまり、空気のすき間を塞ぐことと、建物の振動経路を遮断することの両方が大切です。

2. 二重構造がカギ
音漏れを防ぐためによく使われるのが「二重構造」。
壁や床を二重にして間に空気層を設けることで、音の伝わり方を分断します。
たとえば、防音室では「浮き床構造」といって床を宙に浮かせるように施工することもあります。
こうすることで、演奏した音の振動が家全体に響きにくくなるのです。

3. 窓とドアの工夫
意外と音が漏れるのが窓とドア。
防音ガラスや二重サッシを使うことで遮音性能は大きく変わります。
ドアも、防音専用の重い扉にする、隙間をなくす、といった工夫で効果が出ます。
「小さなすき間が大きな音漏れにつながる」ことを覚えておくと安心です。

4. 換気のしくみを忘れない
防音室でよくある失敗が「換気口から音が漏れる」こと。
防音と換気は相反するように思えますが、専用の防音ダクトを使うことで解決できます。
快適に演奏するには空気の流れも欠かせません。

5. 家全体で考えることが大切
ここまで読むと「防音室の工夫」ばかりに聞こえるかもしれません。
でも本当に大事なのは、防音室を家の一部としてどう組み込むか。
リビングや寝室との位置関係、ご近所への音の方向、家事動線や収納とのバランス…。
防音室だけ切り取って考えるのではなく、家全体の設計で音の計画をすることが、音漏れしない家の秘密です。

まとめ
音漏れを防ぐには、「厚い壁」だけでは不十分。
二重構造・窓やドアの工夫・換気の仕組み・家全体の計画──
それらを組み合わせてはじめて、本当に安心できる防音住宅になります。

「音楽と暮らしを両立する家」には、楽器のためだけでなく家族のための視点が欠かせません。
防音室をつくるのではなく、音とともに暮らせる家をデザインすること。
それこそが、音漏れしない家の最大の秘密なのです。

I-5026、増築部分の図面作成(福岡県)

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投稿者: 
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

増築部分の図面作成をお願いしたいです。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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住宅を建てる際やリフォームを検討するとき、「補助金が使えるならお得」と考えるのは自然なことです。特にバリアフリーや省エネ改修などは対象になる制度も多く、経済的な負担を減らせるのは大きな魅力です。
しかし、補助金を優先して家づくりを進めると、思わぬ落とし穴に陥ることがあります。ここでは、そのリスクについて整理してみましょう。

1. 補助金の条件に縛られて「必要な家」にならない
補助金には必ず条件があります。段差解消や手すり設置、省エネ仕様など、決められた工事を行うことで支給される仕組みです。
一見合理的に見えますが、「補助金が出るからその工事をする」という考え方は、家づくりの本質を見失う原因になります。

本来の目的は「家族が快適に暮らせる家をつくること」のはず。
それなのに補助金を優先すると、「本当に必要な場所には手を入れず、対象になっている部分だけ改修する」という矛盾が生まれがちです。

2. 部分改修に偏り、生活全体の快適さが損なわれる
例えば、補助金の対象が浴室やトイレだけだった場合。
そこは改善されても、廊下が狭いまま、ドアが開き戸のままでは、結局ストレスは残ります。
つまり補助金は「部分的な改修」に偏りやすく、生活全体の動線を改善できないのです。

特に車椅子で生活する方や介助を必要とする家庭では、家全体の動線設計が重要です。補助金に頼った部分最適では、家族全員にとって快適な住まいにはつながりません。

3. 将来の変化に対応できない
補助金は「今の状態」を前提に設計されることが多く、利用者の成長や介助環境の変化までは想定していません。
お子さんが成長する、介助する家族が年齢を重ねる――暮らしは変化していきます。
しかし補助金だけを頼りにした改修は、その時点での要件を満たすことが目的化してしまい、数年後には使いづらい家に逆戻りするリスクがあるのです。

4. 本当に大切なのは「補助金+設計力」
補助金を活用すること自体は決して悪いことではありません。
むしろ制度を上手に取り入れることで、経済的な負担を抑えながら快適な住まいを実現することも可能です。

ただし大切なのは、補助金ありきで工事を決めないこと。
まず「家族にとって本当に必要な暮らしの形」を設計し、そのうえで補助金を組み合わせるのが理想です。

建築家や専門家が間に入ることで、

家全体の動線を最適化

将来を見据えた柔軟なプランニング

対象になる補助金の適切な活用

といったバランスの取れた家づくりが可能になります。

まとめ
補助金は家づくりの助けになる一方で、優先してしまうと「部分改修に偏る」「生活全体の快適さを損なう」「将来対応できない」といったリスクを抱えています。

家族が心地よく暮らすために大切なのは、補助金を目的にすることではなく、あくまで暮らしを目的にすること。
そのうえで制度を賢く使うことこそが、後悔しない家づくりにつながるのです。

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【トモニこころのクリニック】は今年の5月に開業を迎えた小平市の診療内科・精神科のクリニックです。
院長のめざす医療のテーマ「森の中を患者とともに歩み、明るい開けた場へと導く」というイメージと呼応するように、空間を形づくりました。
診察室を木の幹に見立てて分厚い木の格子で包み込み、その幹の中で、落ち着いて、心の中の世界と出会えるように考えました。
木の幹のまわりをロビーや待合が取り囲み、森の中を巡るような空間としました。
この森の空間から、木の幹にあたる診察室へと入ると、正面のサンルームから明るい光が届き、心が自ずと開かれるような構成としています。

下記リンクから、是非ご覧ください。
http://www.prime-arc.com/99/99.html

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