格子の家

●設計事例の所在地: 
玉名市
●面積(坪): 
53
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側外観です。格子は、防犯、暴風、視線から家族を守ります。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

お施主様は、大家族でご夫婦とお子様が5人の計7人の大家族となります。一番の要望は、予算の制限があるので、将来の生活スタイルの変化に対応できる家を設計してほしいでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建設地は、大家族ための十分なボリュームの住まい空間を建てることのできる土地の広さがあります。平屋であれ2階建てであれ、様々な可能でありますが、コストを考慮すると自ずと絞られてきます。そんな大家族の住まい空間の構成は、ワンルーム空間の中に6枚の床が互い違いに重なったスキップフロアの家です。特定の部屋名の空間を造らず、様々な居場所を将来の家族スタイルに合わせて決めていくような多目的性の高い構成にしました。この家の特徴的な格子は、防犯対策、台風対策、プライベート対策から格子の密度や形状を設置しています。例えば、格子の密度は防犯対策のため下の階にいくほど密になっています。

依頼者の声: 

お施主さま曰く「多くの収納スペースを設けているので家具など置かずにすみ、各々の居場所で我が家を楽しんでいます」

その他の画像: 

北側は傾斜地になっており、田園風景とみかん山が連なる風景が眺望できます。

玄関ポーチには、良い風が抜ける心地よいスペースで居座れるようベンチを設けています。

北側に向かってステップ5からステップ4を見下ろす。その先の開口部分の先にベランダがあり眺望を楽しみます。

フロア6はこの家も最も高い位置にあります。入り口は躙り口となっておりフロア5の畳の間から出入りします。

フロア6より見下ろしたスキップフロアのフロア5・フロア4・フロア3です。
真ん中に聳え立つ壁は、この土地で採取した赤土で塗られた左官オリジナル仕上げです。

フロア4にキッチや浴室、洗面脱衣室、便所など水廻り部分が設けています。

フロア4から対面キッチンを望む。

フロア4・フロア3・フロア2を繋げる階段です。

フロア3には腰掛ベンチを設けています。

フロア2から納戸開口を望む。納戸は10帖の広さです。

WoodBoxサロン

●設計事例の所在地: 
荒尾市
●面積(坪): 
50
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

北側の外観です。玄関はゲートの奥へ引き込みます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

家づくりの要望に一番は、小さなお子様たちのいる家族の生活空間と店舗空間の距離感をお施主さま独自の生活スタイル合わせた提案でご希望されました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

家の空間構成は、大きく分けて1階が店舗空間で2階が住まい空間となります。仕事をしながらも家族を意識できるようにまずお客さまとご家族が交わるエントランスホール的な空間を設けました。この家へのアプローチは、このスペースを必ず通らなければならないので、接客しながらもご家族の動きを把握できるプランとなっています。

依頼者の声: 

引渡し後、家をお施主さま色に育てていってらっしゃる様と出来栄えを拝見して、これこそ我が家づくりの醍醐味だと感動しました。

その他の画像: 

引き戸を開けるとビルトインガレージが現れます。

窓の位置は、現地でお施主さまと共に眺望を確認しながら一枚一枚決めていきました。

車2台駐車できる広さの車庫です。このスペースは、パーティーや屋内作業や遊び場、映画鑑賞など多目的性を持たせています。

階段を上がると住まい空間に導きます。

サロンの間仕切り壁は、OSBボードで造りました。

キッチンよりダイニングキッチンを望む

リビングよりダイニングキッチンを望むスキップフロアの空間です。階段は、主寝室、子供部屋へ向かいます。

子供部屋からダイニングキッチンを見下ろす。

リビングの延長にあるインナーテラスの広さは8帖あります。

主寝室の両引き戸を開けると、リビングとつながります。

Chicane House

●設計事例の所在地: 
熊本市中央区
●面積(坪): 
47
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

Chicane House

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

お施主さまの建て替えのきっかけは、二世帯になることによる生活スタイルの大きな変化からです。建て替えするにあたり夏のジメジメ湿気対策を一番に考えた家にしてほしいが一番のご要望でした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

H-courtのオープンハウスで、光と風の考え方と実際にその効果が出ていることを体感されご依頼いただきました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

7月に既存の家を拝見して湿気について分かったことは、窓の配置による風通しの悪さでした。そこで計画のスタートは、この土地に流れている風の道をリサーチすることから始まりました。そこでその風の流れに沿うようにS字クランクのような空間の骨格をカタチつくりました。その骨格から立体的にご要望の住まいを埋め込んでいきました。その通風の解決方法は、風を引き込みコートと風が抜ける2つの庭が住まい空間に大きな効果をもたらせています。

依頼者の声: 

お施主さま曰く「驚くくらい風がよく抜け、同じ土地に建つ家でありながら以前のジメジメが嘘みたいに改善されています。心地よく生活できています。」

その他の画像: 

玄関アプローチは、借景を利用しながら、板張りの軒先の下、玄関へと導きます。

コートは、風を引き込む空間であり、1階の各部屋の延長とした屋外空間でもあります。上部に2階のベランダが面しており屋外のリビング空間とした構成になっています。

リビングダイニングからコートを望む

リビングから仏間としての和室を望む。

リビングダイニングからキッチンを望む。使用用途によりキッチを独立できるよう引き戸を仕込んでいます。また庭は、コートから引き込んだ風を通り抜けさせる役割もあります。

親夫婦の部屋からコートLDKを望む。また向かいの2階フロアが子夫婦の家族の部屋で、対角線上に互いを意識できよう配置しています。

洗面所は、ランドリー室でもあり家事動線を考慮したコートに面してあります。また湿気の多い水廻りスペースは、風の抜け口に配置しています。

正面の階段は、親の寝室へと向かいます。左のルーフデッキは子供部屋の延長の屋外スペースで右側のベランダは寝室のスペースです。

子供部屋の延長のルーフデッキから1階コートを望む。対角線上に親夫婦の部屋が確認できます。

主寝室から南側ベランダを望む

回遊の平家

●設計事例の所在地: 
合志市
●面積(坪): 
40
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

室内に陽射しを落とすため軒の高さをできる限り下げています。袖壁の斜め壁は、プライベートを守りながらも風を多く引き込むための形状となっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

土地探しからのスタートでした。たくさんハウスメーカーやビルダーなど廻られておられ、そのためか、各会社の営業トークを聞く中で、だんだん頭が混乱されて家を建てるべきかまで悩んでおられました。その悩みの解消の相談のため当事務所にお越しになられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「家づくりは、与えられた条件を選ぶものでなく、自分たちにあった条件を創り出すものですよ」の最終的なアドバイスがスタートのきっかけでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ひな壇の土地は、どうしてもその段差が人の動きの壁になります。ご家族は、元気いいいっぱいの2人の小さなお子様がおられます。
現地視察の際、段差を怖がることなく走り回るお子様たちの姿を見ると、ご夫婦はいつも心配で気にかけておられました。そこで計画のスタートは、この土地の中でご家族みんなが安心しながらものびのび楽しんで生活できる空間構成を目指すため、まず家族の生活スタイルの中の各々の動線のリサーチから始めました。その打ち合わせを繰り返す中で出来た家は、どこにいても行き止まりのないご家族オリジナルのすまい空間が完成しました。

依頼者の声: 

お施主さま曰く「家の中で生活している感覚がないくらい家族全員のびのび生活ができています。何より明るく、涼しい、心地いい家です。」とうれしいお言葉をいただきました。

その他の画像: 

アプローチ横にテラスがありその先は、家庭菜園スペースです。北側ですが陽射しが落ちるような屋根の形状になっています。飛び石設置、植栽植え込み、栗石、玉砂利敷き込みは、DIYです。

玄関ドアを開けたままでも、プライベートを確保しながらも風を引き込むように計画しました。

玄関は土足の多目的スペースです。開口は搬入口としての役割もあります。

玄関土間からリビング、コート、子供室の繋がりを望む

調理師の奥様のおいしい料理で、毎晩ご夫婦で晩酌を楽しんでおられます。キッチン奥はパントリーとなっています。手前の黒い部分は、ワークスペースです。
そこには、音響アンプやDVDデッキなどオーディオ関連を1ヵ所で収納されています。

和室は、客間にもなるスペースです。間仕切ができるようロールスクリーンが仕込まれています。

ひとつ目のコートです。日当たりの良い室内空間にするため、軒をできる限り低く抑えています。陽射しの強い夏は、コート全体にタープを掛けます。

主寝室から廊下通じて一つ目のコートを望む。また左側は二つ目のコートに面しています。

浴室は、露天風呂のような癒しの空間です。

左側は一つ目のコートで正面は二つ目のコートです。その先には主寝室が望めます。

シェアハウスのような家

●設計事例の所在地: 
熊本市南区
●面積(坪): 
37
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

傾斜壁の角度は、隣家からのプライベート確保、駐車場からの圧迫感解消、夏の日射遮蔽及び冬の日射取得から角度を決定しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

お施主様曰く、地震で倒壊した以前の家は、プライベートの確保に問題ありでした。それはリビングの大開口が南側の隣家に面し、常にカーテンで閉じ暗い室内環境でした。そこで今回家を建て直すにあたり、まずそのプライベートを意識した開口の配置を、うまく考えてくれる建築家を探しておられました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

ある家づくりの窓の位置決めで、実際のお施主の視線で調整しながら位置を決めている当事務所の工事ブログに共感され、お声掛けしていたのがきっかけです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

家族三人の家族の家になりますが、個々の生活スタイルが完全に独立されていてLDK中心の間取りから個室中心の間取りに構成されています。20年間の月日の経過は、家族の生活スタイルだけでなく、スマホなどのインフラも大きく変化し中での一つの住まい空間となっています。まさにシェアハウスのような家です。

依頼者の声: 

生活スタイルの違う家族各々が楽しんで生活されております。
何より「建ててよかった」のお施主さまのお言葉は、最高の感想です。

その他の画像: 

西側は、夏の西日対策及び風の取入れと将来隣地に建つであろう建物からのプライベートを確保を考慮した外観です。

玄関よりアプローチ空間を望む。アーチのかかったアプローチは、玄関と道路の視線をずらしている。またシンボルツリーは、その役割も持たせている。

玄関の広がりを視覚的な操作を利用して、外壁と内壁の仕上がりを同じ材質で繋げ、その流れ意識できる位置に地窓を設けています。

リビングダイニングを望む。天井は屋根勾配に合わせた船底天井です。設計段階より家具等のサイズに合わせた無駄のないスペースです。

リビングダイニングよりルーフテラスを望む。南側にあるルーフテラスは、隣家のプライベートを確保しながら太陽光が差し込みます。

内壁と外壁がつながる仕上げで、より広がりを強調させています。

キッチンは独立ですが、天井はリビングダイニングとつながるワンルーム空間です。

ルーフテラスは、隣家からの視線を気にせず利用できる屋外部屋として利用しています。ベンチは、余り材を利用したDIY作です。

2階にある一つ目の個室1です。

3つ目の個室です。玄関から直接出入りできます。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

何だか、美味しそうな色合いです(笑)

左に見えてるのは、いつものタブレット。

右にある、六角形のモノたちは、タイルなんです。

モザイクタイルほど小さすぎず、大判タイルほど大きすぎず。

小さな面積に採用するには、いいサイズ感です。

それと。色と質感。

画像だと伝わりにくいのですが、光沢がなくて、マット。

タイルって、石目柄やムラ感をつけることが多いのですが。

こちらのタイルは、ほんとに何もなくてプレーンなんです。

あまりにもプレーンなタイルって、表情がなくて、敬遠されます。

ただ。

このタイルは、形状が六角形ということと、微妙な色のおかげで

不思議と魅力的なタイルになっていました。

流行りな色合いで、単色でなく、ミックスするといい感じになりそうです。

とあるお客様が、手洗い周りの壁に採用を予定していて、

その確認のために見たのですが、想像以上によかったですね。

こちらは、床に使うための大判タイルたち。

先ほどと比較すると、面白いかもしれません。

タイルの一枚一枚をよくご覧ください。

左右それぞれに、独特のムラ感がありますよね。

特に、右側なんて、すごいかも(笑)

両方とも、石目柄ですが、モデルにしてる石の種類が違います。

どちらの石目が好きなのか。

どこまでのムラ感がほしいのか。

その辺でセレクトが違ってきそうです。

それと、こういったタイルを探すときのポイントは。。

その大きさにあります。

どれくらいのスペースに張るかによって、大きさって変わります。

例えば。

5mX5mのタイルテラスがあるとします。

そこに、どれくらいの大きさのタイルが最適だと思いますか?

経験がないと想像しにくいと思いますが。

仮に、15cm角のタイルを張ったとすると、相当ゴチャっとします。

もちろん、ゴチャっとしたいのであれば、それがベストですが、

ほどよいバランスではないんですよね。

どれくらい?

小さくても、30cm角、理想は60cm角くらいがオススメです。

逆に、1.6m×1.6mの玄関床に60cmのタイルってどうか??

タイルが2.5枚ほどしか張れないので、完全にスケールアウト。

その広さであれば。30cmから40cmくらいが程よい感じです。

そんな風に、タイルをセレクトする時は、いろいろ考えたいところ。

家づくりのパートナーである建築士さんに聞くのもいいですし。

ショールームの方にアドバイスを求めるのもいいですよ。

ちなみに。

プロの私も、ショールームにいる凄腕の方に、いつも相談してます(笑)

タイル探しって、ほんと奥が深くて大変ですが、その分楽しいです。

ぜひ、みなさんもタイル探ししてみてください。

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』の展示が会期延長となりました。
【まついハウス】が展示されています。
住宅であるとともに、絵本・紙芝居の展示、壁画家のステンドグラス、
パントマイミストの小さな公演の場をもつ建築です。
仕事における集中と生活におけるくつろぎという対照的な心の動きを
一つの建築の中でつつがなく循環する空間展開をめざしました。

場所 リビングデザインセンターOZONE 6F 特設会場 
~2021年6/29(火) 10:30~18:30 ※水曜日休館

【OZONEのメッセージ】
長引くコロナ禍、住まいについて再考される方も多いのではないでしょうか。
リモートワークによる自宅のホームオフィス化や子供の自宅学習、 長い時間家で過ごす中で心身の健康を保ち趣味の時間を楽しむなど、 みんなが家にいるからこそ個々の快適な過ごし方が求められています。
そんな新しい生活様式ともいわれる「New Normal」な暮らしをかなえるヒントは、 実は十人十色の幅広い要望に応えてきた建築家や工務店の住宅事例の中にも、 OZONE館内ショールームの商材の中にも、いくつも見つけることができます。
この展示では3つの要素:「間取り」「おうち時間」「レジリエンス」を軸に、約30のパネルや模型で紹介いたします。 これからの新しい普通の暮らし、一緒に考えてみませんか。

『OZONEが考えるNew Normalな暮らし 展』
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1019

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

現在正に位置指定道路の件で進行中の大泉学園町の家IIのお話をしようと思います!
http://ohkokk.boo.jp/ooizumigakuentyou2.html
練馬区の指導で現在、位置指定道路の近隣同意で動いている途中です。
今回の場合は現在通路という名目で関係する皆さんで生活に使ってます。しかし今回建築審査会にかけるに当たって、表題のように通行権として成り立つように関係する方々の全ての同意を実印と印鑑証明を頂きながら成り立たせなければいけません。
位置指定道路は公道ではなく私道として関係する人たちで管理しなくてはいけない道路です。
今回もそうですが…位置指定道路は皆さん一人一人が理解しながら仲良く使っていかなければ成り立たないものなのです(*^ω^*)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

モノトーンで統一されたモダンなインテリア。

木目のあるナチュラルなテイストに比べると少し冷たい感じもします。

でも。

スタイリッシュでかっこいい空間で暮らしたいという方にはフィットします。

ご主人が主体で家づくりを進める場合、多い気がしますね。

(もちろん、全員ではありませんけどね)

壁や天井は、壁紙や漆喰仕上げで、色は、ピュアホワイト。

まさに、漆喰の白ですね。

ダウンライトの枠がクリームに見えてしまうほど(笑)の白さです。

そして、表面の仕上がりは、可能な限り凹凸のないツルっとした感じ。

そう。

それこそ、漆喰をコテで押さえたようなフラットさ。

そして。

出来る限り、ラインを出さないように、窓の周りや内部ドアも白くしてます。

こちらのお客様は、壁や天井を決める際に、たくさんの白い壁紙を用意して

巾木や建具の色見本と見比べながら、一番違い色を探していました。

それと。

こちらの家の特徴は、床にあります。

そう。黒い石目にしています。

磁器質タイルも候補にあがりましたが、素足で生活されるとのことで

ビニル素材のタイルにしていただきました。

ショッピングモールや店舗の床でよく採用される素材です。

土足でも大丈夫な堅い素材で、石目の表情もなかなかよいです。

注意が必要なのは、ツヤです。

ツヤがあると、高級感はありますが、経年でツヤがなくなります。

部分的になくなったツヤ感が、劣化した感じに。。

ですので、採用するのであれば、ツヤを抑えたタイプがよいでしょう。

こちらは、別の家になります。

先ほどよりも、細かな部分にもこだわりがあります。

間接照明をライン状に入れたり、スリット窓をアクセントにしたり。

ミニマルなデザインで統一しています。

チラッと見えているイナズマ階段が、オブジェのようで美しい。

それと。

こちらの床ごご覧ください。

少しわかりにくいのですが、こちらも磁器質タイルではありません。

先ほどと同じくビニルタイルなんですよね。

画像ではわかりにくいのですが、ツヤのないタイプ。

グレイッシュな床なので、ブラックの家具が映えます。

ちなみに。

こちらの家って、10年以上も前に竣工してるんですよ。

全く古びれた感じはないですよね。

モダンなデザインは、時を感じさせないのも魅力の一つです。

最後に、こちら。

ソファの黒が引き立ちます。

インテリアのほとんどを、白で統一しています。

床は、ビニル素材ではありませんが、ツヤが消えにくいタイプ。

5年点検でおじゃました際には、まだまだツヤもあり。

イメージは、このままの雰囲気でした。

当初は、ご主人がクイックルワイパーを常に持ち歩いていたそう。

ただ。

最近は、ルンバが大活躍しているそうです。

モノトーンでまとめた、スタイリッシュなインテリア。

そんな空間の中で過ごす日常って、かっこいいですね。

実は、単に色をモノトーンにするだけでは、ご紹介した雰囲気にはなりません。

どうしたらいいのか。

それは、企業秘密です(笑)

いろいろ画像を見ながら、勉強してみてください。

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

住宅の設計において、外観の色はとても重要な部分であると言えるでしょう。

内部と異なり、外観は周囲の家々や道路を行き交う人たちからも見られるため、街並みとの調和も考慮しなければいけません。

もちろん建て主さんの希望する色もあると思いますので、外壁の仕上げ材の選択と共に色はより慎重に決めていく必要があります。

ただし、色を決めるうえで、その住宅が建つ場所と周辺環境は、決定要因になりえます。

近くに交通量の多い幹線道路がある場合には、排気ガス等による汚れが目立たないよう黒色やシルバー色、グレー色を選択することは有効です。

また、京都市中心部のように条例で外壁の色に規制がある地域もあり、統一感のある街並みを形成することは、その土地に家を建てて住む人々すべての責任と義務です。

たとえ外壁の色に関して規制が無くても、好みだからと言って街並みに合わない原色系や目立つ奇抜な色を外壁全面に施すようなことは、決してあってはならないと私は思います。

ちなみに写真にある住宅は、さきほど書きました京都市に建つ木造三階建てで、周囲の街並みを考慮して1階部分の左官仕上げ(湿式)と上階部分の板金仕上げ(乾式)の色を決定しました。

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