住宅密集地では、採光と通風のために設置する窓の大きさと位置について十分な配慮と検討が必要です。
民法上、外壁面は敷地境界から50センチ以上離すことになっているので、少なくとも隣家との距離は1メートル以上ということになりますが、それでも採光はほとんど期待できませんし、隣家の窓の位置や大きさを考慮しておかないと、窓を開けたらお隣さん家の窓が正面にあるなんてことになりかねません。
一方で、住宅密集地では防火地域や準防火地域に指定されているエリアが多く、延焼の恐れのある部分(1階部分は敷地境界から3m、道路の中心から3m、2階部分はそれぞれ5m)にかかる窓(サッシ)については防火設備と呼ばれる高いグレードの窓(サッシ)にする義務があるため、窓の数が多いほどコストもかかってしまいます。
したがって、窓の数は極力絞って効率の良い採光と通風の確保が出来る間取りが住宅密集地では重要になってきます。
住宅密集地といっても、たいてい建ぺい率が50%か60%ぐらいなので、建てられない残り40%~50%を有効に活用して、接近して建っている隣家から距離を取った外部空間(中庭や坪庭など)に面した窓から採光と通風を確保したり、天井の高い吹き抜けを設けて窓を吹き抜け上部に設ける手法が効果的です。
さらに、外壁面の窓だけではなく天窓(トップライト)を設けることも住宅密集地では有効です。
また、外壁面に設置する窓でも壁際に縦長のスリット窓や、天井際に横長のスリット窓を設けることで、壁面や天井面に光が当たって広がり、窓の大きさ以上の明るさが確保出来る効果があると同時に、プライバシーとセキュリティの面からもいいのではないでしょうか?
擁壁のメンテナンスで気をつけないといけない点がいくつかあります①水抜き穴が3㎡に1ヶ所ついているかと思いますが、そのパイプの中に土砂が入って目詰まりしていないかどうか 定期的に清掃を心がける必要があります。
②コンクリートの擁壁なら特にひび割れなどが目立ってくることがありますがそのひび割れの幅によって補修方法が変わってきますのでよく注意が必要です。
その他擁壁の種類によってメンテナンスが変わってきますので気になりましたらお気軽にご相談いただければと思います
一級建築士 南俊治
自然が色濃く残り、2階からは、京都市内の夜景が見られるという、魅力的な敷地です。LDKからは、紅梅・白梅を間近に見ることができます。
この場所で、どのような空間、設備、雑貨などに囲まれ、どういう暮らしをしたいのか。明確で、詳細なイメージをお持ちだったご家族との打ち合わせは、楽しく、そしてシンプルでした。
「できないんだったら、コレをやめてこうしましょう」予算や諸条件のため、実現が難しいことに対する対処は、いつも即答でした。
良い大工さん、そして良い職人さんたちに恵まれ、素敵な住まいができあがりました。
軒の出・けらばの出を 面積の許す限り深くした外観。雨の日は、円錐形のクサリ縦樋から水の流れを感じることができます。
LDKの木製サッシとガラス壁。当初、ほとんど全ての壁がガラス張りで、屋外の木々、風景が見られる設計でしたが、適度に壁がある、落ち着いたデザインになりました。
LDKは、畳コーナーを含めて約21畳の広さです。キッチン横には、将来クッキング薪ストーブが入る予定。奥には、小上がりの畳スペースがあり、書斎として使います。
主寝室バルコニーの屋根越しに稜線が望めます。
土間仕上げは、修学院離宮 隣雲亭の一二三石を写しまねたもので、床のベースは、三和土ではなく、モルタルです。
一二三石(ひふみいし)とは、一つ・二つ・三つと小石を散りばめて仕上げる、土間の施工方法。
浴室からも屋外の植栽がよく見えます。白いバスタブ、白いタイル、綺麗です。
青空に白いモダンな外観が映えますね。
2階バルコニーから屋上へと延びている
鉄骨の階段が印象的です。
ハコ型のモダンなデザイン。
シンプルですが、流行に左右されないので、
10年後に見ても、古めかしい感じはないでしょうね。
外壁は、ジョリパットという塗り壁。
左官屋さんに、しっかり押さえてもらっているので、
マットでフラットな仕上がりになってます。
インテリアはどうかというと、こんな感じです。
外観のモダンな印象とは少し違っていて、
天井にレッドシダー、床にアカシアの無垢材を使って、
木目の印象が強くなってます。
その樹種ゆえに、木目自体に表情があるので、
少々荒々しい印象ですが、それがまたいいですよね。
その中に、宙に浮いたようなデザインの
ブラックのキッチンがアクセントになってます。
ちなみに。
このキッチンは、パナソニックのラクシーナというシリーズ。
とてもかっこいいんですけど、パナソニックでは、
中位グレードで、さほど高くなかったりします。
高いからかっこいい。
というわけでもなくて、しっかりセレクトすれば、
かっこよく見せることもできるんです。
そういえば。
リビングダイニングを、勾配天井にしています。
高いところで、4mほどになることと、
特注のサッシを使って、南に向かって大きな窓を
設けていますので、開放感がありますね。
レッドシダーの流れ方向を、勾配方向にしたので、
視線が高い方へと流れていくため、より高く見えてます。
ただ。
左側(北側)の天井高さは、1.9mほど。
えぇ?と思われたかもしれえませんね。
この家の敷地は、とても厳しい法規制のエリアなので、
建物の北側に高さに制限があって、この高さが最大なんです。
天井低いところは、収納にしてしまうことも考えたのですが、
思い切って、LDKの一部にしました。
理由は。
その低さがあるからこそ、高い部分が、より高く見えるから。
漠然と全体が高いより、強弱があった方が際立ちます。
実際、立って生活することって、あまりないので、
この天井高さは大正解でした。
開放的な空間の中で、ゆったりと暮らす。
っていいですね。
他にはない、たった一つの家づくりを通して、
豊かな未来の実現をサポートしています。
・瀬戸内海を一望できる小高い丘に計画されたグループホームである。 南向きに面するバルコニーは当施設の最も特徴を現したとこりであり、今にも客船が船出しようとしているイメージを表現した設計になっています。
・瀬戸内海に面する南面を生かした計画にすること。
・過去の建築のデザイン及び病院、福祉施設の実績
・南面のバルコニーを出来るだけ広く取り最大限に利用価値を高める事。又中廊下の部分から瀬戸内海が望めるように配慮すること。
・瀬戸内海が一望できる事が何と言っても「素晴らしい」との一言。
・施設を北から南に向けての眺望。
・居間兼食堂
・レイアウト図面
・バルコニー
建物外観写真
渋谷区の幹線道路からほど近い立地の住宅です。内部は容積を最大限生かした間取りとしています。耐火木造の住宅で、1時間耐火・省エネ等級を満たすため一部分離発注方式を採用しコスト低減に努めています。
ファサードになります。内装 インテリアデザイン事務所Hajikami 谷脇氏とのコラボレーションにて
・近隣に無い広さのホテルとしています。・1ルーム最低35㎡~・平均でも50㎡以上・一番広い部屋は100㎡超としています。・身障者対応の部屋も設置しました。
客室内部 1
客室内部 2
客室内部 3
ホテルのファサードになります。
・建設当初はインバウンド中心の宿泊客メインでしたが、最近は国内向けにシフトした客層にて運営しております。・ 内装 インテリアデザイン事務所Hajikami 谷脇氏・外装 アソトシヒロデザインオフィス 阿蘓 俊博氏とのコラボレーションにて
客室内部
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直接ご連絡いただき、更に具体的で分かりやすい解答に、ご提案感謝致します。事前に考え期待していた内容以上の対応にありがたいです。もっと言わしていただければ、...
こんばんはご連絡ありがとうございます!御社を含め数件のご連絡を頂き、まだはっきりと家族間ではまだ話し合いも進んでいません。ご依頼する、...