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昨日は、雑貨が大好きな奥様とのお話をしました。

そのお話から連想して、雑貨から考える家づくり
っていうのも面白いなってお話でした。

とはいっても。

小さな雑貨一つではイメージが広がらないので、
いくつかの雑貨から世界観を引き出して
発想を広げていくことが大事かなって思ってます。

今日は全然違うお話。

先日、とある家づくりの打ち合わせで、
お客様と話題になったことについてです。

「住宅展示場って、参考になりませんよね?」

そんな問いかけから始まりました。

住宅展示場っていうと。
大手のハウスメーカーが、これがオススメ!
という理想を実物としてつくり上げた家が
立ち並ぶ場所です。

オススメ!を提示するわけですので、
中途半端な家ではなくて、結構気合入った
建物になっているはずです。

一定期間で、建て替えもしますので、
その時代に合った最新になっています。

おそらく、家づくりを考えてる方で、
ハウスメーカー以外で家づくりする方は、
家づくりのパートナーを決める前に、
まず第一歩!ということで見学に行く場合が
多いようです。

いろんな家を一気に見れるわけだし、
どんな家が好みなのかを知る意味では、
とても参考になる場所ですよね。

ただ。
見学して、話を聞いて、提案してもらって
金額を見て、後ずさりするなんてことが
よくあります。

その後、工務店や設計士を選定されると、
そのまま家づくりを進めていくと、
住宅展示場に行くことってないでしょう。

そもそも。
住宅展示場の家って、規模が相当大きいので、
素敵かもしれないけど、リアリティを持てない
ということが理由なんですよね。

もちろん。
同等規模の家づくりをする方もいるので、
そういう意味では参考になるかもしれませんが。

少し話を戻しますが。
問いかけをされたお客様は、延床面積が35坪
ほどなので、確かに100坪近い家のスケール感では
イメージができないので、最初の問いかけに
なったんだと思います。

でも。。
私は、そうは思っていないんですよね。

もっと、頻繁に、いろんな住宅展示場へ
行ってみるといいと思っています。

どうして??って思いますよね。

明日、それについてお話していきます。

館山の古民家改修

●設計事例の所在地: 
千葉県館山市
●面積(坪): 
175
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

かつて房総半島、安房地方に多く建っていた「分棟式民家」。
居間や座敷など床の上にある部屋と、火を使うかまどや囲炉裏がある土間が別棟になっている民家のことをいいます。屋根は鋼板で葺いてありますが、下に茅葺き屋根が残っています。
現存する貴重な茅葺き屋根の分棟式民家であるので、重要な部分は残しながら現代の生活を快適におくれるように工夫しました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

伝統構法の家を建てたいということで、石場建てにしたいというご希望だったので、それならば古民家を探してはどうかとお勧めし、物件探しからお手伝いしました。
何軒かあたっているうちに幸運な出会いが訪れました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

県内で伝統構法が手掛けられる建築家を探していた。設計事例のデザインが感じが良く、施主直営という工事手法にも興味があった。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

地域の伝統を象徴するような貴重な民家なので、その型をのこしつつ現代的な生活に適応するように工夫しました。お施主さんは断熱や利便性にそれほどこだわらないとうスタンスでしたが、特に傷んでいた母屋と土間棟のつなぎ部分を大きく改修して現代的な水回りを設け、床下や寝室の壁には断熱材を施工しました。
土壁の大部分をDIYで竹小舞から作り直し、左官職人の手で仕上げました。

その他の画像: 

土間棟を玄関として、一部に床を張って囲炉裏を設置。
玄関戸は古い蔵戸を利用している。

土間入口に蔵戸を取り付けて玄関としている。
上部には茅葺き屋根が見える屋根裏部屋がある。

刷新した水回り。組子細工の窓の内側は洗面、浴室、トイレ。

作り付けの木製キッチン。

仏壇、神棚、押し板の三点セットを残した居間。
床板は畳の下に張られていたものを利用。

座敷。既存の土壁は健全だったので仕上げのみ土塗りでやりなおしている。

室内化された縁側というのは現代の暮らしにうまく利用されいず、物干し場や物置になってしまっている場合が多い。より古い形の濡れ縁に戻すことで軒下空間で庭との関係を楽しめるようにした。

この部分は改修前は室内化された縁側になっていたが、痕跡の調査の結果、儀式用の玄関である「式台玄関」であったことがわかった。
式台玄関風の濡れ縁に改修することで、座敷と庭がよりダイレクトに繋がるようになった。

土間棟二階の屋根裏部屋。根曲り材を使ったダイナミックな空間を楽しめる。

居間から水回り、土間棟方向を見る。

地下のある家

●設計事例の所在地: 
大阪府豊中市
●面積(坪): 
63坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

計画のコンセプトは、主棟の北側に「竹の庭」を、地階から2階まで、垂直に3層をつなぐ外部空間として造型する考えが核となっています。基本計画中に幾度もプランは変遷しましたが、ここの考えは最後まで変わらず、これにより各階の北側にも焦点ができて、住まいの中心である1階の広間(LD)も、南北に開く伸び伸びとして気持ちのよい空間になりました。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

施主は省エネルギーに関心が高く、当初から次世代省エネ基準を満たす高気密高断熱型の住宅として考えました。ただ機能的・設備的な要望が多く、その取捨選択に手間取り、設計者としては空間デザインをどうするかが重要ですが、それ以前に機能的な室配置や機器の扱い、予算調整に難渋し、本格的に基本設計を始めてから、計画がまとまるまでにまる一年以上かかりました。

その他の画像: 
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昨日までは、50歳を迎えて暮らし方を変えたい。
そんなご夫婦をもとに、何をどう考えるといいのか
について、いろいろお話しました。

もっといろいろ具体例に聞いてみたい!
なんて声もいただいてるので、考えてる人
多いのかもしれませんね。

そんな話をしつつも。。
今日は全然違うお話です。

先日、7年ほど前に家づくりをご一緒したお客様
(奥様)から、連絡をいただいて、お話しました。

このお客様。
家のアチコチに飾られてる雑貨たちが、
なんともかわいらしく、素敵なんです。

センスのいいご夫婦だなって思ったりしてました。

これらの写真って、竣工記念写真なので、
住み始めてから1年ほどなので、最初のうちだけ?
って思ったかもしれませんが。。

7年ほど経過した家におじゃましましたが、
当初より、もっと素敵な雑貨たちに囲まれてました。

どんどん増えてるというよりは、季節で入れ替えたり
しているそうで、ゴチャついてなく当初の写真みたいに、
スッキリしているのも、素晴らしいところですよね。

奥様は、雑貨がとても好きということなので、
なるほどと思ってしまいますね。

そうそう。
久しぶりのお会いした奥様とお話したこと。

お子様が保育園に行くようになって、
少し時間ができるようになったそうで、
社会復帰をしていきたいとのこと。

もともと、インテリアとかはお好きだったのですが、
家づくりを通して、インテリアに関わる仕事を
してみたい!とのこと。

何だかそういうのって嬉しいです。

全く知らない業界なので、どんなふうに進めていくと
いいのかを相談していただきました。

具体的なお話は。。。秘密です。(笑)

それはさておき。
実は、奥様とのお話で、ふと思ったことがあります。

家を構成する要素って、いろいろです。

キッチンとかから、壁紙や床仕上げとか。
つくりこんで固定されていくものがあって。

それ以外にも、ソファやダイニングテーブル、
冷蔵庫等の家電ですよね。

その辺は組み合わさって、家の雰囲気ができてきます。

ここまでで、家の雰囲気づくりはできますが。。
雑貨や絵画なんかも、雰囲気作りにとても貢献します。

というか。
先ほどの奥様みたいに、雑貨が大好きで、
素敵に飾ったりすると、その雑貨がインテリアの
雰囲気を演出してくれるようになります。

何を言いたいのかというと。。

雑貨たちが持つ世界観があって、その世界観を
もとにした家づくりがあってもいいのでは?
なんて思ったんですよね。

雑貨(の世界観)から考える家づくり。

何だか、魅力的な家づくりになりそうです。

そんな家づくりをしてみたい!
という方がいたら、一緒に実現してみましょう!

守山の家

●設計事例の所在地: 
名古屋市
●面積(坪): 
30坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地の端から端まで約5mの高低差があり
宅造規制区域内のため大きな段差をつくると造成費が高くなってしまうため
1m以内の高低差と30度以内の法面、スキップフロアなどで対応しながら断面設計をすることで
基礎工事と造成工事の費用を抑えました。
眼下に広がる景色を楽しむため、LDKを2階にして、様々な位置に開口を設けたり、床の段差をつけたりすることで1つの空間の中で異なる過ごし方ができるプランにしました。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

傾斜地に建築をするのが夢だが建築の総工費はできるだけおさえたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

土地探しを一緒にさせて頂いたことと、
これまでの弊所での施工実績がイメージに近いとのことでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建物内に無駄なスペースをつくらないように、ロフトであったり収納であったり居室であったりと
できるだけ空間を有効に使ってほしいとのことで
スキップフロアを採用して床下収納やロフトなどを中間階などに設けました。

依頼者の声: 

LDKのどこにいても気持ちがよく楽しく暮らせています。

南からの気持ちの良い風、軒による夏の日射の遮蔽、左官仕上げの壁による室内の空気環境などにより、エアコンをできるだけ使わずに快適に過ごせています。

その他の画像: 

階段室から見るLDK全体

小上がりから見るリビング方向

左官仕上げ

キッチンから見る外の景色

ホールから見る玄関
壁の仕上げは珪藻土

1階は水周りと子供部屋があり階段で降りることにより
敷地の高低差を処理している

I-4546、高齢者向けのデイサービスを古民家で開所したい(千葉県)

ユーザー イガラシ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
千葉県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

はじめまして。
千葉県在住の***と申します。
高齢者向けのデイサービスを古民家で開所したいと考えているのですが、古民家は市街化調整区域に多くあり、良いと思う物件を見つけても調整区域となることが多く断念しておりましたが、今回、こちらのホームページに辿り付き、可能性を感じることができました。
具体的にご相談をしたくお話しを伺えればと考えております。
よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

子供が独立して夫婦で暮らす。

そんなタイミングに、食洗機が壊れたことで
リフォームを検討し始めたご夫婦を事例に
いろいろお話しています。

設計士に依頼すると、デザインだけではなく、
現場のチェックもしてくれるので、安心。
間取りを変えるリノベーションの時はなおさら。

しっかり工事をしてくれてるか、第三者的に
チェックしてもらえることは大事ですよ。
そんなお話でした。

今日はその続きをもう少ししておきます。

現場の時、よくあることなんですが。。
工事中の様子を見てみたら、変更したいや
棚等の追加をした箇所が出たりします。

工事が短いリフォームやリノベーションでは、
その対応って、厳しいことが多いです。

工事サイドから考えれば、段取りが狂うことや
手間が増えることを避けたいと思うでしょうから。

ただ。全くダメなのか、可能なのかって、
わかりませんよね?

そんな時に、工事の進捗を把握している設計士が
いれば、本当に無理なのかどうかはわかります。

なので、もしかしたら、変更ができることも
あったりするわけです。

それに、変更に伴う費用も精査してくれます。
適切なのかって、わからないでしょうから。

昨日と今日の話からすると。
デザインはもちろんですが、工事のことを踏まえて
設計士がいることって大事なんですよね。

それと、少し話は変わりますが。

50歳を過ぎた方々のお話を聞いてみて、
共通していることがあります。

リノベーションでいろいろ検索すると、
おしゃれな雰囲気の会社がたくさんあるけど、
なんとなく、若い方たち向けな印象で、
自分たちの今後の暮らしにフィットしないかもと。

逆に、シニア向けというと、おしゃれ感が
あまりないように感じるということでした。
(もちろん探し方にもよりますが)

リノベーションをご一緒したお客様が
同世代の設計士さんでよかったです!
っておっしゃっていた意味が、よくわかります。

世代で分けて語るのは好きではないのですが、
同じ世代ですと、同じ時代の価値観を持ってるし
子供の年代なんかも同じくらいになるので、
リアリティをもって関わってくれるでしょうから。

もちろん。
流行りの若い方向けのデザインとか、
シニア向けのデザインがお好みでしたら、
適切ではありませんけどね。

50歳を過ぎた頃から暮らしを見直す。

そんなタイミングになった方の参考になればいいな
って思います。

この話はここでおしまいです。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

離れは日本の伝統的な建築で、母屋から少し離れた場所に設けられる別棟です。離れは、客間や趣味の部屋、書斎、ゲスト用の部屋として利用されることが多く、建物全体にプライバシーと静寂をもたらす役割があります。

いくつかの離れの建築事例をご紹介します:

草屋根の離れ:
自然に溶け込むように設計されたもので、草屋根や土壁など、自然素材を活かしたデザインが特徴です。離れが庭と調和し、緑豊かな景観の中で落ち着いた雰囲気を醸し出します。

回遊性のある庭と繋がる離れ:
庭園をぐるりと回遊できるように、離れを庭の奥まった場所に配置し、自然の中を歩きながらたどり着けるよう工夫された設計です。庭を一部屋と見立てた設計で、季節の移ろいを感じられます。

一級建築士 南俊治

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

AI検索エンジンのFelo AIが便利です。
https://felo.ai/ja/search

質問などを入力すると、インターネット上を検索してまとめた文章を表示してくれます。
 
さらに簡単にマインドマップを作成してくれます
  
試しに「隈研吾さんについて教えて下さい」と入力すると下記のような結果になりました。
マインドマップも掲載します

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隈研吾(くま けんご)さんは、日本を代表する著名な建築家であり、1954年に神奈川県横浜市で生まれました。
彼は東京大学で建築学を学び、1979年に大学院を修了しました。
その後、1985年から1986年にかけてコロンビア大学で客員研究員として活動し、国際的な視野を広げました。

経歴と業績

隈研吾建築都市設計事務所の設立:
1990年に自身の事務所を設立し、以来、多くの重要なプロジェクトを手掛けてきました。
彼の設計スタイルは、自然素材を多く使用し、環境に調和した建築を追求することが特徴です。

教育者としての活動:
隈さんは、慶應義塾大学教授を経て、2009年から東京大学の教授として教鞭を執っています。
現在は特別教授および名誉教授として、次世代の建築家の育成にも力を入れています。

代表的な作品:
彼の代表作には、2019年に完成した東京オリンピックのための国立競技場や、V&Aダンディー(スコットランド)などがあります。
これらの作品は、彼の「和」の美学を取り入れたデザインが評価されています。

建築哲学
隈研吾さんの建築哲学は、自然との共生を重視し、地域の文化や環境に溶け込むようなデザインを追求しています。
特に木材などの自然素材を使用することで、温かみのある空間を創出し、利用者に心地よさを提供することを目指しています。

隈研吾さんは、国内外で数多くの賞を受賞しており、彼の作品は世界中で高く評価されています。
彼の建築は、単なる構造物ではなく、地域社会や環境との関係を深める重要な要素として位置づけられています。

I-4545、がけ地への注文住宅(愛知県)

ユーザー はと の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

相談内容→→がけ地への注文住宅
予定地→→→日進市
土地→→→→未所有
総予算→→→7000万円
 
詳細
現在、愛知県で注文住宅を検討しております。夫婦両者の通勤時間の関係で、ある程度場所は限られています。その中で立地&ロケーション&価格が魅力的な土地を見つけました。
しかし、その土地はがけ地であり、最大高低差が5.5mあります。この土地に擁壁などをするだけで数百万以上かかる&安全性を確保することができるのかが不明という2点で悩んております。
法律&条例遵守、安全が第一は最重要です。そのうえで基礎一体擁壁や地下室、スキップフロアなどを用いて擁壁費用&造成費用を安く抑える方法を知りたいです。
また、建築家としてお付き合いしてらっしゃる工務店があると思います。
お付き合いのある工務店をなぜ選んでいるのか。
参考程度に教えていただければ幸いです。
ご検討よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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