ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

まず、深い軒とはどのくらいの長さのことを言うと思いますか?
おそらく90センチ(3尺)程度以上のことを軒が深いと感じるでしょう。 

軒の深い家の日当たりで最も対照的なのが、南面の夏至と冬至です。
日本には四季があり、春夏秋冬で太陽の高さ(太陽高度)が大きく異なります。 
(ただし、春分の日と秋分の日は、同じように真東から太陽が昇り、真西に沈みます。) 

夏の時期は太陽の位置(南中高度)が高く、強い日差しが照りつけて紫外線も強いです。
いくら日当たりがいい家と言っても、夏の日中に南面から陽射しの強い直射日光が屋内に射し込むと、床のフローリングや畳をはじめ、家具や絨毯等のインテリアも色褪せて痛みやすく、良いことはありません。 

ちなみに夏の京都を訪れると、古い町家の軒先に簾(すだれ)が吊るされている光景をよく目にしますが、これも特に暑い夏の京都における直射日光を遮るための先人たちの知恵です。 

しかし、あまり軒を深くしすぎると、太陽高度が低くなる冬の季節になっても軒が太陽の光を遮ってしまい、屋内まで届かなくなってしまいます。 

したがって、軒の深さは太陽の光を必要とする冬の時期を念頭に入れて適切な寸法にするのが良いでしょう。

中庭を囲む2世帯の住まい

●設計事例の所在地: 
埼玉県鶴ヶ島市
●面積(坪): 
60坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

外観
撮影:鈴木喜一

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

広い敷地のなかの一画に建てた住まいです。
中庭をはさんでお互いの気配が感じられる2世帯です。
温かく伸びやかな空間を和風外観の中にまとめました。

その他の画像: 

中庭よりの外観
左側が子世帯、右側が親世帯、中央が共有スペースです。
撮影:鈴木喜一

玄関
撮影:鈴木喜一

玄関ホール
撮影:鈴木喜一

座敷
撮影:鈴木喜一

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

土地の所有者が建設した幅員4m以上の道を位置指定道路(1項5号)といいます。
特定行政庁(23区の場合は各区)が許可してその所在の指定をしたものです。
「住宅地にある公道の裏路地で、すっきり整備された道路」というイメージです。
この道路の場合には私道しかありえません。もしその持ち分の権利があれば
そのデメリットとは、道路の所有者ですので、整備負担が、持分の分だけ負担
しなければならない可能があります。たとえば、道路のアスファルトの劣化で、
将来の舗装しなおしなどの負担です。下水道の破裂などの修理があれば、
持分比率で対応する必要があるかもしれません。
冒頭のタイトルは「持ち分のない位置指定道路」ですから上記のデメリットは
解消し逆にメリットになります。デメリットになることはあまり無いのではないでしょうか?

一級建築士 南 俊治

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場ですね。

昨日、定例打合せと合わせて、構造の検査を実施しました。

こちらのブログで、何度もお伝えしてますが。。

この構造の検査って、とても重要なことの一つです。

だって。

壁や天井を張ったら、見えなくなってしまいますから。

この段階で、しっかりとチェックしておかないと、

せっかくの耐震性能担保できませんので。

この写真でいくと。

バッテンがいくつかありますよね。

適正な位置に、入っているのか。

バッテンの裏側には、板が張ってあります。

この板も、構造用合板という、構造に重要な要素です。

さらに。場所を拡大して。

ごく一部なんですが。

基礎から立ち上がってきた鉄の棒と柱が金具で止まってます。

これ。とっても大事ですから。

ホールダウン金物っていいます。

その横。

先ほどバッテン(筋交い)の端部ですが、金物で固定されてますよね。

金物の種類も、留め方もすべてチェックが必要ですので。

これ。

一部じゃだめですから。

全箇所、設計通りなのか確認が必要です。

毎回なんですが。

工事している大工のチェック。

それを管理してる現場監督のチェック。

施主の代理として監理してる工事監理者(私)のチェック。

第三者機関のチェック。

いつもは、大工さんのチェックは抜いて(工事してる方なので)

トリプルチェックになるんですよね。

同じ設計内容なんですが、複数の目でチェックすることで

ミステイクをなくすことができますから。

ちなみに。

私のチェックがなくなるだけでも、その精度は下がります。

特に、設計者でもあることが多い工事監理者が、

施主の代理として、チェックすることに、とても意味がありますよ。

そうそう。

それと、同じくらい大事なことは。。

詳細な構造計算をしているかどうかってこと。

チェックするにしても、もともとの構造図面が

しっかりとした根拠に基づいてなければ。。。

実際、木造2階までは、詳細な構造計算が必要ないので、

簡易計算で済ますところも。。

仮に計算していても、計算上成立してるだけで、

自分なりの基準を持っていないため、

ねじれが発生しやすい建物になってることもあります。

私が設計する家で、職人からよく言われることで。

「ナイトウ先生の家は、基礎がゴツイし、筋交いも多くて大変」

です。

一般的にどうなのかって、想像つきますよね??

でも、私の設計は、オーバースペックだとは思っていません。

ほんとの意味で、地震に強い家にするには、

ある一定の基準が必要だからです。

しっかりした根拠に基づいた設計図。

それをその内容通りにできてるかチェックする体制。

とっても大事にしています。

そうそう。

よく、構造見学会とかいって、実施しますよね。

もちろん、その会社がどんな工事をするのかを見るのは

意味ありますが、どんな「構造」を意図しているのかまでは

読み取ることができないはずです。

なんとなく。なんでしょうね。

今日はちょっと厳し目の内容でした(笑)

アパートメントUR

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
14
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

アパートメントUR

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

アパートメントUR

その他の画像: 

洗足の家

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
38
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

洗足の家

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

洗足の家

その他の画像: 

アパートメントM

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
150
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

アパートメントM

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

アパートメントM

その他の画像: 

邑楽の家

●設計事例の所在地: 
群馬県
●面積(坪): 
30
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

邑楽の家

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

邑楽の家

その他の画像: 

H bakery

●設計事例の所在地: 
北海道
●面積(坪): 
15
●建物の種類(大分類): 
商業施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

H bakery

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

H bakery

その他の画像: 

宮の坂の家

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
27
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

宮の坂の家

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

宮の坂の家

その他の画像: 

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