ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 照明器具のお話です。今回はアッパーライトです。写真のように地面や床に埋め込まれて上部に明かりを放つ器具、あるいはそのような明かりのことです。別に埋め込まないで使うスポットライトのようなものもありますが、アッパーライトの器具というと写真のようなものを言います。写真では、御影石の踏み石と並べて設置されていて、光は柔らかく壁面に当たります。このような器具は、間接的な光になりますからこのように壁面の前などに使うと効果的です。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 「うなぎの寝床の間取り」ということですが、これは間口が狭くて奥行きが深い(長い)建物や場所のことを言います。言葉の由来は存じませんが、鰻の細長い体型からでしょうか、鰻は細長いところに潜んでいるということからでしょうか。細長いといっても一概に言えませんが、概ね間口に対して奥行きがその2倍以上あるものをイメージしていただくとよいと思います。
 京町屋などでは、間口が2間(3.6mくらい))とか2間半(4.5mくらい)の間口のものが比較的多くあります。このようなものは、外部空間の庭は一番奥にあったりします。
 現在の建築基準法では住宅の居室に採光といって一定の光が入るように規定されていますので、このような細長いものは採光を満たすことが難しくなります。そこで、設計者はいろいろと工夫を凝らします。奥行きの中間に採光を兼ねた中庭を設けた間取りなど、各方面から検討を重ねていきます。また2階建てや3階建てになると、階段が必要になりますから、その位置や形状にも検討を重ねます。このような課題に挑戦することは建築の設計を仕事としているものにとっては、楽しくて仕方のない作業です。
 どうか、間口が狭すぎるからと言ってあきらめずに、そのような敷地でもいちど建築設計専門家にご相談されることを強くお勧めしたいです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

うなぎの寝床の間取りのお題にふさわしいこの物件…学園東町の家を紹介したいと思います!
http://ohkokk.boo.jp/bukkengazou/gakuenhigasimati.html

この家の敷地は模型の形状通りたいへん細長い敷地です…こういう間口が狭く奥行きが長い場合には中庭を間に挟む方法がとても効果を発揮します(^^)
どうしても奥行き方向に部屋がつながってしまう現象が起きてしまいます…そこで空の見える吹き抜けの中庭を間に突っ込むことで家の中に光、風、季節を取り込むことができるようになります。とても良いと思いませんか?(^^)/~~~

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 高基礎というのは、通常よりも基礎の高さが高いものを言います。一般的に木造住宅の基礎高さは住宅金融支援機構の基準に応じた高さにしているところが多いと思いますので、そうなると地面から40cmが通常と考えられます。で、高基礎はこれよりも高く作るものを言うわけです。水が出るような地域、あるいは積雪のことを考えて基礎を高くするといったことがあります。このようにすると1階床下がちょっとした空間ができるということになり、ここを収納のように設計する場合があります。
 深基礎(別途ブログの小文をご参照ください)と同じように、通常の基礎よりは施工費が上がるということにはなります。

I-2502、工事の確認と報告業務(神奈川県)

ユーザー ラン母 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

神奈川県の中古アパート(6戸)をサービス付き高齢者向け住宅(登録済み)に改修する工事の施主です。設計監督をしていた一級建築士が健康上の都合で仕事ができなくなりました。改修工事自体は工務店との請負契約の下、竣工に向けて6~7割進んでいます。このあと国交省補助金の交付(申請手続きは完了しています)のために、計画通りに工事が完了していることの一一級建築士による確認と報告が必要になります。この工事の確認と報告業務を退任した建築士のあとを引き継いでやっていただける方を探しています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-2501、実家を建て替え(兵庫県)

ユーザー キハラ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

初めまして、当方大工をしてましてこの度実家を建て替える事となりました、設計は出来る免許がございませんので、お願いしたいと思いメール致しました。
申請等、設計全てやって頂きたいと思っております、
大まかな図面は作ります。費用等を教えて頂きたいと思いますので宜しくお願い致します。
神戸市**です。家の大きさは20坪前後、古家を取り壊し更地状態からです、宜しくお願い致します
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-2500、既設平屋建て事務所に2階増築(北海道)

ユーザー トオル の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
北海道
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

既設平屋建て事務所に2階増築 木造 65m2
平面図、立面図は、作成済みです。
ほか、確認申請に必要な図面の作成と
建築確認申請代理手続きを依頼したい
と思います。
私は、工務店で、施工監理資格は、
あるのですが、
建築士が不在の為、申請手続きをお願い
できないでしょうか
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場ですね。

日差しが強すぎて、室内が暗く見えてますが、

実際は、相当な明るさなんですよ。

しかし。

気持ちのいい開放感です。

1.5階ほどの高さのおかげですね。

ハイサイド窓(高窓)からは、

日中ずっと光が差し込んで

LDK全体を光で満たしてくれそうです。

昨日、こちらの現場にて、お客様と待ち合わせ。

進行状況を一緒に確認してきました。

外壁も工事が進んできていて、

そのかっこよさに、二人で感動していました(笑)

内部も、この通り、ずいぶんと進んできてるので、

そうとう楽しめるわけです。

早く竣工しないかなぁ。

なんて話をしながら、眺めてきました。

ただ。見学だけでもないんですよ。

工事サイドからの確認事項があって、

それらをしっかりと確認もしたんです。

いろいろとその場で意思決定していただけて、

とてもスムーズに進みました。

次回は、外壁が完成してるころ。

ほんと、楽しみで仕方ないですね。

昨日、こちらの家で、一年点検の手直し工事があって、

その確認に行ってきました。

現場に行ったりしてたので、抜けている間、

工務店にしっかりと工事してもらいました。

チェック事項を、一つずつ、皆で確認しました。

概ねはOKだったのですが、

一部再検討事項が出てきたので、

工務店が是正方法を検討し、方針決定したら、

工事をすることになりました。

中途半端にせず、しっかりと工事しておきたいですもんね。

次回で、しっかり工事完了させたいですね。

夕方からは、とある家づくりの打ち合わせへ。

実は、昨日、設計のご契約だったんです。

土地探しからご一緒したのですが、

ラッキーなことに、すぐに土地が見つかって、

あれよあれよという間に、設計スタートになりました。

契約の後、さっそくですが、

第一回目の打ち合わせを開催。

間取りの話を中心にお話しました。

事前にしっかり考えていただいているようで、

いろんな意見を出してもらえて、いい流れでした。

これから毎週のように打ち合わせを進めていく予定です。

焦らず、でも、スピーディーに。

納得していただきながらら、進めていこうと思います。

楽しみが一つ増えました!!

いろんな家くりが進行中。

ありがたいです。

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 デザイナーズマンション? いやな言葉です。今回は、これについて考えてみたいと思います。
おそらく、不動産屋さんが売りたくて、貸したくて、無い知恵?(失礼しました)を絞って考えだした言葉だと思うのですが、一般の方々にはおそらく、コンクリート打ち放しの建物で、内部はあまり仕切られていなくて、収納が少ないかも?などといったイメージを持たれていらっしゃるのではないでしょうか。
 そもそも、デザイナーとはなんぞやなのでして、設計することはデザインすることなので、そういう意味ではすべてのマンションがデザイナーズマンションということになってしまいますので、とりあえず、デザイナーの定義などは無視してネーミングされているものだと思います。つまり、不動産屋さんが自分の意思で名付けた物件がデザイナーズマンションだといえるのではないでしょうか。
 賃貸物件なども他との差別化が求められていて、そこにこのようなネーミングでお客様を引き付けようということなのでしょう。
 優秀な設計者によって設計されたものは、生活のことも考えられて、一般的なものとはちょっと違った空間づくりによって目新しさも獲得しているものがあるようですが、外観から作り上げて内部はそれに無理やり押し込んだプランになっているというものもあるようです。
 こういう物件は、生活に生臭さを許容することを嫌う人たちや、自宅での滞在時間がそれほど多くないといった職業の人、あるいはとりあえずカッコよさを求めたいといった人たちには喜ばれるものかもしれませんが、このようなものは長い時間に耐えられるということは期待できないと考えます。その時のトレンドを優先したものや、人間の普遍的な心の動きなどを考慮していないものは、一時はいいのでしょうが、じきに飽きられたり、廃れたりといった憂き目にあいそうです。
 生活を考え、暮らし方を想像して気持ちの良い空間を作ることがなにより優先されるべきでしょうし、そのようなものはより長い時間にも耐えられるのではないでしょうか。

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 建築化照明とは、照明を建築に組み込んで設計されたものをいいます。ですから、ほとんどは間接照明ということになります。この写真は天井の周りを少し高くして照明器具本体は見えないようにして天井周囲のそのスリットのような部分から柔らかい光が零れ落ちるように計画されています。この中に入れてある器具は、切れ目なしに連続して明かりが落ちてくるような建築化照明に特化したライン状の電球色LED器具です。この設計とは反対に所謂折り上げ天井(周囲の方が中央部より高くなっている天井)の周囲に照明をい込んでいるものもあります。
 店舗などでは、テープランプといったLED器具を使って階段の踏面先端などに安全を考えて仕込んであるといったものもあります。
 これらは、明るさは少し減退しますが柔らかい光が、温かい雰囲気を醸し出しますので、うまく使うと住宅では落ち着いた空間づくりに一役買うことができます。

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