株式会社 一級建築士事務所 アトリエマナ

●設計事例の所在地: 
千葉県 御宿
●面積(坪): 
100坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

海辺の住宅地にありながら、日常を離れた滞在の時間をもたらす別荘。建物は水平に広がる構成とし、複数のテラスと水盤を介して内外がゆるやかにつながります。各室は外へとにじみ出るように配置され、光や風、海の気配を深く取り込む計画としました。周囲に開きながらも視線を丁寧にコントロールし、プライバシーと開放性を両立。夕景には灯りと水面が呼応し、滞在するように過ごす豊かな時間を生み出します。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

海辺での滞在を日常の延長として楽しめるよう、内外が連続する構成とした点が特徴です。リビングや各居室をテラスへとにじませ、どこにいても光や風、海の気配を感じられるよう計画しました。また、水盤を中心に据えることで視線の抜けと奥行きを生み、時間帯によって異なる表情を演出しています。周囲からの視線はレベル差や壁の配置で丁寧に制御し、開放性とプライバシーを両立。さらに、回遊性のある動線により、滞在するように過ごせる多様な居場所をちりばめています。

その他の画像: 

全ての部屋から海を望む

株式会社 一級建築士事務所 アトリエマナ

●設計事例の所在地: 
東京
●面積(坪): 
82
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

住宅地の中にひっそりと佇むコートハウス。外に対しては静かに閉じながら、内側に豊かな開放をもたらす住まいです。中庭を中心に光や風、空の気配をやわらかく取り込み、日常にいながらも外界とゆるやかに距離を保つ。周囲の喧騒を忘れ、内にひらかれた静謐な時間が流れます。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

外部に対しては視線と音を丁寧に制御し、内部に向かってひらく構成とした点が特徴です。中庭を住まいの中心に据え、どの空間からも光や風、空の気配を感じられるよう計画しました。また、開口の高さや奥行き、天井の抑揚を操作することで、視線の抜けや陰影に変化を生み、限られた敷地の中でも豊かな広がりを演出しています。さらに、内外の境界を曖昧にする素材とディテールにより、日常にささやかな非日常性を織り込んでいます。

その他の画像: 

I-5258、自宅を4部屋分割のアパートに変更を……(東京都)

ユーザー シロウ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

こんにちは。
現在S造2階建ての2階を約230m2の自宅を4部屋分割のアパートに変更を考えているオーナー様の
プランのご相談を受けています。確認申請、水道メーター設置、ガスメーター設置、
電気メーター設置等悩んでいます。成約できるかは不明ですが、ご相談できますか?
アパートに
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





I-5257、障害者グループホーム(大分県)

ユーザー ブン太 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
大分県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

1. 土地・物件の基本情報
・ 敷地面積: 約192坪 建ぺい率60% (平屋で115坪以内のユニットを想定)
・ 用途地域: 市街化区域
・ 現状: 古家あり / 専任の不動産業者が介在
2. 建築の目的
・ 主目的: 障害者グループホーム(1ユニット10名)×2ユニットとしての活用。
・ 将来の展望:地域の福祉避難所としたい
3. 設計士への具体的なリクエスト
・ 福祉施設の実績: グループホーム特有の基準(消防法、バリアフリー、運営動線)に精通していること。
・ 補助金・制度への対応: **ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)**などの省エネ補助金や、福祉関連の助成金活用のアドバイスができること。
・ 収益性の最大化: 建築コストと賃料収入(サブリース等)のバランスを考慮した、投資対効果の高い提案ができること。
・ 政策金融公庫と地元地銀から資金調達を検討
・ オペレーターは*****を想定(現在商業圏調査中)
4. 予算・スケジュール感
・ 総予算: 1.5億程度
・ 着工時期: 令和8年度(2026年度)中の事業化を目指したい。
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家づくりを考えるとき、
私たちはつい
「足す」方向に目が向きます。

 

もう一部屋。
もう少し広さ。
最新の設備。
便利な機能。

 

足せば、
きっと良くなる。

 

そんな感覚が、
どこかにあります。

 

けれど、
暮らしを良くすることが、
必ずしも
何かを増やすこととは限りません。

 

むしろ、
減らすことで
整うこともある。

 

たとえば、
動線を短くしすぎないこと。

 

あえて少し
遠回りする配置が、
気持ちを切り替える時間を
つくることもある。

 

収納を増やすより、
持ち物を見直すほうが、
軽くなることもある。

 

広さを足すより、
視線の抜けを整えるほうが、
心地よさが増すこともある。

 

足すことは、
分かりやすい。

 

目に見える変化がある。

 

けれど、
本当に必要なのは、

 

何を足すかより、
何を削るか。

 

情報の量。
色の数。
役割の多さ。

 

過剰なものが
少し減るだけで、

 

空間は、
驚くほど
静かになります。

 

暮らしが整うとき、

 

それは
何かが増えた瞬間ではなく、

 

余計なものが
そっと外れた瞬間かもしれません。

 

便利さを足すほど、
操作が増える。

 

機能を足すほど、
管理が増える。

 

それが
負担になることもある。

 

家は、
性能の集合体ではなく、

 

時間を受け止める場所。

 

静かに座れる場所。
何も考えずにいられる場所。

 

それは、
足し算ではなく、
引き算から生まれることもあります。

 

暮らしを良くするとは、
完成度を高めることではなく、

 

自分たちに合わないものを
手放していくこと。

 

増やす前に、
一度立ち止まる。

 

本当に必要かどうか、
問い直してみる。

 

その時間が、
住まいに
余白を残してくれます。

 

良くする=足す。

 

その前提を
少しだけ疑ってみる。

 

そこから、
軽やかな暮らしが
始まるのかもしれません。

▶ナイトウタカシ建築設計事務所の全プロジェクト一覧
設計の世界観・悩み別サポート・テーマ別の住まいなど、
すべての家づくりプロジェクトをこちらにまとめています。
→ https://lit.link/ntaa

▶ご相談・ご質問はこちらから
家づくりの不安やテーマづくりについて、気軽にお問い合わせください。
→ 公式サイト(https://www.ntas.info/)

I-5256、ビルトインガレージの平屋の家にフルリフォーム(茨城県)

ユーザー カンパチ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
茨城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

茨城県神栖市内の約70坪強の板金工場倉庫平屋をフルリフォーム予定を1.2年位に考えています
土地は約170坪あります
外構含めてビルトインガレージの平屋の家にフルリフォームしたいです。
和モダンな和が強めの外観希望です。
内装は旅館のような落ち着ける内装希望です。
お会いしたら現地視察、現在の図面を描いたやつをお渡しします。
条件は以下になります。
・下見、打ち合わせにて茨城県神栖市現地視察含めて通える方
・設計、施工管理、業者手配までできる方
・板金工場は昔40年前に建てたものですがしっかりしてます。ですが登記してないです。
・1回目の見積もりは無料でパースを提出できる方
・連絡やりとりがスムーズに行える方
・予算内にて対応できる方
以上、よろしくお願いします
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家づくりは、
変える作業のように見えます。

 

今の不便を変える。
今の環境を変える。
今の暮らしを変える。

 

けれど、
すべてを変える必要はありません。

 

むしろ、
変えなくていいことも
たくさんあります。

 

たとえば、
大切にしている時間。

 

家族で食卓を囲む習慣。
静かに本を読む夜。
休日のゆるやかな朝。

 

それは、
場所が変わっても
守りたいものかもしれない。

 

一方で、
本当は変えたいのに、
なんとなく
そのままにしていることもあります。

 

動線の無理。
片づけのストレス。
落ち着けない空間。

 

慣れてしまっただけで、
ずっと我慢してきたこと。

 

家づくりは、
新しい形をつくる前に、

 

仕分けの時間が必要です。

 

これは、
変えたいこと。

 

これは、
変えなくていいこと。

 

この整理が曖昧なまま、
設計を進めると、

 

守りたいものまで
手放してしまうことがあります。

 

変えることは、
前向きなことのように感じます。

 

けれど、
変えすぎると、
自分らしさが
薄れてしまうこともある。

 

逆に、
変えなさすぎると、
未来が窮屈になることもある。

 

だからこそ、
問い直してみる。

 

いまの暮らしの中で、
本当に残したいものは何か。

 

これからの時間のために、
手放したいものは何か。

 

答えは、
派手でなくていい。

 

小さな違和感。
小さな安心。

 

その積み重ねが、
変えるべきものと
守るべきものを
教えてくれます。

 

家づくりは、
ゼロからの創造ではなく、

 

いまの暮らしを
丁寧に引き継ぐ作業でもあります。

 

すべてを新しくしなくていい。

 

すべてを残さなくていい。

 

「変えたいこと」と
「変えなくていいこと」。

 

その境界が
少し見えてきたとき、

 

家は、
流行や勢いではなく、

 

自分たちらしい選択の積み重ねに
なっていきます。

 

変える勇気と、
残す覚悟。

 

その両方を持てたとき、
住まいは
静かに整っていくのだと
感じています。

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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

言葉の品格が人生を整えるということ。

空間の質感と

言葉と所作が整うこと・・・・・。

人生の質感を生み出すように、

人を貶める言葉を

使わないという生き方。

住まいの設計という仕事をしていると、

暮らしの質というものは、

空間の広さや

豪華さだけで決まるものではないと、

日々感じます。

むしろ大切なのは、

人がどのような言葉を使い、

どのような心持ちで

日々を過ごしているのかということです。

空間は、

人の心の状態を映し出します。

そして、

人生の質は、

日々の言葉や振る舞いの

積み重ねによって

形づくられていくものでは

ないでしょうか?

今回のblogでは、

やまぐち建築設計室が大切にしている

住まいの設計の際に考えている

人生観のひとつ、

「品格のある生き方」について、

少し書いてみたいと思います。

下品にならないという人生の姿勢

「下品にならない」という言葉は、

単なる礼儀作法の話ではありません。

どのような心で

人と接するのかという

暮しや人生の姿勢のこと。

例えば、

・感情のままに言葉を荒げない

・人を軽んじるような振る舞いをしない

・目先の損得だけで判断しない

こうしたことは、

一見すると小さな出来事に

見えるかもしれません。

しかし、人生というものは、

こうした日常の積み重ねによって

形づくられていきます。

人としての品格は、

特別な場面ではなく、

むしろ誰も見ていない

日常の振る舞いの中に

現れるものなのかもしれません。

人を貶める言葉を使わないという選択

人は誰でも感情を持っています。

生きていれば、

納得できないことや、

思い通りにいかない出来事も

沢山あると思います。

しかし、

その感情を言葉として外に出すとき、

その言葉は相手だけでなく、

自分自身の心にも残っていくものです。

人を貶める言葉というものは、

相手を傷つけるだけでなく、

同時に自分の心の空気も

濁らせてしまうものではないでしょうか?

思考と言葉と行動は

深く結びついているものです。

空間が作用する効果と同じように

言葉も思考と行動に作用します。

だからこそ私は、

できるだけ「住まいの設計」に関しても

そのような環境の意味を

設計するようにしています。

どうすれば良くなるのか

どうすれば前に進めるのか

という方向に

空間と思考を紐づけするように

そして人生の中に起こる

喜怒哀楽と向き合い方を

デザインの中に、間取りの中に、

空間の中に設計しています。

言葉は、空間と同じく

人の人格をつくります。

そしてその言葉は、

人生の空気を

整えていくものでもあります。

空間と人の品格

建築という仕事を通して

感じることがあります。

それは、空間には

その人の生き方がどこかに

表れるということです。

丁寧に暮らしている人の住まいは、

無理に飾らなくてもどこか

整っています。

反対に、

心が荒れているときには、

空間もまたどこか

落ち着きを失ってしまうものです。

表れると現れるの差はありますが

状態がよくない時は

表れると現れるの両方が

「あらわれる」ように思います。

つまり、暮らしの空間というものは、

・心の状態

・人の価値観

・日々の習慣

と深くつながっているということです。

使う言葉も含めて・・・・・・。

だからこそ、

住まいを整えるという行為は、

単なるインテリアやデザインの話ではなく、

人生を整えることにも

つながるのだと考えています。

住まいとは人生の時間を包む器

やまぐち建築設計室では、

家づくりを考えるとき、

まず次のことを大切にしています。

何度もこのブログでも

書いている内容ですが、

「どんな人生を大切にしたいのか」

という問いです。

どんな時間を過ごしたいのか?

誰とどんな関係を築きたいのか?

どんな日常を心地よいと感じるのか?

その価値観によって、

本当に必要な空間の持つ意味は

変わってきます。

住まいとは、

単なる物質的な建物ではなく、

人生の時間を包む「意味を持った」器です。

だからこそ、

空間だけでなく、

言葉や振る舞いもまた整えていく環境が、

豊かな暮らしに

つながるのではないでしょうか?

人生の質を整えるということ

人生というものは、

特別な出来事だけで

決まるものではありません。

むしろ・・・・・

日々どんな言葉を使うのか?

どんな態度で人と接するのか?

どんな空間で時間を過ごすのか?

そうした日常の積み重ねが、

人生の質を

形づくっていくものではないでしょうか?

下品にならないこと。

人を貶める言葉を使わないこと。

それは決して

特別なことではありません。

しかし、

そうした小さな心掛けこそが、

長い時間の中で

人の人生を

美しく整えていくのだと思います。

奈良で暮らしの質を考える住まいづくり

やまぐち建築設計室では、

住まいの設計を通して、

単に建物をつくるのではなく、

暮らしの質を整える空間づくり

を大切にしています。

住まいとは、

人生の時間を重ねていく場所です。

だからこそ、

心が穏やかに整う空間をつくることが、

豊かな暮らしに

つながると考えています。

奈良でオーダーメイドの注文住宅や

自分たちの暮らしを整えるための

住まいづくりを考えている方は、

ぜひ一度、

暮らしの価値観から紐解く家づくりを

考えてみてください。

住まいが整うことで、

人生の時間もまた、

整っていくものだと思います。

家づくりを考え始めた方や、

これから注文住宅を検討される方にとって

今回のblogが

少しでも参考になれば嬉しく思います。

○関連blog
家づくりで「正解」を探す前に──人生の重心から考える、これからの住まいの在り方

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail742.html

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

日本の住まいが持っていた「中間領域」、

実は、この「内的外部」という考え方は

決して新しいものではありません。

日本の住まいには、

古くからこの「中間領域」が

存在していました。

例えば

・縁側

・濡れ縁

・土間

・軒下

といった空間です。

縁側に腰掛けて庭を眺める時間。

軒下で雨の音を聞く時間。

日本の住まいは、

室内と屋外を完全に分けるのではなく、

ゆるやかにつなぐ空間を持っていました。

この「中間領域」があることで

住まいには奥行きが生まれ、

暮らしの時間も

豊かになっていきます。

前回のblogの続きとなりますが、

私は設計を考えるとき、

この日本建築の知恵を

現代の住宅にも

取り入れて間取りや空間を考えています。

ホテルライクな住まいとの相性

近年、住まいづくりの中で

「ホテルライク」という言葉を使います。

ホテルの空間には、

どこか落ち着いた心地よさがありますが、

それは単に高級な素材を

使っているからではありません。

ホテルの空間には

余白があります。

ロビーやラウンジには、

用途を決めすぎない空間があります。

人がくつろぎ、

会話をし、

静かな時間を過ごす場所。

それらも含めて

ホテルの心地よさをつくっています。

住宅でも同じです。

隙間なく、

効率だけを追い求めるのではなく、

余白のある空間をつくることで

ホテルのような落ち着き

を持つ住まいになります。

そしてその余白の空間として

とても相性が良いのが

内的外部なのです。

空間は「広さ」ではなく「つながり」

住宅の広さを考えるとき、

多くの人は、

床面積(広さや坪数)で考えます。

しかし、設計という視点では

広さは必ずしも

面積だけで決まるものではありません。

むしろ大切なのは

空間のつながりです。

例えば、

リビングから視線が抜ける先に

半外部のテラスがある。

その先に空が見える。

そうすると

リビングは実際の面積以上に

広く感じられます。

つまり視線の設計が

空間の広がりをつくるのです。

内的外部は

その視線の広がりを

自然につくる空間でもあります。

光と影がつくる心地よさのある場所

半外部空間には

もう一つ大きな魅力があります。

光の質です。

深い庇のある空間では

直射光ではなく

やわらかい反射光が空間に広がります。

すると

空間には陰影が生まれます。

日本建築では

昔からこの陰影の美しさ

を大切にしてきました。

光が強すぎる空間よりも

やわらかな陰影のある空間の方が

人は落ち着きます。

内的外部は

その陰影を生み出す場所でもあります。

時間を味わう空間

内的外部の魅力はもう一つあります。

それは時間を感じる空間

であることです。

朝のやわらかな光。

夕方の静かな風。

雨の日の音。

ディティールと呼ばれる

詳細の設計から派生する光の変化と

空間に絵意識を向ける濃淡。

半外部の空間では

自然の変化を感じやすくなります。

室内だけで過ごす生活では

なかなか気づきにくい

小さな変化。

そうした時間を味わえることが

暮らしの豊かさにつながります。

余白がある住まいは穏やかだという事

これまで多くの住宅を設計してきて

感じることがあります。

余白のある住まいはどこか穏やかだ

ということです。

効率だけで設計された住まいは

感覚的にも寸法的にも

どこか窮屈で

どこか忙しそうに見えます。

しかし余白のある住まいには

落ち着きが生まれやすくなります。

その理由は、

空間の余裕が心の余裕につながるからです。

住まいは

人生の時間を包む器であるという事。

住まいには、日々の暮らしがあり、

人生の時間が流れます。

朝の支度。

家族との会話。

静かな夜の時間。

そんな日常の時間を

受け止める場所が住まいです。

だからこそ設計では

間取りや設備だけでなく

暮らしの質を大切にと

私は考えています。

やまぐち建築設計室の住まいづくり

やまぐち建築設計室では

図面を描く前に

「どんな暮らしを味わうのか」

を丁寧にお聞きしています。

住まいづくりは

単に建物をつくることではなく

暮らしを設計すること

だからです。

そしてその中で

・内と外のつながり

・空間の余白

・光と影の設計

・暮らしの感度

こうした要素を大切にしています。

余白のある住まいには豊かな暮らしがある

一見すると

少し余裕のあるスペースに見える空間。

しかしそこには

風が通り

光が入り

時間が流れます。

そうした場所があることで

住まいには、豊かな暮らしが生まれます。

余白のある家には

余裕のある暮らしがある。

私はそう感じています。

皆さんもそうではありませんか?

気持に余裕のある時、

気持に余裕のない時では

人に対する対応や、自分自身の判断基準、

考え方が変わったりしてるのでは?

家づくりを考え始めた方へ

これから住まいづくりを考える方は

ぜひ間取りや設備だけでなく

空間の余白という視点でも

住まいやご自身の暮らしの質感を

見てみてください。

その小さな余白が

暮らしの質を

大きく変えることがあります。

今回のblogの内容が

住まいづくりのヒントになれば

嬉しく思います。

‐‐----------------------------------------
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ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

「必要な余白」という設計

内的外部がつくる、暮らしの豊かさ

住まいの設計を考えるとき、

多くの人はまず「部屋の数」や

「間取りの効率」から考え始めます。

・リビングは何畳必要か

・収納はどれくらい必要か

・家事動線はどうするのか

・書斎は作れるのか

もちろんそれらは、

住まいづくりにおいて大切な要素です。

しかし、設計という視点から見ると、

本当に暮らしの質を左右するのは、

それらの機能だけではありません。

むしろ大切なのは「空間の余白」です。

私は設計の中で、

意図的に「余白」をつくることがあります。

それは無駄なスペースではなく、

暮らしに豊かさを生むための

「必要な余白」と呼んでいるものです。

今回は、

その設計の考え方である

「内的外部」という空間について、

少しblogで書いてみたいと思います。

内的外部という空間

住まいには

「内部」と「外部」があります。

リビング、ダイニング、キッチン、

書斎、寝室、トイレ、洗面、脱衣、浴室・・・。

これらは内部空間です。

一方で、庭、テラス、アプローチ、外構

これらは外部空間になります。

しかし、住まいの設計において

本当に面白く、

そして暮らし始めてから

豊かな空間になるのは、

その中間領域帯です。

私はそれを「内的外部」

と呼んでいます。

これは

「外部でありながら内部のような空間」

という意味です。

たとえば今回のブログ画像では、

リビングからフラットに繋がる

テラスを設けています。

段差はなく、

室内の床と連続する高さで繋がる

デッキのようなスペース。

そしてその周囲を

少し高い壁で囲います。

屋根でも囲いながら

外側を意識できる「隙間」を設計しています。

するとどうなるのか?

そこには

外なのに室内のような空間

が生まれるのです。

単純な中庭空間ではなくて

外側を味わいつつも内側の居心地で

過ごすことが出来る空間。

室内のような外部空間

一般的なウッドデッキやテラスは

庭に開かれた空間です。

しかし、その状態に緩急をつけ、

周囲を壁で囲い「スリット」のような

外部を味わう状態を設計する事で

空間の性質が変わります。

視線が守られ

外からの気配が和らぎ

その場所は安心できる場所

へと変わります。

そしてそこに

天井のように、深い庇を設けます。

庇には

さまざまな役割があります。

・日差しをコントロールする

・雨を防ぐ

・建物の外観を整える

しかし設計者の視点では

もう一つ大きな役割があります。

それは空間をつくることです。

深い庇があることで

外部空間は

単なる屋外ではなくなります。

光はやわらかくなり

陰影が生まれ、

その場所は半屋内空間のような

性質を持ち始めます。

人が落ち着く空間の条件

人はどんな空間で

落ち着くのでしょうか?

環境心理学の研究では、

人が安心感を感じる空間には

いくつかの特徴があるといわれています。

その一つが「守られている感覚」です。

これは心理学で

プロスペクト・リフュージ理論

と呼ばれる考え方です。

簡単に言うと

・視界は開けている

・背後は守られている

という状態です。

カフェ等で席を選ぶとき、

人は無意識に、壁際の席、角の席

を選ぶ傾向があります。

かなりの確率で・・・・・。

それは

背後が守られているからです。

住宅でも同じです。

完全に開けた空間よりも

・一部が囲われ

・視線がコントロールされ

・安心できる

そんな空間の方が人は落ち着きます。

内的外部は、

まさにその条件を満たしています。

庭でもない、室内でもない

内的外部は、庭でもない、室内でもない

その中間です。

しかしこの

「中間領域」があることで

暮らしの幅は大きく広がります。

例えば

朝のコーヒーを飲む場所

夕方に風を感じる場所

読書をする場所

子どもが遊ぶ場所

何もしない時間を味わう場所

そんな時間を

自然と生み出してくれるのです。

実際に住まい手の方からも

今回の画像のような空間を設計した住まいでは

LDKも居心地がいいのですが、

室内から繋がった場所もアレンジが出来て好きです

という言葉をよく聞きます。

面白いことに、

居心地のそれは必ずしも

・リビング

・ダイニング

という訳ではありません。

むしろ

・デッキ

・テラス

・中庭

などの中間空間

であることが多いのです。

法規制が厳しい地域ほど効果的

実はこの「内的外部」は、

設計的には非常に有効な手法です。

特に庭をつくりにくい場所

では

その効果が大きくなります。

奈良県での駅近くや

奈良市内の中心部、

大和郡山市の市街地では

建築可能な床面積が

制限されることが多くあります。

すると多くの住宅は

どうしても

部屋を詰め込む設計になりがちです。

しかしそうすると窮屈な空間

になってしまいます。

そこで

内的外部のような空間をつくることで

空間の広がり

を生み出すことができるのです。

○関連blog
壺中天を宿す住まい ― 制約の中で人生の質を整える暮らしの設計

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail732.html

一見すると無駄なスペースかも知れません。

このような空間を

初めて見る方は、

「ここは何に使う場所ですか?」

と疑問をもたれるかも知れません。

確かに

・リビング

・ダイニング

・寝室

のような

明確な用途はありません。

しかし

実はそこにこそ価値があります。

用途が決まっていないからこそ

その場所は、自由な空間になります。

人は余白があると

そこに暮らしを見つけます。

子どもは遊び場にし

大人はくつろぎの場所にし

家族は会話の場所にします。

それが「余白空間の力」です。

必要な余白という考え方・・・・・。

私はこのような空間を

「必要な余白」と呼んでいます。

建築空間というのは設計する際に

・機能

・効率

・面積

を追い求めてしまいます。

しかし

効率だけで設計された空間は

どこか息苦しいものになります。

皆さんも「息苦しい感覚が生まれる空間」を

味わったことはありませんか?

そういった空間には必ずと言っていいほど

人間工学的、建築工学的な

数値理論からの寸法(サイズ)や

決まった寸法での空間構成によって

設計が施されています。

その方が「無駄」がありませんから。

皆さんも、

余裕のある時と、余裕のない時では

行動も考え方も変わるのではありませんか?

でも・・・人の暮らしには

少しの余裕が必要です。

時間の余裕

心の余裕

空間の余裕

その余裕が、暮らしの質を高めます。

だからこそ、私は設計の中で

意図的に余白をつくるようにしています。

それは結果的に

決して無駄ではなく

暮らしを豊かにするための空間に変化します。

密度とゆとりの設計を。

面白いことに

計画の密度が高い住宅ほど

この余白が効いてきます。

収納も整い

動線も整理され

機能が詰まった住宅ほど

余白があることで、

バランスが取れるという事です。

建築はよく「緊張と緩和」

で成り立つと言われます。

密度のある空間

開放的な空間

その「間」があることで

住まいは豊かになります。

余白とは

その緩和の部分です。

暮らしを設計するということ・・・・・。

住まいは単なる箱ではありません。

そこには人の営みと

日々の時間が流れます。

朝起きて、支度をして

コーヒーを飲み

家族と会話をし

静かな夜を過ごす

そんな日常の時間を

受け止める場所です。

だからこそ、

私はいつも暮らしを設計するという視点で

住宅を考えています。

余白のある空間は

その暮らし全体と人生の喜怒哀楽を

やさしく受け止めてくれます。

家づくりを考え始めた方や、

これから注文住宅を検討される方にとって

今回のblogが

少しでも参考になれば嬉しく思います。

○関連blog
暮らしの質は、思考の積み重ねで決まっていく ― 建築家が住まいづくりの現場で大切にしていること ―

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail746.html

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■やまぐち建築設計室■
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  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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