現場がほぼ整い、完成が見えてきた頃に、
「ここまで来たのに、 少し立ち止まりたくて…」
そんな言葉を聞くことがあります。
大きな変更はもうない。
工事も順調に進んでいる。
それでも、一度だけ、ゆっくり確認したくなる。
この感覚は、とても自然なものです。
完成直前というのは、
これまで考えてきたことが、すべて形として揃う段階です。
図面の中にあったものが、現実の空間として目の前にある。
そのとき、あらためて感じることがあります。
ここで過ごすことになる。
この空間で、日常が始まる。
その実感が、ゆっくりと立ち上がってくる。
だからこそ、最後にもう一度、確かめたくなる。
どこかに見落としはないか。
違和感は残っていないか。
このまま進んでいいか。
その問いは、迷いというより、
これまでの選択を自分の中で受け止めるための確認に近いものです。
立ち止まることで、気づくこともあります。
すでに整っていること。
思っていた以上にしっくりきている部分。
あるいは、小さな調整で済む違和感。
そのひとつひとつを確かめる時間になります。
もしそのまま流れていけば、
その確認はあとからになってしまうかもしれません。
だからこそ、完成直前の立ち止まりは、
遅れではなく、整えの時間です。
急いで終わらせるためではなく、
納得して終えるための、ひとつの区切り。
完成に近づくほど、
進むことと同じくらい、立ち止まることが大切になります。
その静かな時間の中で、
これまでの積み重ねが、少しずつ自分たちのものとして馴染んでいくのだと思っています。
千葉県茂原市にて、カーポート設置に伴う建築確認申請の代行をお願いできる方を募集しております。
外構業者へ設置は依頼済みですが、建築確認申請については対応外のため、別途ご対応いただける方を探しております。
【設置予定カーポート】・メーカー:******・商品名:ジーポートPro(積雪30cm対応・2台用・4本柱)・幅:5,504mm・奥行:5,960mm
【依頼内容】・必要な場合の申請書類作成および提出代行
【ご教示いただきたい内容】・対応可否・概算費用・必要資料・スケジュール感
何卒よろしくお願いいたします。
建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
******AIR断震システムを導入した設計出来る設計士を探してます。
打ち合わせを重ねて、図面や仕様がだいぶ整ってきたころ、
「ほとんどいいと思うんですが、 ここだけ少し気になっていて…」
そんな声を聞くことがあります。
大きな方向は決まっている。
全体としては、まとまってきている。
それでも、一部分だけが引っかかる。
この感覚に、少し戸惑うこともあるかもしれません。
ここまで整ってきたのに、なぜまた違和感が出てくるのか。
もう少しで終わりのはずなのに、また立ち止まってしまう。
けれど、この変化はとても自然です。
設計の初期は、全体を見る段階です。
大きな方向や、暮らしの骨格を整えていく。
そのときは、細かな違和感はまだ見えにくい状態です。
そして、全体が整ってくると、
今度は視点が細部へと移っていきます。
余計な迷いが減ることで、小さな違いに気づけるようになる。
整ってきたからこそ、見えてくるものがある。
違和感が出てくるのは、
設計が崩れているからではなく、
むしろ、精度が上がっている状態とも言えます。
大きな方向に問題があれば、そこに意識が向きます。
けれど、そこが整っているから、
細かな部分に目がいくようになる。
その違和感は、無理に消す必要はありません。
どこでそう感じるのか。
どんな状態ならしっくりくるのか。
それを少しずつ確かめていくことで、
空間はもう一段整っていきます。
整ってきたときに出てくる違和感は、
終わりを遠ざけるものではなく、
仕上がりをより自分たちらしいものへと近づけるための手がかり。
その感覚をそのまま受け止めて、
あと少しだけ、丁寧に見てみる。
その積み重ねが、静かな納得につながっていくのだと思っています。
打ち合わせを終えた帰り際に、こんな言葉を聞くことがあります。
「安心しているんですが、 同時にちょっと不安もあって…」
ここまで進んできた実感がある。
方向性も見えている。
だからこそ、ほっとする気持ちがある。
けれどその一方で、どこか落ち着かない。
はっきりした理由はないのに、小さな不安が残っている。
この二つの感覚が、同時に存在する状態です。
安心しているのに、不安もある。
矛盾しているように見えますが、この状態はとても自然です。
設計が進むほど、選択は具体的になっていきます。
その分、「決めた」という実感が強くなる。
安心は、その積み重ねから生まれます。
一方で、選んだということは、
選ばなかったものが確実に存在しているということでもあります。
もっと別の形があったかもしれない。
気づいていないことがまだあるかもしれない。
そうした余白が、不安として残る。
また、ここまで考えてきた時間が長いほど、
その選択に対して慎重になるのも自然なことです。
簡単に決めたものではないからこそ、最後まで確かめたくなる。
安心と不安が同時にあるのは、
迷っているからではなく、
ちゃんと向き合っている状態です。
どちらか一方だけにする必要はありません。
不安を消そうとしなくてもいい。
安心を疑う必要もありません。
その両方を持ったまま、もう少しだけ見てみる。
どこに安心を感じているのか。
どこに少し引っかかりがあるのか。
それを確かめていくことで、
少しずつバランスが整っていきます。
設計は、不安がなくなることを目指すものではなく、
安心と不安が重なった状態の中で、納得に近づいていくプロセスです。
その揺れを含めて、
いま進んでいること自体が、ひとつの前進なのだと思っています。
間取りの考え方
暮らしの質を整える設計という視点から。
家族の最適解となる間取りを
考えるために、本当に大切なこと。
間取りとは「配置」ではなく
「体験の設計」だということ。
間取りを考えるという行為は、
単なる部屋の配置を決める作業ではありません。
よく「パズルのように」と
表現されていることもありますが、
表面的な事や、見映えについての「間取り」
であればそうでも構いませんが、
実質的な「生活環境の意味」を含むと
それは随分違うと思うんです。
これからの人生における「時間の質」を
設計することに
他なりませんから・・・・・。
どこで朝を迎え、
どの場所で家族と会話が生まれ、
どの距離感で一人の時間と向き合うのか。
そのすべては、
間取りと空間の関係性からも
規定されていきます。
住まいとは、人生観の「表出」です。
そして間取りとは、
その人生観を空間として翻訳する
行為の一部です。
やまぐち建築設計室では、
「間取りの前に、暮らしを整える」という
考え方を大切にしています。
〇関連blog住まいは人生観の表出|間取りの前に整えるべき意識が、暮らしの質を決める理由
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail824.html
なぜなら、
どれほど整った間取りであっても、
そこに流れる“暮らしの前提”が曖昧であれば、
空間は本来の力を発揮しないからです。
動線とは「効率」ではなく
「感情の流れ」であるということ。
一般的に語られる生活動線は、
「効率」や「時短」という
文脈で語られることが多いものです。
しかし本質は、
もう少し深いところにあります。
動線とは、
身体の動きだけでなく、
“感情の流れ”をつくる設計が重要。
例えば・・・・・。
キッチンからリビングへ向かう
数歩の距離。
そこに視線の抜けや光の変化があれば、
その移動は単なる移動ではなく、
「心の切り替えの時間」に変わります。
環境心理学においても、
人は空間の連続性や
視覚的な広がりによって、
安心感や開放感を
無意識に感じ取ることが分かっています。
つまり動線とは、
“暮らしの在り方を整える装置”なのです。
部屋の配置が「関係性の質」を
決めるということ。
間取りにおける部屋の配置は、
家族の関係性に影響を与え続けます。
例えば、リビングを中心とした構成は、
自然と家族の接点を生み出します。
一方で、
適切な距離を保てる個室配置は、
心の余白を守る役割を果たします。
重要なのは、
「近さ」ではなく「適切な距離」の設計。
これは家族の在り方や
これまでの生活文化と人間性によって
各家庭により最適解はさまざま。
今後の暮らしも、
これまで同様とすべきか?
それとも変革を
設計するべきなのかも含めて。
・いつでも気配を感じられる距離
・しかし、干渉しすぎない距離
この絶妙なバランスが、
暮らしの心地よさを決定づけます。
設計とは、
人と人との関係性に“適切な余白”を
与えることでもあります。
収納は「量」ではなく「思考の整理」。
「収納を増やせば片付く」という考え方は、
多くの場合
最適な結果にはつながりません。
収納の本質は量ではなく、
“認知の整理”にあるからです。
環境心理学の観点では、
視界に入る情報量が多いほど、
人は無意識にストレスを
感じやすくなります。
つまり、散らかりとは
単なる物理的現象ではなく、
思考のノイズを増幅させる
要因でもあるのです。
だからこそ重要なのは、
「どこに、何を、どう収めるか」
という設計の方針です。
・使う場所の近くに収納を配置する
・見せるものと隠すものを分ける
・行為と収納をセットで考える
収納とは、
暮らしを整えるための“構造”とも
なりえるものですから。
光と色が「感情の質」を
間取りを考える際、
見落とされがちなのが
光と色の影響です。
勿論一般的には「間取り」の情報に
そのような細部にわたる情報整理は
されていないと思います。
間取ありきで
事を進めている場合は特に。
しかし実際には、
空間の印象の多くは
光と色によって大多数は決まります。
色相心理学では、
暖色は安心感や活力を、
寒色は静けさや
集中をもたらすとされています。
また自然光は、
人の生体リズムや感情に
直接影響を与えます。
皆さんも「思考の変化」が
そういった要素により「入れ替わる事」を
体験されているのではないでしょうか?
ホテルのラウンジや行きつけのお店、
図書館や隠れ家的な居場所など。
・朝の光が差し込むダイニング
・柔らかな陰影に包まれるリビング
・静かな光で整えられた寝室
これらはすべて、
間取りと光の設計によって
生まれる“体験”のデザインが
なされて結果に繋がっていますから。
特に和モダンや数寄屋の空間が
美しいと感じられる理由は、
日本的風景と光と影の扱いにあります。
単なる「美」のデザインではなく、
人の感情に寄り添う設計から生まれる
和の美意識という
感情と佇まいの印象設計。
外的要因を読み解くことが「本質的な設計」
そして大切な「建築場所」となる
土地には、
それぞれ固有の性質があります。
風の流れ、光の入り方、
視線の抜け、周囲の環境。
これらはすべて、間取りに影響を与えます。
設計とは、建物単体や家族だけではなく
土地とも対話する行為です。
外に閉じ、内に開く構成。
これは、プライバシーを守りながら、
内側に豊かな光と空間を
取り込む日本的な設計思想です。
外部環境を遮断するのではなく、
必要な要素だけを取り入れる。
この“取捨選択”こそが、
上質な住まいを生み出します。
将来を見据えるという「余白の設計」
家族の形は、
時間とともに変化します。
子どもの成長、独立、
親との同居、働き方の変化。
その変化に対応できるかどうかが、
住まいの価値を左右します。
重要なのは「変化に耐えうる設計」を
考えておくという事です。
・可変性のある間仕切り
・多用途に使える空間
・余白を持たせた構成
余白とは、
無駄ではありません。
未来の可能性を受け入れるための
“余地”でもあるということです。
間取りで後悔する人の共通点
「他の建築会社」などで建て終えてから
弊方のホームページを見つけて
急遽ご相談を受ける中で、
共通して見えてくることがあります。
それは・・・・・。
流行りや、
どこかの誰かの正解をなぞり、
「間取りから考え始めてしまった」
ということです。
本来は逆です。
・どんな時間を過ごしたいのか
・どんな関係性を築きたいのか
・何を大切に生きていきたいのか
それらを言語化した先に、
様々な要素と並行して
間取りへと進んでいくものです。
※「やまぐち建築設計室」の方針です。
間取りとは“答え”ではなく、
“結果”なのです。
暮らしを整えることから、
すべては始まるということ。
設計の前に必ず
「暮らしの前提」を整えます。
〇関連blog人生の質を整える住まいとは何か。|間取りの前に考える「暮らしの価値観」と日日是好日の設計
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail821.html
間取りの精度を上げるためではなく、
その住まいで過ごす
人生の質を高めるためです。
図面では伝わらない価値があります。
それは、空間を体験したときに
初めて分かるものです。
「冷暖自知」という言葉の通り、
本当の心地よさは体験の中にあります。
〇関連blog住まい設計と調理に共通する思想と手間の掛け方、そして着地点|建築家が紐解く“見えない価値”と丁寧な暮らしの本質
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail787.html
間取りの前に、整えるべきものを。
もし今、間取りで
悩まれているのであれば、
一度立ち止まってみてください。
間取りを考える前に、
整えるべきものがあります。
暮らしの価値観について。
住まいは、人生を共にする器です。
そして住まいの設計とは、
その人生の質を決める行為です。
「なんとなく良さそう」ではなく、
「本質的に心地よい」と
感じられる住まいへ。
そのための対話から設計は始まります。
ご自身の暮らしにとっての“最適解”を、
丁寧に考えてみませんか?
きっと、これまでとは違う視点で
家族の関係性や人生設計が
見えてくるはずです、
目的と手段という関係性も同様に。
小さな違和感からでも大丈夫です。
住まいづくりを考えてみませんか?
〇関連blog暮らしのクオリティーを整える住まい設計 ― 環境心理学から考える心地よい家づくり
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail777.html
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住まいの設計、デザインのご相談はホームページのお問合わせからご連絡ください------------‐-----------------------------
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西鉄福岡駅にクロワッサンのお店ができて喜んでいるみーくん@建築家紹介センター(64歳)です。
西鉄福岡駅にミニヨンというクロワッサンのお店ができました。博多駅にもあって美味しくて人気のあるお店なので喜んでいます。
5月に入りましたね
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。車を運転する機会も多いと思いますが、 「長時間の運転で肩が凝った・・・」 とならないように時々は休憩してくださいね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■建築家紹介センター通信 2026-05-04
【コストバランスに配慮した社屋】
-----------------------------------------------------------------
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当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。詳しくは下記をご覧ください。
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■コストバランスに配慮した社屋
社屋で実現したいことはたくさんありますが、予算は限られていますので、コストバランスに配慮することが大切です。 社屋について一級建築士事務所 Coo Planning(クープランニング)中尾 彰良さんに伺いました。
・貴社が社屋の設計をてがけるようになったきっかけを教えて下さい お客様からホームページを通してご相談をいただいたことがきっかけです。プランと概算見積りをご提案し、複数のご相談相手から決めていただきました。社屋に限らず、用途に応じて設計……続きはこちら↓
▼コストバランスに配慮した社屋└ https://kentikusi.jp/dr/node/29332?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■最近の投稿(最新5件)
▼I-5313、住宅兼車庫兼物置を建てたい(大阪府)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31938?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5312、自動車整備工場及び小屋をいかした物(宮城県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31937?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5311、自宅の建て替えを考えています(千葉県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31932?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5310、予算内で理想の家を作りたい(福島県在住・建設予定地は宮城県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31923?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-5309、住宅(木造・3階建て)を旅館として営業したい(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31911?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
▼建築家相談依頼サービス┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
■当サイト会員建築家の設計事例
▼あぷりこっと保育園 エミタス久本 神奈川県 株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘┗ https://kentikusi.jp/dr/node/19315?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は神奈川県の「あぷりこっと保育園 エミタス久本」です。
依頼者は建物を建てる前は
「・間口が狭く中央がくびれ、8Mもの高低差という 敷地の三重苦にたいして許認可保育園の基準を満足させてほしい
・高低差による眺望を最大限に利用した 「子供達の天空の城」を実現したい
・高層になることによる上下階の機能的配置と「気配が伝わる」計画 防犯への配慮してほしい……」
と悩んでいました。
そこで
「高齢者施設での複数の建築賞の受賞や美しい建築デザインによって 社会的に評価されている点。 おもしろいアイデアがどんどん出てくるので……」
とL株式会社ヨシダデザインワークショップ 吉田明弘さんに依頼しました。
吉田さんは川崎市高津区溝の口駅ににほど近い丘陵(多摩丘陵)東端部から駅のある平地に下る斜面地に定員70名の保育園を建てました。
「前面道路は丘陵上の住宅地から 下の平地にある駅へ至る通勤ルートになっており、 通勤途中で子供を預けることができる利便性があります。
さらに北側に道を挟んで園庭として活用できる公園と 結婚式場の森が眼下に見渡せる絶好のロケーションです。
しかしこの敷地には大都市近郊の丘陵地が抱える 以下の大きな欠点がありました。
・間口が狭く奥行きが長い狭小地。
・奥行き方向中央が極端に括れた変形地。
・南北で8mのレベル差がある。
これまて゛建てられてきた先進的な保育園デザインの課題は 狭小地やにおける保育環境の提案や十分な敷地面積における ゆとりのある自由な保育環境の創造でした。
しかしここでは狭小・変形・レベル差(8M)という三重苦を抱えており、 許認可保育園に求められた基準を満たす必要があるために 多くの問題を解決する必要か゛ありました。
そこで生み出された結論 が以下の3つのコンセプトです。
1.伝統町家に学ぶ配置構成=「通り庭のある保育園」
2.緑に面した傾斜地を効果的に利用した断面構成=「子供達の天空の城」
3.数や活動の変化に応じてフレキシブルに対応可能な 保育室=「トイレが中心」
・狭小で変形した敷地形状に対して日本の伝統町家における 「通り庭」のコンセプトを導入し、 廊下自体を活動的なスペース (イベントや展示、読み聞かせコーナーなど)とした。
・急斜地の特性を利用して地1階に 職員休憩室兼地域交流スペース(コワーキングスペース) を設けています。
同一施設の別の空間、時間に異質な交流が生まれることで” あたらしい何かが生まれる事”を期待しています。
下最下部に身体障害者送迎車車庫などを集約し、 隣接する公園に連絡する勝手口を設けています。
・トイレが部屋の中心にあり「ぐるぐる回れる」保育室を提案しています。 中心にあることで保育士の目が行き届き、 天井の天窓から太陽光を保育室に届け、 換気をうながす環境装置ともなる新しい提案です。」
と言っています。
依頼者には
「内覧会で100人もの方に来ていただいた。予想以上の反響です。」
「実際に働く保育士さんが面白い空間に大変喜んでいます。」
「空間の色使いが面白いです。あまり派手すぎず、 子供達や作品が彩りを添える考えに共感しています。」
と言っていただきました。
保育園を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼5月9日(土)くらしと住まいの相談室Vol.64を開催します。参加無料です! 千葉県 2026年05月09日 10:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31900?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼失敗しないために体感する|設計者が家族のために出した答え|26坪の小さな家でここまで暮らせるのかを体感@千葉県千葉市 千葉県 2026年05月30日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31907?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼これからのSMILE HOME ―住宅展示会・相談会「間取りの模範解答」出版記念― 5/30(土)31(日) 東京都 2026年05月30日 10:00 to 2026年05月31日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/31935?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
--------------------------------------------------------------------
■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
---------------------------建築家ブログ--------------------------
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現場の確認に立ち会ったとき、ふとこんな言葉が出てくることがあります。
「ここまで来たのに、 これでよかったのかと思ってしまって…」
壁が立ち上がり、空間の形が見えてくる。
図面で見ていたものが、実際の大きさとして現れてくると、
一気に現実味が増します。
その中で、少しだけ気持ちが揺れる。
完成が近づくほど、「決めたこと」が現実として固定されていきます。
ここに壁があり、ここに窓があり、
これから先、大きく変えることは難しい。
その状態に触れたとき、
「これでいいのか」
という問いが、もう一度立ち上がることがあります。
それは、最初の迷いとは少し違います。
選択の前にある迷いではなく、
選択したあとに感じる、確認のような揺れ。
本当にこれでよかったのか。
見落としていることはないか。
もっと良い形があったのではないか。
そうした思いが、頭をよぎる。
けれど、この問いは、
間違いを示しているとは限りません。
むしろ、ここまで向き合ってきたからこそ、
最後にもう一度、確かめたくなっている状態です。
もし何も感じなければ、
どこかで考えきれていない可能性もあります。
だから、この「これでいいのか」という感覚は、
止まるためのものではなく、
少しだけ立ち止まって、見渡すためのもの。
いま気になっていることは何か。
どこに違和感があるのか。
それを一度、丁寧に拾い上げてみる。
多くの場合、その違和感は、
すでに調整されていることだったり、
小さな部分で解決できることだったりします。
あるいは、時間とともに馴染んでいくこともある。
完成前に感じる揺れは、
設計が間違っているサインではなく、
ここまでの選択を自分の中で受け入れていく過程なのかもしれません。
その時間を、無理に消さずに、
少しだけ味わってみる。
その先に、静かな納得が重なっていくことがあるのだと思っています。
認知のゆがみを整えるということ
暮らしと関係性を整える
住まいの設計視点を丁寧に・・・・・。
今日は、認知のゆがみについて、
ゆっくりと言葉を交わす
時間がありました。
新築やリフォームのご相談ではなく、
「暮らしの環境を、どうにか整えたい」という
「お問い合わせ」から
はじまった「ご相談」の時間。
住まいの話でありながら、
本質はもっと内側にあるもの。
人の感じ方や、関係性の在り方。
そして、日々の解釈の
積み重ねについての話です。
同じ出来事なのに、
なぜ「疲れる日」と「穏やかな日」が
あるのか?
日々の出来事は、
それほど大きく変わりません。
けれど、
その一日が軽やかになるのか、
それとも重たく感じるのかは、
出来事そのものではなく、
「受け取り方」と「その環境」によって
大きく左右されます。
たとえば、何気ない家族のひと言。
それを「無関心」と感じるのか、
それとも「信頼」と受け取るのか。
ほんのわずかな違いですが・・・・・。
その解釈の差が、
関係性の温度を変えていきます。
そしてその変化は、
ある日突然ではなく、
日々の中で少しずつ
積み重なっていくものです。
認知のゆがみは、
環境の中で大きくなっていくという事。
特別なものではありません。
むしろ、
・疲れているとき
・余裕がないとき
・空間が落ち着かないとき
こうした状態の中で、
自然と生まれてくるものです。
そして多くの場合、
「相手が変わった」のではなく、
自分の「解釈のフィルター」が
変わっていることが多いように思います。
ここで見落とされがちなのが、
そのフィルターをつくっているのが
「環境」から生まれているという視点です。
空間が思考をつくり、
思考が感情をつくるということ。
〇関連blog間取りの前に整える「居場所」の設計|建築家が提案する“程よい心地よさ”で家族と人生の質を高める住まい
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail819.html
整っていない空間は、
無意識のうちに思考へ負荷をかけ続けます。
視界に入る情報が多いほど、
脳は常に処理を求められます。
これは環境心理学の分野でも
明らかになっていることで、
・視覚ノイズの増加
・判断回数の増加
・注意の分散
精神的な疲労につながります。
そしてその状態では、
・ネガティブな解釈を選びやすくなる
・短絡的な判断が増える
・他者への許容度が下がる
つまり・・・・・。
空間の乱れは、
感情の揺れを増幅させる
装置にもなり得るのです。
家具レイアウトが“心の流れ”を左右する
ということ。
〇関連blogなぜか落ち着かない家を整える ― 配色・レイアウト・家具から考える、くつろげる住まいの設計
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail688.html
ここで具体的な設計の話に触れてみます。
間取りの中に配置する家具のレイアウトは、
単なる「物の配置」ではありません。
「視線」と「動線」と「心理」を
同時に整える設計要素となるものであり
間取りにも空間構成にも
大きく関与するものです。
たとえば、
・ソファの向きひとつで、
会話の生まれ方は変わります
・ダイニングとリビングの距離感で、
家族の関係性は変わります
・視線の抜けがあるかどうかで、
安心感は大きく変わります
・間取りに対する配置で、生活動線や 家事動線が変化します
〇関連blogダイニングテーブルの置き方ひとつで、暮らしの質は変わる|和モダン住宅におけるLDK設計の考え方
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail737.html
さらに、
壁際に寄せすぎた配置は、
空間に圧迫感を生み、
逆に、適度な余白を持たせた配置は、
心理的な“逃げ場”をつくります。
単に「広く見せる」ためではなく、
住まい手さんの生活と暮らし
そしてこれから始まる暮らしの趣に沿って
“感情が穏やかに流れる配置”を
設計するように心掛けています。
収納は「心の余白」をつくる装置
収納もまた、
単なる「機能」として解釈していません。
収納の設計が曖昧だと、
・物の定位置が決まらない
・探す時間が増える
・出しっぱなしが習慣になる
こうした状態が日常化します。
そしてこれは、
思考の中にも同じ状態をつくります。
つまり、
片付かない空間は、
思考の中にも“未処理”を増やしていく。
逆に、
・使う場所の近くに収納がある
・ワンアクションで出し入れできる
・見せる/隠すが整理されている
こうした収納は、
日頃の行動をスムーズにしつつ、
思考のノイズを減らします。
これは結果として、
感情の安定や、
人との関係性の穏やかさにも
つながっていきます。
照明は“感情のスイッチ”をつくる
照明の設計も、
非常に重要です。
明るさは、単に見やすさだけでなく、
感情に直接作用します。
・強すぎる光は、緊張を生み
・均一な光は、単調さを生み
・陰影のある光は、落ち着きを生みます
特に間接照明や局所照明は、
空間にグラデーションをつくり、
心理的な奥行きを生み出します。
これは、
「どこにいても同じ」ではなく、
「場所ごとに意味がある」空間をつくること。
照明は空間に“居場所”を与える設計要素
にもなるものです。
夜の時間帯に、
自然とリラックスできる空間には、
必ず灯りの設計が整っています。
パーソナルエリアと距離の設計
人にはそれぞれ、
心地よい距離があります。
近すぎれば疲れ、
遠すぎれば孤独を感じる。
この微妙な距離感を整えるのが、
間取り要素では足りない
色相心理学も含めた
住まいの「空間設計」による考え方です。
〇関連blogなぜか心地いい家には理由がある ― 床色と家具の関係から考える、ホテルライクで和モダンな住まいづくり
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail689.html
・視線が交わりすぎない配置
・音が届きすぎない構成
・気配だけを感じられる距離
・気持ちに働きかける色彩計画
住まい手さんの「価値観と思考、習慣」から
意図して設計できます。
“関係性が壊れない距離”ではなく、
“関係性が深まる距離”を設計します。
設計とは「暮らしの解釈」を整えること
単なる図面作成ではなくて、
その人の暮らし方を見つめ直し、
意味を再定義する行為が設計の価値です。
・なぜ違和感が生まれているのか
・どこでストレスが発生しているのか
・どうすれば自然に整うのか
これらを読み解き、
空間として再構築していく。
それが、設計という行為の本当の意味。
では、何から始めればいいのか?
特別なことは必要ありません。
まずは、
日頃から暮らしている空間や間取りの中で
「なんとなく気になっている違和感」を
見過ごさないこと。
その違和感は、
・家具の配置かもしれません
・収納の使いにくさかもしれません
・光の質かもしれません
そしてそれらは比較的、
改善できる要素です。
認知のゆがみは、日常生活の周辺で
誰にでも起こります。
だからこそ、
心だけで解決しようとするのではなく、
環境からも
整えていくことが大切です。
住まいを整えることは、
思考を整えること。
思考が整えば、
関係性も自然と整っていきます。
間取りの前に「暮らしの状態」を
整えることから始めています。
誰かに相談するほどでもない
違和感でも構いません。
その違和感こそが、
これからの暮らしを変える
入口かもしれません。
無理に答えを出す必要はありません。
ただ一度、
今の暮らしを言葉にしてみる時間を
持ってみませんか?
その先に、
これまでとは違う景色が
見えてくるかも知れません。
中庭に面したアウトドアリビングルームです。このスペースの左側にLDKがあります。このスペースは屋外にいるような感覚になるリビングルームをクライアントが希望されましたので、実現しました。
遠方の敷地に別荘を建てるのではなく、都心に近い場所で、ゴルフ帰りに立ち寄れるような場所にある別荘を希望されました。周辺は、郊外型の住宅地なので、建物周囲に回廊をめぐらし、プライベートを確保できる中庭を設定しました。
ネットで設計者を探されて、私共のホームページを熟読されて決めていただきました。
住宅地の中に、いかにしてプライベートを確保できる空間を作るかということが大きなテーマでした。敷地は、1200以上の塀を設置できない地域でしたので、建物そのもので周囲を囲い、プライベート空間を確保しました。
住宅地に建つ別荘
回廊に囲まれた中庭
道路側の外観
玄関から続く回廊
LDK
アウトドアリビングからLDKを見る
プライベートな中庭にあるジャグジー
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