●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
敷地の二辺が公園に隣接する住宅です。
公園に接する隅の部分は、建物の角を斜めに切り取り、小さな庭を設けました。
庭越しに公園が緩やかにつながり、建物の圧迫感がやわらげられています。
家の中から見るとそれほど広くない庭ですが、
植栽越しに公園が広がり実際以上の広がりが感じられます。
リビングは公園からの視線を交わし、見下ろすことのできる二階に配置。
勾配天井にして高窓を設け、冬の陽光は確保し、夏の熱気は開閉により逃がしています。
周囲の家はこの公園に対して背を向けて建っています。
そんな中、この家は公園との間に良好な関係を関係を築くことで、心地よい家になりました。