複数の世帯が共生する理想的な集合住宅が多世帯住宅です。多世帯住宅の基本となる、二世帯住宅から多世帯住宅を考えます。
二世帯を一体の建物でつくると敷地を有効につかえます。そこに生まれる敷地の余白を積極的に生かし、庭や室内の吹抜け等、余白を活かした空間の広がりをつくることができます。庭の緑で季節感の共有をし、余白を活かしての採光換気など、機能上の快適性を得ることが出来ます。 同じものを共有する生活の繰返しから、家族の絆が生まれます。二世帯住宅は家族の皆が大切にすることを共有し、適度な距離感が保てる理想的な集合住宅(集まって暮らす住い)です。
二世帯住宅は、親子、兄弟等近しい家族が1つの建物を共有しますが生活スタイルは、それぞれです。次の点に配慮する事が大切です。
世帯間の距離感を考慮すると二世帯住宅は次のタイプに分けることができます。
それぞれの特徴は、次にまとめました。
現在のお住まいを母屋とし、新たに独立された世帯用に別棟を計画する考え方です。建築基準法上、一敷地に建てられる建物は1棟のため、敷地を分割して計画する必要があります。
見かけ上は、一つの建物ですが、内部で2世帯に分けます。世帯間のプライバシー、特に遮音に配慮して計画することが大切です。遮音する境界は、出来るだけ単純な方が良いため、世帯同士は、重ならないように計画すると良く、世帯間を隔てる壁は、遮音壁とします。 世帯間を完全に分離をすると、建築基準法上建物が「長屋1」若しくは「共同住宅2」として扱われ、法規上の制約が住宅に比べて大きくなります。一部廊下等で行き来できるようにするなどして建物内部でつなぐことにより「一戸建ての住宅」としてあつかわれるように計画するのが良いです。完全に分離する場合は、より法規上の制約の少ない「長屋」扱いとするように計画することが良いと思います。
敷地に制約がある場合、上下に二世帯を重ねます。世帯間のプライバシー、特に遮音に配慮して計画することが大切です。下階を鉄筋コンクリート造、上階を別の構造形式(例えば木造)としたり、両世帯間の床に防音処置を施したりします。 タウンハウス型と同じように完全分離をすると建築基準法上「長屋」若しくは「共同住宅」となります。建物内部で世帯間をつなぐ場合は、階段玄関でつなぐのが良いと思われます。完全に分離する場合は、より法規上の制約の少ない「長屋」扱いとするように計画することが良いと思います。
一部を共有しながら、互いの独立性を確保する計画です。共有する部分は、玄関であったり、浴室や洗面所であったりします。浴室等を共有すると、コストのかかる水廻りが1ヶ所で済み、工事費がおさえられます。
個室以外を共有します。お互いの個室は、共用の居間を挟んで配置する等、独立性を十分保つよう計画する「同居のスタイル」です。キッチンや浴室、洗面所などの設備を共有するので工事費がおさえられます。敷地に余裕がある場合は更に賃貸住宅の併設も計画できます。
世帯分離型とする場合は、将来の生活の変化に備え、水道、電気、ガスの配線配管やメーターは世帯別にすると良いでしょう。また、将来に備えて一方を賃貸住宅としても機能するように計画することも考えると良いでしょう。
二世帯住宅と併用して賃貸住宅を計画します。住宅と賃貸住宅の玄関アプローチは分離して計画します。賃貸住宅をつくり、家賃収入を見込むことができます。 家を建てる際に一番ネックになるのがローン返済です。賃貸併用にすれば建築費用は多くかかるものの、家賃収入により月々の返済額は通常より安く抑えることができます。小規模の土地でも計画可能です。
二世帯住宅も時の流れと共に子供が大きくなり多世帯で住まう可能性があります。建物のライフサイクルを長くとらえ、循環型のプランを考えます。例えば、庭を囲んで各々の世帯が場を融通しあうシステムが考えられます。 建物を三世代にわたって残すべき部分と変化する部分とにわけて考え、違う機能を持つ部屋への変更の可能性も考慮したフレキシブリティーのある計画すると良いでしょう。
歴史的に大家族ですむアジアには沢山の興味ある多世帯住宅があり、現代に生かせる知恵があります。 □ 中国の伝統的な多世帯住宅敷地を塀で囲い込み、住居の間に庭が配置されています。連続する中庭が採光や風の通りをつくり、世帯間の間合いを取るのにとても役立っています。
□ 韓国の伝統的な多世帯住宅中庭を家の中心とし、中庭に向かって各個室が並びます.生活の中心は、中庭と中庭に向かって開放された食事室(テーチョン)です。玄関から直接中庭へアクセスします。アメリカンスタイルのリビングアクセスと同じスタイルです。日本のように玄関の構えばかり大きくせず、広いリビングをつくれる実質的な考えです。
□ 日本伝統的な多世帯住宅外部に向かって開放的なつくりとなっています。各個室どうしは、必要に応じて「ふすま」で自由に仕切る、フレキシビリティの高い間取りです。個の独立性を確保したうえで、「ふすま」で自由に仕切る部屋の構成は、多世帯住宅を計画する際の参考になります。
建築確認申請書類一式へのご依頼です。現状土木事務所の担当者から書類一式提出を請求うけてますがとても自身では対応が難しく困っています。今まで複数、近隣の建築設計士さんへ建築相談してきましたが「セルフビルドの自宅なら建築確認申請書類一式は要りません」と言われていたので、信じてみたが結果は騙されました。 現状の経緯を土木事務所担当者に申し上げた処まだ何とか間に合います!とご返答頂いておりますが、困っています。どうかお助け願います。宜しくお願い致します。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
上品で優しい色合いが、青空に映えますね。
とある家創りの現場のワンショット。
左官仕上げの外壁に、アルミ製の電動ブラインド。
素敵な組み合わせです。
このアルミのブラインド。
ルーバーが可動できるんですよ。
しかも。シャッターみたいに、上げ下げもできます。
こういった使い方は、今までにほとんどないそうですが、
とてもいいと思いました。
また、外壁に左官仕上げを使うと、
その質感と表情がとてもいいんです。
とても上品に仕上がっていました。
そうそう。
こちらの現場では、現在外構工事が進行中。
ご実家の脇に家を建ててるといるので、
外構については、ご両親との調整も必要です。
ということで、昨日は、私と現場監督と
お父様と立ち会って打ち合わせでした。
しっかりと打ち合わせしていただけてよかったです。
息子さんの家創りだからといって、
それだけでなく、ご両親ともしっかり調整しながら
進めていきます。
こちらの家は、あと1か月もせず、すべてが竣工予定。
楽しみです!!
こちらは、別の現場です。
内装が仕上がってきて、家の雰囲気がわかってきてますね。
よくご覧ください。
正面にアクセントで、グレージュの壁紙を採用しています。
とっても優しい色合いですよね。
アクセントというと、強い色を使うことが多いのですが、
この淡さが、なんとも、上品に仕上がるなと思いました。
こちらは、トイレの床なんですが。。。。
パッと見たときに。
あれ?トイレに木使ったかな?と
一瞬思ってしまいました。(笑)
これ。
ビニルのシートなんですよね。
あまりの自然な色合いに、
プロの私が、騙されてしまいました。
最近のプリント技術はすごいですね!
よく考えたら、こちらの家もあと一か月ほど。
とても順調に仕上がってきていい感じです。
ほんと。
現場を順調に進めてくれている関係者に
感謝ですね。
Aさんのアトリエ
アトリエは20畳はある広さにしたい。今まで住んでいた愛着ある建物の材料を生かしたい、などの要望がありました。アトリエは吹き抜け的空間とし、住まいは、柱梁板、ふすま欄間などを再利用しました。
初めまして、現在埼玉県三郷市で工場建築しようと考えています。土地は調整区域で土地面積約600㎡、建築予定建物面積328㎡、延べ床面積328㎡です。役所で開発許可申請しており、2月中旬まで許可される予定です。 現在建築確認申請進めて行く予定です。そのすべてのことを協力できる建築士探しています。内容は下記の通りです。 1、建築確認申請及び工事用の図面作成や書類作成 2、建築確認申請代行から完了まで手続きのすべて 現在ある図面下記の通りです。 1、土地利用計画図 2、建物平面図、立面図 3、造成計画平面図 4、雨水流出抑制設計図 5、造成計画縦横断面図 6、駐車位置配置図 7、道路断面横断図 8、排水計画図 9、擁壁・浸透性舗装構造図10、緑化計画図 不明点があれば、お気軽にご質問ください。 ご協力できる方または会社ぜひ連絡いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
時代を感じるストーブですよね。
お飾りじゃないですよ!
実際に使われていて、現役なんです。
昨日、とあるカメラマンの方とお会いしてきました。
その事務所で見かけたストーブ。
この辺を使うあたりは、ある意味、センスを感じます(笑)
これから竣工写真を撮影していくのに、数か月かけて
新しい表現をしてくれるカメラマンを探しています。
といっても。
どんな写真を撮影していただきたいのかが
ハッキリしたのは、ここ最近。
そのイメージをもとに、カメラマンを探していて、
パッと目についた方がいました。
そう。
その人と昨日お会いしてきたんですよね。
事務所はもちろんですが、
置かれているモノや出される陶器まで、
しっかりとこだわってらっしゃいました。
ざっくばらんに、いろいろと。
私のこと、そして、先方のこと。
しっかりお話して、感覚的に会いそうだと感じました。
早速、次回は、写真を撮影していただいてみようと思います。
さて。
どんな写真になるのか。
すんごく楽しみですね。
街中の密集地の細長い敷地のため、迫っている隣家との間は緑化できるようワイヤーをとりつけました。
・ 木をたくさん使った健康的な住まいをつくりたい。・ 緑で潤いを感じる住まい。・ 子供の屋根裏部屋をつくりたい。・ 二世帯を完全に分離できる住まいにしたい。
細長敷地(6mx22m)であることを生かして3つの庭をつくりました。前庭、中庭、裏庭(緑道側)を配置し、この庭に向かって大きな開口を設け、光と風が通り抜け、緑を感じる開放的な二世帯住宅となるようにしました。迫っている隣家との間にはワイヤーをはったフレームを設置し、つる性植物を植え、緑の生け垣が隣家の視線だけを遮ってもらうことを考えました。二世帯が完全に分離できるよう各々専用の玄関を設けていますが、2階に住むことになったお母様のことを考えて、将来エレベーターを設置できるスペースを確保しています。
室内模型木組みの暖かさを生かした住宅をめざしました。
庭には縁側をもうけ、室内から直接前庭につながります。フレームの上に透明の庇をつけ光を取入れます。
2階玄関バルコニーより庭を見る。
前庭沢山の植物が植えられる明るい庭です。
居間(子世帯)前庭と中庭にはさまれたスペースです。
中庭を見る中庭を挿んで奥がご主人の書斎です。
中庭にかかる連絡通路2階の子供室と母のスペースをつなぐデッキ通路です。
母の居間食事室沢山の人が集まれる大きな空間です。
傾斜地に家を建てるにはどう活用したらいいか悩んでいます。108坪 角地。賃貸住宅にするかも考えています。こちらには、傾斜地での住宅建築を考えてくれるところがないので、依頼をしてみました。傾斜地は価格が高くなるなど聞いていますが、できるだけ安くできる方法で考えていきたいと思います。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日、とある家創りの現場へ。
お客様と待ち合わせて、
進行状況を一緒に確認してきました。
前回と比べてみると、大変身するプロセスだったんです!
一番は、写真からもわかる通り、
ずいぶんと壁紙が張れてきたことです!
テンション上がりますよね。
こちらの家創りでは、奥様が、壁紙をいろいろセレクトしてます。
色決めでは、A4サイズだった壁紙が、実際に張れた姿を
ご覧になって、満足気でした!!
ところどころに採用したアクセントが
とても効果的で、とてもセンスのいい仕上がりに。
例えば。
書斎コーナーなんですけど、
紺色のアクセントがとても効果的ですね。
それにとどまらず、書斎正面もアクセント。
ちょっと見えにくいんですけど、
正面のアクセントのラインの中に、紺色が混ざっていて、
しっかりとコーディネートされてるんです。
とってもいい雰囲気でしたよ。
これ以外にも、アクセントが効果的で
素敵に仕上がっていました。
こちらの写真は、階段を見上げたところ。
吹き抜けの上の方に、大きな窓。
この窓のおかげで、曇り空なんですが、
この明るさなんですよね。
暗くなりがちな階段ですが、
こちらの家では、すんごく明るくなりそうです。
それと。。
実はキッチンが入っていました!!
ゆったりとした広さ。
アイランドになっているので、使い勝手もいい。
背面の収納の色は、真っ白ではなくて、
木目の入った白で、少し表情があるんですよね。
優しい雰囲気を作ってくれてます。
実は。
こちらのダイニングキッチンの天井には、
レッドシダーを張るので、これくらいがちょうどよいバランス。
これから、もっと仕上がってくるので、
愉しみですね。
あっという間の時間でしたが、
愉しい時間を共有することができました。
設計だけなくて、工事の間もしっかりと
サポートしていきます!!
山並みや田園風景が広がる周辺環境に建つ住宅です。平屋建て一部2階建てのL型プランで、中庭と連続性を持たせています。
家族が快適に過ごせるような家和室フレキシブルな子供室
特命です。
杉板と珪藻土の自然素材を採用室内建具も杉板で特注ダイニングテーブルも杉材でデザインした特注品
すめば住むほど、空間の質が良いことがわかる。
外観中庭正面がリビング
L型に回した縁側中庭と室内空間を繋ぐ空間深い軒によって、陽射しをコントロール台風の風雨から建物を守る
縁側の夜景
東外観片流れの大屋根桜島の降灰があるため、屋根は金属屋根
北外観
玄関ポーチ正面は和室に面する坪庭
玄関ポーチ夜景
玄関大屋根を利用した天井の高い玄関
リビングダイニング大屋根の空間を利用した天井の高いリビングと子供室
子供室
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
こちらの希望を記す事で多くの返事を頂けました。それを基にじっくりと比較検討を行えました。電話番号等の個人情報を晒す必要がないので、...
当社から車で10分と言う近さでこの方でいいかと言う気持ちで設計と建築確認依頼までお願いしました。
契約価格はフラットを別にして2棟で240万円です。
...
今回は他設計士さんにお願いすることになりましたが、このシステムは大変施主にとって有難いと思います。今はハウスメーカーさんばかりで、...