親世帯3階のLDK。
息子さんと同居するために、家業を引退して工場を閉じられた敷地に住まいを新築することが望みでした。
住まいがお近くだったことでしょうか。新築後のことでの安心を求めておられました。
写真にはありませんが、家業で使われていた竹ざるを和室の壁に塗り込んだり、家紋をヒントにした障子を作ったりして、とても喜んでいただけました。
都心の密集住宅地ですが、エレベーターをつけて3階にLDKを作って明るい空間になったこと。中庭のヤマボウシの季節の景色などを喜んでいただいています。
親世帯の玄関。
中庭越しに玄関ホールを望む。
南側道路側の外観。
道路から玄関回りを望む。正面が1階の親世帯の玄関。右手に2階子世帯への玄関扉とガレージの入口がある。壁式コンクリート2階建。
1階に住むご両親のうちお母様に心臓の持病があり、ヒートショックのない高気密高断熱の住まいを実現したいと考えられていました。
このサイトを通じてのご縁でしたが、お会いして少し話したあと、ほぼすぐに決めていただきました。
2005年の竣工で、今でこそ普及してきている高気密高断熱の家ですが、当時はわたし自身もよく知らず、本を紹介していただいたりして一から勉強して取り組みました。
非常に満足して住んでいただいています。ずっと一年に一度くらいは食事に招待していただいたりして、庭の成長も見届けながらの長いお付き合いになりました。
1階親世帯のLDK。コンパクトなプランで自分でもよくできていると思います。
2階子世帯の住まい。玄関の吹き抜け越しに坪庭の竹を望む。
2階子世帯の主寝室。
軽量敷地面積 34坪 70%/200%
昨日は、とある家創りの打ち合わせからスタート。
こちらの家創りでは、着工に向けた準備をしつつ、
最終で、変更について調整しています。
実は。
全館空調を採用しているのですが、
家の断熱性能を踏まえた機種選定をする方針に
変更しました。
そうすることで、機械室が必要なくなったんです。
その機械室を、物置にと思ってご提案していましたが、
そのスペースの囲いをなくして、ホールの一部にしたいとのこと。
その壁の一部に、耐力壁が。。
耐力壁をとってオープンにするのか。
残して物置にするのか。
耐力壁が変更になるということは、構造計算を再度
実施する必要が出てきてしまいます。
つまり、構造計算費用がもう一度かかってしまいます。。
私としては、それが懸念材料と考えて、
変更をするのかどうかをお客様に打診していました。
じっくりとご検討されている様子でした。。
でも。
よく話を伺ってみたら。。
お客様は、構造計算費用がもう一度かかるのはOKですが、
耐力壁をとってしまうと、バランスが悪くなってしまうのが
懸念材料だと思っているとのことでした。
耐力壁をとってしまうのであれば、
そこに耐力壁がない前提で、再度バランスをとるような
計画をすればよいので、私からすると何ら問題ありません。
そうなんです。
お互い、別の懸念材料をもとに、検討していたんですよね。
しっかりとコミュニケーションをとっているつもりだったのですが、
ちょっとしたズレで、こんな風になるんだなぁと痛感しました。
何か懸案事項が出た場合は、何が問題になっているのかを
しっかりと言葉にして共有していくことが大事だと思いました。
いい気づきを与えていただけて、よかったです。
感謝ですね。
周囲を他の建物で囲われていても、インナーテラスを通して光や明るさを取り入れることができます。 インナーテラスについて、オフィス・アースワークス一級建築士事務所 小松原敬さんに伺いました。
明確な定義はありませんが、2階のテラスが中庭のようになってるものを言うことが多いです。2階のテラスを中庭のようにして、囲うようにリビングやキッチン・書斎等を配置してテラスに向かって掃き出しの大きな窓やハイサイド窓を設置します。
住宅で造る場合が多いですが、南側を始めとした周囲を他の建物で囲われていて普通に造ると陽が入らず真っ暗で隣の家の視線も気になるようなときに使います。 インナーテラスを通して光や明るさを取り込むことができます。隣家の目線も気にならないのでカーテンもシャッターも必要ありませんし、開けっ放しにしても防犯上も問題ありません。 夏には風を取り込むことができる上に蚊などの虫も入り込みづらく道路からの騒音もカットできます。。気候の良いときはアウターリビングとしてテーブルなどを置いて活用されていらっしゃる方も多いです。窓を開け放して気持ちの良い暮らしができます。 窓を閉めているときも、テラスをリビングの一部のように視覚的に取り込めるので広さを演出できます。テラス部分は床面積に入らないので容積率が厳しい地域でもおすすめです。「容積率に含まれないリビング」を造ることができます。 条件が厳しい敷地で使うことが多いですが、それ以外でもアウターリビングを作りたいという時には有効です。 また、都市部では準防火地域に指定されている住宅地が多くその場合は窓を防火戸にしなければなりません。防火指定の窓は大きさが制限される、ガラスが網入りになる、値段がかなり上がるなど悩ましい事態になることがよくあります。 そんな場合もインナーテラス内は準防火地域であっても防火戸にする必要がなくなるので網なしの大きな窓をローコストに入れることができます。 デメリットというか注意する部分としては構造も含めた防水の設計と施工をきちんとする必要があります。インナーテラスの下は部屋なので当然ですが漏水をおこさない事は重要です。きちんとした設計と部材、施工をすればその心配はありませんが。 また、1階分はインナーテラスの恩恵は受けられないので厳しい敷地条件を改善する役に立ちません。ですので1階は玄関、水回り、寝室、収納などを集約することになります。
サンルームは建物の中に陽が入る部屋を造ることで、インナーテラスは建物の外になります。サンルームは容積率に入りますがインナーテラスは容積率に入りません。 インナーテラスは洗濯物を干すには良い場所ですが、余裕があれば小さなサンルームを室内干し用に造ることはオススメです。
木造の場合、1階や段差のある敷地で下が地面の場合は土間も可能ですが、2階に造る場合は重くなるのであまりおすすめできません。ただし、重量鉄骨造やRCの建物であれば普通に可能です。
可能です。ただし、室内の床と似た素材を使うほうが一体感が出ます。
洗濯物を干す場所としてはとても良いでしょう。
可能です。外にテーブルを出して楽しんでおられるご家庭は多いです。
重要なのは防水です。ある程度排水用の空間が必要なので下の部屋の天井高さに影響しないように工夫します。 また、防水もFRP防水は10年ごとくらいにメンテナンスが必要ですが鋼板防水にするとメンテナンス期間を延ばすことができます。
リビングと一体感を出すための工夫が重要です。窓や床とテラスの間の高さ・素材などの考慮が必要です。
おそらく最上階のペントハウスか、一般階でもバルコニーを室内側に大きく取り込んだような設計が可能な敷地条件ならできると思います。
敷地条件にもよりますが可能です。
インナーテラスや中庭の家の設計がその敷地に適当かどうかは敷地条件によります。場合によっては他の方策のほうがより良い家になることもあります。 設計内容は住宅ローン金額や返済計画に大きく関わるものです。ですのでできれば計画の早い段階で(敷地購入を検討中であれば購入前に)ご相談ください。
周囲を囲われた中で風と光りを取り入れ、なおかつプライベートな空間にするために2階リビングで中庭風のインナーテラスを設けました。これにより、カーテンも必要ない、光と風がはいるプライベートな「庭」に面するリビングになりました。
新年明けましておめでとうございます。みなさま、3連休も終わり、2019年の仕事も本格始動といった感じでしょうか。私の方は、3連休初日に、淀川河川公園で行われた『大阪30K 冬大会』に参加し、楽しく走ってまいりました。画像は、現在新築のご相談をお伺いしている敷地チェックの様子です。場所は、大阪市阿倍野区です。土地購入の契約と並行しています。道路を挟んで、大きな公園に面している、大阪市内では稀な好環境の立地です。何かできるのか、いくつか検討を重ねているところです。
設計監理:一級建築士事務所 Coo Planninghttps://www.cooplanning.com
大阪市淀川区にて新築の設計監理をさせていただいた一戸建て住宅です。阪急 三国本町駅から徒歩10分ほどの好立地に建てられています。土地の購入前にご相談をお伺いし、現地チェックを経て、土地契約に至りました。住宅ローンをご利用されるため、事前審査用の概算見積書及び平面プランの作成をさせていただき、住宅ローン審査を並行しながら、プランの検討が行われています。画像は、木造3階建てで構成された、2階に位置する子供部屋の様子です。夫婦+3人のお子様の住まいとして計画された住宅で、1階にLDK+テラスを計画し、2階に3つの子供部屋、3階に主寝室と、洗面.浴室のユーティリティを配置しています。トイレは、1階と3階に計画しています。1階のLDKには、吹抜けを計画し、2階の子供部屋と一体的な繋がりが持てる構成です。子供部屋には、ロフトのスペースを設けることで、コンパクトにまとめながら、勉強机や、ベット、収納のスペースが確保されています。
1階に計画されたLDKの様子です。キッチン及びダイニングテーブルは、オーダーで製作されています。
大阪市内に家を建て、暮らす。大阪市北区。この住宅の計画では、採光に有利な角地の立地条件を活かし、1階に無柱ワンルームのLDKをレイアウトしています。また、色モルタルでかっこよく仕上げた玄関土間をLDKまで引き込むことで、よりおしゃれでオープンなフロアに仕上がっています。リビングには、吹抜けをつくり、2階フロアとの一体感を持たせることを考えています。また、吹抜けには、3階へのスプリット階段を設け、3階屋上テラスの自然光も階下に届く空間構成としています。3階建ての家全体が、おおきなワンルーム空間のような構成で、まとめられています。設計監理:一級建築士事務所 Coo Planninghttps://www.cooplanning.com
住宅密集地の角地に位置しています。側道からの外観の様子です。
大阪市内に家を建て、暮らす。大阪市旭区。1階LDKスペースを見ています。サッシの向こうは、屋根のない屋外テラスです。大阪市内の住宅密集地で、プライバシーも保ちつつ、この明るさ。天井と壁面のラーチ合板は、鏡面仕上げで、光を散らす効果を狙っています。大阪市内の家づくりは、やっぱり面白く魅力的です。まだまだチャレンジできることはあるし、手掛けてみたい住宅です。
前面道路からの外観の様子です。
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早速丁寧なコメントを頂きました。おかげさまで目的とした件について回答が得られました。いろいろと有り難うございました。だいち
この度は、建築家依頼サービスを利用させて頂きありがとうございました。お蔭様で多数の方からご連絡を頂きました。 弊社近くの建築家様がいらっしゃったので、...
坂道階段だけの建築が大変難しい長崎の土地に対して、3件のご連絡を頂けました。ありがとうございます。そのうち、相良様は福岡にいらっしゃり長崎市に確認して頂き、...