猫が楽しく暮らせる住まい・小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 小木野貴光 + 小木野仁美

キャットウォークのある部屋

猫と暮らす家は人と・猫、どちらも心地よい間取りにすることが大切です。
 
猫と暮らす家について小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 小木野貴光 + 小木野仁美さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 小木野貴光 + 小木野仁美 の写真
北区赤羽台1-5
03-5948-9673

 

貴社が猫と暮らす家をてがけるようになったきっかけを教えて下さい

 
たまたま、住宅設計を依頼いただく施主に、偶然にも猫好きが多いです。
掲載されている、「猫と暮らす、リノベーション狭小住宅」を頼まれたのが、猫と暮らす家をてがけるきっかけでした。
 
現在も、2件、猫と暮らす家を設計中です。
 

猫と暮らすリノベーション狭小住宅

猫と暮らす家の価格はどれくらいでしょうか?

 
通常の住宅と変わりません。
猫ステップや猫扉などの猫用の設えはそんなに大きな金額にはなりません。
 

猫と暮らす家の間取りで注意している点を教えて下さい

 
人と・猫、どちらも心地よい間取りにする事を心掛けています。
明るい光の入る家は、人も猫も同じく心地よい。
それを前提に猫の習性を間取りに取り入れていきます。
 
猫は、外を見る事が好きで、高い場所が好き。
好きを取り入れた間取りにしています。
 

猫と暮らす家のインテリアで注意している点を教えて下さい

 
猫は高い場所から、飛びつく習性がある為、飛びつける様なキャットステップをつくったり、逆に、飛びつける範囲に、飛びつきたくなる設備をつけない様にしています。
 
人の動線と猫の動線は異なります。
 
猫扉やキャットウォークで猫の動線をつくり、家の中を回遊して遊べる動線にし、飼い主が不在であっても猫が楽しく暮らせる住まいを設計しています。
 

猫と暮らす家ではどのような壁紙を採用していますか?

 
猫部屋や猫のトイレなど、匂いが気になる場所に関しては消臭機能のある壁紙を使っています。
また、猫用の換気扇を猫のトイレ置場や水飲み場には、設置して空気を綺麗にしています。
 
エコカラットなどの、消臭機能のあるタイルをリビングに貼る事もあります。
 

リビング

平屋の猫と暮らす家も設計していただけますか?

 
平屋の猫と暮らす家の設計も、もちろん行います。
 
平屋の場合、中庭を設計すると、猫が外で遊べ、でも、外部に出て行ってしまわない様に出来るので、平屋は猫と暮らすのに相性が良いと考えています。
 

猫が外に出ない格子扉の玄関

猫と暮らす家の玄関で注意している点を教えて下さい

 
猫が外に飛び出さない様、玄関扉と玄関ホールの間に、木格子の扉をつくり、外から帰ってきた時に玄関扉を空けても猫が出て行かない様にしています。
 
また、スペースが許せば、玄関は猫が入らない間取りとして、キャットフードや猫のトイレ砂置場をつくります。
 

「猫の集合住宅」で工夫した点を教えて下さい

 
中庭を中心にした、回遊式間取りにしました。
北側道路の住宅密集地の暗い敷地でしたので、光を取り込む中庭をつくり、人も猫も快適な住空間を設計しました。
 
中庭を中心に、1周できる間取りとし、猫扉もつけて、住人不在時にも猫が家の中をぐるっと一周して遊べる間取りにしています。
キャットステップ・キャットウォークを製作し、猫が遊べる空間づくりをしました。
 

猫の集合住宅・間取り

「猫と暮らす、リノベーション狭小住宅」で工夫した点を教えて下さい

 
階段をスケルトン階段とし、大きなキャットタワーとしました。
猫は上下に動く習性があり、上下運動をする事でストレスを解消しています。
 
狭小住宅では、キャットタワー・キャットステップをつくるスペースが無い為、階段をキャットタワーと見立てました。
スケルトン階段(蹴込み板が無い階段)とする事で、猫は、窓枠→階段の裏側から階段の踏み板に乗る、など猫独自の動線が出来、上下に楽しく動いています。
階段の窓から、猫が外を眺め、家の前を通る人の動きを眺めています。(猫は外を眺めるのが好き)
 

光を取り入れた階段

ハウスメーカーや工務店ではなく貴社に猫と暮らす家を依頼するメリットを教えて下さい

 
猫と、人の関わり方や距離感は、住む人によってそれぞれ異なります。
施主独自の猫との関係性を的確に捉えて、猫と人がお互いが快適な住まいを設計しています。
 
猫と暮らす=既製品のキャットステップと猫ドアをつけておけば良いという、単純で通り一遍な家では無く、幸せな猫との暮らしを生み出せる様、オリジナルの猫の動線・間取りを考えた設計で、施主と猫と独自な関係の為だけの、お住まいを形にしています。
 

小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 小木野貴光 + 小木野仁美さんの猫と暮らす家・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
猫と暮らす、リノベーション狭小住宅

小さな家に大人4人で住まわれていましたが、仲の良いご家族で、上手に暮らしていました。元々の間取りは、旧来の生活習慣の合せていた為、現代的な生活が送れる間取りへの変更を考えました。

猫の集合住宅

北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。

猫と遊ぶテラスのある家

・猫と住む家

人も心地良い、猫も心地よいをテーマに、設計に取り組みました。敷地の中で最も心地よい場所を、猫が外で遊べるテラスとし、そのテラスから、光・風・眺めがリビングに飛び込んで来る間取りとしています。

 

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