OMソーラーで太陽光エネルギーをシンプルに無駄なく熱利用・H2O設計室 一級建築士事務所 共同主宰者(森 大樹 & 小埜 勝久) 管理建築士(森 大樹)さん

OMソーラーの家は太陽光エネルギーを最もシンプルで無駄のない熱利用という形で直接使うため省エネルギーになります。
 
OMソーラーについてH2O設計室 一級建築士事務所 共同主宰者(森 大樹 & 小埜 勝久) 管理建築士(森 大樹)さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー H2O設計室 一級建築士事務所 共同主宰者(森 大樹 & 小埜 勝久) 管理建築士(森 大樹) の写真
埼玉県さいたま市見沼区東新井939-73
08042952983

 

OMソーラーとはなんですか

 
現在では「OMソーラー」と「OMクワトロソーラー」という二つのシステムがあります。
 
端的に言えば、「OMソーラー」とは太陽光エネルギーの熱利用だけを対象として住宅内の温熱環境を改善するもの。
一方「OMクワトロソーラー」は特殊な太陽光発電パネルを利用して、太陽光エネルギーの熱利用と電気エネルギーへの変換を同時に行うものです。
 
OMとはかつては、開発者の奥村昭雄教授の名前からOMと取った等、諸説ありましたが、今では「面白い」「もったいない」の頭文字ということに統一されているようです。
 
以下ではとりあえず、「OMソーラー」のみについてだけ述べていきます。
 

 

OMソーラーの仕組みを教えてください

 
基本中の基本で述べます。
 
冬場は、屋根面に降り注ぐ太陽光の熱エネルギーで、黒色に近い金属屋根材とその下に作られる空気層を温めこれを屋根下部のハンドリングボックスに装着されたファンで集めて、筒状ダクトで1階床下と基礎コンクリート面の間の空気層に押し出して、1階全体に拡散させて、コンクリートに蓄熱しつつ、各室の床面から吹き出します。
 
夏場は、上記の屋根面で温まった空気をハンドリングボックス経由で外部に逃がしてあげます。また地域によっては夜に、屋根面下の温度の下がった空気を比較的温度の低い1階床下面に導き各室の床面から吹き出します。
 
オプションとして、春から秋にかけては不要な屋根面で温まった空気を利用した貯湯器を利用して給湯に利用することができます
(地域によっては冬場の昼間でも可能)。
 

OMソーラーの価格はどれくらいですか?

 
基本的に「OMソーラー」とは暖房器具、クーラーのような部屋にポンと置く設備機具ではなく、建築本体の屋根や基礎と一体の建築の一部と考えらえます。
 
そのことを前提として、貯湯システムなしで、当然住宅の大きさによって差がありますが100万円台前半ぐらい、貯湯システム付きで100万台後半ぐらいでしょうか。
 

OMソーラーを採用すると夏は暑くなるのではないでしょうか?

 
上記ハンドリングボックスが屋根面下にあるということは、屋根面で温まった空気をハンドリングボックス経由で外部に逃がしてあげるとしても一度室内側に入れるので空気温を温めてしまうリスクはあります。
 
そこで対処の方法は、一つはそのハンドリングボックスの外側に強力な断熱層を作ること。
もう一つはハンドリングボックスを室外側に出してしまうこと、現実的にこの方法をとっている住宅は多いです。
 

 

OMソーラーのメリット・デメリットを教えてください

 
メリットは、太陽光エネルギーを最もシンプルで無駄のない熱利用という形で直接使う省エネルギー性(パッシブ性)。
 
デメリットは、冬場太陽の出ていないときには当然、暖房器具が必要であること、また貯湯器をつけても、給湯器は必要であることなど、イニシアルコストが高くなること。
 

貴社がOMソーラーを手がけるきっかけがありましたら教えて下さい

 
かつてより、住宅に省エネルギー性のあるパッシブな手法を取り入れることに関心がありましたところ、建てぬしさんからOMソーラー導入のリクエストがあったことです。
 

 

OMソーラーの家の設計で注意している点を教えてください

 
・ハンドリングボックスとダクトの位置が適宜であるかどうか。
・これはOMソーラーに限りませんが高い断熱性能を確保してあげること
 

<薄屋根のOMソーラーハウス/Haさんの家>西東京市の依頼者からはどのような要望がありましたか?

 
モデルハウスを体験されてからのリクエストで、ほんわりとした家全体のあったかさを実現してほしいということでした。
 

その要望をどのように叶えましたか?

 
ダクトの位置を家全体の中心部近くに配置して温まった空気を均等に分けてあげました。
 

OMソーラーの家を建てたい方になにかアドバイスがありましたらお願いします。

  
暑い、寒い、の感覚は非常に個人差があります。
またOMソーラーの実施住宅の地域差も北海道から鹿児島まで幅広いです。
 
OMソーラーを導入したからといって、暖房器具がいらない、とは限りません。
というより補助的には暖房器具は必須でしょう。
 
ただし次世代省エネ基準程度の断熱性能があれば人よって、地域によっては暖房器具は不要かもしれません。
 
いずれにせよ断熱性能をできる限りあげておくことはOMの採用如何にかかわらず必要です。
また必ず当該地域、及び当該住宅性能でのシミュレーションを行ってください。
  

H2O設計室 一級建築士事務所 共同主宰者(森 大樹 & 小埜 勝久) 管理建築士(森 大樹)さんのOMソーラー・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
<薄屋根のOMソーラーハウス/Haさんの家>西東京市

OMソーラーシステムを導入した家です。オーソドックスな軸組み構造で、ほとんどの部屋で柱と梁を現しています。さらに内部の仕上げは紙と木と漆喰を中心にしたいわゆる健康住宅です。2階の子供部屋では、将来的に子供が巣立った後に間仕切り壁を簡単に撤去やすいように、あえてシナ合板をビス現しで留めています。

 

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