東京・世田谷区のマンション建て替えをめぐり、住民が事業者を提訴

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

東京・世田谷区のマンション建て替えをめぐり、住民が事業者を提訴する事態となっています

耐震性などに問題が確認された東京 世田谷区のマンションの建て替えをめぐり、住民の一部が、事業者が一方的に建て替え計画の履行を拒否したのは不当だとして建て替えの義務を負っていることの確認などを求める訴えを起こしました。


 
記事を読んでみると、経緯は次のようです。

  • 住民の調査により、マンションに耐震性の問題があることが判明
  • 東急不動産から建て替えの提案があり、住民全員が仮住まいに移転
  • その後、建設当時の測量ミスが発覚し、高さなどが建築基準法に適合しないことが判明
  • 建築基準法に適合させて再建築すると、建物規模が大幅に縮小される見通しとなった
  • 東急不動産が建て替え中止の方針を住民に通知
  • 一部の住民が提訴に踏み切る

 
設計・施工・監理の段階で何らかの見落としや不備があった可能性が考えられます。
 
このような事態を防ぐためにも、設計・監理では法律やルールを正しく守ることはもちろん、現場での確認や手続きを丁寧に行うことが大切ですね。
 
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