道路側から見た夜景。変形の土地を活かした、モダンな外観デザイン。丸いガラスブロックとアルミスリットから光が漏れてきます。
全ての部屋から中庭が見えるように計画。 壁で仕切ることを避け、吹き抜けを介して家全体が1つの空間で ゆるやかにつながり、家族の気配を感じられるようにしました。
「英国の陶器メーカー、ウェッジウッドのブルーを建物のどこかに使って欲しい。」というクライアントの希望で壁紙のアクセントとして採り入れました。
どの部屋からも見ることができるシンボルツリー。
2階ダイニングスペース。
落ち着いた雰囲気の玄関。
植樹帯と呼応した外壁の傾斜したスリット(開口部)。
「日本の一般的な調剤薬局のイメージを一新する建築」を希望された。
OTM薬局は岡山県の北部の津山市を中心に県内に10店舗を展開する調剤薬局である。メディカルクレオは計画道路による立ち退きで新築移転をした本社屋である。この本社屋では駐車場と建築の間に、バッファゾーンとして垂直をイメージした植樹帯を計画して、外壁の微妙に傾斜したスリット(開口部)との呼応を試みた。植樹は建築の形態上のエッジを柔らかくしてくれる効果がある。
病院づけになりがちなお年寄りがこの薬局に来られて、林の中の「木漏れ日」に出会ったときのようなリラクゼイションを感じてもらえるよう、意識的にボリュ-ムのある植栽を心掛けた。
建物の外周部分に計画した外階段は、緩衝帯として内部と外部を緩やかにつないでいる。
調剤の待合、売場の壁や商品棚は、敢えて無垢の木材を使用している。レイアウトされた白と黒の壁と見え隠れする吹抜けは、調剤薬局の貧しい造りのイメージからの脱却を目指し、訪れる患者さんの「安らぎ」につながる空間になってくれればと思う。
吹抜け上部の2階ホール
2階社長室内観。植栽とスリットを通して、光が室内を優しく照らす。
カフェエリアとオフィスエリアの中間に緑豊かな中庭にテラス席を設け、カフェとしても、オフィスの打合せスペースとしても利用できます。上には可動テントを備え、ちょっと天気の悪い日も、屋外で緑を楽しみながら過ごせるスペースです。
カフェとオフィスの融合を目指したプロジェクトです。エントランスを入ってすぐのスペースは、カフェエリア、奥はオフィスエリアとして、前庭、中庭、後庭をとり、自然を感じられるようにしました。シンプルで素材の強さや粗さを楽しめるような、素材選びをし、レンガや木材は、再利用材を使用しています。既存の建物の良さを活かすため、シンプルでどこか温かみのあるデザインとし、内装の壁、天井や外壁の一部に光触媒塗装を使っています。またオフィスエリアの金属屋根には遮熱塗料を使っています。
カフェメインエリア。再利用のレンガを床と壁に用いて、土の空間をつくっています。
上の階のカフェエリア。再利用材の木をフローリングに使い、CLTで作ったロフトもあります。
木の再利用材を使ったエントランス+テラス席
中庭の向こうにオフィスエリア
東松山の賃貸はもとは両親の住まいです。畳生活が希望のため、建具は障子と襖があり、材料も安価で張替が容易です。張り手間がほとんど全て、素人でも綺麗に仕上がり張替え後は感激します。既存と同色の紙を選んだため1部綺麗な既存襖を残しました。ほとんど見分けは付きません。
障子張りでは、何か作業工夫をと考え障子紙の仮止めに養生テープを使いましたが、紙の乾燥収縮からすると余り意味はなかったようです。
枠廻りののりのはみだしを防ぐため養生テープを貼っておく方法は良い考えです。
襖は大分傷んでいました。
襖紙はのり付きの和紙です。のりに水をつけて貼るだけです。
仕様はこんな感じです。
桑の引手が欠けていたので、同じ色の木材で補修しました。
高窓の和紙張りガラスが経年で劣化してしまい、取替えはどうしてもやりたかったことです。
1.6m真四角のため取替は大変です。内部に足場を組みなんとか設置。
スッキリしました。
アトリエの設計では色彩の確認や再現に必要なため日射の入り方や照明に配慮することが大切です。 アトリエについてスピカ建築工房 一級建築士事務所 滝川 良子さんに伺いました。
絵を描く上で色彩の再現や確認に必要なため、日射の入り方や照明には特に注意しています。
大勢で利用する教室利用か個人の方が利用されるアトリエかで間取りも変わると思いますが、窓と方位の関係には注意をしています。また、カンバスなど絵を描く上で必要なものの収納、画材を洗うための水回りの位置などにも配慮しています。
一般的には絵が映えるため、ホワイト系のインテリアをお勧めしますが、事例のアトリエはお客様のこだわりで色漆喰を使用しました。
古い木造校舎のような外観や、木造小学校の美術室のイメージのアトリエにしたいというご希望でした。緑の多い場所に建つアトリエなので、外の景色も取り込みたく、また、夜通し描くこともあるので、最低限シャワー等の水回りやカンバス類の収納スペースも欲しいとのご希望がありました。
外観は下見板張りとし、木造校舎のイメージを叶えるため木製サッシ・無垢の床板を使用しました。コストの関係もあり、ほぼワンルームのような間取りの中にシャワー・キッチン・トイレなどの住設も配置し、仮眠用の布団入れ・カンバス収納も設けました。設計前に敷地周辺の樹木や緑の位置を確認し、プライバシーを守りながら外部の緑も見えるよう窓の配置をしています。また、アトリエには安定した光が必要なため北側に大きな採光用の窓を設けています。
DIYの場合は、足繁く通う必要がありますので通える範囲であればご相談に乗れると思います。
倉庫からのコンバージョンは良い雰囲気になると思いますので、機会があれば是非手がけてみたいです。
古い木造校舎のようなイメージをお持ちでしたので、外壁は既製品ではない下見板張りとし、その上に灰汁塗りを施し(施主施工。私もお手伝いしました)経年変化を楽しむ仕上げとしました。アトリエとしてお使いになるため、安定した日射を得るよう北側採光を重視し大きな窓を採り入れています。
静岡県浜松市に住んでいる山ちゃんと言います。土地は去年購入しました。93坪ほどあります。東側と西側に両方出入口があります。東側と西側の両方とも約7メートルの間口があります。長さが約43メートルあります。長細い土地になります。こんな土地だからこんな図面の作成ができたって言っていただける方と出会えたいと思ってます。犬を3匹飼っています。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
昨日は、敷地の視察からスタート。
地下鉄の駅から近くて、とても利便性がいい。
周辺に大きな建物はあまりなくて、
ほどよい高さの家が立ち並んでいます。
全面道路は、ゆったり幅があります。
メインの通りから一本入っているので、
車の通りも多くなく、近くに公園があったり。
周辺の環境は、いうことなし。
唯一気になるのは。。
敷地の大きさですかね。
20坪ほどで、建蔽率60%。
いわゆる狭小敷地なんです。
ワンフロア12坪なので、2階建てだと、結構厳しい。
そんな中に、駐車場1台を含む、3LDK+αを計画予定。
しかも。
周辺は囲まれてる+東西長手の敷地。。
普通に建てたら、家に光は入ってきません。
さて。
どんなアイデアを使って、家を創るのか。
これからのお楽しみ。
昨日の午後は、結構長い時間にわたり、図書館へ。
図書館?
本屋じゃなくて??
ネットじゃなくて?
と思われたかもしれません。
もちろんですが、建築的なことを調べるのが目的です。
いろいろ経験させていただいて、建築に関していえば、
たいていのことは知っていて、実際に仕事にしています。
ただ。
少しでも新しいと感じることだったり、
知識が不足していると感じたら、
すぐに、いろんな方法で調べて、聞いて、
体感していくようにしています。
今までは正しかったことだって、
新しくなれば、正しいといえなくなることだってあるんですから。
常に情報を更新しつつ、情報の本質を見極める
ことが大事なんだと思います。
古い知識に捉われず、綱にバージョンアップして
最善のご提案をするために!
定住促進住宅というのは、人口減少などで悩みを抱えている自治体で、人口流入を促進したいために、空き家などを利用して賃貸住宅として利用したり、あるいはその目的のために建設された住宅などの総称です。特に空き家が多い、定住人口が減少しているというところでは活発に作られています。家賃補助、あるいは教育の補助など幾多の特典的なものが付随していることがあります。これらは、各自治体で行っていますので、その自治体の状況によりその住宅の様相も様々に変わってきます。市街地調整区域などの空き家も用途変更などがしやすくなって、空き家対策とともに実施されている状況です。このようなことから、都心部ではあまり見かけません。地方の自治体で多く見られます。
建築確認申請を依頼したいです。建設予定地は石川県河北郡**********土地は個人所有ユニットハウスを設置するための確認申請となります。基礎工事等の業者も紹介してもらえると助かります。詳細は打ち合わせ時にお知らせします。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
段差地とは、敷地内に高低差のある土地を表します。一般的には敷地全体を平坦にしてから建築物を建てる提案が多いため、造成・擁壁・地盤改良などに多額の費用がかかることも多いようです。そのため、段差地で費用を抑えて家を建てるためには、造成・擁壁工事のコストを抑えるように設計を工夫する必要があります。 今回は、2階部分に玄関を設けることで段差地のデメリットを解決した事例として、五藤久佳デザインオフィス有限会社の五藤さんに取材をさせて頂きました。
坂道の多い住宅地には、道路と敷地の間に高低差が出来る事も少なくありません。段差のある土地で家を建てる場合、基礎が崩れないように擁壁を作って補強する必要があります。「道路寺の家」が建つこの敷地には、3~5mの高低差がありました。擁壁は高ければ高いほど費用がかかるため、建築費を抑えるために擁壁を低めに設計する必要がありました。 敷地の南側は、錆びたトタン屋根しか見えず決してロケーションがいいとは言えない現状でした。そのため、南側には極力窓を作らないようにしました。その代りに東側は接道がなく建物が建つ予定もなかったため、大開口の窓とテラスを設けるようにしました。
家主は、70歳の夫婦の方でした。お客様の要望は、奥さまが「絵画教室とアトリエが欲しい」、ご主人さまが「デッキテラスでコーヒーを飲みながらジャズが聴きたい」とのことでした。
お客様の要望を叶えるため、まず絵画教室を2階に設けました。絵画教室は、奥様の生徒が2階の玄関ドアを開けてすぐ教室に入れるようにし、生活導線と交わらないよう工夫しました。トイレと洗面台は生徒の皆さんが使いやすいよう教室から出てすぐの場所に設けました。更にキッチンから教室への導線を短くして、おもてなししやすいようにしました。 1階には、奥さまの絵画をたくさん収納するための倉庫やアトリエを設けました。また、「デッキテラスでコーヒーを飲みながらジャズが聴きたい」というご主人様の願いを実現するために、眺望の良い東側に大開口の窓とウッドデッキに繋がるリビングを設けました。大開口の窓から光、風、音、香りなどの自然を生活の中に取り入れ、住む人の心が潤う環境づくりに努めました。
↑1階平面図
↑2階平面図
2階に玄関、リビング、浴室やトイレなど生活の場を多く設けることで、建築主の身体への負担を減らすことができました。接道は2階部分にあるため玄関からのアクセスも楽です。また、2階をリビングにすることで1階に個室を多く作ることができます。それは1階の壁部分が増えて支える箇所が多くなることから、より丈夫な家を建てることが可能です。 デメリットは、建物を土や水から守るための擁壁を作る必要があるためコストがかかる面です。擁壁は大きくなればなるほどコストがかかります。「道路寺の家」では、L型擁壁=構造物を小さく作るよう設計に工夫して、土の移動を極力減らしコストを抑えました。下部の土圧は1階の基礎で止め、上部の土圧はL型擁壁で止めています。
「道路寺の家」は、敷地の高低差を活かして家を建築するように様々な工夫をしています。2階部分は、東西対照的に跳ね出すように設計し、構造体のバランスを保つようにしました。
外観の素材や色は1階と2階でデザインを替え、さらに2階玄関を地面と接しないよう設計したことで、平屋建てがまるで宙に浮いているような不思議な視覚効果を生み出しました。外階段はコンクリートの擁壁から突き出したような形状に作り、外観の意匠に配慮しました。L字擁壁と基礎の間には排水用のU字溝を設け、建物の防水対策にも備えました。
道路寺の家には、住む人の心と身体に優しい木材を使用しています。木は経年により黒く変色するため、窓のフレーム、屋根、1階壁部分、外階段手摺をすべて黒にして家の経年変化と共に環境に馴染むようなデザインになるよう心がけました。東側の窓の引き戸にはアルミサッシよりも大開口がとれる木製サッシを使用し、光と開放感あふれる窓を実現しました。 建築に使用した材木は、床に国産杉、外壁には米杉を使用しています。国産杉はコストが安く、素材が柔らかいため傷がつきやすいなどのデメリットがありますが、足にやさしいので床に最適です。米杉は実はヒノキ科の一種で、水に強く耐朽性に優れている特徴があります。それぞれの木の良さを活かして、お客様の身体に優しい家を作成するよう心がけました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
今回、偶然、このサイトを見つけましたが、まず、運営側の対応の速さと丁寧さに驚きました。崖条例に関する事でしたが、1日でその分野に詳しい建築家から数件コメントが届きました。...
お仕事を依頼した建築家:土屋隆志設計室一級建築士事務所 土屋隆志 ...
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