家の中にある庭のようであり、家の外にある部屋のようでもある場所。生活に密着した外部空間を計画しました。
2階リビングをできるだけ広くとりつつ、広がりのある外部空間で家庭菜園等を楽しみたい。
完全にワンルームのLDKと内部空間と一体的に感じることのできるテラスを設けた。
2階のインテリアです。狭小住宅ですので広く見せるよう、2階全てをワンルームとして、天井高さも高くしました。この住宅の中心である、リビング・ダイニングキッチンです。
敷地探しから始めましたが、狭小地に住宅が建てられるか心配されていました。近くに大きな公園のある敷地だったので、「敷地内には庭をとらなくても大丈夫、インテリアを広くして欲しい」というご希望でした。
土地探しから相談をお受けして、一緒に敷地を見に行った際、「狭い敷地だけれども大丈夫かな?」とのご相談に、「大丈夫です」と話したことで、信頼されたのだと思います。
・希望予算内でコストをおさえた事。・生活の中心となるリビングルームの天井高さを高くしたこと。
・明るい家になった事を気に入って頂きました。・シンプルなモダン住宅になった事を喜んでいただきました。
道路側に対して、大きな開口部を設けて、2階・3階を明るくしています。
モノトーンで統一されたモダンな外観。
白と黒のキューブをバランスよく配置しています。
周囲には閉じているのですが、
内側には、光庭が点在しているので、
家の隅々まで、光と風を感じることができます。
こちらは、玄関ポーチ。
道路側に、目隠しの壁を立てて、
外からアプローチが丸見えにならないようにしています。
屋根に、透明感のある強化ガラスを採用。
シックな色合いにしていますが、暗さを感じさせないよう
しっかりと光を取り入れます。
奥は一部屋根のかからない部分を設けているので、
風がしっかりと抜けていくので、夏の暑い時期にも
涼しさを感じることができます。
両側を光庭で挟まれたリビング。
横方向へと視線が抜けていくことで、
広がりをしっかり感じることができますね。
さらに、リビングは、2層吹き抜けにしているので
想像以上の開放感を感じることができます。
吹き抜けに面したカーテンウォールも効いています。
ミニマルなデザインで構成された、
スタイリッシュなモダンハウス。
実は。
こちらの家は、5年以上前に、プレゼンさせていただいた
アンビルドの計画案なんです。
最後は、関東、関西の建築家と比較検討されて、
結果、関東の建築家さんに決定されたと伺っています。
先日、FBで過去の記事がピックアップされて、
この計画案が出ていたので、
改めて、見直してみたら、なかなかユニークだったので
ブログにアップしてみました。
面白いと思ったのは、今現在建てても
古めかしい感じがしないこと。
ミニマルなデザインは、時代を感じさせない
普遍性があるんだなと感じました。
この雰囲気がお好きな方がいらしたら、
ぜひ、実際のカタチとして実現しましょう!
都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。
近隣地で飲食店を営むお施主様から、将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受けました。
将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望に対して、的確に解答を示し、かつ快適な住まいを提案したことが評価して頂きました。
都内大田区に計画した木造3階建の一戸建住宅です。将来自宅でもお店を構えられるようにとの要望を受け、1階部分を店舗に転用できるよう、内部に構造耐力壁をなくし、間仕切り壁を撤去可能な建築構成としました。各階の構成として、1階に構造袖壁を利用した玄関収納のある土間スペースと寝室を配置し、ワンフロアースペースの2階には、対面式キッチンを持つリビング、ダイニングを配しました。また最上階の3階には子供部屋と洗面、ランドリー等の水周りスペースを配置し、トップライトを持つ階段を上がって、屋上のルーフバルコニーへと出られるようにしました。外観は黒色の外壁と木目調のルーバーで構成されたシックでモダンな建築デザインとしました。
「将来自宅でもお店を構えられるようにとの私達の希望に対して、素晴らしい提案を提示され、かつ快適な住まいを提案され、実現して頂きありがとうございました」
北西側から見た建物外観
玄関ホール
玄関土間スペース
ダイニング,キッチン方向を見たリビング
キッチン
寝室コーナー,階段方向を見た子供部屋
寝室コーナー側から見た子供部屋
3階から屋上へ昇る階段
屋上ルーフバルコニー
使用11年の樹脂性浴槽水面付近の汚れが気になっていた。
清掃で傷ついた表面についたもので、落としてもそれを埋めない限りすぐに汚れてしまう。平滑面が汚れを付きづらくするは一般に言えること。
今回、シリコンコーテイングによる平滑面の再生を試してみた。
専用研磨剤を使い汚れを落とす。シリコンコーティング剤を擦り付ける。
シリコンは3時間で硬化で完了。
手軽に出来る。
シャワー水栓は石鹸汚れで磨いてもすぐに曇っていたが、コーティングによりピカピカを保っている。
梅雨空の鬱陶しさが幾分和らぐ。
ついでに気になるところをコーティング。
今度はマイカーか?
シャワー水栓をコーテイング
キッチンのグリースフィルターにもコーテイング。フィルターについた油が容易に拭き取れる。
土地が決まり、新築の家を建設予定です。現在ハウスメーカーさんにて案を出して頂いているのですが、いまいちピンと来ずにいるため設計をお願いしたいです。とりあえず予算は無視して考えて頂けたらと思います。 土地は品川区の狭小住宅で、間口約5,06m、奥行き約11,88mの60平米の長方形です。4mの公道に面しており、南西を向いています。北西は駐車場、南東側は現在家が建築中です。 建ぺい率60%、容積率160%第1種中高層住居用専用地域第2種高度地区準防火地域となります。 以下の条件で間取りを考えていただけないでしょうか。・木造・ビルドインガレージの3階建3LDK→うち1つは和室・車庫はワンボックスが入るサイズ・各部屋収納を広く・アイランドキッチン希望→無理ならばオープンカウンターキッチン・玄関は明るく広くしたい・トイレは2階と3階に・階段はおしゃれにしたい ◎出来れば・リビングと繋がる広いバルコニー又はルーフバルコニーがほしい・シューズインクローゼットがほしい・小さくて良いので納戸がほしい・リビングの窓は出来るだけ大きくし開放感がほしい・吹き抜けまたは天窓がほしい・お風呂と洗面台は大きく・LDKに家事やパソコンが出来るような場所がほしい・水回りを2階にまとめたい→LDKがかなりせまくなるようならば、1階にお風呂でも可 小さい子供が2人いるため、LDKを広く取りたい反面、使い勝手も考え水回りをまとめたいと悩んでいる状態です。将来出来ればもう1人欲しいので部屋は1部屋広くして2人部屋にも出来るようにしたいです。 希望が多くて申し訳ありませんが、以上、よろしいお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
とある家のキッチン。
モノトーンを基調とした、スタイリッシュなデザインです。
写真ですと、キッチンがブラックの鏡面に見えていますが、
実は、少しトーンを落としたチャコールグレー。
ツヤのあるブラックは、キッチン周りの含めて
慎重に取り入れないと、上品さを演出できません。
少しだけトーンを落とすことで、上品さを
しっかり残してみました。
ここ最近は、マットな仕上を多く見かけますが、
ツヤのある仕上でも、しっかりとバランスを
考えれば、良さを引き出すことができます。
こちらのキッチンは、キッチンハウスさんでお願いしました。
ある程度の規格はあるのですが、
とても自由度の高いキッチンを提供してくれます。
色のバランスは私の方で選定しましたが、
いろんな側面で、しっかりとサポートしていただけました。
よく見てみると、こちらも、ブラックとホワイトのキッチン。
こちらは、ツヤのあるブラックにしています。
床にツヤのある大判のタイルを採用しているので、
空間全体の中で、床にとてもインパクトがあります。
それでも、せっかくのキッチンなので、
その存在感を示したい。
ということで、床のツヤに負けないような
強いインパクトを求めました。
そこで、ブラックツヤありのキッチンにしています。
背面をホワイトにすることで、キッチンが際立たせました。
よくご覧いただくとわかりますが、
レンジフードが見当たりません。
実は、背面の収納の中に隠してしまっています。
こういったユニークな発想は、オーダーキッチンならでは。
こちらは、プリマヴェーラさんにお願いしています。
自由な発想で、他にはないキッチンを創りたいときには、
オーダーキッチンがオススメです。
ちょっと奥になっていますが。。
こちらはトーヨーキッチンさん。
対面でアイランド。
浮かせたようなデザインが特徴。
しかも、ステンレス素材をふんだんに使っています。
独自の世界観を持ったキッチンになります。
使い方を間違えると、少し品のない感じになりますが、
バランスを考えて採用すれば、
とてもクールでカッコいいキッチン周りを演出できます。
キッチン。奥が深い。
どんなキッチンを求めるのか。
それによって、いろんな依頼先があるんです。
オンリーワンのキッチンにしたい方はぜひ
調べてみてください。
林の中の雰囲気を醸しだす家
門を入ってからの玄関へのアプローチ。日々、樹木に囲まれた空間を楽しみながら移動できます。
この家の近くに、建築主が大変気に入っている喫茶店がありました。背の高い樹木に囲まれたその建物は、大きなトップライトの屋根越しに木々を望み、まるで林の中にいるかのような空間が魅力的で、また、家具やガラス戸は無垢の木材が使われた、落ち着いた趣を持っている喫茶店でした。その雰囲気を家造りに取り込んでほしいというご主人のご要望を、生活空間の中での形に置き換えました。
ご依頼前に、お母様の家の改築を手がけましたので、それを気に入っていただけたのだと思います。
まず、林の中の雰囲気を醸しだすために、北の玄関ポーチの前にシマトネリコの大木を植えて、吹き抜けの大開口越しに見える樹木と南の庭との間に挟まれたご主人の書斎空間を作りました。そして、デスク・本棚の上にもスリット状のトップライトを設えて明るさを加え、折れ戸を開ければ、玄関土間越しに、外部の庭と繋がる空間になるようにし、書斎が、まるで林の中にいるような、半外部的な場としてより強く感じられるように工夫しました。さらに、庭に面した広いLDKのアイランドキッチンにはガゲナウのバーベキューグリルを入れ、庭の植物を眺めながら、室内でのバーベキューも楽しめるようにしました。また、建物の内部仕上げは、床にはチークの無垢板、サッシは木製、壁も漆喰など、自然材料を主に使い、落ち着いた中にも、若い建築主の感性に合うような空間造りをしました。
昨年いただいたメールの文から抜粋
『我が家は、おかげさまで4年?目に入りましたが、快適な自宅生活を過ごしています。今になって気づくデザインの良さや実用性を実感し、先生方にお任せしてよかったと思います。』
→私どもは、“四季折々の自然と共生する住まい”を基本テーマに、住まう方の個性が輝き、「家に居るときが一番楽しくて、憩える」と感じていただける魅力的な住まいづくりを目指しております。ご夫婦とも毎日お忙しい時間を過ごしておられるなかで、庭の樹木に囲まれ、毎日、アイランドキッチンのバーベキューグリルでご主人がビールのおつまみを焼きながら、奥様や、子供たちと共に晩酌を楽しまれているなど、家での生活をとても楽しんで過ごされているご様子を伺い、私たちの思いが実現されていることに、とても喜びを感じます。
オーソドックスな分譲住宅地に建つ、普遍的で飾らないデザインの2階建
オーソドックスな分譲住宅地に建つ2階建「できるだけざっくりと」おおらかなご夫婦とその子供たちが生活する場所ですから、空間もおおらかに使うことができるように意図して設計しています
その意図が生活に反映されるよう、空間については’年代による家族の構成’や’季節’によって、連続している各室をワンルームも使えるように設計し 、内装は日常生活に馴染む、普遍的で飾らないデザインを施すことで末長く愛用いただけるように厳選して計画しました
ざっくりとした空間は家具のレイアウトによっても、その空間のあり方が変わっていくことができる魅力もあります
住宅の新築をする予定です。親類の工務店に建築を依頼します。間取りを私が決めて依頼するという事になっています。そこで、間取りに関する相談と間取り図の作成までお願いします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
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