ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

パートナーがシュレッダーの置台購入で頭を悩ませている。サイズも合わないしスチールだと事務的で好みでないし、木製だとサイズが大きいし、パーテイクルボードだとすぐこわれそうで・・・

あれやこれや見せられ仕事が進まないので、要望の絵を書いてもらい現場端材でつくるすることにした。ついでに玄関の施錠といつも倒れる靴べら置きを兼ねた踏台をつくる。

現場で端材をもらっては山小屋の床下に溜め込んでいる。

工具はいつも車のトランクにいれてある。

先日の連休で製作。

シュレッダー台はオイル塗装、キャスター付で完成。

玄関踏台もオイル塗装、靴べらをはめてみる。

安い土地は建築費用がかかる

建築費用

安い土地はいざ建物を建てる場合に余分な費用がかかる場合が多いです。
そのため、割安になっているとも言えます。
いくら安い土地を買っても、工事費が高くなると総額で考えると高い買い物をすることになります。
安い土地として、下記のような例があります。
 

傾斜地

 
傾斜地に家を建てようとする場合、擁壁を作ってそこに盛り土をして平坦な土地にする場合が多いです。
また盛り土をした地盤は地耐力が極端に弱くなってしまいます。
その為、杭工事などをする必要もあります。
擁壁・盛り土・杭工事などにかかる費用が余分にかかることになります。
 

道路より高い土地

 
道路より高い土地に家を建てる場合、擁壁を作り道路より高い位置で平坦にならしてそこに家をたてる場合が多いです。
地盤が道路より高い位置にあるため、そこに登るための外階段も必要になります。
 
また車庫を作る場合でも土を掘って車庫部分を道路と同じ高さにする必要があります。
そのような車庫を掘り車庫と呼んでいます。
そのため、道路より高い土地の場合は擁壁・外階段・堀車庫などの費用が余分にかかる事になります。
 

道路より低い土地

道路より低い土地の場合は、道路の高さまで盛り土をして高さを道路に揃える場合が多いです。
道路側には擁壁が不要ですが、隣地側に擁壁が必要になります。
擁壁・盛り土などの費用が必要になります。
 

狭小地

 
土地が狭いので3階建てなどにする場合が多いです。3階建ては2階建てに比べて割高になります。
また、一般的には敷地内に工事車両や資材を置くスペースを確保します。
しかし、狭小地の場合、工事車両を置くスペースがなかったり資材を置くスペースが無い場合があります。
その場合は近くに駐車場を借りたり空地を借りたりしてスペースを確保する必要があります。
 
また足場などを組むスペースも狭い場合が多く、外壁工事などの際に余分な手間がかかり外壁工事などが高くなってしまう可能性があります。
その分、割高になる可能性があります。
 

がけ条例にかかる土地

 
がけ条例とは崖の付近に家を建てる際に、崖が崩れた場合のことを想定して 
崖から一定の距離を離しなさいという主旨の条例です。 
がけ条例に該当する場合は、がけ条例をクリアするために擁壁工事が必要になる場合があります。
そのため、工事費が割高になる可能性があります。
 

敷地内に高低差がある土地

 
敷地内に高低差がある場合は、平坦にならす場合が多いです。
擁壁が必要になったり、盛り土などが必要になる可能性があります。
 

住宅密集地

 
住宅密集地の場合、運搬車両が入れない場合があります。
広い道路から敷地まで手作業で運搬する必要があるため、その費用が余分にかかる場合があります。
また、足場などを組むスペースが充分に確保できない場合もあり、それも工事費が高くなる原因になっています。
また、陽当たりが悪い場合も多いのでそのための対策も必要になります。
 

旗竿地

 
旗竿地とは道路に面した細長い通路の奥に家の敷地となる部分が存在する形状の土地の事を言います。
旗竿状の形をしているのでそう呼ばれています。敷地延長・路地状敷地・旗竿敷地と呼ばれることもあります。
 
旗竿地の場合も運搬車両が入れない場合があります。
そのため、住宅密集地の場合と同じように手作業で運搬する費用が必要になる場合があります。
旗竿地も住宅密集地を同じように陽当たりが悪い場合がおおく、そのための対策も必要になります。
 

変形地

 
形が三角形になっているなど、変形している土地のことを変形地と言います。
この場合、一般的な間取りでは住みにくくなってしまう場合が多いので、特殊な間取りになってしまう場合があります。
特殊な間取りは外壁面積が広くなってしまったり、屋根部分のおさまりが難しくなってしまったりと工事費が高くなる原因になります。
 
柱・梁などを組み立てる場合、現在ではプレカット工法と呼ばれる工法が一般的です。
プレカット工法とは工場で柱や梁のつなぎ目部分を作ってしまう工法の事を言います。
現場では大工さんが組み立てるだけになっています。
 
柱や梁を直角でない角度で組み合わせようとすると、プレカット工法では対応できません。
その部分だけ、大工さんが手刻みでつなぎ目部分を彫り込む必要があります。
それも工事費が高くなる原因になります。。
 

細長い土地

 
細長い土地も変形地の一種です。
一般に建物は正方形に近い四角形が外壁の面積が一番小さくなり、工事費を抑えやすいです。
細長い土地は建物の間取りも必然的に細長くなってしまうため余分に工事費がかかります。
 

うなぎの寝床

 
うなぎの寝床とは間口が狭く奥行きが狭い土地の形状の事を言います。
必然的に奥に細長い形の間取りになりますので、工事費も余分にかかる場合が多いです。
 

以上のように安い土地は土地代が安くても、建築不要が逆に高く付いてしまう可能性があります。
そのため、なかなか売れないので割安になっています。
しかし、建築家の工夫で悪条件を克服することができれば安い土地に住みやすい家を建てる事ができます。
 
次回は安い土地に家を建てると住みにくい家になりやすい理由について書いていきます。
 

I-1561、堀車庫の設計(構造計算等)、確認申請手続き等(福岡県)

ユーザー 匿名ユーザー の写真
投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)
現住所‐都道府県: 
福岡県
現住所‐郡市区町村: 
福岡市
依頼内容: 

弊社が糟屋郡***で26区画の宅地造成事業を行っているのですが、その内の4区画で堀車庫を予定しております。ここにきて、設計者より堀車庫の構造計算等ができないと連絡が入り困った状況になっております。
今回お願いしたいのは、堀車庫の設計(構造計算等)、確認申請手続き等です。
時期を急いでおりますので近々でお打合せ可能な建築士のご紹介をお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家創りの現場のワンショットです。

昨日、建築確認の完了検査に立ち会いました。

もちろんですが、問題なし。
しっかり作り込んでいただいてるのでね。

写真は、最近奥さまに人気のあるウッドワンの建具。
輸入住宅のような「かわいさ」が魅力的です。

見た目も、肌触りも、とてもよいです。

ウッドワンは、無垢材の建具もあったりするので
自然素材が好きな方は、そちらもオススメ。

こちらはキッチン。
フルフラットの対面型。

こちらも、色合いが、
なんとも優しく、上品な感じ。

こういった色合いは、
あまり採用されないのですが、
お客様が直感的にセレクトされたので
それに合うよう、全体のバランスを調整しました。

こちらの現場。
これから、外構工事に入っていきます。

月末には竣工します。
楽しみですね。

昨日の夕方は、アレルギーエクスポというイベントが
開催されているので、新宿へ。

いろんな会社や団体が、出展されていました。

昨年よりもパワーアップしてて、
結構、盛り上がっていました。

アレルギーに対する関心の高さを
伺い知れますね。

私は、「すくわくハウス」という
アレルギーに強い家創りをしています。

普段、情報収集はしているのですが、
こうやって、関係者が集まる機会がなかったので、
とても助かります。

住宅に限らず、いろんな側面から
情報を収集することができました。

身体に優しいこと。
あらためて、その大事さを感じることができました。

来年は、出展?
なんてことも考えたりしました。

滞在時間はわずかでしたが、
いい時間を過ごせました。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

■ 建築コンセプト:

・安全で省エネルギーで住み心地をよくするための最新の工法を採用します。

・敷地特性を最大限生かし、建物・外構の土地利用計画と自然景観を楽しむ

最適案を準備します

一級建築士 南 俊治
●○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・●○
南俊治建築研究所   代表 南 俊治
神戸市中央区八幡通4-2-10-201
T:090-6983-4377
E-mail:CQN05405@nifty.com
http://minamis.webcrow.jp

I-1560、再建築不可物件がどうにか可能にならないか(東京都)

ユーザー YOU の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
北区
依頼内容: 

東京都北区の再建築不可物件に住んでおります。
色々と自分なり、どうにか可能にならないかと動いてはみましたが、
どの方からも「難しい」というお答えで数十年が経っております。
今回ネットで色々調べていたところ御社のことを知り、メールさせていただきました。
周りは三階建てばかりで、どうしてここだけが…という思いでいっぱいです。
どうか、お力添えをお願いいたします。
 
■再建築不可理由→4m未満の私道
■この私道を利用している→4件+区立中学校
 
・この4件の家の前に大きな家があります。
役所の方から昔、この家が建て替えるときセットバックしてもらえれば建て替え可能になると言われました。
後日この家にお願いに上がったところ、門前払いにされてしまいました。
 
・区立中学校の登下校でもこの私道を使っています。選挙の時は一般の方々もこの私道を使います。
4m未満の私道ではありますが、たくさんの方がこの道を使っています。
 
簡単ではございますが、以上となります。
何か方法はございませんでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





I-1559、元工場を改装して飲食(カフェバー)・宿泊(ゲストハウス)にしたい(広島県)

ユーザー たくや1559 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
広島県
現住所‐郡市区町村: 
呉市
依頼内容: 

元工場を改装して、1、2階を飲食(カフェバー)、3階を宿泊(ゲストハウス)にしたいと考えています。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ぱっと見ると、黒革のソファに目が行きますが、
今日の話題は、「床」なんです。

ライトグレーの石目。
600X300mmの大きさです

こちらは、黒いフローリング。

少しわかりにくいのですが、
ベースが黒で、木目がシルバーなんです。

艶のあるブラックの洗面台とも
相性抜群です。

キッチンに採用した石目。
ブラックがベースの大理石ですね。

石目の柄もそうですが、
光沢(艶)のおかげで、
とても高級感のある雰囲気を創りだしてくれてます。

モノトーンな床材を採用すると、
スタイリッシュな空間を実現できます。

そういったモダンなデザインがお好きな方も
結構いらっしゃいます。

限られた予算の中で、大理石等、本石を採用するのは
なかなか難しいですし、
実は、思っているより、メンテナンスも必要になります。

そんな時はどうするのか?

そうそう。
今までの三枚の事例はいかがでしたか??

とてもいい質感だったのではないでしょうか。

実は、三事例とも、本石ではありません。
ビニル床タイルとフローリングなんです。

メンテは、とてもしやすい素材なので、
奥さまにも受け入れていただけそうですね。

ただし。

採用する際、しっかりとセレクトしないと、
すぐに、フェイクであることがわかってしまったり、
経年で、質感が落ちてしまったりします。

実は、それには、それなりのノウハウが必要なんですよ。
モダンな家創りを追求していたからこそですかね。

現在家創りをさせていただいている方の中に、
そういったモダンな創りの方もいらっしゃいます。

来年には竣工しますので、
ぜひぜひお楽しみに!!

本の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県逗子市
●面積(坪): 
28坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

大量の書籍の保管場所としてワンルームマンションを借りていた建て主様。
すべての蔵書を収納することが第一の希望でした。そして完成したのが「本の家」です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

大量の書籍、ひどいカビ、底冷えの寒さ

依頼者があなたに依頼した決め手: 

住環境性能とデザインを融合させる設計理念と通気性能を重視する設計方針でした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

冬暖かく、夏は風通しのよい、カビのない家。
東側にある山により冬季の日射が遮られ、午後1時まで1階に光が入らない立地でした。
そこで2階中央に南面する大きな日射取得窓を設けました。両サイドの壁方向と中央の角度が違うのはそのためです。
2階日射取得窓から入った光を半透明床と通して1階まで導きました。さらに2階に溜まった暖気をファンで1階に下すシステムも取り入れています。

依頼者の声: 

50m2もの本棚は書籍を保存するに十分でした。また本以外にも写真関係の道具を保存する場所もしっかり作りました。とても満足しているとのことでした。

その他の画像: 

南側の杉板外壁とその他3面の白ガルバリウム外壁。
周囲の自然環境との調和、外壁のメンテナンス性から選定した素材です。

南面日射取得窓の室内側は物干し場所です。
床は半透明アクリル板として1階に光を導きました。

半透明床の下の1階玄関ホール
右側は居間スペースです

居間から玄関ホール、その奥のキッチン方向を撮影

居間の作りつけベンチは収納場所にもなります

2階寝室の作りつけベッド。長物の収納場所。

階段一面の本棚

床板を引き出すことで階段上部の棚にも本を収納できます

外構

奥様の趣味である畑仕事用の倉庫と屋外シンクです。
とても重宝しているそうです。

路地部屋賃貸

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
36坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

新高円寺の賃貸併用住宅 
1階賃貸室グリーンルーム

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

住宅建設にあたり、競争力のある賃貸住宅を併用したい。
大好きな高円寺や荻窪などで敷地を探した狭小敷地で魅力的な賃貸住宅となるのか?

依頼者があなたに依頼した決め手: 

他の設計事務所に基本プランを作成してもらったところ、普通の賃貸住宅の提案で不満があった。
私の簡単なスケッチに衝撃を受け、また住環境性能とデザインを融合させるという設計理念も共感dきたとのことです。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

敷地形状から普通に2部屋の賃貸室を配置すると手前と奥の部屋で採光通風条件がまったく違うものとなっていまう。そこで縦に賃貸室を配置し、さらに隔て壁をくねくねと折り曲げることにより路地のような空間としました。

依頼者の声: 

賃貸室の特色として、他にはない浴室を望んでおられました。
路地を進んだ部屋の一番奥に強化ガラスで隔てられた浴室を配置しました。
この提案と室内デザインにより入居者がすぐに決まり喜んでいただきました。

その他の画像: 

グリーンルーム、玄関から部屋奥方向を撮影

グリーンルーム部屋奥から玄関側を撮影
部屋は一部屋空間で間仕切りはありません。壁により視線を制御して緩やかなエリア分けを行いました。

部屋奥の浴室。浴室も部屋の一部としてデザインしました

ブルールーム

ブルールーム。玄関から部屋奥方向を撮影

部屋中央から部屋奥方向を撮影

2階オーナー卓
1階のくねくね壁と同じ位置に壁を設けたことにより楽しい空間となりました

上部ロフトはテニス道具や書籍の保管場所です。

ロフトから見下ろし

オリジナルのロートアイアン門扉と杉板型枠コンクリート

ページ

建築家紹介センター RSS を購読