ハイサイドライトとは壁面の高い位置にある窓のことで、私の設計事務所ではよくプランに採用しています。
理由のひとつは、日の光を室内に取り込むためには高い位置に窓があったほうが効果的ですし、特に住宅地では隣家が接近していたり、道路からの視線が気になることから天井際の位置(1階の居室)に窓を設けることが多いです。
さらに、ハイサイドライトは横長のスリット窓を天井際に設けることが多いです。それは、天井際の窓から入る光が、天井へ反射して光が壁を介して室内全体が柔らかい光で明るくなるからです。
また、そのハイサイドライトは、FIX窓とスベリ出し窓の組合せをよく採用し、光を取り込むだけでなく、風通しのために開閉できる窓も必要だからです。
ハイサイドライト、つまり天井際の高い位置に設けた窓を開閉できるようにするためには、ハンドルでは手が届かないケースが多いので、通常は、手動式のチェーンオペレーターあるいはリモコン操作での開閉可能な電動ユニットを選択します。私の設計事務所では、電動ユニットを選択するのは吹き抜け上部に設けた場合のみで、ほとんどは手動式のチェーンオペレーターを選択しています。
ただし、チェーンオペレーターを選択した場合、チェーンが他の物と干渉しないよう、または小さなお子さんが触らないよう配慮が必要です。
建築のトラブルより土地にからむトラブルが多くなっています。そこで土地の境界線を調べることは大事な視点で以下は一般的な手順です。
1. 法務局で登記情報を確認する登記簿謄本を取得します。これには、土地の境界や面積、所有者などの情報が記載されています。公図(地籍図)も確認しましょう。これは、土地の境界線を示した図面です。
2. 境界標を確認する境界標が設置されている場合、それを確認します。境界標は土地の角に設置されていることが多いです。境界標が見つからない場合、隣地の所有者に確認することも有効です。
3. 測量士に依頼する境界線が不明確な場合や、隣地とのトラブルを避けるためには、土地家屋調査士に依頼して正確な境界を測定してもらうことが推奨されます。
4. 隣地の所有者と協議する境界線について不明確な点がある場合、隣地の所有者と協議し、合意の上で境界を確定させることも重要です。
5. 境界確定訴訟隣地の所有者と境界線についての合意が得られない場合、裁判所に境界確定訴訟を提起し、司法的に解決を図る方法もあります。
これらのステップを踏むことで、土地の境界線を正確に確認することが可能です。
ハイサイドライトとは、建物の高い位置に設置された窓のことを指します。通常、部屋に自然光を取り入れ、プライバシーを保ちながらも通風を確保するために用いられます。開閉できるハイサイドライトは、通気性をさらに向上させ、自然換気を促進するために特に有用です。もし問題点をあげるとすれば、施工の不適合により雨仕舞いがしっかりできていないと雨漏りの可能性があります。
一級建築士 南 俊治
設計してくれる方を探しております。 京都市木津川市土地所有新築個人住宅 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、暑さ対策として、窓の外側に設置するものについていくつかご話しました。
それぞれに、いい側面もありつつ、気になる側面もあったり。
でも。日射熱を遮るという意味では、いずれも効果的なので、ぜひ検討してみてください。
今日は、その続き。
これまでに登場していないモノがあります。それがこちら。
ご覧いただくとわかりますが、よく室内でも取りつけするブラインドですよね。
ただ、室内ではなく外付けなんです。
シャッターみたいに、電動でおろしたり、巻き上げたりすることができます。
シャッターとの違いは、羽の部分がシャッターみたいに閉じたままではなくて、羽が回転して、自由な角度にできることです。
夏の暑い時は、羽を閉じてしまってもいいですし、斜め下向きにして、光や風は取り入れつつ、熱は反射、プライバシーの確保にも使えます。
冬場であれば、巻き上げてしまってもいいですし、羽を斜め上方向に向けることで、たくさんの光を取り入れつつ、視線を遮ることもできます。
電動になってるのも便利です。リモコンひとつで、コントロールできますよ。
シャッターの閉そく感はないですし、雨戸みたいに出し入れの手間はないですし、ルーバーは手動でなく電動で角度調整できます。
昨日お話したモノも有効なんですが、それらの気になる点を改善できるという意味でとてもいいモノだなと思います。
ちなみに。この外付けブラインドは、いくつかのメーカーから入手することができます。
大きく分けて、二つの種類があります。
ドイツのメーカーで、オスモ&エーデル社の製品。
羽がアルミ製で、どちらかというと、柔らかく柔軟性があります。
スッキリ見せたい!という方には、よいですね。
スッキリしている分、少し華奢な印象ですが、耐風実験はしているので、台風も大丈夫。
とはいいつつ。台風の時は、巻き上げておく方がよいとは思います。
それと、もう一つ。国内のメーカー、三和シャッターとかオイレスというメーカーがつくっている製品。
こちらの羽は、少し複雑な形状にしてあって、風を受けても曲がらないよう、強度を持たせてます。
それゆえ。ドイツの製品にくらべると、ゴツイ感じ。でも。羽を閉じれば、シャッターのような堅牢性を確保できるといわれています。
これまでご紹介してきた、いくつかの方法。一つに絞りこむというより、場所や状況によって使い分けると、よりよい状況にできそうです。
比較しながら、いろいろ考えてみてください。
住宅や店舗の工事に必要な設計図書の作成、プランアドバイスや建築基準法助言などを、個別案件毎にご対応頂ける長崎市内の建築士さんいらっしゃいますでしょうか。良心的な価格で親身になって対応くださる方だと有難いです。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
昨日は、夏の窓辺で感じる暑さ対策として昔ながらの方法、葦簀についてお話しました。
その考え方を取り入れて、シェードを設置する方って、たくさんいますよね。
布地しだいでは、葦簀ほど暗くなりすぎず日射を遮ることができますので。
とても有効な方法なのですが、この家づくりのタイミングで、何か他に方法はないのか?ということで、いくつかご紹介していきましょう。
パッと思いつくのって、おそらくですけどシャッターですよね。
もし古い家に暮らしているのであれば、シャッターでなく、雨戸かもしれませんね。
窓の外側にあって、日射を完全なまでに遮断してくれます。
暑さ対策という意味では、とても効果的です。
ただ、全て閉じてしまうと暗くなるので、途中でとめたりして、明るさの調整が必要かも。
最近であれば、シャッターが閉じてから、スラット(シャッターのパネル)の間が開閉してちょっとした光と風を通してくれる商品も出てきているので、気になる方はチェックください。
ただし。街中で、防火の必要な場所では使えないのと明るさという意味では、物足りたいと感じる方もいるかなというのが、率直な感想です。
雨戸は、新築であまり採用されることはありませんが、リフォームの場合だと取りかえすることがあります。
そんな時に、ルーバー雨戸という製品にされる方が多いかもしれません。
雨戸のパネル部分が、動く羽になっているので、雨戸を閉じたまま、羽の角度を変えることで、よりたくさんの光を取り入れることができます。
すごくいい発想なのですが、雨戸って。。戸袋から出したりしまったりすることに手間がかかることが気になることです。
この雨戸の考え方(可動の羽で光をコントロール)で窓の外側に設置する目隠しがあります。
壁に固定されているので、雨戸のように収納したりはできないのですが、常にプライバシーも確保したいのであればオススメ。
機構がシンプルなので、壊れにくいでしょうし、使い方も簡単ですよ。
最近では、もっと便利なモノが出てきています。
明日はそのお話していきます。
福岡県内の一軒家駐車場にカーポートを増築したいと考えています。外構業者に施工をお願いするところですが、別で確認申請の手続きを依頼したいです。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
-----------------------------------------------------------------このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様とプレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。解除方法はメルマガの最後に記載しております。-----------------------------------------------------------------
▼お近くの建築家に一括で相談・依頼┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
台風の影響を心配していたみーくん@建築家紹介センター(62歳)です。
幸いにも、私の住んでいる周辺では雨も風も思ったほどではありませんでした。
皆さんの地域も被害が少なく済んでいることを願っています。自然の力には逆らえませんが、備えはしっかりと心がけていきたいですね。
9月になりましたね。
ことしも残暑が厳しいと思います。 「夏バテで食欲が無い・・・」 とならないように気をつけてくださいね
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■建築家紹介センター通信 2024-09-02
【火災・地震・台風に強い鉄筋コンクリート造】
-----------------------------------------------------------------
■成約お祝いプレゼント
当サイトの建築家相談依頼サービスを利用して、建築家にお仕事を依頼した方にamazonギフト券を進呈しています。詳しくは下記をご覧ください。
▼成約お祝いプレゼント┗ https://kentikusi.jp/dr/seiyaku?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_camp...
■火災・地震・台風に強い鉄筋コンクリート造
□鉄筋コンクリート造とは?
・鉄筋とは?
鉄筋とは鉄筋コンクリート造の建物を建てる際に使われる棒状の鉄材のことです。
引張に強い性質があります。しかし圧縮に弱いので(というか細長いのですぐに曲がってしまう)鉄筋だけで構造材として使われることはありません。
下記の画像は住宅の基礎の鉄筋です。棒状の鉄材が……続きはこちら↓
▼火災・地震・台風に強い鉄筋コンクリート造└ https://kentikusi.jp/dr/node/19261?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■最近の投稿(最新5件)
▼I-4445、戸建ての駐車スペースにカーポート(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29087?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-4444、事務所兼社宅を建て直ししたい(千葉県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29086?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-4443、準防火地域の一戸建てでバルコニーの増築(神奈川県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29085?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-4442、ボリューム図の作成依頼ができないかと……(東京都)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29081?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼I-4441、ログハウスの建築を考えています(広島県在住・土地は静岡県)┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29080?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
建築家に相談依頼したい内容を投稿すると当サイトの建築家から返信をもらうことができます。詳しくは下記をご覧ください。
▼建築家相談依頼サービス┗ https://kentikusi.jp/dr/irai?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
■当サイト会員建築家の設計事例
▼長野県 安曇野の家 安藤建築設計工房 安藤政英┗ https://kentikusi.jp/dr/node/17041?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は長野県の「安曇野の家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「民芸調で、しっかりとした木造建築ができる建築家を探していた……」
と悩んでいました。
そこで
「話しやすそうで、 住まいの要求もなんでも聞いてもらえると感じたので……」
と安藤建築設計工房 安藤政英さんに依頼しました。
安藤さんは松本市の郊外、松本平を望める高台に民芸調の家を建てました
「まわりの景色など眺望がいいところなので、 窓の位置とか大きさをその風景を切り取る気持ちで設計しました」
と言っています。
依頼者には
「子供がまだ小さくて、育ち盛りの中、 子供室のあり方など話し合いながら楽しく作れました。 部屋のつながりぐあいが縦にも横にも有機的で、 『住んでいて楽しい』家づくりとなりました」
と言っていただきました。
民芸調の家を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
------------------------会員主催のイベント情報----------------------
▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ【2024年9月,10月度 】 東京都 2024年09月01日 10:00 to 2024年10月31日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29092?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼9月7日、8日 くらしと住まいの相談室Vol.46を開催。参加費無料です! 千葉県 2024年09月07日 10:00 to 2024年09月08日 17:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29089?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼9月7日開催|-住まいの何でも相談会|家づくり・リフォーム/リノベーション・耐震診断/耐震改修- 千葉県 2024年09月07日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/29034?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
--------------------------------------------------------------------
■みーくんの本日のオススメ情報(^_^)v━━━━━━━━━━━━━☆▼
---------------------------建築家ブログ--------------------------
■このコーナーでは当サイトに投稿されたブログ記事の中から 気になったものを紹介します。 共感した記事があったら ぜひ、twitter・はてなブックマーク・google+・facebookで 共有してくださいね。
▼建築家ブログ┗ https://kentikusi.jp/dr/blog?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_campaig...
▼アメリカカンザイシロアリ┗ https://kentikusi.jp/dr/node/13737?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
■クチコミ投稿のお願い
当サイトのサービスが気に入ったらgoogle mapにクチコミを投稿していただければ幸いです
■google mapにクチコミを投稿┗ https://g.page/r/CcT7ZXXfy69KEBM/review
■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
会員数2477社以上・紹介実績1075件以上・土地探し中でもOK一級建築士が運営する建築家紹介サイト
建築家紹介センター(旧:施主と建築士の広場)webmaster仲里実nakazato@kentikusi.jp
建築家紹介センターhttp://kentikusi.jp/
このメールマガジンは建築家紹介センターの会員様とプレゼントの応募者にお送りしているメールマガジンです。購読を解除したい方は下記のURLから解除をお願いします。
昨日から、窓辺で夏に感じる暑さを減らすための方法についてお話しています。
まずは。断熱と遮熱を分けて考えること。
断熱性能のいい窓することも大事ですが、日射熱をしっかり遮ることは難しい。
そのために、カーテンを遮熱タイプにするという方法もありますが、もっと効果的な方法もあるんです。
今日は、その話の続きとなります。
まずは。昔ながらの和風の家の窓周りを想像してみてください。
大きな窓の外側には、庇や屋根がかかっていて強い日差しを遮ってくれます。
ちなみに。窓のすぐ上に屋根があれば、より効果的で、窓上でなく大屋根の軒の出でとなると、日射をあまり遮蔽してくれないです。
ただ。庇があればいいのかというとそうでもなくて、太陽が真上でない時間帯になると、斜めから日差しが入るので、庇の効果は減ってしまいます。
それと。庇や軒を深くすればするほど、効果はありますが、深すぎると、光が家の中まで行き届かず、暗い感じのインテリアになりますよね。
ところで。昔ながらの家で、夏場の窓辺でよく見かけるものということで、何か思い出しませんか?
葦簀(よしず)。
窓の外側に、斜めに立てかけたりしますよね。
これ。私も自宅で設置したことがあるのですが。。遮熱効果は、ものすごく高いですよ。しかも。ほどほどに風も通してくれます。
ってことは、葦簀がオススメってこと?というわけでもありません(笑)
何をいいたいのかというと。
遮熱カーテンのように、窓の内側でなくて、外側で、日射を遮ることができれば、日射による熱の侵入を、劇的に減らすことができるんです。
庇や葦簀は、その考え方ですよね。
では。その視点から考えてみて、今の時代に家を建てる場合は、どんな方法があるのか。
葦簀に一番近い発想で、みなさんがよく見かけるものであれば、こちら。
シェードですね。ホームセンターで布地を買ってきて、フックで固定。必要ない時は、取り外しできるし、布地の種類によっては、柔らかく光を通してくれます。
窓周り商品として、メーカーが出してるものもあるので、家の一部として、工事してもらうと便利かも。
それ以外に何かある?ということで、話は明日に続きます。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
相談させていただき、建築家の方にお話を聞いていただけたのは大変有意義でした。現在も継続中ですが、自分の相談の仕方がまずかったのか、返信いただけたのが限られた人数に...
2015年の残暑が厳しい頃にこのサイトに依頼を掲載させていただきました。多くのお返事を頂き、数人の方とのやり取りを経て、ほぼ直観的に(?)TAM建築設計室の新井さんに我が家の『家づくり』...
早々に連絡を頂き、面談までさせて頂きました。このような機会を得られるのもこのサイトのお蔭と感謝致しております。今後設計の先生と共に発展出来ればと思っております。...