知的障がいを持つ女性のためのグループホーム。上記写真は建物の中心にあるオープンリビング。光と風そして季節の移り変わりが感じられる様に、南と北に窓を設えました。南の大きな窓は、半屋外テラス→中庭、そして地域へと、空間的にも心理的にも繋がっていき、自然を取り込み自然を感じながら、地域の人たちとの交流も育む建築としました。また建物中央の丸柱には、この大地、地域にしっかり根を張って生活していけるようにという願いを込め、見た目も手触りも丸くして、気持ちのヨリドコロになることを意図しています。
知的障がいを持つ女性のためのグループホーム。中庭を囲むコの字プランとして、東、中央、西と3つのゾーンからなります。中央棟は、東棟と西棟をつなぎながら皆が集うオープンリビングになっています。
中庭を望める玄関ベンチ、三角アーチの廊下、飾り棚にもベンチにもなる窓台など、住まいとして快適で生活が楽しくなる仕掛けを織り込みました。空間の心地よさが続くよう、内装は無垢材と漆喰、そして自然塗料で仕上げています。
中庭を囲むコの字プランとして、東、中央、西と3つのゾーンからなります。中央棟は、東棟と西棟をつなぎながら皆が集うオープンリビングになっています。
オープンリビングの南の大きな窓。ここからは、半屋外テラス→中庭、そして地域へと、空間的にも心理的にも繋がっていき、自然を取り込み自然を感じながら、地域の人たちとの交流も育まれていきます。
中庭を望める玄関ベンチ
三角アーチの廊下
中庭からの夜景
室内、半屋外テラス、中庭という空間のグラデーション。
ログハウスを計画中で、確認申請業務をお願いしたい。建設地: 熊本市*****用途地域: 市街化調整区域 地目: 宅地 構造: 角ログ平屋造り 延べ床面積60㎡程度熊本震災で被災を受けた既存建物は解体済み 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
ここ最近、私の廻りだけなのかもしれませんが、外壁にタイルを採用される方が、増えてきています。
理由は、見た目の良さはもちろんですが、メンテナンス性が一番です。
塗装したものに比べると、焼き物故に、それ自体は、色あせなんかがないですよね。
そもそも。塗り替えという発想がないため、塗装類に比べると、手間はかかりません。
ビルなんかに、タイルが使われることが多いのも、その理由が大きいです。
ただ、最初にかかる費用が、とっても高い。
40坪くらいまでの家ですと、(カタチによりますが)100~200万円くらいの差が出てくるので、その辺は、しっかり検討が必要です。
そうそう。話は戻りますが、タイルもいいのですが、もう少し視野を広げると、天然石というのも選択肢です。
写真は、天然石ボーダーの外壁材です。
㎡の単価はそれほど高くないのですが、手間が結構かかるので、高くはなります。
でも、採用した際の迫力は、好きな方には、たまらない魅力になります。
ちなみに。
こちらの外壁材は、石に見えますが、タイルでもなく、石でもありません。
実は、セメントなんです。
セメントを型に流して、表情を創りだしています。色は、表面に塗ってあるのではなくて、練り込んであるそうなので、ほとんど色あせしないそうです。
セメントで、いい表情が創れると。。荷重も軽くて、構造的にもよいです。
こんな荒々しい感じもあったりします。同じ型で、色違いです。
最近は、こういった表情豊かなものより、シンプルなものが多いそうです。
そうやって、聞くと、逆にこういった物を採用したくなりますね(笑)
ここ数日で、いろんなショールームへ行って、気になっているタイルをいろいろ見学してきました。
これぞ!というタイルも発見してます。
タイルは大好きなので、漠然と見るのも好きですが、採用を前提で、セレクトすると、もっと愉しくなりますね。
家創りって。ほんと愉しいですよ!!
アプローチ側の外観
診療所「児玉整形外科クリニック」の増築計画です。1階は、診療所及び通所リハビリ機能の拡張、2~3階がサービス付き高齢者向け住宅「晴れ晴れガーデン」の新設という構成で、既設診療所と直接行き来が出来、機能的かつ入居者に安心感を与えます。サ高住という枠に囚われずに、循環システムによる何時でも入浴出来る大浴場、入居者が集える広いダイニング、各所にラウンジ、和室等のリラックススペースを設け快適な生活に寄与しています。室内では、建物の高さ制限による天井高の低さをカバーする為に、居室や共用部に折り上げ天井を設けています。建物の周囲には、見通しの良い散策の出来る広めのバルコニーを設け、避難とセキュリティに配慮しています。また、手摺の再生木笠木、西日対策及び設備目隠しに設置した再生木ルーバーが外観上の特徴にもなります。
名称:晴れ晴れガーデン / 種別 / 用途:サービス付き高齢者向け住宅、診療所 / 規模・延床面積:4162.50㎡(全体)2495.62㎡(増築部) / 構造:鉄筋コンクリート造3階建 / 所在地:鹿児島県鹿児島市谷山中央 / 竣工日:2017年1月
用途変更の手続き。
高さの低い方の道路側から見た外観
大隅半島の鹿屋市に建つ診療所です。敷地にほぼ1階分の段差がある為、半地下部分で土圧を受ける構造とし、診療所の1階部分は、中庭などを取り込んだ伸びやかな平面とすることが出来ました。俯瞰では、段差に対し跳ね出した細長く高さの異なるヴォリュームが、ずれながら繋がる構成とし、天井高の高い廊下、待合など内部空間に変化をもたらします。玄関側外観は、低く構えた門型フレームの内に、木や塗り壁など親しみ易い素材でできた建築要素が点在するイメージです。さらに、ヴォリュームの間から、水盤の張られた中庭が透けて見える開放的な待合の空間により、通りに対し開かれた施設であることを表現します。待合から続く回廊的な空間に面した中庭には、既存の池から連続した小川のような水盤を、水面と軒天が反映し合うように巡らせています。
名称:中塩医院 / 種別 / 用途:診療所 / 規模・延床面積:619.84㎡ / 構造:鉄筋コンクリート造平屋建(地下1階) / 所在地:鹿児島県鹿屋市西原 / 竣工日:2014年7月
2017 第4回かごしま・人・まち・デザイン賞受賞
今回の建築は、鹿児島市内の新興住宅地に建つ特別養護老人ホーム「ねむの里」の増築工事です。小高い丘の上に位置し眺望に恵まれた立地です。既存建物(他社の設計)の前面駐車場の限られたスペースに将来の増築の余地を考慮する必要もあり、1階をピロティー形式の駐車場とし、2・3階をユニット型介護老人福祉施設としての計画となりました。平面の形状は、敷地形状に馴染ませる事、眺望を生かす事、ユニット毎のまとまり、特徴的な柔らかい外観のイメージを作り出す事を意識し、扇型になっています。ランダムに再生木ルーバーを配した、段差の無いデッキを外周に巡らせる事で、縁側的な半屋外空間を作り、外観の特長ともなっています。また、可能な限り木材や塗り壁等を内部に使用する事で、本物の介護を提供する施設に相応しい空間を目指しました。
名称:ふれあいの街 ねむの里 / 種別 / 用途:特別養護老人ホーム / 規模・延床面積:6,219.85㎡(全体)1,918.34㎡(増築部) / 構造:鉄筋コンクリート造3階建 / 所在地:鹿児島県鹿児島市山田町 / 竣工日:2012年3月
交差点よりの外観:左側の一部は既存建物の改装です
上山病院は、腎臓人工透析を主とする内科の病院である。病院の建替えにあたり、一部併設クリニックの構造体を残し改装、その倍近くの増築を行う計画が採択された。既存建物を残す事で、階高等に制約を受ける面もあったが、構造体を外装版で覆う事により増築部分と一体化した表現となった。再生木ルーバーで覆われた3階バルコニーは、病室より出入できる安全な外部空間として自然と触れ合う事や回遊性を確保し、交通量の多い通りからの緩衝帯ともなる。また、最上階では、中庭やトップサイドライトにより自然光を取り入れ、開放感のある空間とした。さらに屋上を緑化する事で、散策の場として利用し、再生木の使用、光触媒塗料の大気浄化作用など、環境対策にも配慮した。国道と、脇田川に面する部分は、1階をセットバックさせ石貼りのベンチと緑地帯を設け、緩やかにカーブを描く壁と共に、地域に開かれた医療施設としての表現とした。
名称:上山病院 / 種別 / 用途:病院(内科) / 規模・延床面積:3,450.48㎡ / 構造:鉄筋コンクリート造3階建 / 所在地:鹿児島県鹿児島市宇宿 / 竣工日:2009年6月
昨日は、とってもいい天気でした。
移動が多かったこともあって、ドライブ気分で、ある意味いいリフレッシュになったように思います。
とある家創りのワンショットです。
こちらの家創り。
土地探しからお付き合いさせていただいてるのですが、先週末に、無事、土地を契約されました!!
昨日は、その土地を敷地にして、これから家創りをスタートする!ということで、設計のご契約をさせていただきました。
その土地を契約する前に、土地を一緒に視察するのはもちろんですが、伺っていたご要望が盛り込めるのかどうか、そして、土地代、建物費用、諸経費コミコミで、しっかり予算内に入るのかを押さえていたので、安心して契約させていただけました。
最初だからといって、「坪○○万」なんて曖昧な基準で概算を出していると、実際蓋を開けてみたら。。。。
なんてことは、結構発生するそうです。(弊社では絶対ありえませんが)
この最初の段階で、しっかり計画して、建築コストの把握が重要ですよ。
これから、最初にご提案している計画案をもとに、変化していく要望を取り入れながら、予算とのバランスを見て、家創りを進めていきます。
でも。最初のご提案を、とっても気にいっていただいているので、大きな方向性は、変更なさそうです。
こちら。実は、とある地域の住宅展示場。
一昨日打合せさせていただいた、お客様がご覧になったとのことで、私も実物を見に行ってきました。
ただ。。打合せと打合せの間の時間で、行って帰ってこれると思って移動したのですが、途中、お祭り等があって、渋滞したり。。
残念ながあら、到着してから、見学できる時間が、ほんと数分。。チラッとしか見れませんでした。。
でも、ポイントになっているところはしっかり見学できたので、よしとします。
お客様が体験されたことは、できる限り同じように体感するようにしています。
一緒に家創りしていくパートナーとして、しっかり体験を共有していきたいですので。
そういったことを結構大事にしています。
日置市伊集院町の郊外住宅団地に残存された雑木林に建つ平屋の木造住宅です。既存の樹木を可能な限り残すようにシンプルな平面を配置しました。連続する開口が外周をぐるりと一周する事で、シンプルな平たい直方体が浮遊し、大屋根の様に空間全体を覆うイメージです。空間は大きな引き戸と欄間によって仕切られ、開け放つと和室や玄関を含めた大きなワンルームになります。 天井高を高めに、連窓窓を少し低め設定して空間の重心を下げ、パノラマのように既存の木々を眺めることが出来ます。木の質感はご所望でない為、白い空間の中に柱のみを表しとし、木造のアイコンとしました。
種別 / 用途:専用住宅 / 規模・延床面積:112.62㎡ / 構造:木造平屋建 / 所在地:鹿児島県日置市伊集院町徳重 / 竣工日:2016年4月
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2015年の残暑が厳しい頃にこのサイトに依頼を掲載させていただきました。多くのお返事を頂き、数人の方とのやり取りを経て、ほぼ直観的に(?)TAM建築設計室の新井さんに我が家の『家づくり』...
早々に連絡を頂き、面談までさせて頂きました。このような機会を得られるのもこのサイトのお蔭と感謝致しております。今後設計の先生と共に発展出来ればと思っております。...