●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
明るくて楽しい家を予算に合わせて建てる目標がありました。また将来に向かってのメンテナンス経費がかからない目標もありました。そこで、外壁は杉下見板として、色つけは施主施工、将来剥げたり傷んでも最小限のコストで直せるようにしました。断熱性能では、家全体がオープンなつくりのため、暖冷房時に空気が廻るような間取りの計画をし家中どこにいても快適になるよう設計しました。耐震性能を上げるため床、小屋、屋根に面材耐力を設置し、またその材料が化粧天井となるよう設計し、高コストとなりがちな耐震性能とコストのバランスをとりました。