建物の壁は板が一枚あるだけではなく、断熱材や合板、石膏ボード等様々なものの組み合わせで構成されています。昔は真壁等言われる柱の間のみを仕上げすることで柱の状態を毎日確認することが可能でした。洋風の作りが流通することで大壁という柱も隠してしまうしあげが主流となり、柱の見えない作りが一般的となりましたがその場合に透湿抵抗や壁の中の湿気の排出までも考えられない作りが多く施行されています。気密住宅のようなものでは、フィルムで壁を塞ぐため透湿抵抗が高くなりすぎ湿気が排出されずに溜まる傾向があります。機械換気で湿気の調整を行いますが、調整がうまく出来ない場合は壁内に結露が発生します。
条件や仕組みを理解した上で建物構造を検討することが大事です
石垣市に建つキャドセンターのプロジェクトである。純粋な自社オフィス機能だけではなく、都心からのワーケーション、近隣住民に開いたイベントスペース、貸しオフィスといった多様な役割を持つ建物である。様々な使い方が想定されることから、建築自体は鉄筋コンクリート3階建てで、梁型のないフラットなスラブと壁状の柱によるシンプルな構成とした。1階はキャンピングカーやキッチンカーが駐車でき、イベントが開催できるオープンスペース、2階は作業用の個室と、中央に植栽されたベンチのある共用ラウンジとし、3階は主にワークショップや食事ができる広いスペースがあり、テラスにつながる様に計画した。各階において壁柱がX軸Y軸方向に配置され、それが居場所を作り出している。各フロアの外周にはコンクリート製の手すり壁が設置され、フロアごとに手すり壁の出幅を変えることで台風時の強風や雨、夏の日差しをコントロールしている。全体としてずれながら重なり合うコンクリートのリングは、この建物の輪郭を形成し、この建物の中に沖縄の伝統的な半屋外空間「アマハジ」を作り出している。
石垣島で生まれた人は生涯に一度は島外へ出る。何故なら市内には進学先の専門学校や大学がなく、就職先も限られるからだ。石垣島は観光を主な産業としているため、技術を習得して就く職が少なく、島内出身者が島外へ出ることなくそのまま就職するケースはかなり稀らしい。川崎市内に本社及び工場を持つ本プロジェクトの施主は、製造の過程で必要となる作図業務をCADセンターという形で本社とは別に拠点を設け、新たな働き方、そして、新たな雇用を生むことを目標に石垣島を計画地として選定した。また、島内の工業高校と連携を図り、技術指導などの交流を設けることで、雇用に繋げる計画だ。
海岸線に近い計画敷地を訪れた際、周囲を見て回ると、伝統的な琉球形式の木造住宅はほとんど存在しなかった。代わりに雨風に強い鉄筋コンクリート造の住宅が多く、それらの住宅には屋根付き屋外テラスが設けられていた。石垣島は真夏には30度を超える亜熱帯海洋性気候であるが、屋根下の日影などでは真夏でも快適に過ごすことができる。
正面の琉球瓦の庇は、景観条例によるもの。
強い日射から守り、影をつくる3階テラス。日陰であれば屋外で快適に過ごすことができる。
2階オフィスのラウンジ。植物を囲むベンチ席。
橘公園にもともとあった市の施設をリノベーションし、レンタルスペースやコワーキングスペースを設置しました。また、別棟でカフェスタンドを新築。公園に訪れる人が気軽に過ごせるような仕組みと設えをデザインしています。
長く使用されていなかった施設をリニューアルし、公園に訪れる地域の方々の活気を生み出すことを要望されていました。
どこにでもあるParkPFI事業ではなく、この場所だからできる、地域を巻き込んだ提案。20年間の事業の中で「育てていく」という姿勢を評価されました。
1階の広場に面する部分に大きな開口を設けて、広場と一体的に利用できるよう改修しました。その分、耐力壁を追加しています。既存の建物を生かしながら、過ごしやすくなるよう木質化も導入し、様々な年代属性の方に利用していただいてます。2階はコワーキングスペースとして、公園の環境を享受しながら働ける場所としてデザインしました。また弊社のオフィスを併設することで、管理しながら定期的なイベント開催をして、施設に愛着をもってもらうよう心がけています。
エントランスで焼き菓子を販売している様子です。
コワーキングスペースは、席をフリーアドレスとし、社会人だけではなく学生の自習室としても利用されています。
カフェスタンドです。武蔵新城にあるカフェの2号店としてオープン。視認性の高い位置に配置することで、この場所のアイコンとして機能しています。
広場とつながる開口部をあけると、一体感がうまれ、気軽に立ち寄れる場所になります。
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「花まんま」を観てきたみーくん@建築家紹介センター(63歳)です。映画「花まんま」を観てきました。前世の記憶を持って生まれた女性のお話です。結婚式のシーンで感動しました。
5月ももうすぐ中旬。ゴールデンウィークも終わりましたね。
「今頃、疲れが出てきた・・・」 とならないように、規則正しい生活を心がけましょうね
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▼大阪府 二世帯の町家 松田靖弘建築設計室 松田 靖弘┗ https://kentikusi.jp/dr/node/18304?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
今回、紹介する設計事例は大阪府の「二世帯の町家」です。
依頼者は建物を建てる前は
「息子さんと同居するために、家業を引退して工場を閉じた敷地に 住まいを新築したい……」
と悩んでいました。
そこで
「住まいが近くだったことので…… 新築後に安心できる家が欲しかったので……」
と松田靖弘建築設計室 松田 靖弘さんに依頼しました。
松田さんは3階にLDKのある家を建てました。
「写真にはありませんが、 家業で使われていた竹ざるを和室の壁に塗り込んだり、 家紋をヒントにした障子を作ったりして、 とても喜んでいただけました」
と言っています。
依頼者には
「都心の密集住宅地ですが、エレベーターをつけて 3階にLDKを作って明るい空間になった 中庭のヤマボウシの季節の景色が気に入っています」
と言っていただきました。
安心して住める家を建てたい方はぜひ建築家相談依頼サービスをご利用ください。
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▼これからのSMILE HOME展 at代官山ヒルサイドテラス 2025年5/24(土) ・25(日)開催のお知らせ 東京都 2025年05月24日 10:00 to 2025年05月25日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30281?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼2025.05.31 生き方から考える住宅相談会 神奈川県 2025年05月31日 11:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30264?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼【オープンハウス開催!】6月7-8日(土日)@愛知県一宮市 愛知県 2025年06月07日 10:00 to 2025年06月08日 17:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30279?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
▼SO建築設計 家づくり無料相談会のお知らせ 東京都 2025年05月01日 10:00 to 2025年06月30日 18:00┗ https://kentikusi.jp/dr/node/30252?utm_source=mag&utm_medium=email&utm_c...
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確認申請代行を依頼したい。タイニーハウス4坪建築予定地 兵庫県姫路市 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
材木座*******に会社の研修施設兼保養所を検討しています.●庭にはシャッター付きガレージ2台と社員が停める4台ほどのスペースが必要●庭には6名が入れるジャグジー、BBQエリアが必要●1階には30名が研修かつ食事ができる部屋が必要●キッチンは最小限●1階にはバス、トイレが必要●2階にはシャワーが必要●3階デッキが出来れば尚可●二階入口に鍵が必要出来ればシンメトリーな形を希望 15年間で建て直す予定のため、建築コストは極力安くしたい。(坪50万程度)打ち合わせは2025/6-完成時期は2026/4頃希望 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
このところ、「当たり前」シリーズが続いたので、気分転換に、少し違うお話をしようと思います。
先日、これから家づくりを考えてるという方にお会いしてきました。
この方は、注文住宅を希望していて、土地を持っていないので、土地の購入からとなります。
とても手際がよく、お会いした時には、有力な候補となる土地情報をもっていました。
高速道路の入り口が近いとか、最寄駅から徒歩圏内とか、利便性がとてもよいとのこと。
少し前に、その土地を取り扱う不動産会社と現地の確認に入って来たそうです。
土地の情報が書かれた情報シートをもとに話を聞き始めたのですが。。
どうやら、敷地の奥側隣地との間に、3mほどの高低差がある(隣地が高い)とのこと。
3mって、結構な高低差ですが、情報シートからは読み取れませんでした。
その方が現地に立ち会った時、その高低差については、説明があって、法面には、間知ブロックで土留めが必要になるとのこと。
つまり。この土地を生かすためには、その土留めも必要になる。という意味になります。
そもそも。その土地は、金額が相場より安く設定されていて、それがとても魅力の一つだったとのこと。
でも。その土地代に土留めの費用を足さないといけません。そう。土留めを足した金額が、土地代みたいなもんです。
その辺りまでは、ご理解されてるようで、それを含めてもいい土地かなと思っているようでした。
ちなみに。
土地情報シートには、記載ありませんでしたが、2mを超える高低差がある場合は、崖条例という規制がかかります。
今回は当然適用となります。
それを回避するために、不動産会社の方は、法面に間知ブロックを勧めているんだと思います。
ただ。。その法面が一部でも、お隣の土地だったりすると簡易にはできません。当たり前なんですけど、隣地に工事するわけにはいかないですから。
おそらく、自分の敷地内に法面があるんだろうと思いつつ。。話を聞いてるとそうでもないような。。
もし、隣の土地なのであれば、土留めではなくて、流土留めという別の壁が必要になります。
その辺りはしっかり確認した方がよい。ということをお伝えしました。
ここまでかと思いつつ。。ストリートビューを見て、ふと気が付きました。
明日に続きます。
リビングダイニング、寝室、納戸、玄関だけの建物をセルフビルドで建てることを検討したいと考えています。水回りがある建物は別であるので、その建物と廊下でつなげたいです。昨年の能登地震で被災し、居住部分を再建しようとしていたのですが、想定以上に費用がかかるという見積もりをもらっており、自身でできるところを作って費用を削減できないかと考えています。全くの素人なので、建築家さんに相談して色々とアドバイスをいただけないかと思い相談させてもらいました。 建築家の所在地について:同じ都道府県・近県の建築家を希望する
コンテナを用いた店舗の基礎設計と確認申請をお願いしたいと考えています。建設予定地は、山梨県南巨摩郡***です。土地は国道52号線沿いですので、大型車両も楽に入れます。30ft2つ位の規模を想定しています。宜しくお願いいたします。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになるということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、門柱のお話でした。門柱に必要な機能を集約して一本化した機能門柱がオープン外構と合わせて多くなってきた。
ただ、どちらが正解でもないですよ。そんなお話でした。
今日から違うお話と思っていたのですが。。補足でもう少しお話しておきたいと思います。
オープンな外構以外であれば、腰高の門扉と門柱を組み合わせるパターンはよく見かけるかなと思います。
ただ。腰高なんですよね。
以前フェンスのところでお話したのですが、腰高ゆえ、道路から敷地内は丸見えなんですよね。
門柱とか門扉はあくまで、境界明示が目的で、ここからは入ってこないでという意味だから、見えていてもいいんじゃない。
だから、それが「普通」なんじゃないかな。って思ったかもしれません。
とはいっても。目隠しフェンス同様に、門周りだって内部が見通せないようにはしたいな。
そんな方だっているわけです。そんな時はどうするか。。
いろんなやり方はあるのですが。。シンプルに考えたいのであれば、こちらがよいかも。
かなりしっかりと、道路から閉じていますよね。プライバシーがしっかり確保されています。
こちらであれば、アルミで構成されていて、錆の心配もないし、メーカー既製品なので、わかりやすいですよね。
ショールームでも確認できたりしますから。
もっとオリジナル感じがよければ。製作でつくってしまうのもありでしょう。
ただ。費用を考えると、既製品をうまく取り入れる方がよいところ。。
コストとのバランスも考えながら、決めていけるといいんじゃないかなと思います。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
お仕事を依頼した建築家: JO Architects (JO設計...
このたびは、色々とお世話になりました。息子の結婚を期に、これからの住まい方を考えておりました時に、中里さんのサイトにめぐり合えまして、助かりました。...