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昨日は、スタディコーナーがどんな流れで
よいと考えて採用されたのか。

考え方によっては、すごく機能的なスペースで
あること。

それと合わせて。
実際に、スタディコーナーを計画された方の
その後についてお話ししました。

すごくいいイメージなのですが、
造り方とか、使い方しだいで、もしかすると
後で困ったことになりそうですよ。
そんなお話ししました。

今日はその続きですね。
昨日の補足というか、続きなんですけど、
カウンターを設置するのであれば、
その奥行って、どれくらいがいいと思います?

あまり,ガッツリと勉強する感じでなければ、
45cmでも十分かなと思います。

なんとなくの感じは、ダイニングテーブルの半分。
対面で座って勉強することもあったでしょうから。

ただし、それは最小寸法。
普通に勉強机並みに使いたいということであれば、
60cmほどの奥行があるといいでしょうね。

ノートに教科書、参考書まで、広げて使う場合も
困ったりしないでしょう。

それと、カウンター奥の壁って。
書類とかを張り付けれるようにできると
すごく便利ですよ。

マグネットがつけれるようにするとか。
画鋲が刺さりやすいようにするとか。
音楽室なんかで見かけた穴の開いた壁にするとか。

いろいろやり方があるので、調べてみたり、
設計士さんに相談してみてくださいね。

勉強するスペースだということなので、
手元の照明は、しっかり明るめがよいですよね。

カウンター上にコンセントを用意して、
スタンドを接続する方法が分かりやすいです。

ただ。勉強するときに。
スタンド自体が邪魔だったり、自分で影ができたり。

場所に自由がききますが。
もっと均一に明るくできる方が集中できます。

机と同じ幅のブラケット照明をつけてもいいですし
上部に固定の本棚がある場合でしたら、
その固定棚の下面に、ライン状のライトなんかも
いいでしょうね。

ちなみに。
ダウンライトでは、自分で影ができるので、
あまり効果的ではないので、ご注意ください。

そうそう。
照明のお話しの流れでお伝えすると。

カウンター上と下に、コンセント。
それに、PCを使うことも想定して、
必要であれば、LAN配線を持ってきておくのも
いいと思いますよ。

ただ、カウンターをつくればいい。
そんな簡単なことでないんですよ。

長くなってしまったので。
明日に続きます。

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昨日から、スタディコーナーについて
お話ししています。

そもそも。
子供って自分の部屋で勉強する。
そんなイメージを持っている方が多いかも。

ただ。賃貸物件に仮で暮らしていて
子供部屋がない場合であれば、
小学校の低学年くらいまでは、
ダイニングテーブルで勉強するってことも
よく見かける光景だと思います。

その発想を起点にすれば。。
ダイニング周りに、ダイニングテーブルとは別で
勉強目的のコーナーを設けるのも自然な流れですね。

対面キッチンと相まって、キッチンにいながら、
お母様が子供の勉強を見れるのでいい。
そんなイメージが広がります。

なので。
スタディコーナーはあった方がいい。
そう思いますよね。

でもこれ。
万人にとって、便利なスペースとも
言い切れない側面があります。

よく考えてみてください。
今の仮住まいで、子供の勉強スペースが確保しにくい。
そういう状況を前提とすると納得ですが。。

新築する場合は、おそらく子供部屋を
子供の人数分確保することになりますよね。

せっかく自分たちの部屋があるのに、
勉強はダイニング脇のスタディーコーナーで。

もし、そうであれば、ランドセルって
どうしましょう。

そこで勉強するのであれば、ランドセルとか、
教科書とかって、子供部屋でなくて、
スタディコーナー周りにないと不便ですよね。

実は。。
以前に家づくりをされたお客様の家へ
おじゃまする機会があったんです。

その家には、三人が並んで使える
スタディコーナーが、ダイニング脇にありました。

最初のうちは、そこで宿題をやっていたそうですが、
段々とモノが溢れてくるようになってきて。。
ランドセルが無造作に置かれるようになってきて。。

勉強道具だけスタディコーナーに持ってくる。
そんなルールにしてみたものの。。
やはりランドセルとか参考書とか教科書を
持ち運ぶのが面倒みたいで、うまくいかず。。

奥様が我慢できなくなってしまって、
自分たちの部屋で勉強するようにしたとのこと。

その結果、スタディコーナーは物置に変身しました。

だって。
ダイニングの一角という、ある意味一等地なわけで、
カウンターになってるから、モノを置いておくには、
すごくいい場所ですよね。

オープンな物置としては機能して便利ですが
当初のスタディーとしては機能していません。

これ。一人分の幅であれば、有効だったのですが、
何せ、三人分の幅があるので、カウンター下とか、
カウンター上とかまで有効に使えていない。。

その辺が勿体ない感じします。
そんなふうにおっしゃっていました。

もし本格的にスタディコーナーとするのであれば、
本棚とかランドセル置場なんかも併設すると、
有効に使えるのかもしれませんね。

長くなってしまったので、明日に続きます。

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茶室建築はなんといっても庭との関係が濃密なことから屋上に屋上庭園に面して配置することになります。ホテルでは村野藤吾の作品には多くでてきます。マンションの事例は多くはありませんが、以前勤めていた坂倉建築研究所で担当させて頂いた六甲アイランドセントラルタワーの4階屋上に共用ゾーンとして茶室を計画したことはあります。

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昨日までは、リノベーションを検討されていた
御夫婦が感じたモヤモヤについて、
いろんな側面からお話ししました。

これからリノベーションとかリフォームを!
と考えている方々には、参考になる内容かな
って思いますので、ご覧くださいね。

さて。
今日からは、気分を変えて、別のお話し。

テーマは。
スタディコーナーとなります。

これから家づくりをスタートさせようとしている
方々であれば、もしかすると聞きなれないかも。

なので。
スタディコーナーって、誰のためで
どこにつくることが多いのか。

その辺からお話ししておきましょう。

小学校低学年のお子様がいるお母様。
お子様って、どこで勉強していますか?

もちろん、家づくりする前の方ですと、
賃貸物件に住んでいると思いますので。
子供部屋は確保できていないかなと思います。

ということで、お子様が宿題をやる時には、
おそらく、ダイニングかリビングで
やっているのではないでしょうか?

そうすると。
子供が勉強しているのかを親が監視できますし、
子供もわからないことがあったら、聞きやすい。

ダイニングテーブルであれば、広く使えるし、
姿勢よくもできるので、合理的なんでしょうね。

それと。
ダイニングであれば、食事の時に使うので、
それまでに宿題を終わらせて片付けまでできます。

ちなみに。
リビングテーブルだったりすると。。
教科書が出しっぱなしだったりなんてことも
ありそうですね(笑)

ということで。
親の目が届く範囲で、机が広く使えるので、
ちびっこが勉強するには、ダイニング周りって
すごく合理的なんだと思います。

その他にも。
大人がPC使って、調べものとかネットとか、
作業をするのも寝室というわけにもいかず、
机を広く使えるダイニングテーブルが、
すごく便利なんじゃないかって思います。

ここまでお話ししてくると、なんとなく
イメージしていただけますよね、きっと。

ちびっこの勉強だったり、親のちょっと作業のため
ダイニング周りに、そういう作業専用の場所として、
スタディーコーナーを計画することになります。

ダイニングはダイニングだから。
勉強とか専門のスペースがあると便利じゃないって。

コーナーの幅は、何人座る想定なのかで
80cmとか160cmとか、いろいろあります。

すごく有効なスペースなんだとは思いますが、
万人に最適でもなさそうなんですよね。

長くなってしまったので、明日に続きます。

I-4306、建築確認の申請をして頂きたい(兵庫県)

ユーザー トクナガ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

戸建住宅に、3台用のカーポートを設置を検討しており、建築確認の申請をして頂きたいです。
カーポートの見積りを行ったのですが、その会社では、代理申請は受け付けいません。
また、住んでる地域で建築事務所を探しても、なかなか見つけられず、こちらで対応可能な方が見つかればと思い、投稿しました。
 
兵庫県明石市在住です。
 
気になるのですが、ガレージと違い、壁を取り付けないので、固定資産税には影響無いと考えているのですが、この認識で間違いないでしょうか?
よろしくお願いします。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





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リノベーションを考え始めて感じたモヤモヤ。
そのモヤモヤについて解説というか、お話し
してきました。

今日は。
その流れで、もう一つお話ししておきましょう。

突然ですけど。みなさん。
リフォームやリノベーションで設計士に頼むって
どんな印象を持っていますか?

そもそも。
新築の場合でも、設計士にお願いすることって
なんだかハードルを感じる方が多いみたいです。

新築ですらそうなので。。
リフォームとかリノベーションになると、
さらに、依頼先の候補になることって、
少ないのかなと思います。

ただ。
過去に人気のあった、リフォームのテレビ番組で
「匠」と呼ばれる設計士が登場していたので、
その印象が残っている方は、憧れのような感覚を
もっているなんて方がいるのも事実です。

この番組では、「匠」はデザイナーする人と
神聖化されてたおかげで、身近な感じというより
憧れみたいな印象になってしまったのかなと
思っています。

というのも。
リノベーションのお客様から問い合わせいただくと、
「リフォームやリノベはお願いできますか?」
という内容が、ファーストタッチで必ずあるので
そう感じてるんだと思います。

部分的なリフォームはさておき。
間取りを変えてしまうくらいのリノベーションの場合、
設計士へ依頼することって、すごく有効なのかなって
思っています。

素敵なデザインを提案してくれるからですよね?
って思う方が、すごく多いと思います。

でも。
それって、役割の一つにすぎません。

少し前にお話しした中でも。
同じ土俵で、相見積もりができることとか、
その見積もりをチェックしてもらえることと。
それも、役割の一つになります。

実は、それ以外に。。
もっと大事な役割があるんですよね。

何かっていうと。。
工事をチェックしてくれることです。

新築と違って、リノベーションの場合って、
もとの構造のこととか、耐震のことも含めて、
新築とは違うむつかしさがあります。

「なんとなく」この柱抜いても大丈夫でしょう。
この方法の方が工事しやすいからこうしよう。

客観的な立場からのチェックがあるかないかって、
とても重要なんじゃないかって思います。

工事している会社で自主検査してます。
そういったとして。。どこまで検査できそうなのか。

第三者で、しかも設計者でもある人がチェックする。
その方が、より確実にチェックできそうじゃないですか?
工事する側も、そういう視点があれば、
より慎重に工事してくれると思いますよ。

この、工事をチェックしてくれることって、
見落とされがちですが、素晴らしい家づくりには、
とても重要なことだと思っています。

みなさんは、どう思われますか?

ということで。
このお話しは、ここまでです。

SLIT

●設計事例の所在地: 
東京都
●面積(坪): 
13坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

施主は、30代後半単身で、5年毎にマンションの買替えを考えており、2度目の購入として、都内で40~60㎡の規模の物件を探していた。立地の良さが持つ資産価値を重視して、40㎡という少し狭い物件を選択することになり、広く使えるようなプランが求められた。

生活のスタイルとしては、テレワークや出張が多いため、休みの日に友人を呼んだり、日々の仕事の気分の切り替えができるように、ホテルライクな空間が望まれた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

水回りを部屋の中心に配置し、1室空間とすることで、空間を広く使えるようにしつつ、回遊できるプランとした。また、使い方に応じて、空間の連続性を変えられるように、コア部分に間仕切りを収納できるSLITを設けた。

このSLITや開口部など部屋の境界には、真鍮塗装を施すことで、1室空間でありながら、空間の切り替えが感じられる要素を付加した。

間仕切りは、安価に取替えられるように、紙と汎用品を用いて、強度を出すための折りを加えて、自主製作した。紙の透過によって、人影が感じられる程度に柔らかく空間を間仕切っている。

このように構成することで、動き回れる気楽さと非日常的なゴージャスさを感じられる空間を目指している。

その他の画像: 

喜連団地リノベーション

●設計事例の所在地: 
大阪府高槻市
●面積(坪): 
13坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

このプロジェクトは、2022年に大阪府住宅供給公社が開催した公開コンペにより選定された住戸改善事業である。事業の趣旨として、築50年以上が経過した団地の住戸を、若年世帯をターゲットに設備更新をしながら団地暮らしの新たなスタンダードとなるような提案が求められた。

喜連団地の魅力は、南北に設けられた開口部がつくる日当たりの良い窓辺の空間だと感じた一方で、既存住戸では、各部屋同士が仕切られており、十分にその魅力を感じることができなかった。

そこで、今回の提案では、窓辺空間に厚みを持たせ、機能を持たせながら、回遊動線で繋げることで、それぞれの部屋が緩やかに仕切られながら、窓辺空間によって繋がる暮らし方を提案している。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

このタイプでは、浴槽設置しなおすことから、子供のいる若いファミリー世帯が借りることを想定し、子供室や寝室など部屋としての輪郭はつくりながらも、完全には閉じず、カーテンで緩やかに仕切ることで、リビングと寝室を一体的に使えるなど多様な使い方ができるプランとした。

その他の画像: 

里山文庫の庭小屋

●設計事例の所在地: 
宮城県加美町
●面積(坪): 
2坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

宮城県の加美町にある庭小屋のプロジェクト。
母屋の離れにイベント道具などを仕舞う物置小屋を設計。周辺の豊かな緑の環境を壊さないように黒い外壁と木の屋根、ポリカ板などで全体を校正した。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

電気等を設けずとも光が入るように、ハイサイドライトを設け、モノの出し入れがしやすいように、大きな引戸を設けた。

その他の画像: 

I-4305、住宅の設計のみを行ってくれる建築家の方(宮城県)

ユーザー ありさ の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
宮城県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

■相談・依頼内容
住宅の設計のみを行ってくれる建築家の方を探しております。
 
■建設予定地
宮城県大崎市
 
■土地・テナントの所有・賃貸状況
土地あり 150坪程度(建物取り壊し済)
 
■建物についての希望
現時点では平屋の住宅を希望しております。
4LDK~
 
■ご予算
3000万
 
■希望する地域
業者様の地域にはこだわりありませんが、家作りを考え始めてから2年近く経過してしまったため、できるだけはやく着手したいと考えてます。
 
■建築家に相談・依頼したいと思った理由
施工は自社で行いたいため、設計してくださる方を探しています。マンションから建売住宅、メーカーや工務店などかなり周りましたが満足できるものには出会えず、結局持っている土地に新築しようと考えております。
水回り設備や動線に拘りたいので時間がかかっても理想を形にしてくださる方。
大通りに面しているためプライバシー重視の設計にして欲しい。外には閉じていて内には開けているような、家の中からは大きな開口で開放感があるのが理想です。
 
■その他・・・など
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない





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