ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りの照明計画のため、
いろいろと打合せをしてきました。

主寝室に間接照明を取り入れて、
落ち着いた雰囲気を出そうというのが目的です。

私がよく採用するカタチは、
写真のように、脚元にダウンライトと
枕元の上に天井を照らす間接照明の組み合わせです。

この場合、読書をしたりするには、照度が不足するので、
ベッドサイトにフロアライト等を用意するといいですよ。

この場合、あまり強い光を採用すると、
天井が明るくなりすぎて、横になった時に
気になるので、その辺を注意したいですね。

こんな感じもいいのでは?

枕元に棚を創って、その棚の裏から間接照明。

ベッドに入る状況だと、ちょうど背面になるので、
いいですよ。
横になっても、あまり視界に光が入ってこないため、
眠りについていくには、とてもいいと思います。

あまり採用がない理由は、棚の部分に
埃がたまると掃除が大変ということへの配慮からです。

といいつつ。
今回は、こちらを採用する方針としました。

余談で、こんなのも。

照明器具の上下から光が出ていて、
壁の周辺を照らしています。

とってもいい雰囲気になっています。

ただし。。
体を横にするときには、光を弱くするか、
消しましょう。

ちょうど、光源が直接目に入ってくるため、
残像が残ったりして、眠気が覚めてしまいがち。

特に寝室は、光の使い方を考えるとよいですよ。

照明計画って、奥が深いんです。
いろいろプロに相談しながら、決めていくことを
おすすめします。

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投稿者: 
匿名ユーザー (未認証ユーザー)

家を建てる際、「予算や敷地条件等が許す限り、なるべく広い家を」 と望む方は多いと思いますが、実際には小規模にならざるを得ないケースが少なくありません。でも、ここで間違ってはいけないのが、“小さい家”と“狭苦しい家”とは違うということ。
添付写真の物件は延床約16坪の小さい家ですが、施主さんや見学された方からは、「寸法や面積以上に大きく広く感じられる」 と言われました。この家づくりで心掛けた 『小さい家の作り方』 をいくつかキーワード的に紹介します。 
 
①凹凸は少なく: 部屋は素直な形の方が広く感じられ、家具などもうまく納まる。
②細かく仕切らない: 間仕切りは最小限に。建具は引戸や障子のような、不要な時には収納して空間をオープンにできるものを活用。 
③廊下を無くす: 必要な場合は短くするか、共用スペースのような「部屋の役割」を加える。
④視線を通す: 動線の突き当たりに窓や扉を設けると、視線が通って開放感が増す。
⑤縦につなぐ: 階段や吹き抜けがあると、垂直方向にも視線が通る。
⑥収納は集約: できるだけ効率よくスッキリと配置する。階段下や小屋裏の利用も有効。 
⑦固定モノの配置とサイズに注意: 家具・収納・扉・キッチン・大型家電といった固定的で存在感のあるものは、できるだけ視線を妨げないように配置を工夫する。また、空間に見合ったサイズのものを選ぶ。
⑧構造を見せる: 仕上げは必ずしも必要とは限らず、構造材や屋根裏などをあえて見せることで、天井高さが稼げたり開放感が増したりする場合もある。 
 
もちろん個々のケースで効果は異なりますが、こういった点を意識することで、小さい家の居心地は向上します。また、これらは建築コストを抑える上でも役立つのです。

医師の診療方針などの特徴に合わせた診療所・アルキテク設計室 鈴木晋さん


 
診療所は医師や看護師にとって使いやすい機能性を持たせることや患者の快適性を考えた建築であることは当然として、その医師の診療方針などの特徴に合わせた空間づくりが大切です。
 
診療所についてアルキテク設計室 鈴木晋さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー アルキテク設計室 鈴木晋 の写真
習志野市実籾4-20-9-106 
047-471-0135

 

貴社が診療所を手がけるようになったきっかけがありましたら教えて下さい

 
以前勤めていた事務所で病院の設計担当となった時に設計経験や医療福祉建築の知識を身につけました。
独立した時に知人が医療施設の経験者を探しており、診療所の設計監理を依頼されました。
 
現在も医療施設や設備の展示会や講習会にできるだけ参加して、医療建築に関する知識や情報を更新するようにしています。
 

診療所と病院の違いを教えて下さい

 
この区別は医療法が基本になっています。医療法において、「病院」とは、二十人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいい、「診療所」とは、患者を入院させるための施設を有しないもの又は十九人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいいます。
 
建築基準法の用途一覧もこれに準じており、それぞれ建設できる地域が定められています。
なお、入院施設がない「診療所」は特殊建築物から除外されているので、設計の基準に大きな違いがでてきます。
 

 

診療所はどのような施設基準があるのでしょうか?

 
医療法に施設基準があり、病室の面積や構造・階段や廊下の幅などの基準が定められています。
これらは、特に入院患者の数や有無によって、適用の基準が変わってきます。
 
また、公共性の高い建築となるので、福祉の条例などにより出入口や廊下の幅・スロープや手摺の設置等のが求められる事があります。
条件によりこの福祉の基準が不要な場合でも、アルキテク設計室ではそれぞれのプロジェクトの特徴を考えてバリアフリーに務めた設計をしています。
 

診療所を設計する際に注意している点を教えてください

 
医師や看護師にとって使いやすい機能性を持たせることや患者の快適性を考えた建築であることは当然として、その医師の診療方針などの特徴に合わせた空間づくりを心掛けています。
病院など多数の医師や看護師がいる場合は、医療建築のセオリー通りの計画にすることが必要ですが、規模の小さい診療所では更に医師達にフィットした診療空間が創れることが利点だと考えています。
 
また、規模が小さくても公共的な役割をもつ建築となるので、周辺環境の事をよく考えてその診療所が建つ街の環境の向上に努めています。
街の雰囲気が良くなることは、診療環境が良くなることにつながります。
 
そして、医療機器などの専門家とも連携しながらプロジェクトを進め、スケジュールやコストを調整しながら医院の開業がスムーズに進むようなマネジメントをすることも大切にしています。
 

 

医療法人社団清風会平野医院の依頼者からはどのようなご希望がありましたか?

 
清風会平野医院様は千葉県柏市の南柏地域で60年間地域に根差したかかりつけ医であり、その建て替え計画を依頼されました。
 
建築全体のイメージとしては病院らしくない建築を依頼されました。
それは、清潔感はあるが冷たい雰囲気の空間や全面ガラス張りで親しみを感じにくいものではなく、この地域に根差した雰囲気の建築にしたいとの要望でした。
 
また、温熱環境も含めて患者の居心地を大切にしてほしいとも強く要望されました。
 

その希望をどのように叶えましたか?

 
建物の形を周辺の住宅のスケールに合わせた形状としながら、地元千葉県産のサンブスギを外壁材として採用しており、地域の材料を使いながら周辺環境を捉えた建築としました。
杉板や松などの木材は内部空間でも積極的に採用して、医院に必要な清潔さと患者の居心地の良さが共存した診療空間をつくりました。
 
また西向きの敷地形状の為、付加断熱を採用し夏冬ともに快適な温熱環境となっていることは患者の皆さんにも好評いただいています。
 

 

土地探しから相談にのっていただけますか?

 
以前この建築家紹介センターで実現したプロジェクトで土地探しからお手伝いして実現したものもあります。
購入予定や気になっている敷地がありましたら、その調査や建てられる建築のボリューム検討などの相談に対応しています。
 
但しアルキテク設計室は不動産業などは行っていませんので、より本格的なご相談の場合は仕事で連携している不動産の方と協力して対応しています。
 

診療所を開設したいと思っている方に なにかアドバイスがありましたら教えて下さい

 
医師が目指す診療環境の目標に対し、さまざまな分野の専門家がその実現に向けて力を発揮できるプロジェクトチームを作る事が大事だと思います。
アルキテク設計室は設計の専門家として医療に必要な空間の知識を生かした設計をし、工事の段階では医師とつくりあげた診療所の完成に向けて施工上のリスク軽減などをマネジメントしながら監理をして行きます。
 
私達の専門外の部分に対しては今までの医療建築の経験を生かしそれぞれの専門かと連携をとりながら、プロジェクトが速やかに進んで行くように手当をします。
この様な医療建築プロジェクトでの基礎的な力をふまえながら、医師のイメージする診療所をより魅力的で地域の皆さんにも親しんでもらえる建築となるようにしていきます。
 

アルキテク設計室 鈴木晋さんの診療所・設計事例

   

画像 建物の名称 紹介文
島田内科クリニック~高度医療であるアンギオ室がある地域密着型のクリニック。壁内輻射暖房で冬もエアコン2台でポカポカ~

クリニックとしての使い勝手や事業コストの他、この地域及び先生にふさわしい医療建築のかたちは何度も打ち合わせをしました。周りの山々のように重なりあう片流れの屋根や地元産の唐松の外観が、かかりつけ医としての想いを建築であらわしています。

平野医院~千葉県柏市の医院。サンブスギなど天然木を多用した居心地のよいクリニック~

物の形を周辺の住宅のスケールに合わせた形状としながら、地元千葉県産のサンブスギを外壁材として採用しており、地域の材料を使いながら周辺環境を捉えた建築としました。杉板や松などの木材は内部空間でも積極的に採用して、医院に必要な清潔さと患者の居心地の良さが共存した診療空間をつくりました。

 

Dice

●設計事例の所在地: 
東京都世田谷区
●面積(坪): 
55㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

サイコロを転がした様な家から『Dice」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

プライバシーの配慮と豊かな暮らし方を考えた結果サイコロを転がした様な変形の家になった。

その他の画像: 

丸山薬局

●設計事例の所在地: 
東京都大田区
●面積(坪): 
25㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

薬局の内装

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

蓮の花や局面を使った壁面にする事で、異空間を演出。

その他の画像: 

八王子のリノベーション

●設計事例の所在地: 
東京都八王子市
●面積(坪): 
95㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

商業ビルを住宅にリノベーション

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

住宅部分と事務所部分を併設。ルーバーやR壁などを用いて変化のある空間に仕上げた。

その他の画像: 

つるとうクリニック

●設計事例の所在地: 
横浜市
●面積(坪): 
100㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

透析クリニックと賃貸テナントビル

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

1階にテナントを2件、2階、3階を透析クリニックに。
外観はガラス張りにし、夜間はライトアップすることで浮かび上がる様なデザインにした。

その他の画像: 

M邸(妙高のかまくら)

●設計事例の所在地: 
新潟県妙高市
●面積(坪): 
50㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

かまくらをイメージした木造戸建て住宅

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

雪深いこの地域にとけ込む様な外観を持つデザインをイメージ

その他の画像: 

TMIビル

●設計事例の所在地: 
横浜市
●面積(坪): 
2153㎡
●建物の種類(大分類): 
医療・福祉施設
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

医療施設「メディカルモール たまプラーザ」と賃貸住戸部、オーナー邸からなる複合ビル

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

建築や空間自体も一つの治療行為になれるデザインに取り組んだ。 

その他の画像: 

賃貸住戸

FA-PROJECT

●設計事例の所在地: 
京都市
●面積(坪): 
663㎡
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

オーナー住戸兼 賃貸住宅、RC造3階建て。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

集合住宅は1LDKを主体とし、オーナー邸はオーナー様の趣味のアンティークの家具が生える様な
空間に設えてあります。

その他の画像: 

オーナー住戸 LD

賃貸住戸

賃貸住戸

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