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昨日は、リノベーションを検討中のご夫婦が
抱えるモヤモヤの一つ目についてお話ししました。

工事のプロなのか。設計のプロなのか。
一概に言えない部分はあるものの、
やはり得意分野はありますから。

いろんなアイデアとか提案力を求めるのであれば
設計のプロの方がよいかもしれませんね。

そんなお話しでした。

今日は、二つ目のモヤモヤに関係すること。

リノベーションだから仕方ないのかもしれないけど、
ある程度決められた範囲からセレクトしていく。
そんな、半規格型みたいな家づくりになりそう。

リノベーションだから仕方ない?
それって、なんだか偏った見方かなと思います。

間取りまで変えて、暮らし方から考えるなら、
新築の家づくりと同じじゃないかなって。
(つくり手によって違いますが。。)

設備の入れ替えだけであれば、色や仕様のセレクトだけ
になるのもわからないでもないですが。

これまでとは違う家族構成で、
これからの自分たちの暮らしを考えることになるので、
もっと、じっくりとしっかりと検討が必要でしょうね。

リノベーションであれば、構造的な制約はあるものの、
注文の戸建て住宅みたいに、自由に考えていけるはず。

なんとなくですが。。
部分的なリフォームの延長で考えてる造り手の場合は、
そういう視点を持ちにくいので、ササっと決めて
新しくしましょう!なんてことになりがち。

そうそう。それと。
水回りのメーカーを揃えると安くなる。。
そんなことはないと思いますが、仮にそうとしても
これからずっと使うモノなので、自分に最適な
キッチンやお風呂を選びたいところ。

自由にセレクトしたいなら、設計のプロ。
って言いたいところでもあるのですが。。
少し注意が必要です。

見た目のデザインを重視する設計士の場合、
キッチンは見た目でいうと、大事なところなので、
設計士指定のオーダーキッチンのケースも。

オーダーキッチンは、見た目も素敵ですし、
造り方次第では、コストもある程度は抑えれます。

でも。
全てのオーダーキッチン屋がアフター万全。
とも言い切れなかったり。

デザイン重視しすぎて、収納力が少なかったり、
機能的な側面を満たせないことも。

その辺は、設計士にしっかり確認してくださいね。

ちなみに。弊社では、完全自由です。
どこのメーカーでも、オーダーでも。
何を大事にしているのかを第一優先にしていますし、
私の方から、何か制限することは、よほどありません。

逆に、自由すぎて選択肢が多すぎて困る。
なんて声をお聞きするくらい。

でも。
せっかくの機会ですから。
自分が求める最善をセレクトできた方が
いいんじゃないかなって思います。

ということで。
明日は三つ目のモヤモヤのお話しです。

古民家「ゲストハウス高遠御城下」様

●設計事例の所在地: 
長野県
●面積(坪): 
改修面積55坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

古民家をゲストハウスに改修した事例

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

『古民家をゲストハウスに改修したい』
『古民家の雰囲気を活かしたい』
『古き良き雰囲気を大切にしたい』

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「旅館改修を多く手掛けている建築士」
「私たちの要望を真摯に聞いてくれた」
「理想の旅館にしてくれそう」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

古民家をゲストハウスにリノベーション

依頼者の声: 

「古民家の懐かしい雰囲気が残りました」
「自分たちの要望が叶いました!」
「街並みの景観にあった改修になりました!」

その他の画像: 

ビフォー

アフター

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アフター

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リノベーションを検討中のご夫婦のお話し。

いろいろとモヤモヤすることがあって、
私のところへお問い合わせいただきました。

他の皆さんも感じたモヤモヤについて
どんなふうにクリアにされていったのか。
その辺をお話ししていきます。

前回、そこまででしたよね。

今日はその続きです。

いくつかモヤモヤはあるのですが、
順にお話ししていきましょう。

まず最初は。
提案してもらった内容のお話し。

お願いした要望は反映してくれてるので
もちろん素晴らしいことなんだけど。。
なんだかモヤモヤする。

確かにそうかもしれませんね。

提案した側からすれば、言ったことを
全て実現してるよね?って思うでしょうね。

もちろん、それも一つのカタチですよ。

でも。
それは、一つの可能性なだけであって、
もっと別のカタチだってあるはずです。

いつも、ご要望をお聞きしているとき、
思うことなんですけど、言葉として、
文字としてハッキリとできる要望って、
すごく限られた範囲かなって。

自分では気が付いていないけど、
普段の暮らしの中で、こんなふうだといいのに
って瞬間的に思うことだってあるはずです。

改めて仰々しく「要望」として考えてみると、
思い出せないなんてこと、ありますよね??

そもそも。
日々の暮らしに、しっかり意識向けながら、
過ごす方って、そんなに多くないかもしれません。

そういった要望を引き出すためには、
聞く側に、聞きだそうとする意図が必要です。

例えば。
キッチンを対面にしたいって要望から、
対面型のキッチンを提案するとします。

それ。間違っていませんよね?

でも。。
対面のキッチンっていってもいろいろです。
フラットなのか、どんなカタチなのか、
どこに向けて対面なのか、どの位置なのか。

しかも。対面キッチンにするということ以上に、
そうすることで、どういう暮らしをしたいのか。
どんな時間を過ごしたいのか。

そちらの方が大事かなって思います。

もしかしたら、対面キッチンって要望だけど、
壁付のキッチンの方が最適かもしれませんよ。

一つの要望を掘り下げていって、
どんな暮らしをしたいのかを知り、
それを踏まえた提案をしてもらう。

そうすると、モヤモヤが一つ解消されるはず。

簡単にお伝えしましたが、家づくり関わる
プロだからといって、全員ができることでは
ありません。

よりたくさんのアイデアや引き出しを
持っていて、聞く力がないと難しいと思います。

造るが専門の工務店と設計が専門の設計士。
どちらが引き出してくれそうかはご想像通りです。
とはいいつつ。
設計士にも、いろいろいるのでご注意ください。

明日は、別のモヤモヤについてですね。

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昨日は、リノベーションを考えてるご夫婦が、
金額にモヤモヤがあって、別の工務店へ
見積り依頼してみたものの。。。

結果、より混乱してしまった。

どうしていいのか、困っていたところ、
設計士という選択肢を発見。

いろいろ調べて、弊社に問い合わせを
いただきました。

昨日はここまででしたよね。
今日は、その続きです。

ここからは、聞いた話ではなくて、
私も知っている話になりますね。

お問い合わせいただいた後、
何度か、メールでやり取りしました。

最初は、大まかに、こんな感じ。

①リノベーションを考えている
②工務店に相談したけど決め手がない
③リノベーションを相談してもいいのか?

特に③ですよね。

このご夫婦のイメージが。。

設計士とか建築家っていうと、
大きな家の新築をデザインしている人で、
自分たちみたいな人のリノベーションを
対応してくれない印象だったみたい。

私からは、トイレを変えるだけのリフォームとか
でなければ、関わらせていただいてますって
お答えしました。

その他に。
相談するのに費用がかかるのか?
どれくらいの費用がかかるのか?
事前に知りたいけど、直接は聞きにくいことを
メールでやり取りさせていただいた後、
お会いすることにしました。

当然ですけど。。
弁護士みたいに相談料はいただいてませんよ。

ということで。
お会いした時に、これまでの経緯とか、
現段階の状況について説明いただきました。

ここまでお話ししてきた通り、
いくつかのモヤモヤがあって、釈然とせず。。
どうしていいのかわからないんですって。

なるほど。実は、よくあることなんです。
でも。みなさん、納得のリノベされてますよ
ってお伝えしたら、なんだかホッとされてました。

それと同時に。
みなが、何をどうすることでモヤモヤをクリアして、
実現に至っているのかを知りたいとのことでした。

そりゃそうだ(笑)

ということで、私からお伝えしたお話しを
順にしていきたいと思います。

ただし。
長くなってしまったので、明日に続きます。

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昨日は、リノベを考えたご夫婦が感じた
モヤモヤの理由として、金額のことを
お話ししました。

新築みたいに、坪単価なる考え方が
浸透していないので、目安もわからない。

坪単価も目安にはならないとはいっても、
超ザックリな感覚はつかめます。

でも。いざリノベになるとそうでもない。
その理由は。。そんなお話しでした。

今日は、その続きです。

御夫婦は、モヤモヤした気持ちを払拭したくて、
ネットで探し当てた工務店に相談してみます。

同じように条件と要望を伝えて、
提案と見積書を出してもらいました。。

さて。どうなったのかというと。。

提案は似たような感じで、伝えたままの内容で、
金額は、一社目より、かなりお値打ち。

「かなり」お値打ちだったようで、
ラッキーと思われたのかなと思いつつ、
そうでもなかったようです。

素直に思ったことは。

「なんでこんなに差があるのか?」
そう。
お値打ちはいいんだけど、その差がすごい。。
なんで、こんなに違うんだろう。。

それって、とっても自然な感覚だと思います。

とはいえ。
それを両会社に聞くのも変ですから。

このご夫婦は、ここで終わっているのですが、
もしかしたら、もう一社聞いてみよう!
なんて方もいるんじゃないでしょうか。

おそらく、その結果って。。
もっと混乱することになると思いますね。

理由はシンプルです。

同じ条件で、見積もりをしていないからです。
先日お話しした、下地をどうするのかとか、
キッチンとかも、各社で想定違うでしょうから。

同じ土俵で比較しないと、意味ないですよね。

それに。
どんな工事が、いくらくらいするのかって、
プロでも知らない人がいるくらいなので、
一般の方が理解するは、すごく難しいと思います。

ましてや。
昨日お伝えした通り、目安になる金額もない。
そうなると、お手上げなんじゃないかなって思います。

さて。
どうしたもんか。。

三つもモヤモヤがあって、解消できないし。
そのまま、一番安い所に頼むのも、怖いし。

どう進めていいのかわからなくなってしまいました。

そこから、ネットでいろいろ調べていったら。。
設計士という選択肢があることに気が付きます。

いくつか比較された上で、私へ問い合わせとなりました。

明日に続きます。

ユーザー プライム一級建築士事務所 西島正樹 の写真

homify記事「縮小する家族構成とシングルライフ:一人暮らしに最適な住宅ソリューション」に、
【フラッツ5+1】が掲載されました。
URL:https://www.homify.jp/ideabooks/9635313/

記事では、一人暮らしやシングルライフ、高齢者単身世帯の生活を豊かにするための住宅設計のトレンド、テクノロジーの活用方法、持続可能なエコ住宅の可能性について考え、現代日本における理想的な住まいの形を探っています。
(【フラッツ5+1】は、上から2作品目の事例です。)

【フラッツ5+1】はオーナー3住戸+賃貸2戸+アトリエからなる集合住宅です。
戸建住宅のもつ独立した趣きと、集合したことから生まれる「共に生きる共感」とを合わせて感じることができる建築をめざしました。
よろしければご覧ください。

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

□ 建築コンセプト:

・子どもにとってはワクワクし居心地のよい場、スタッフにとっては機能的で使い勝手のよい施設を目指します。
・準防火地域にあって木をたくさん利用するために、内装制限がかからないようイ準耐火建築物2号の計画とします。
・遊戯室棟は3Mの離隔をとり渡り廊下を耐火構造とすることで保育室棟と別棟扱いとすることが可能なります。 そのことで火災時の延焼防止効果が期待でき、またスパンの10Mある遊戯室にかけるトラス梁は燃えしろ加算しなくても木の表しが可能となります。
一級建築士 南俊治建築研究所

I-4302、築古アパートが建っている土地のボリュームチェック(兵庫県)

ユーザー ノブ4302 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
兵庫県
現住所‐郡市区町村: 
 
依頼内容: 

兵庫県姫路市の築古アパートが建っている土地のボリュームチェックをお願いしたいと思っております。
姫路市のルールなど地域の状況がわかる方を希望しております。有償を想定しております。
宜しくお願い致します。
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、リノベーションを考えているご夫婦が
工務店の提案+見積を見て感じたモヤモヤの理由。

二つ目について、お話ししました。
せっかくのリノベーションなので、
もっと自由に、じっくりと検討したいのに、
そういった空気感がなかったようで、
モヤモヤしたというお話しでした。

今日は、三つ目の理由について
お話ししていきますね。

突然ですけど。
もし、家を新築するとしますよね。

30坪ほどの家を建てるとして、
どれくらいの金額かかりそうなのか。

なんとなくでいいのですが、
想像できますか?

おそらくですけど。
周囲の人からとか、ネットで見たりすると
なんとなくわかったりしますよね?

どうしてそういうのかっていうと。。
「坪単価」って呼ばれる金額が溢れてるから。

30坪で、坪65万円らしいから、
なんとなく、2000万円くらいかな。。

って感じなんでしょうね。

そもそも、坪単価自体は目安にすらならない。
とは思っているのですが。。

家づくりスタートする時の費用感を知る意味では
もしかしたら、参考になるのかもしれません。

1000万円ではなくて、1憶でもない。

初めてのことだと、相場観というか、
何も分からないので、適当でも参考金額があると
前に進んでいきやすいですから。

それでは。
リノベーションの場合は、どうですか??

あれ?
坪単価みたいなのって、ありますか?

それって、なかなか難しいと思いますよ。
だって。
どこまでを新しくするのかで、金額違いますから。

例えば。
床仕上げを新しくするとしますよね。

既存の床を、全て撤去して下地から新しいのか、
既存の床を、下地として使ってその上を新しくするのか
解体、廃棄費や材料や大工手間も違いますよね。

そういったことを、一概に坪単価で表現するって、
新築以上に、あやふやで参考にもならないでしょうね。

ネットや雑誌で、リノベーションの参考金額があるとして
つくり手は安く見せたいので、下地までは変えない想定で
金額出したりしてるでしょうから。

そう。金額が曖昧なんです。

なので。
御夫婦がモヤモヤした理由は、工事費が適正なのかどうかが
わからないことなんです。

だったら、相見積取ればいいんじゃないの?
って思うかもしれませんね。

もちろんその通りですけど。。
もう一社に同じプロセスで見積してもらうのって手間ですよ。

それに、結果はみえていて、金額が全然違ってしまって、
逆に混乱すると思いますよ。

どちらかが安いのか、どちらかが高いのか。
わからないわけですから。。

おっと。
長くなってしまったので、続きは明日へ。

旅館改修『山荘 風の杜』様 第2期改修

●設計事例の所在地: 
大阪府
●面積(坪): 
改修面積100坪
●建物の種類(大分類): 
その他
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

旅館リノベーション事例『貸切露天風呂』

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

『既存大浴場・脱衣室を広くしたい』
『既存貸切風呂を改修したい』
『旅館の価値を高めたい』

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「旅館改修を多く手掛けている建築士」
「要望を真摯に聞いてくれた」
「理想の旅館にしてくれそう」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

既存大浴場・露天風呂、貸切風呂のリノベーション

依頼者の声: 

「リピートのお客様が増えました!」
「自分たちの要望が叶いました!」
「旅館の価値が高まる改修になりました」

その他の画像: 

大浴場① ビフォー

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