入り口から居間を見る
故郷へ帰って農業をはじめた夫婦のための17坪の小さな家。両親の住む母屋と、はす向かいにして適当な距離感を生み出しています。建て主と私達の設計作業は、暮らすことの原点を見つめて、この住まいに必要な形を与えることでした。形を見出すまで時間がかかったけれど、おおらかで素朴な佇まいの小屋になりました。
北側路地からの外観.外壁はカラマツ板張り
寝間から居間を見る.窓からは庭越しに母屋が見える
居間から和室6帖の寝間を見る
母屋からはなれを見る.低い軒先で土蔵の下屋と連続している
物干しや作業スペースに使う深い軒先.内外をつなぐ暮らしやすさの形
基本設計のプラン
基本設計 外観のスケッチ
基本設計の内観スケッチ 居間と和室
基本設計の内観スケッチ 和室からの眺め
昨日は、とてもいい天気でした。
朝晩は冷え込みますが、昼間は、とっても温かく、過ごしやすい。
そんな空気を感じてか銀杏が色づき始めていました。
この季節は、一気に街の表情が変わるので、目が離せませんよね。
昨日は、こちらの家へ。
現在、家創りをご一緒しているお客様に内覧をしていただきました。
こちらのお客様は、現在、基本設計中。先週、ちょうど、内部の建具についてお話したところです。
こちらの家の建具をご覧いただいたり、その質感や使い勝手を確認していただきました。
さらに。LDK等、いろんな部屋の広さ、天井の高さ、手摺の高さや窓の大きさや高さまで、図面をもとに、体感していただけました。
図面ですと、小さく見えるのですが、こういった実物を見ながら、体感いただくと、その広さにビックリされていました。
家創りを始める前の方より、家創りを進めている方の方が、よりリアリティを持ってみていただけるので、とてもいいですよね。
家創りをされている方で、そういった機会のある方は、ぜひぜひ、図面と比較しながら見学いただくと、よいですよ。
夕方には、とある家創りの打合せへ。
こちらのお客様。ちょうど基本設計が完了して、概算を出して、予算との調整が完了。
ついに、基本設計から細かな設計に入っていくことになりました。
とってもモダンでスタイリッシュな家。来年の年始の着工に向けて、ラストスパートとなります。
上質な住まいが実現しそうで、愉しみです。
西側外観.手前は畑.1階にスタジオ(音楽練習室),2階に居間と食事室
元々この場所には農機具庫がありました。それを建替えた農機具庫のある住宅です。限られた敷地の中で隣の畑を残すためにRC造+木造の3階建てとしました。1階に農機具庫と前庭、駐車スペースを設け、明るさや広さを確保するために、居間や食事室など住宅の主室を2階に配置。遠く北アルプスの頂が見える西側の眺望を活かしています。地形なりにスキップフロアで繋がるこの住まいは多様で広がりのある空間を持っています。
玄関アプローチ.駐車場と作業場を兼ねる前庭.正面の板戸は農機具
玄関.奥はシュークローク
スタジオの前から北を見る.窓辺にはベンチ.向こうの畑には杏の木
台所から居間・食事室を見る.スキップフロアのレベル差は720mm.居間の床下は引き出し収納
台所.質実で少し素朴な調理台や収納は造作家具
居間から食事室を見る.引き込み障子を開けると西に視界が広がる
冬の物干し場に使えるサンルーム.奥は寝室
障子から柔らかな光が入る寝室.造り付けのヘッドボードの向こうは書斎
3階子供室は小屋裏部屋.間仕切りはいずれ増設する予定
東南側外観夕景
玄関吹抜けの見上げ.煙出しを改造した天窓から梁組に柔らかな光が注ぐ
約130年前に建てられた養蚕農家を、現在のライフスタイルに合わせて部分的に改修しました。時を経て風格を得た古材や梁組みの美しさをそのまま現し、民家の持つ雰囲気を活かしながら、機能的なプランや設備を取り入れています。これまで暗かった玄関は、2階蚕室の床を取り払い、吹抜けにすることで、力強い梁組みを見せながら明るい玄関となりました。伝統を継承しつつ現代的な快適さを実現しています。
秋の日差しを受ける玄関.主に内部の改修であったが,玄関の格子戸は今回製作した
玄関ホール.左手は取次ぎの間
居間から食事室を見る.左手のカウンター奥が台所.収納を機能的に配置
居間.小物収納ができる文机,テレビ台,エアコンを収納する吊棚を造り付けた
南東側外観.築130年の養蚕農家
設計時に説明用に作ったパース.玄関正面を見る
食堂・台所のパース
最近、朝晩冷え込んできましたね。友人は、いよいよ薪ストーブを始めたそうですよ。
さて。昨日、改めて、こちらを見に行ってきました。何だかわかりますか?
バイオエタノール暖炉なんです。
とっても美しい炎が魅力です。
しかも。空気が汚れないので、薪ストーブ等のように、排気が必要ないんです。
実際に点灯すると、こんな感じなんです。美しいですよね。
壁に組み込んだりもできますし、こんな風に、独立した家具のような使い方もできます。
昨年の冬にも採用を検討したのですが。。
実は、暖房能力という意味では、なかなか厳しい。。
主暖房は、別で確保して、見て愉しんでいただくという使い方であればよいですね。
もうひとつ。気になるのは、ランニングコスト。使い方にもよりますが、2万円ほど月にかかります。
どうですか?
この美しさは、魅力です。たゆむ炎を見ると、癒されますので。
ご存じない方は、ぜひ体感してみてくださいね。
その後、フローリングを見に、EIDAIのショールームへ。
お客様が、ご覧になられたと伺ったので、同じモノを見たくて、行ってきました。
いろんな種類を比較検討。何が、どう異なるのかをしっかり確認してきました。
各メーカーで、少しずつ表情が違うのが、面白いです。
しっかりと比較して、お客様の「好き!」で決めていただこうと思います。
見たり、感じたり。しっかりと実物をもとに最適なセレクトをサポートしていきます!
京都市内の神社の境内の中の庫裏の新築工事物件の外観です。
境内には神殿や従業員の住むための寄宿舎(庫裏)があるが、別棟で訪問者の方などを向かい入れ、ゆっくり寛ぎながらお話しなどができる場所がほしい。その場所がどのようなものかイメージが湧かないのでプランからお願いしたい事でした。
最初は茶室的なイメージでしたが、もう少し現代的なイメージも加味した空間にしました。基本的には無垢材を使い、梁をそのまま見せるようにして落ち着く空間にしました。外の自然の緑がどこに座っても見えるようにして自然を感じるように配慮しました。全体的にとても寛げる空間になりました。
ここは、神社で境内なので他の建物との調和と風致地区に相応しい日本家屋に仕上げました。
自然の素材の素晴らしさと魅力を感じます。また、外の緑の風景がとても素晴らしいです。
緑と一体感のある外観。
室内からの緑の風景
壁は調湿機能がある珪藻土です。
「木」を感じることができる勾配天井と梁の現しです
中庭側から見た外観。南に面した1階2階共に素足で出れるデッキ。玄関から通り土間を通って中庭につながっている。
子供が増え、住んでいたアパートが手狭になり住宅建設を考えたが、どのような家にすればいいのか考えがまとまらず、住宅展示場を廻ったりしたが決め手が無かった。
施主とは趣味で知り合った友人だった。一度も設計依頼を頼んでくれといったことは無かったが、最終的には相談をするつもりだったと言ってくれた。奥様の身内に大工や、ご主人の知り合いに住宅関連業者がいるようだったが、一切を任せていただけた。
腕白盛りの男の子が、のびのびと遊びまわれる家にしたいとの要望だった。土間・中庭・デッキ・フリースペースを効率よく配置し、自然素材と無垢の木をふんだんに使った気持ちのいい住宅に仕上げた。
奥様の声は「木だなぁ」でした。ご主人からは、「やはり頼んでよかった」といっていただけました。住宅建築雑誌の掲載にあたり、快く家族全員で協力していただけ。掲載雑誌は記念の宝物に成ったようです。
北面道路側外観
玄関
全面左官の外壁
通り土間
1階のデッキ・リビング
リビング
和室
洗面
2階フリースペース
2階デッキ
壁紙と言えば、一番普及しているビニールクロスを貼ることが一般的になっていると思います。ただ、ビニールに囲まれて生活するのは、どうでしょう。そう考えるのは私だけでしょうか。ビニールクロスは、エコのものもありますが、見た目はビニールですし・・・ ウチでは、毎回、紙のクロス、ルナファーザーを使っています。小さな木片チップがサンドイッチされていて、風合いもなかなかアジがあります。紙なので、調湿効果があり、自然素材で人体にも優しい素材です。 エコに関して、日本より進んでいるドイツ製で、150年くらい前から作られている歴史があり、日本には、40年くらい前から輸入されていて、良く使われている材料です。 比較的高級な壁紙なので、予算に余裕がないと、なかなか使えない材料ですが、貼った感じ、性能など、とても良い壁紙なので、ウチでは、安く貼れるルートを確保して、低価格のビニールクロスと同じぐらいで貼れるようにして使っています。 リフォームの際、ビニールクロスですと剥がして新しいものを貼りますが、これは、塗装をして綺麗にしていくものなので、剥がす必要がなく、メンテナンス費用が少なくて済みます。新築やリフォームで貼った時に、仕上の塗装をしなくても十分良い感じに仕上がります。
西側の外観.公民館の小さな広場に開いた駐車場を兼ねる前庭には景観木としてハウチワカエデを植えました.農村集落になじみの良い切妻屋根.腰壁は地元産の杉板張り.
この農村集落に建つ2世帯住宅は私達のアトリエです。「この場所に 相応しい等身大の暮しを好ましく感じる住まい」となるように、古い集落の持つ魅力や落ち着いた環境の継承と活用を意図しました。 切妻屋根の土蔵が点在する景観に呼応した馴染の良い外観。公民館の小さな広場に開いた前庭と、隣の土蔵を借景した北庭を、応接として使う土間で結びました。広場から北庭まで見通す大きな窓に、人の 気配や暮しの表情が現れます。同居する二世帯が適当な距離をもって生活できるよう、この家は土間を介して二棟に分かれています。ふたつの庭を結ぶこの土間が、ふたつの世帯を結び、人と地域を結んでいければ、と思います。
前庭からの夕景.正面は土間(応接).左に子世帯(アトリエ),右に親世帯が住むアトリエ併設の2世帯住宅
土間(応接)から北庭を眺める.奥は借景した隣家の土蔵
北庭から見た土間(応接)の夕景.窓越しに前庭が見える
アトリエと階段.梁は唐松,床は自家の檜を山から切出して製材した
アトリエ2階.子世帯の居間兼寝室.左手は書見台のある二帖の間
母屋(親世帯)の玄関.上部のルーバーは光と風を呼込む仕掛け
母屋,居間8帖から食事室を見る
家族の集まるオープンキッチン.奥は三方から皿洗いに参加できる特注シンクの調理台
親世帯の寝間8帖と居間8帖.続き間は状況に応じて融通無碍に使える
2階階段.小屋裏から自然光が降ってくる
診療所など事業用施設は住宅と異なり、様々な特殊設備が必要です。そして医療設備は高額なものです。ですから計画を進めるとき、設計者とのコミュニケーションが大変重要になります。 診療所についてアイ・シー企画株式会社 長谷川 浩一さんに伺いました。
オープンシステムのセミナーを通じて最初にカイロプラクティクスの理学療法診療所件住宅を手掛けました。その後の小児科、内科、眼科などもセミナーを通じてご依頼を受けました。
医療法で医療機関は、病院と診療所に分けられます。 医院やクリニックは、医療機関の施設に付けられる呼称で、医療法で特に規制されていないため、「病院」「診療所」のどちらでも使用可能です。一般に「医院」や「クリニック」が付いているところは診療所であることが多く、診療所と医院とクリニックは同じと考えていいです。 医療法では、病床数20床以上の入院施設をもつものを「病院」、無床もしくは病床数19床以下の入院施設をもつものを「診療所」といいます現在の診療所クリニックは無床の場合が多いです。 そのほかに病院には医師・看護師・薬剤師などの最低配置人数に規制がありますが、診療所には医師1名のほかに人数の規制はされていません。そのほか建築基準法により、病院は第一種低層住居専用地域・第二種低層住居専用地域・工業地域・工業専用地域に設置できないが、診療所は条例等で特別の定めがない限り、用途地域の別に関わらず設置が可能です。
診療内容によって、おく機械などありますし、レントゲンなどを設置する場合、鉛などで遮蔽処置を施した部屋が必要になりますし、電気容量など考慮に入れなければならないと思います。
お客様は地元で長年医療を続けている方で、なるべく地元の人に利用しやすく、室内は明るくまた以前の診療所で使っていた備品なども有効利用したいというご希望でした。また住居と連携できるようなプランにしたいと、自宅から外階段でつながっており、屋上も自宅の庭から利用できるようになっています。
簡単に言えば小規模建物版CM方式です。工務店に一括発注するのではなく、専門工事、部品などそれぞれに入札、契約することにより流通コストを下げ、価格の透明性を高めます。 また分離発注することにより、直接施工者にクライアントの意向が反映でき、思い通りの仕様、内容になります。また第三者である設計者の監理能力を最大限生かすことができます。
依頼主が建築家のサポートを受けて専門業者を選定し、個別に契約するものです。依頼主が「工務店」の役割を果たすことになるわけですから、意向が直接現場に届き、希望に沿った家づくりができるはずです。 しかも、直接発注だからコストも削減!分離発注方式の「オープンシステム」は、そんな発想から生まれました。 工務店に頼らなくても家は建つ。価格透明性がはかれ、どの工事にいくらかかるのか、建具一枚からガラス張りになります。 工務店やハウスメーカーと契約しても、実際に工事を行うのは下請業者(専門業者)。下請業者の工事代金に約30%の元請管理費が上乗せされて依頼主に提示されます。この経費を省くことによりコストの透明性をはかります。 また、契約の成り立ちとして、出来高方式での支払い方法になりますので、過払いは無くクライアントにとってリスクが軽減されます。 デメリットは余りありませんが、あえてデメリットとすると、コストの確定が入札して見積もりが出てきてからになります。もちろんコスト調整も価格がガラス張りですから、よりシビアに調整が可能ですが、予算を設定するときの設計者の手腕が問われる手法です。 建築の知識・経験が必要なので、建築家が依頼主をサポートし、どの専門業者にお願いしたらよいか、どのタイミングでどのような順番で現場に入ってもらうかなど、各専門業者の取りまとめや調整を行うことが必要で、設計者の選定時に慎重に選定をしないといけないといううことがデメリットでしょうか。 オープンシステムを採用している設計者はそれなりに経験豊富ですので、選定時などHPを確認して選んでください。実績なども出ています。
建物重量と同等重量の土を排土して軽量な材料に置換することにより、地盤にかかる負担を軽減して、沈下を抑制する工法です。地盤置換工法といいます。 技術の前提となるのは土木工法で軽量盛土工というものです。盛土による既存地盤への重量負担を軽減する工法を建物の基礎下に使えるようにしたものです。 日本建築センターの建設技術審査証明を取得した工法です。
たとえば、低層の建物で支持地盤が20m30mの下方にあり杭工法では長尺になる場合、経済的にも不経済ですし安全性も低下します。 また、摩擦杭などの場合、土質によっては使用できない場合があります。そのようなケースの場合コロンブス工法は有効です。 また軟弱地盤の場合地震などのゆれが建物に伝わりやすく、ゆれが増幅することがあります。コロンブス工法は基礎下にEPSを使用しますので、地盤から伝わる振動を軽減する効果があります。 地震の揺れも振動ですから結果的に地震対策にもなります。液状化地盤にも有効です。 デメリットは柱状改良などの地盤補強工法に比べると若干コスト高です。残土も多く出ます。しかし20mも杭を打つことを思えば安価です。
知り合いの不動産業者はいますので探すことは可能です。
診療所など事業用施設は住宅と異なり、様々な特殊設備が必要です。そして医療設備は高額なものです。ですから計画を進めるとき設計者とのコミュニケーションが大変重要になります。 クライアントの思っている内容を以下に具現化してコストを含め機能性、デザイン性をクライアントの思いに近づけることができるかがポイントになります。ですから設計者を選定する場合は経験値を設定基準の上位に考えるのが重要かと思います。
私たちオープンシステムの建築家は、依頼主の要望にじっくりと耳を傾けます。家族の状況や周囲の環境などを把握し、最善の提案をさせていただきます。良い建築は、依頼主と建築家のコラボレーションで出来ると考えているからです。 オープンシステムは設計者がしなければならない工事監理の部分をよりいっそうシステム化し、品質の向上を必然的にできるようにしています。いいものを適正コストで、顧客満足度120%の手法です。
内部はイエローを基調に明るく、病気の苦しみを少しでも癒されるような配色を考えました。お医者様、患者さんに大変好評です。また基礎工法として地盤免震工法のコロンブスを採用し、 地震に対してもより強固になるように考えました。
家作りに役立つ情報をお送りします。ぜひご登録ください。
メッセージ受信後、メールのやり取りをした後、電話する約束をしましたが、電話をした際、なんの話?位の状態で、塩対応でした。
2度と頼みません。
このサービスを利用する前はこのサービスを利用する前は法人の希望に合った建築士に巡り合えるかということにということに困っていました...
申し訳ありませんが、現在、先にご連絡頂いた方とお話しをしてと考えており、ご了承のほどよろしくお願いいたします。