Km-house-二世帯住宅

●設計事例の所在地: 
岐阜市
●面積(坪): 
106坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

この敷地には道路との高低差があり、直接敷地に入れるところは車1台分ほど。
4台の車を敷地に載せるには切り替えなどスペースを使いすぎるため、高低差を利用したビルトインガレージを提案しました。
駐車場からはエレベーターで1,2階まで上がれるようにしています。
住まいは岐阜市街地を一望できる中庭を囲むように各部屋を配置しています。
リビングの大きなコーナー窓から岐阜城を望む。
2005年「M-house-北一色」INAXデザインコンテスト 入賞

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

敷地と道路には高低差があり直接敷地に車が入れる幅は3m程。ここから車を4台入れるとかなりの広さを駐車スペースとしなくてはならない。
高齢なご両親も高低差を気にせず暮らせるようにしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

プラン。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

車庫を地階にして土地の有効活用を計画しました。大きな中庭を囲み子世帯と親世帯を分けてそれぞれから景観を楽しめるようにしました。

依頼者の声: 

ガレージを地階にして、その上に2階建ての住まいとなっていますが、ガレージから住まいへはエレベーターで行き来することが出来とても楽に生活しています。
ガレージを地階にしたので、大きな中庭や庭を設けることが出来て生活に潤いを与えてくれます。

その他の画像: 

北の外観

北西から眺める

地階のビルトインガレージ

中庭と水盤

中庭と水盤。窓越しに景色も眺められます。

リビング。岐阜城を望む。

リビング階段

リビング

2階の水回り

I-1108、マイホーム建築を考えています(神奈川県)

ユーザー からむーちゃん の写真
現住所‐都道府県: 
神奈川県
現住所‐郡市区町村: 
川崎市
依頼内容: 

マイホーム建築を考えています。いそいでおらず、いい土地がみつかったら、、、のトーンです。
 
建物予算は1000~1500で考えています
 
建物としては、「シェアハウス
しかくい空」に似たかんじにしたいです↓
 
リビングとキッチンは中庭でつながっています!
全ての個室に窓が2つ以上!
中庭側に窓があります!
しかくい空」は建物の周りが全て廊下となっております。よって道路や隣家に面している窓は全て廊下の窓。
個室の窓は「外とつながる廊下の窓」と同じ箇所にあり風が抜けるように設計しています。
 
このかんじで、我が家は6部屋で、一部屋3~4畳半ぐらい、1階→リビング6~10帖、中庭、ダイニングキッチン4~6帖、
トイレ1つとお風呂
2階→トイレ1つ
部屋の配置はおまかせします
 
簡単な図面と見積もりをいただけたらありがたいです
(ちなみに、シェアハウス経営というよりは、大家族で住むイメージです)
 
 
建築家の所在地について:
建築家の所在地にはこだわらない
 





ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、いろんなお客様と家創りの打合せがありました。

その中で、夕方から打合せさせていただいたお客様。
すごいんです。

前回打合せさせていただいてから、ちょうど
昨日までは、2週間ほど。

その期間の中で、たくさんのことを検討していただきました。

ご主人が仕事で隙間の時間ができると、
奥さまと集合されて、いろんなメーカーのショールームへ。

以前ショールームへご一緒した時に仮で決めていただいた内容を、
現在考えてる仕様へ変更していただいたり、
新しいメーカーへいかれて、床材や建具を見学されたり。

そのフットワークの良さ。
すごいですよね!!

こんな風に、いろんなメーカーのいろんなモノを
ご覧になるのは、なかなか難しいかもしれません。
(時間的なことです)

でも。
そうできると、とってもいいんです。

いろんなモノを見たり、触ったりすることで、
目が肥えてくるからです。

すると、本当に自分の気にいったモノをセレクトできます。
直感だけでなくて、比較検討して、納得してですよ。

せっかくの家創りなので、
最も気にいった、最善のモノを採用したいですよね。

その結果、愛着の持てる、自分らしい家創りにつながります。

家創りをされている方は、
時間の許す限り、いろいろご覧いただくことをお勧めします。

家創りって。
ほんと、愉しいんです!

Kk-house-二世帯住宅

●設計事例の所在地: 
各務原市
●面積(坪): 
71,2坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

二世帯住宅
二世帯住宅(岐阜)

この敷地は旧住宅地の中にあり、前面道路は2mと極めて狭い条件の中に位置しています。
当初はオーバースライダー付きの車庫の予定でしたが、道路からのセットバックと細い道路から車庫に入ることを考えると柱が邪魔になるので、2階を4.5m跳ねだしてその下部はオープンな駐車スペースとしています。
重量鉄骨ならではの迫力あるファサードとなりました。
1階を親世帯、1階一部と2階を子世帯とし、メインの2階キッチンに行くためのエレベーターを備えています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

限られた敷地に駐車スペースを確保してどのように造るのか、どのように二世帯で暮らすかをご検討されていました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

設計事例を見て

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

親世帯を1階としても2階の子世帯での食事、広いテラスへ気軽に移動できるようエレベーターをご提案しました。親世帯を1階としたことで2階の生活音が伝わりにくく工夫しています。
前面道路が2mほどしかなくガレージにすると入りにくく、柱を無くしたキャンチレバーにして駐車しやすくとても楽です。

依頼者の声: 

エレベータをつけたから親様が2階に移動出来、一緒に食事したり、くつろいだり出来本当に良かったとのことです。

その他の画像: 

外観2 こげ茶のタイル張りと白い塗り壁

外観夕景1
子世帯玄関

外観夕景2

外観夕景 親世帯ポーチ

親世帯玄関

親子世帯共用のの和室 間接照明

和室 間接照明

2階廊下
ハイサイドライトの明かりが差し込む

2階子世帯のLDK
広いデッキテラス

淡墨色の家・二世帯住宅

●設計事例の所在地: 
浜松市
●面積(坪): 
54,7坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

2011年「淡墨色の家」第22回静岡県住まいの文化賞優秀賞 受賞

浜松の二世帯住宅です。共通の門を通り抜けて水盤の横をまっすぐに通り抜けると親世帯の玄関があり、水盤の手前には子世帯の玄関があります。

それぞれの玄関を通りキッチンとキッチンを繋ぐ廊下で往き来できるプランとなっています。

設備は完全に分かれていますが、中で繋がり適度に3世代が触れ合える理想的な二世帯住宅です。ガレージはコンクリート打ち放し造り。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

二世帯住宅なので、どのような関係性をプラン上どのように解決していくか。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

他の設計事例を見て

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

完全な二世帯住宅ですが、外からの入り口は門のように1つにして、路地を通りそれぞれの玄関に入るという形式。中ではキッチンとキッチンを繋ぎ、料理を分け合えるようにしています。

その他の画像: 

外からは1つの門となっています。ここをくぐり抜けた通り庭を歩きそれぞれの玄関に行けます。

通り庭

通り庭から眺める中庭。
親世帯と子世帯の間には中庭を設けています。

子世帯リビング

中庭からリビングを眺める

洗面・浴室

久我山の家

●設計事例の所在地: 
東京都杉並区
●面積(坪): 
53坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

交差点にたつ店舗(理容室)兼二世帯住宅。
神社の鎮守の森と対峙しているため、店舗やリビングから森の樹々が眺められるように配置を工夫しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

当初は旧家屋に附属していた店舗を解体し、子世帯のみの店舗兼住宅を母屋に増築するかたちで実現したいと考えていた。とにかくデザイン性の高い住宅を希望されていた。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

親世帯と子世帯をできるだけわけて暮らしたいという要望であったため、最低限許容できる玄関、浴室は共用とし1階と2階を分離する住まい方としている。
また、店舗兼のため、要望していた住空間を優先しているが、店舗空間もレイアウトや家具の配置を工夫し住空間と一体となりつつも特徴のあるお店となっている。

その他の画像: 

鎮守の森を風景としてとりこんだリビング空間

子どものスペースからリビングをみる。

子世帯両親の寝室から階段室、リビング、子どものスペースをみる。

羽鳥の家

●設計事例の所在地: 
静岡市葵区羽鳥
●面積(坪): 
52坪
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

在来構法の木造2階建て。
当初は、老夫婦で暮らしていたが将来を見据えて、2世帯居住が可能となるような間取りにした。
2015年より2世帯兼仕事場として使われている。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

耐震性の問題。将来的には2世帯で暮らしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

要望を思いのままだしてもよい相手だったからだと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

和室8畳+6畳の続き間や切妻屋根の「和風」を好まれたが、瓦屋根などは耐震的にマイナス要素となるため、若い世代にも価値観が共有できるようなかたちとした。
また、自然に囲まれているためピクチャーウィンドウを大きくし、山並みの風景を常に室内にとり込むような工夫をした。

その他の画像: 

近くの山並みを室内にとりこみ「四季」を感じられる空間としています。

静岡ならではの温暖な気候をいかすため、半屋外空間(インナーバルコニー)を大きくとり友達たちを招いて食事会を開催したりヨガスペースとして活用しています。

吹抜けを大きくとり、1階と2階を繋ぐとともにお互いの気配を感じられる家としています。

コンクリートと木造の混合構造の家

●設計事例の所在地: 
長野県東御市
●面積(坪): 
248.20㎡(75坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

一階は店舗で二階自宅になっています。傾斜地でもあった為基礎をしっかりさせるためにも、一階はコンクリート構造にしました。道路側から見た外観の写真です。
出来上がるまでの詳しい写真はこちらのホームページにあります。
http://www.tok2.com/home2/atoriebakukentiku/index7.html

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

傾斜地でもあるのでどんな形状にするべきか迷っておられた。

奥さんが手仕事をする人なので、その作品を展示即売するスペースが欲しい。
主婦なので住居は二階にして欲しい。

現在盛んに展示会が続けられているようです。
こちらはこのお宅のページです。
http://www.unno-juku.jp/sightseeing/47

依頼者があなたに依頼した決め手: 

当事建築雑誌に我が事務所が紹介されていて、さらに事務所のホームページを見られて、「らいてうの家」の紹介記事に信頼を寄せてくださったようでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦とも手作りの好きな方です。
お店の家具もご主人の手作りです。
土地が傾斜地であったため、又一階を店舗にするという希望をかなえるため、一階はコンクリート構造とし、2階は純木造としました。
内装は出来るだけ木をふんだんに使い暖かな空間としました。

依頼者の声: 

2004年7月私の家づくり活動が始まりました。当時は仕事で韓国の企業に勤務し韓国に住んでいましたが、1、2年以内に長野で家を新築したいと思いました。しかし長野には建築家の知り合いもなく途方にくれていたのですが、たまたま長野県上田市で立ち寄った書店で立ち読みした「住まいnet信州」という雑誌に載っていたアトリエ獏・服部弥重子さんの紹介記事を見つけて「設計をお願いするならこの方しかいない」と感じたのです。

それからすぐにメールで設計をお引き受け頂けないか問い合わせし、翌月にはアトリエ獏を訪問して正式に依頼しました。今考えるとあつかましく強引なお願いにもかかわらず快くお引き受け頂けたことに今更ながら感謝しています。

当時の構想としては1階を店舗、2階を住居とした店舗併用2階建て住宅を立てたいと思い、間取りなどをあれこれ考えていました。
こちらの要望をメールで服部さんに伝え、検討して頂いた案のスケッチをメールに添付して返信頂くこの繰り返しを何度も行って、いよいよ図面となって形が見えてきたのは翌2005年の春頃でした。その後も予期せぬトラブルや予算との兼ね合いでたびたび変更しながらも
10月ついに着工の運びとなったのでした。

この家は他の一般的な家とかなり異なる点がいくつかあります。一つは敷地が平坦地ではなく傾斜してかつ段差がある起伏地であることです。
しかし服部さんはこの地形を活かして建物の基礎と段差部に必要な擁壁部分を一体化する構造で更に基礎部分を高く立ち上げて一階の壁とする巧妙な案を提案されたのです。この方法は必然的に1階はコンクリート造りとなるので予算的には厳しかったのですが、おかげで非常に頑丈な上、外壁の仕上げを省略してコンクリート打ちっ放しとしたことが返って店舗らしい外観になりました。これには伏線があって、着工前に服部
さんが設計された店舗などを案内して頂いた際に外観がコンクリート打ちっ放しの店舗を見せて頂き良い印象を得ていたことも幸いしました。

2階はコンクリート造り1階の上に木造平屋が載った形で特に変わった点はありませんが、リビングの天井を吹き抜けとし高さを最大限高くして頂きました。 私は音響技術者なので以前は家を建てるなら良い音がするように音響的な配慮をした部屋を作りたいと思っていましたが、いざ実際に建てるとなると生活空間としての快適さが優先されるため、音響的にはほとんど配慮できませんでした。しかし唯一天井高さを高くできたことで結果的に快適な音響空間になっています。

そして翌年2006年3月に待望の竣工、引渡し、引っ越しの運びとなりました。引っ越し日が決まっていたので工事の終盤は突貫作業になったとのことでした。工務店、工事関係者の皆様にご苦労頂いたこととチームワークを引き出して頂いた服部さんには本当に感謝しています。

2016年現在、10年経過しましたのでそれなりの経年変化はあるものの大きな問題はなく変わらず快適に過ごせています。これからも自分でできるところは自分でメンテナンスを行いながら長く大切にしていきたいと思っています。

その他の画像: 

この写真はご自宅の居間部分の内装です。
吹き抜け空間が狭いながら広々した気分になれます。
又ご主人の音楽を楽しむための音響効果にも良い空間になりました。

奥様が喫茶店をしながら手作り作業をするという趣旨で、一階は店舗です。

外の景色を見ながらの喫茶タイムも楽しめます。

奥様の作品の展示コーナーです。

階段室も明るく光がたっぷり入ります。

居間のトップは夏の暑い空気が出ていく窓があり換気が充分されます。

コンクリートと木造の混合構造の家

●設計事例の所在地: 
長野県東御市
●面積(坪): 
248.20㎡(75坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

一階は店舗で二階自宅になっています。傾斜地でもあった為基礎をしっかりさせるためにも、一階はコンクリート構造にしました。道路側から見た外観の写真です。
出来上がるまでの詳しい写真はこちらのホームページにあります。
http://www.tok2.com/home2/atoriebakukentiku/index7.html

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

傾斜地でもあるのでどんな形状にするべきか迷っておられた。

奥さんが手仕事をする人なので、その作品を展示即売するスペースが欲しい。
主婦なので住居は二階にして欲しい。

現在盛んに展示会が続けられているようです。
こちらはこのお宅のページです。
http://www.unno-juku.jp/sightseeing/47

依頼者があなたに依頼した決め手: 

当事建築雑誌に我が事務所が紹介されていて、さらに事務所のホームページを見られて、「らいてうの家」の紹介記事に信頼を寄せてくださったようでした。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ご夫婦とも手作りの好きな方です。
お店の家具もご主人の手作りです。
土地が傾斜地であったため、又一階を店舗にするという希望をかなえるため、一階はコンクリート構造とし、2階は純木造としました。
内装は出来るだけ木をふんだんに使い暖かな空間としました。

依頼者の声: 

2004年7月私の家づくり活動が始まりました。当時は仕事で韓国の企業に勤務し韓国に住んでいましたが、1、2年以内に長野で家を新築したいと思いました。しかし長野には建築家の知り合いもなく途方にくれていたのですが、たまたま長野県上田市で立ち寄った
書店で立ち読みした「住まいnet信州」という雑誌に載っていたアトリエ獏・服部弥重子さんの紹介記事を見つけて「設計をお願いするなら
この方しかいない」と感じたのです。

それからすぐにメールで設計をお引き受け頂けないか問い合わせし、翌月にはアトリエ獏を訪問して正式に依頼しました。今考えるとあつかましく強引なお願いにもかかわらず快くお引き受け頂けたことに今更ながら感謝しています。

当時の構想としては1階を店舗、2階を住居とした店舗併用2階建て住宅を立てたいと思い、間取りなどをあれこれ考えていました。
こちらの要望をメールで服部さんに伝え、検討して頂いた案のスケッチをメールに添付して返信頂くこの繰り返しを何度も行って、いよいよ図面となって形が見えてきたのは翌2005年の春頃でした。その後も予期せぬトラブルや予算との兼ね合いでたびたび変更しながらも
10月ついに着工の運びとなったのでした。

この家は他の一般的な家とかなり異なる点がいくつかあります。一つは敷地が平坦地ではなく傾斜してかつ段差がある起伏地であることです。
しかし服部さんはこの地形を活かして建物の基礎と段差部に必要な擁壁部分を一体化する構造で更に基礎部分を高く立ち上げて一階の壁とする巧妙な案を提案されたのです。この方法は必然的に1階はコンクリート造りとなるので予算的には厳しかったのですが、おかげで非常に頑丈な上、外壁の仕上げを省略してコンクリート打ちっ放しとしたことが返って店舗らしい外観になりました。これには伏線があって、着工前に服部
さんが設計された店舗などを案内して頂いた際に外観がコンクリート打ちっ放しの店舗を見せて頂き良い印象を得ていたことも幸いしました。

2階はコンクリート造り1階の上に木造平屋が載った形で特に変わった点はありませんが、リビングの天井を吹き抜けとし高さを最大限高くして頂きました。 私は音響技術者なので以前は家を建てるなら良い音がするように音響的な配慮をした部屋を作りたいと思っていましたが、いざ実際に建てるとなると生活空間としての快適さが優先されるため、音響的にはほとんど配慮できませんでした。しかし唯一天井高さを高くできたことで結果的に快適な音響空間になっています。

そして翌年2006年3月に待望の竣工、引渡し、引っ越しの運びとなりました。引っ越し日が決まっていたので工事の終盤は突貫作業になった
とのことでした。工務店、工事関係者の皆様にご苦労頂いたこととチームワークを引き出して頂いた服部さんには本当に感謝しています。

2016年現在、10年経過しましたのでそれなりの経年変化はあるものの大きな問題はなく変わらず快適に過ごせています。これからも
自分でできるところは自分でメンテナンスを行いながら長く大切にしていきたいと思っています。

その他の画像: 

この写真はご自宅の居間部分の内装です。
吹き抜け空間が狭いながら広々した気分になれます。
又ご主人の音楽を楽しむための音響効果にも良い空間になりました。

奥様が喫茶店をしながら手作り作業をするという趣旨で、一階は店舗です。

外の景色を見ながらの喫茶タイムも楽しめます。

奥様の作品の展示コーナーです。

階段室も明るく光がたっぷり入ります。

居間のトップは夏の暑い空気が出ていく窓があり換気が充分されます。

2階自宅の居間とキッチンです。

3つのデッキテラスを囲むコートハウス

●設計事例の所在地: 
愛知県
●面積(坪): 
48.8坪(内駐車場6.01坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側から建物を見る。1階のデッキテラスを囲むように、左側がLD、右側が主寝室。中央が家事室兼書斎。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

当敷地は、長い間更地であったため、東・西・南の各隣家は通常以上に大きな窓がこちら側に向いている状況でした。
そこで、3ヶ所のデッキテラス(1階-2ヶ所,2階-1ヶ所)を囲むように各部屋を配置し、外部のデッキテラスも含み、隣家からは生活の様子が見えないが、室内の各部屋からは、デッキテラスに向かって開放的になるような「コートハウス」を提案しました。
大小3つのデッキテラス側に付いた大きな開口部は、各部屋(居室)に光と風を注ぎ、内部と外部が一体となり、また居室以外の北側の玄関やガレージ(ビルトインガレージ)にも同様に、大きな開口部を付けることで、建物全体が「コートハウス」の恩恵を受け、明るく快適な住宅になりました。

その他の画像: 

北側道路から見る。グラデーションの外壁はガルバリウム鋼板、タテ平葺き。
ビルトインガレージ付き。外部の駐車スペースには、2台駐車することができる。

玄関ホールを見る。正面に見える扉のむこうは、大容量のシューズクローク。2階に上がる階段は、吹き抜けになっていて、2階デッキテラスにつながるブリッジも見える。

玄関に入るとすぐに、3ヶ所あるデッキテラスの一つが正面に見える。上部にブリッジが見える。 明るく開放的で気持ち良い空間が、お客様を招き入れる。

リビングからダイニングとキッチンを見る。リビングからつながるデッキテラスは、第二のリビングのよう。左に見えるのは、子供さんの学習コーナー。

LDからキッチンを見る。奥様がキッチンに立った時、正面に開けたデッキテラスからは、朝一番から明るい日差しが差し込みます。トップライトもあり、まさにこの家の特等席と言えるでしょう。

家事室兼書斎。机の正面は、デッキテラスがありその続きに庭を見ることができます。
背面には大容量の本棚。小窓のむこうには、もう一つのデッキテラスがあります。

落ち着いた雰囲気の主寝室。壁の一面をアクセントクロスにすることで、高級感が生まれます。

子供室1を見る。広々とした2階のデッキテラスにつながる。近隣からの視線は全く気にすることがないよう、設計されています。又、2階デッキテラスから主寝室のロフトへ出入りできるようになっています

2階デッキテラスを見る。子供室1と2の前には広いテラスがあり、つながっている。2階は、子供室1と子供室2(将来2つに分けられるように設計)の2部屋があります。

1階トイレ。鏡を埋め込んだモザイクタイルの壁に、作り付けの収納。
間接照明がおしゃれなトイレを演出します。

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